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    レジャーテーブルでもいいか? 

    台風が来ている。大丈夫か?富士山カップ。


     明日発売の少年マガジンで注目の新連載が始まる。「巨人の星」が帰ってくるのだ。ただしっ!主役は花形満。マンガのタイトルは「新約 巨人の星 花形」になっている。

     なぜ、花形なのか?マガジン編集部によると「今の時代、苦労の連続の星飛雄馬が主人公ではウケない。セレブリティでありながら(花形はマンガの中では日本を代表する自動車メーカー「花形モータース」の社長の息子という設定)熱いハートを持ち、野球に情熱を燃やす花形満の方が受け入れられるから」だそうだ。

     金持ちじゃないと共感できないって、嫌な世の中になったなあ(笑)。少なくても我がチームには花形はいない(笑)。まあ、違う視点から物語を再構築するというのは、今の出版界の流行だから(うらなりが主人公の「坊ちゃん」もあるでしょ?)、それはそれで面白いだろうけど。そもそも、少年マガジン読者が、いまさら「巨人の星」を受け入れるだろうか?どうせやるなら同じ講談社「モーニング」あたりで「巨人の星 一徹」をやったほうがウケるような気がするのは僕だけか?(苦笑)。

     少年サッカー界には「父親コーチ」がケッコウな数、存在する。タイプとしては「一徹タイプ」が一番多いだろう。僕なんか典型的な一徹クン。決して、自分の子どもを褒めずに突き落として、突き落として「這い上がって来い!」というタイプ。「あの子は試合に使ってもらえて当然」というレベルを維持することを常に子どもに課し、「コーチの子だから試合に使ってもらえてる~」と思われることを極端に嫌う。「せめてチーム内では、誰からも文句を言われない実力を身に付け、そのための弛まぬ努力をせよ!」と毎日脅す(苦笑)。ちゃぶ台はひっくり返さないが。

     チチロータイプもいる。チチローとはイチローのパパ。まず、徹底的な理論から入る。科学的に分析して合理的な練習を施し、天才肌の子を育てる。Hコーチはこのタイプだろう。一徹の亜流としてアニマル浜口タイプもいる。これは、気合が全てに優先され、技術論は説かない(笑)。亀田父タイプもいる。一切、人のやり方は取り入れず、ひたすら自分のやり方のみで貫く。組織も無視。自分を通すためには、子どもの気持ちも考えない。

     前も書いたけど、本当は「父親コーチ」であっていいことなんか一つもない(笑)。強いてあげれば、まあ、嫁さんがいるから連絡がスムースってことぐらいだろう。子ども側も、できればフラットな立場のコーチに見てもらえる方がいいに決まっている。ウチは、ピッチ、練習の場では「お父さん」と呼ばせない。あくまでもコーチ。でも、それじゃあ、本当は子どもに味方がいなくなるに等しいのだ。何かあった時に「父」の立場を貫くことが、それはそれで大切なような気がする。

     かといって。自分は我がチームのコーチで、子どもは別のチーム!という本当の一徹パターンはツライだろうしなあ(笑)。

     まあ、僕の場合、コーチというよりは「全員の父」=「ウルトラの父」の意識の方が高いから。子どもが卒団しても「父親コーチ」の気持ちは変わらないだろうなあ(笑)。

     今度、グラウンドに「ちゃぶ台」を持ち込もうかな?

     


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