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    ファンシーダンス。 

     暑かった~。


     今日はトレセン組を除いて、午後から練習。なんで除いたか?というと、午前中に地域トレセンの練習会があって、17時から市トレセンの練習会があるから。チームの練習まで出させると12時間以上サッカーをさせることになってしまう。ホントはチームの練習を優先したいところだけど仕方がない。

     練習は僕とYコーチが担当。背負っての1対1からのシュート、同じ状態からの2対1を充分に練習して。時間を見ると15時過ぎ。さてミニゲームで締めるか?と思っていたら、そこに見知らぬ高校生の姿が見えた。「おっ?OBか?試験も終わったし、たまには後輩を見に来たのかな?ありがたい。ゲームに入ってもらおう。それにしても、キレーな丸刈りだなあ。カッコイイ!」と思いながら、声を掛けようと思って近づいたところ…。

     息子だった(爆笑)。

     それにしても。カッコイイ。今風の言葉で言えば、見事な「オシャレボウズ」だ。息子自慢になってしまうが、何といってもアタマのカタチがよい。見た目だけでいえば、デルピエロやカンナバロに見えないこともない。飯島愛が「メチャクチャにされた~い!」というイタリア代表の面々のアタマのカタチに勝るとも劣らない(こんなこと自慢にもならないか、笑)。

    「おまえ、それ、母さんにいわれたのか?」
    「いや。自分で。デルピエロみたいにしてくださいって」(照れながら)。
    「丸刈りはイヤ!とスポーツ刈りにしていたんだろう?」
    「う~ん、でも、デルピエロがカッコよく見えたから~」。

     時代は変わるんだなあ。その昔、「マッチ(近藤正彦)みたいにしてください!」とパーマをかけにいった自分を思い出しながら苦笑した。だって、「デルピエロにしてください」って、「ボウズにしてください」ってことだもの。僕らの時代は「ボウズ=カッコワルイ」の方程式が燦然と輝いていたし、「ボウズ=気合!」の定理も成り立っていた。間違っても、「カッコイイから」という理由でボウズにする子どもは存在しなかった。2002年は「ベッカムにしてください!」とショートモヒカンにするヤツはいたけど、そこには奇抜なカッコよさが存在していた。ボウズに格好良さが存在する時代が来るとは思わなかった(笑)。

     ホント、アタマを柔らかくして時代を見ていかないと「ただのガンコジジイ」になってしまう。ただし、そんな「ただのガンコジジイ」が僕はケッコウ好きなのだけれど(笑)。

     夜、息子が言った。「このアタマ、ヘディングしても擦れないから痛くないんだよ~」。そういえば、スポーツ刈りの理由も「洗うのに面倒だから」。

     この実用重視がコイツの個性なのかもしれない(笑)。



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