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    僕らにはルメールの言葉。 

    のち 台風1号も来るらしい。


     今朝、地下鉄の中で中年夫婦がケンカをしていた。人の話を聞くのは趣味ではないが、聞こえちゃうんだもん、許して欲しい。

     旦那が矢継ぎ早に、妻を責め立てる。何も応えない妻。「どうして、黙っているんだ!もう駅に着いちゃうだろ? 時間がないんだ。早く応えろ。時は金なり!だぞ」。高橋恵子似の奥さんが、落ち着いた声で一言。「あら。沈黙は金とも言うわよ?」。

     うまい!座布団1枚!いや、美人だから3枚くらいあげちゃう(笑)。

     名言・格言というものは非常に便利なシロモノである。「格言にある通りに」というと、聞く方も「なるほど~」という思いになる確率が高い。でも、それが全てと思うとそうではないし、時には真逆の意味を持つものもある。「飛ぶ鳥、後を濁さず」、「後は野となれ山となれ」とかね。まっ、後は好みの問題だなあ。

     スポーツ選手が残す名言になると、さらにこの傾向が強くなる。理由は簡単。言葉を言った状況に左右されるから。勝った状況と負けた状況では言うことが違うでしょ?サッカーなんかでいうとポジションによっても言う内容がケッコウ違うし、「サッカー観」みたいなものでも随分と違ってくる。だから、盲目的に「○○○がこう言ったから」で話を進めようとすると「でも、△△△はこう言ってるぜ?」と思わぬ反撃をくらいかねない。使う場合と意図の問題かなあ。あとは、これも好みの問題(笑)。

     というわけで、今回は僕が好きなサッカー名言集を羅列する。あくまでも僕の趣味であることをお忘れなく。あと、くれぐれも盲目的に使わないで(笑)。好みの問題があるから~。TPOの応じて、子どもに伝えるのはOKじゃないかな? あえて逆も話しながらね。

     ☆「シュートはゴールへのパスだ」(ジーコ) 
     神様らしい、いい言葉。これは、小さい頃から今でも、子ども達に言い続けている。

     ☆「上手い選手は、出来ないことはやらないんだよ」(奥寺康彦)
     これは意見が分かれるところだろうなあ。その通りだとは思うし、好きな言葉なんだけど小学生には言うには夢がなさ過ぎる(笑)。高校生以上に効く言葉かも。

     ☆「思いついたプレーの中で、いつも一番難しいものを選択することにしている」(ロベルト・バッジョ)
     コレも好きなんだけど。小学生にはどうなんだろう?、さっきとは逆の意味で(笑)。実は、簡単なことを簡単にやれ!とはよく言う、僕は(笑)。いつか言いたい、この言葉を。バッジョは、次に上げる言葉のほうが好き。ただし、これも小学生に言えない(笑)。

     ☆「僕が 知っているドーピングはただひとつ、『努力』だけだ」
     ねっ!いい言葉だけど小学生向けじゃないでしょ?(笑)。バッジョはいい言葉をケッコウ言うので、僕の中では「格言王」と呼んでいる。でも、その上の「格言の神様」がいる。そう、あの人!

     ☆「ボールを動かせ ボールは疲れない」(ヨハン・クライフ) 
     これは、最近やっと言えるようになってきた。だって、パスなんていらん!で今まで来てたから。クライフの言葉は好きな人はたくさんいるとは思うが、子ども相手に使うのが最も難しい言葉だと思う。クライフのサッカーは理想が高いから。「美しく勝て!」とかね。「泥臭く!」はよく言うけど。言ってみたいなあ。でも、次のは言える。

     ☆「ワンタッチこそ最高の技術だ」
     そうだよなあ…。と思う。だから、ベッケンバウアーを押しのけてバロンドールを取れちゃうんだよなあ。で、対する皇帝の一言はこれが一番好き。

     ☆「強いものが勝つのではない・・・勝ったものが強いのだ!」(フランツ・ベッケンバウアー)
     これは、県南地区予選の試合直前に子どもたちに言ったろ!と思っている(笑)。ちゃんと、ベッケンバウアーの言葉としてね。著作権は大事だから!(笑)

     ☆「ベストなディフェンスとはオフェンスなんだ」(ルート・フリット) 
     これは僕の性格に非常に合う言葉なので(笑)。こうあって欲しい、11期生には常に。思いだけはね。

     んで、個人的に一番好きなのはコレです!

     ☆「俺にはルイコスタやトッティの代わりは務まらない。しかし彼らに俺の代わりは絶対に務まらない」

     ついでに、これも!

     ☆「俺にはゴールの感動を与えることはできない。でも俺には俺にしか与えることができない感動がある」(両方とも、ジェンナーロ・ガットゥーゾ)

     個性的であって欲しいから。子どもみんなに。

     旬で考えると。4年前に言った言葉はこれ。
     「悔しいと思ったら、また強くなれる」。よかったね、俊輔!



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