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    オークス。 

    快晴。日焼けで顔が痛い。


    大きな樫の木の下で。時々、木漏れ日が差し込むが大きな大きな日陰ができている。

     汗が目立つ。運動量を証明するかのようにユニホームにも光っている。額にも光る。目元を過ぎるとなぜか量が増えている。土ぼこりを流した跡が頬に残っている。全て、全て汗の仕業。不思議なのは、汗のはずなのに、声を出しているものもいること。しゃくりあげているヤツもいる。全ては汗のはずなのに。

     大きな樫の木の下で。5月の爽やかな風が吹き抜ける。

     うつむく顔が多い。なぜ?全力を出し切ったのだろう?悔いなく、グラウンドを走ってきたのだろう?心置きなくボールと遊んできたのだろう?練習をしてきたことを発揮してきたのだろう?

     大きな樫の木の下で。次の試合の歓声が聞こえてくる。

     顔を上げよう!うつむくものに未来はない。しっかりと顔をあげて、前を見つめよう。次を見据える力を目に湛えよう。後悔が残っているのなら、また前進できる余地があるということ。悔いを「落ち込む」ポーズで表すのでなく、行動で表さなくてはいけない。次に目から汗を流さないためにも。

     大きな樫の木の下で。後ろでは勝ったチームの笑い声が響いている。

     反省をしよう。いっぱいいっぱい「タラレバ」を考えよう。こうしていたら…。あれがはいっていれば…。その数が多ければ多いほど、強くなることができる。その部分を補う練習を心の強さを鍛える成長をすればいいのだから。それが後悔だけで終るのか、言い訳のみで終るのかは君たち次第。やらねばならぬ!思いは、やらなければ思いのまま。考え、行動し、汗を流そう。机上の空論だけ言うのは誰でもできる。汗が光る実行力のみが君たちを強くできる。

     大きな樫の木の下で。何も知らない妹たちのハシャギ声が明るい。

     練習をしよう!上手くなろう。コーチは手伝いしかできないけど、一生懸命にサポートすることを約束しよう。お父さんも、お母さんも君たちが「上手くなりたい!強くなりたい!」と思うのならば、力いっぱいその思いに応えてくれるはずだ。だから、何よりも必要なのは「君たちの思いと行動」。それに全てがかかっている。

     大きな樫の木の下で。目から流した汗を忘れるな。

     秋には。勝って、汗ではなく「涙」を流そう。
     新緑の樫には汗が似合う。きっと、紅葉には報われた涙が似合はずだ。


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