FC2ブログ

    もちろんブラックです。 

    まあ、フツーの日。


     何十年もそうなのだが、僕は朝はコーヒーしか飲まない。7時に起床して、8時半くらいまでノンビリとコーヒーを飲む。5~6杯。カリカリせず、ゆったりとした時間を過ごすのは一日で唯一、この時間といってもいい。最近のこの時間のお気に入りの過ごし方は、キリマンジャロの香りを楽しみながら各チームのHPを眺めること。あっちのページ、こっちのブログ、そっちの掲示板と渡り歩く。

     今日、久しぶりにFチームさんの掲示板を訪れた。この間の県南大会別会場の様子を管理人であるYさんが書き込んでいる。以下、引用させていただいた(すいません、Yさん)。

     「我が地区代表Hチームは押していたものの相手の10番1人にやられた感じであった。最後のFCU地区さんの試合をみたが、身体能力がすごい選手が何人もいて、さすが選抜チームの感があった。
     4年ほど以前、ウチが県大会に行ったチームの時に練習試合で、東京の強豪Mさん、わが県ベスト4のチーム、隣県の全国大会に行ったチームと(試合を)したことがあった。中学生レベルの選手(大きさ、速さ、身体能力)が何人もいて、うちの選手が壊される感じがした。レベルの違いではなく、世界が違った感じがした。ここにいる所じゃないと。少年団単位団の世界じゃないとおもった。
     (この試合も)そんな感じの試合だった。しかし、2点もお膳立てした相手の10番君は、何点もとられても、最後まであきらめずチャレンジし続けた。多くの見ていた指導者に感動を与えただろう。大差で敗れはしたけれど、とてもいい、すがすがしい試合だった」。

     この試合の結果は11-2でFCU地区の勝ち。負けたチームの管理人さんのブログによると「前半は3-2」だそうだ。大健闘である。たしか、6年の人数が少ないって噂だから、このことは本当に凄い。大拍手!

     この10番クン、名前をKクンという。11期生は3年生の時に対戦したことがある。その時からメチャクチャ上手くて縦横無尽にドリブルされた。「スゲェなあ、ズゲェ、子だなあ」と思ったことを覚えている。僕のことだから「そいつを止めろ~!」くらいのこと叫んでいたかもしれない(笑、さすがにそこまでは覚えていない)。そおかぁ、順調に育っているのね~。なんかウレシイ。

     N市会場にもスゲェ子はいた。まず、わがチーム対戦相手スRチームの24番。わがチームは、この子にやられた。バランスのいい切れのあるドリブルは素晴らしかった。右に左にヒラリヒラリ。まるで牛若丸。ハートも強く、常に前を向いてゴールを目指していた。

     U地区Mチームさんには3人いた。まず10番。柔らかなタッチのアイディア溢れるパスのオンパレード。センスがキラリと光っていた。11番はすごいボディバランスの持ち主。カラダを地面に対し45度以上に倒しながらもヒョイヒョイと相手を抜いていく。足元の技術も素晴らしく、ヒールやらクライフターンやら「セクシーフットボール」のお手本のようなプレーを見せつけてくれた。そして、何より15番。この10番・11番のさらに上を行くプレーヤー。まず特筆すべきは、そのスピード。とにかく速い。速いなんてもんじゃない。で、そのスピードが変幻自在。決してスピードに頼っていないのだ。どこで加速するか?を瞬時に判断し、一気に相手を置き去りにする。そして、高い足元の技術。さらに絶対に倒れないどころか、DF二人の間に強引に入るフィジカルの強さ。また、オフザボールの動き方も「ホント小学生?」というコースに消えて現れる。とにかく凄い。この子がFCじゃないのが不思議。。。

     キリマをもう1杯、マグカップに注ぎながら、では、わがチームはどうだったかを考えてみた。誰か目を見張るようなプレーをしていたか?否。スピードに頼り、体格に頼り、ボールタッチにのみ頼った。これは子どもたちの責任ではない。最高の素材を与えられながら、TOPレベルまで引き上げられなかった僕らコーチ陣の責任である。

     幸いにも秋までは時間がある。チームというエンジンを各パーツにバラバラに分解して、最高の素材で造られた部品をもう一度磨いて、油をさして、パーツそれぞれを成長させて夏の終わりまでに組み直す時間はある。全員が秋には「観客が目を奪われる」選手に成長すれば、チームも自然とパワーアップする。個の実力と成長なくして、全体の向上はないのだから。

     ぼ~っとした数日間だったが、やることはハッキリ見えた。秋にはオンボロ旧式カローラがフェラーリ・ディアブロにはなれなくても、エアロ付のハイブリッドエスティマくらいにはなれるかもしれない(充分か?、笑)。

     朝はいい。頭がハッキリしてるから。何かジジイなセリフだなあ。
     それと。やっぱ、思考には飲みよりもキリマの方が向いている(笑)。


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