2006.06.06 Tue
この逆も力です。

見る力。聴く力。僕は社会で必要な力は何か?と聞かれたら、この2つを真っ先に答える。しっかりと見る。ポイントを決して聞き漏らさない。その先の「力」はこの2つができていないと、“あった”としても全く意味をなさなくなる。例えば、聴く力がなくても、すごい「実行力」を持っていたとしよう。その実行したことが求められているものとは別のトンチンカンなことだとしたら、それは×。見る。聴く。それが全ての基礎なのだ。まあ、もう一つあげれば、話す力(伝える力)かなぁ。
今日、小学校では長女・1年生の授業参観が行われた。教科は図工。「折り紙とハサミで提灯を作ろう!」がテーマだったらしい。僕は仕事なので、当然、嫁が次女を連れて行った。次女は「開園記念日」で幼稚園が休みだったから。
嫁が言う。曰く、上手にできる子は先生の話を必死に聴いて見ている子ども。残念ながら長女は上手にできない組だったらしい(笑)。彼女は「やらなきゃ!」の気持ちが強過ぎて、気が逸り、聴いてる風で聴いていないタイプらしい。彼女の作品は「どうしてこうなっちゃうのかな?」のお手本(つまり、ダメなお手本)にされたそうだ(笑)。
サッカーでも同じことがよくある。たいていウンウンと頷いているヤツほど聴いちゃいない。「講釈はいいからよ~、コーチ。早く次、やろうぜ」。こんな感じである。まあ、これが大半だと思ってもいい(笑)。でもポイントはちゃんと理解してもらわなきゃ練習にならない。お手本を見せても見てくれなきゃ意味はない。
では、どうするか?どう集中させるか?ここがコーチの腕の見せ所だろう。ヒントは見ると聞くにある。視覚と聴力をフルに使わなければならない、面白い伝え方をすればいいのだ。やり方は、書かない(笑)。こんなものに正解はない。それぞれが、それぞれに合ったやり方を見つければいいのだ。「見る」「聴く」というポイントだけはしっかりと押さえた上で。
正しいことを教えるコーチが優秀なのではない。正しいことをキチンと伝えることができるコーチが優秀なコーチではないだろうか?(あくまで私見です)。
で。家に帰ってきても「提灯」作りは姉妹二人で続いたらしい(可愛いなあ、笑)。な、なんと次女は一発で合格レベルのものを作ったという。学校の授業というものが彼女にムチャクチャ新鮮で後ろから食い入るように先生の話を聴き、動作を見ていたと嫁が証言している(笑)。
つーわけで。今、30個以上の提灯に包まれて日記を書いてる僕がいます(なんか、しあわせ、笑)。
※タイトルが難しいかなあ。
- [2006/06/06 19:58]
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