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    土に親しむ。 

    う~む。このままでは週末に降ってしまう。。。


     昨日の晩ご飯のおかずは肉ジャガ。僕は帰りが遅かったので、今朝、食べた。「おっ?新ジャガか?」との僕の問いに嫁が答える。「じいちゃんの新ジャガに、じいちゃんのサヤエンドウに、じいちゃんのタマネギで作ったよ。肉のみ近所のスーパー(笑)」。ふむ。うまい。土の味がする。

     ウチのオヤジの趣味は畑仕事。まっ、カッコつけずにいえば「百姓」。ん~厳密にいうと趣味ではないなあ。他に何かをしているわけではないから。でも仕事ではないし。「ほぼ仕事」って感じかな(笑)。朝5時半くらいに起きて、収穫に行く。朝ご飯を食べて、再び畑へ。種まき、作物の手入れをして午前中を過ごす。午後はホームセンターや農協に次の作物の苗や道具のお買い物。で、17時くらいから焼酎飲んで。20時には就寝。そんな毎日らしい。ちなみにオフクロは、ひたすら庭いじり。NHK教育テレビの「マイガーデン」とかいう番組に写真だけ出て喜んでいる(苦笑)。

     山の上に借りている畑は60m四方ほどの広さ。ここに、所狭しにこれでもか!と野菜が植えてある。もちろん時期によって作物は異なるが大抵のものはある。トマト、キュウリ、ナス、大根、ニンジン、ネギ、タマネギ、白菜辺りは当然で、オクラやトウモロコシ、カボチャなんかもある。聞いたこともない野菜もあるし、ウコンも作って自分で飲んでいる。畑の周りには妙な鉄柵が張り巡らされている。「これ何?」と聞くと「イノシシ除け」とのこと。そういえば、妹が小学校に通うのに「熊除け」の鈴をランドセルに付けていたなあ。どんな田舎かわかるでしょ(笑)。

     ここで毎日、泥にまみれるわけだ。麦藁帽子をかぶり、首にタオルを巻き、ランニング一丁で泥にまみれる。汗だくになって、「大きくなれ、大きくなれ」とつぶやきながら泥にまみれる。できた作物は「ありがたい、ありがたい」と言いながら、また泥にまみれて収穫する。格好つけずに、泥にまみれる。だからいいものができる。

     モノを作る、育てるというのはそういうことだ。

     「なんちゃらU-12」というジャージに身を包み、時間通りに来たことはなく、デップリしたカラダで歩き、いつも脂ぎった赤ら顔で、エラそうに子どもを眺め、話すことといえば説教、そしてお偉方に声を掛け愛想笑い、親には「オレが育てた」と自慢、自チームだけならまだしも頼んだわけでもないのにスッタフになり切ってトレセンでも同じ態度、終いにゃあトレセンの中の上手い子にも「オレが育てた」、選ばれた子のチーム関係者を呼びつけ「選んでおいたから」(ここまで読点のない文章は疲れる、笑)。育てるどころか、少年サッカーに寄生する、こんな畑を荒らす害虫、地域にいませんか?

     何よりまず、自分がそうならないように気をつけようっと。
     コーチこそ、泥にまみれることが大事だよなぁ。

     この時期は何といってもジャガイモの収穫期。そういえば日曜の雨の中のゲームで「転びたくない」「汚れたくない」と泥にまみれることを拒んだ子が何人かいたなあ。土や泥にまみれることが、どんなに愉しく、素晴らしいことかを知らないのだろう、きっと。サッカーやらずにジャガイモ掘りにでも、たまには行くか?泥まみれは楽しいぞぉ~(笑)。

     
     もちろん、全員、ユニホームは麦藁帽子に白ランニングに首タオルで決まり!(笑)




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