FC2ブログ

    「ドルトムントの屈辱」と「2014年の雪辱」。 

    晴れのち曇り


     いてもたってもいられなかった。「行くぞっ!」「うん」。長い話はいらない。トレシュー履いて、ボールを持って。代表レプリカを着たまま、歩いて3分の小学校で朝6時から練習をした。サムライブルーの誇り復活のために。

     何が日本代表に足りない?身長、体重、カラダの強靭さ、バランス、技術、スピード、スタミナ、根性に気合…。全てが足りない。特に今日のブラジル戦はそれを思い知らされた1戦だったと思う。

     終ったことはもういい。僕らは未来をみつめよう。8年後に雪辱するために。まず、子どもたちに、ひたすらメシを食べさせよう。「豆と肉を食え!」とブラジル人がいうのなら、そうしてもいい。N市のうどん屋ですごい量のうどんを食べさせるのもいい(笑)。とにかく、せめてDFのサイズをあげるためにメシを子どもに食べさせよう。バランスとリズム感を手に入れるために、学校ではサンバを流しながら勉強させよう。体育とは別に「サンバ」という時間を設けよう。前にパスが出せないヤツはサッカーではなくラグビーに転向するように国で義務つけよう。

     極端すぎるということなかれ。そのくらいしないとブラジルには追いつけない。

     そして。「やらされるサッカー」をなくそう。悔しいからこそ、「コロコロ転がらない、ズルズル下がらない足元にパスをださない、そしてブラジル相手でも言い訳をしない」闘う男たちに自分たちの力で育ってもらおう。教えられただけのプレーヤーには限界がある。そうでないと、ワールドカップで結果を残すことは少なくてもできないと思う。

     ちょい、うれしかったのは。僕と息子が代表レプリカを着ての練習から帰る時、朝ご飯を食べてから練習に出てきたS君とO君に出くわしたこと。二人とも、サムライブルーを身にまとい、未来の日本代表として「誇り」を取り戻す気マンマンだった。日本全国に今朝、練習した子は多いと思う。例え、全員が代表になれなくてもその思いが日本の復活の第1条件になるはずだ。

     今日、6月23日を「ドルトムントの屈辱」と名付けよう。
     2014年の雪辱に向けて。小学生年代が自分の力で頑張るしかない。




    コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    https://halusaka.jp/tb.php/256-7211f4a9