2006.07.05 Wed
糸井重里の名コピー。

W杯も佳境に入ってきた。今日は朝4時から準決勝 ドイツvs.イタリアがあった。結果はご存知の通り。0-2でイタリアの勝ち~。イタリアに関してはテーマにしたいことがあるのだけれど、決勝まで取っておこう(笑)。明日早朝はもう1試合の準決勝、ポルトガルvs.フランスが行われる。これも朝4時~。眠れないから、なかなか体調が戻らなくて困っている(苦笑)。
今回のW杯のメーン開始時間、この日本時間 朝4時というのが、とっても微妙な時間である。寝て起きられる時間だから始末におけない。だから、毎日寝不足になってしまう(笑)。
考えることは子どもも同じ。ウチでは息子が「明日は○○vs.○○! 絶対に4時に起きて見る!」と宣言してほぼ毎日、早寝をしている。世界一流のプレーを見せることは、僕としては「させたい」ことなので内心「よく言った!」とホメてあげたいくらいなのだが、相手は小学生。建前上、簡単に許すわけにはいかない。「絶対に学校で居眠りをしないこと!」とポーズの条件を出し「特別だからな!」と一言、凄んで、許している(笑)。
ただ。ほとんど起きてこない(笑)。部屋を覗きに行くと、いつも爆睡中!
特に1日朝の「ドイツvs.アルゼンチン」の時は笑った。30日23時頃、家に帰って嫁に「明日はどうするって言ってた?」と聞いた。1日は朝から自分の試合があったからだ。嫁は答えた。「18時に寝た」。「18時~?」。指折り数えてみた。まあ確かに10時間は眠れる計算になる。しかし、18時って。。。まだ夕方だぞ? そこまでして見たいか?(笑)。結果、起きてきたのは6時。まあ、PK戦は見れたわけだけど。12時間寝た計算になる(笑)。そりゃそうだ、それまで寝不足の日々が続いていたのだから~。大事な時に寝貯めしてどうすんだ?(笑)。
「寝る子は育つ」。この言葉は正しい。逆に言えば、寝ない子は育たない。勘違いしてはいけないのだが、「育つ」の意味は何も肉体的なことだけではない。どちらかといえば、精神的な面の方が大きいのではないだろうか? 1日を終えて、ゆっくりとジックリと寝る。この人間らしい生活が、子どもを大きな心を持った人間に成長させる秘訣のような気がする。子どもがよく寝た時代と今の眠らない時代を比べれば、一目瞭然だろう。眠らない子どもが大きくなった時に何%の確率で何か問題を起こしているような気がする。そのパーセンテージは年々、上昇している気がするのは、単なる僕の思い過ごしだろうか?
くうねるあそぶ。子どものうちに、これをやらずにいったい、いつ、これをやれるというんだ?これから暑い夏を迎える。子どものカラダの心配を本当にするのだったら、まず充分な睡眠、そして早寝早起きをさせるべきだろう。中学以降、将来のために勉強させるためにも、何より一生を形作る揺るがない基礎体力は必要なのだから。
さて。明日のポルトガルvs.フランス戦。息子が何時に起きてくるか?楽しみだ。賭けてもいい。起きる根性はヤツにはない(笑)。
それでいいのだ。彼は子どもなのだから。
- [2006/07/05 17:10]
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