2006.03.10 Fri
見上げてごらん。

「ファンタジスタ」という漫画をご存知だろうか? 数年前まで少年サンデーで連載していた。数あるサッカー漫画の中でも、僕にとってかなりお気に入りのものである。もちろん全巻持っている。
作者は、草場道輝(くさばみちてる)。1971年1月1日生まれ。長崎県出身。血液型O型。1997年、少年サンデー超増刊6月号で『君と空のあいだで…』でデビュー。海をこよなく愛する元サッカー少年。現在週刊少年サンデーで『見上げてごらん』連載中。
今回は「見上げてごらん」の話。すいませ~ん、「ファンタジスタ」じゃなくて~。
この「見上げてごらん」はテニスが題材。あらすじ? ではごく簡単に。遊沢 了(ゆざわ りょう)という名の高校1年生が主人公。かなり将来を嘱望された剣道の選手だったが、高校に入ってひょんなことから名門テニス部に入る。ここでメキメキ頭角を現す。それもそのはず、了の父親(故人)は日本中が期待した元・テニスプレーヤー。ただし、了自身はそのことを知らない。。。んな感じ~。
今、物語は随分と進んでいて。IH(インターハイ)出場を懸けた大事なシングルスの試合を了君が戦っている。強烈なサーブと力あふれるベースラインショットを武器に相手を倒す寸前(当然、漫画の進行上のお約束として序盤大苦戦した)まで来たのだが。。。勝利目前にして「かなり図太い神経」の了君がガラにもなくプレッシャーに飲まれてしまった。タイブレークの第13ゲームでダブルフォールトを連発。どうにかせねばならい。。。そして、了君は、ほとんど記憶のない父親のことを思い出す。父は言った。。。ここ一番、力を発揮しなくては行けない時は。。。「見上げてごらん。空を」。了君は、それを実行。そして、異常に高いトスを上げてサーブを撃とうとする。。。来週号に続く(笑)。
漫画の中で空を見上げる了君を見て、監督もつぶやくのだが。「空を見上げることは理にかなっている」。緊張すると首筋と肩の辺りの筋肉が固くなるから、リラックスするには「見上げてごらん」が一番いい。そして、深く、深呼吸。。。
今日、フィギュアの世界ジュニア選手権で、真央ちゃんがガラにもなく緊張して負けてしまったのは、荒川静香の金メダルで力が入ってしまった証拠。大丈夫、もともと真央ちゃんはハートが強いのだから。本当の勝負は4年後、8年後。今回の負けは糧となるはず。そして「見上げてごらん」でリラックスすれば、バンクーバーでの真央ちゃんの金メダルは硬いと思う。
「見上げてごらん」。明日から早速、我がチームで流行らそう、この言葉。
- [2006/03/10 23:26]
- 少年サッカー 生活・学校・勉強のこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
https://halusaka.jp/tb.php/222-618fe9c8
- | HOME |