2006.02.22 Wed
生徒諸君!

「じゃあ息子くん、頑張ってね!」。朝、妙な声を掛けて、嫁が息子を学校に送り出した。「なんだ? 球技大会でもあるのか? 」と僕が聞くと、「生徒会の選挙。会長候補なんだって!(笑)」。グアハハハ、それは笑える(爆笑)。演説を聞きに行きたいくらいだ。いいリーダーではあるけれど、いかんせん「バカ」だからなあ、ウチの僕ちゃん(笑)。まっ、頑張って来い!
いろいろ嫁に詳しい話をその後に聞いた。「息子がいいんじゃない? 」というクラス推薦での立候補らしい。まあ、ヤツのことだから本人としてもマンザラではないのだろうし、「出るからには勝つ! 」くらいの意気込みでいたのだろうけど。
けど。である(笑)。見事に落選っ!
当選は女の子。おおっ、ナッキーか!(笑)。息子いわく、「女がさあ、みんな、その子に入れたんだよね」と実に小学生らしい言い訳を嫁にしたらしい。嫁は当然、叩き切った。「女の子に人気がない証拠でしょう? 」(爆笑)。まあ、息子みたいなタイプは小中学生のうちはモテない。親に似て、なんせ、クールじゃないから。男にはモテルだろうけど。まあ、高校生になってからだろうな、君みたいなタイプは。「どのくらい差があったの? 」。単純な疑問として嫁に聞いてみた。「教えてくれないみたい。先生が皆、僅差だったよ、と言ったって言ってるくらいだから」。ちょっと待て!おいっ、んじゃあ、女の子の票が女の子に流れたかどうかはわからないじゃないか?(笑)。照れ隠しの言い訳か?(爆笑)。
息子と直接、話をしていないので、今の学校は「どんな感じで選挙をやるのか?なぜ、票数を明らかにしないのか?」は正確には、わからない。まあ、学校の先生が「改竄」をするとは思えないし、する必要もないのだろうけど。きっと理由は「落選した子が可哀想だから」という理由なんだろうなあ。
僕の頃の小学生・中学生の選挙は、もう大人と同じだった。「お昼の校内放送」で政見放送はあったし、決められた時間に「選挙権」を持つ学年の各クラスに出向いて、タスキをかけて「遊説」に行った。かなりカッタるかったことを覚えている(笑)。ちゃんと各クラスから選挙管理委員も選出されていて、開票作業を厳粛に行なった。結果速報は掲示板に1票単位で張り出された。そうやって、社会の仕組みを体験学習したのだけど。そんな時代じゃないのね~。そりゃ、若者が選挙に行かなくなるわけだ。。。
落ちるのも経験。悔しい思いをしたからこそ、次の精神的成長に繋がる。傷つくのも経験。恥ずかしい思いをしたからこそ、明日からこうしよう!に繋がる。逆に小学生なのだからこそ、落ち込んだり悩んだりして欲しい。それが「成長」の糧。親や教師が手出しすることじゃない。受かろうが落ちようがいいのだ。いい経験をさせてもらったじゃないか!
負けて強くなればいい。恥ずかしい経験を「思いやり」に繋げられればそれでいい。
まっ!当選したら生徒会に当てなきゃいけなかった時間を。思いっ切りサッカーの時間に当ててくれえぃ!(笑)
- [2006/02/22 23:33]
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