FC2ブログ

    「別れは新たな道となる」が題名。 

     一日2つはルール違反だが。嫌な話で終りたくないので、書いた。


    「別れは新たな道を作る。
     二つに別れた道を、
     一人ちがう道をえらんで進んでく。
     自分で選んだ道だから、
     いつまでも続く道を作りたい。
     未来に続く道を作りたい。」

     水曜日付けのニッカンスポーツは、130円を出す価値がありそうだ。日本代表の子どもの頃を特集する「フォーカス ニッポン」が素晴らしい。宮本に引き続き、今週は高原直泰の子どもの頃の話。上の詩は小6卒業文集に彼が書いたもの。頭も良かったのか?すごい文章だと思う。思わず涙ぐんでしまった。新聞には、小6時の高原直筆の文章が大きく載っている。字もスゲー、キレイ。ビックリ。

     高原がスーパー小学生だった話は、割に有名な話だ。「小野伸二物語」にも書いてある(この2人は同じ静岡(しかも隣同士の三島と沼津)で同学年だから、小学生の頃からライバルだった)。フツーのサッカーエリートだと思っていたが、とんでもない。やっぱり、努力をする才能も持ち合わせていたのね~。 読めばわかるのだが。人の人生までも変えてしまっている、高原は。三島山田というサッカー少年団のコーチが「コイツならば、W杯に行けるはずだ!高原がW杯のピッチに立つ姿を見たい」と思った男が、記者を志して新聞社に入ったとのこと。知らなかった~。

     高原も、記者も。すごい実行力だ。
     
    「僕の前に道はない 
     僕の後に道はできる 
     ああ、自然よ 
     父よ
     僕を一人立ちさせてくれた広大な父よ
     僕から目を離さないで守る事をせよ
     常に父の気魄を僕に充たせよ
     この遠い道程のため
     この遠い道程のため」

     高原は知っていたのかな?「道程」 高村光太郎を。
     
     人に言われた、親に言われた、ではなくて。自分で選んで突き進んだ「道」。何よりも自分のために、高みを目指して作ってきた「道」。成功したから美談であって、失敗していたらどうすんのよ?と言う声も聞こえてきそうだが、「信じて疑わない」者だったからこそ、未来は開けたのだと思う。サッカーでなくてもいい。我がチームの全員が自分の「道」を自分で「信じて」切り開いて行って欲しいと思う。

     あえて茨の道を行け!

     僕は、道を切り開く歳でもないので(笑)。応援するしかない。我が県のスーパー小学生たち。




    コメント

    コメントの投稿















    管理者にだけ表示を許可する

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    https://halusaka.jp/tb.php/200-13266ad6