2006.02.15 Wed
「別れは新たな道となる」が題名。

「別れは新たな道を作る。
二つに別れた道を、
一人ちがう道をえらんで進んでく。
自分で選んだ道だから、
いつまでも続く道を作りたい。
未来に続く道を作りたい。」
水曜日付けのニッカンスポーツは、130円を出す価値がありそうだ。日本代表の子どもの頃を特集する「フォーカス ニッポン」が素晴らしい。宮本に引き続き、今週は高原直泰の子どもの頃の話。上の詩は小6卒業文集に彼が書いたもの。頭も良かったのか?すごい文章だと思う。思わず涙ぐんでしまった。新聞には、小6時の高原直筆の文章が大きく載っている。字もスゲー、キレイ。ビックリ。
高原がスーパー小学生だった話は、割に有名な話だ。「小野伸二物語」にも書いてある(この2人は同じ静岡(しかも隣同士の三島と沼津)で同学年だから、小学生の頃からライバルだった)。フツーのサッカーエリートだと思っていたが、とんでもない。やっぱり、努力をする才能も持ち合わせていたのね~。 読めばわかるのだが。人の人生までも変えてしまっている、高原は。三島山田というサッカー少年団のコーチが「コイツならば、W杯に行けるはずだ!高原がW杯のピッチに立つ姿を見たい」と思った男が、記者を志して新聞社に入ったとのこと。知らなかった~。
高原も、記者も。すごい実行力だ。
「僕の前に道はない
僕の後に道はできる
ああ、自然よ
父よ
僕を一人立ちさせてくれた広大な父よ
僕から目を離さないで守る事をせよ
常に父の気魄を僕に充たせよ
この遠い道程のため
この遠い道程のため」
高原は知っていたのかな?「道程」 高村光太郎を。
人に言われた、親に言われた、ではなくて。自分で選んで突き進んだ「道」。何よりも自分のために、高みを目指して作ってきた「道」。成功したから美談であって、失敗していたらどうすんのよ?と言う声も聞こえてきそうだが、「信じて疑わない」者だったからこそ、未来は開けたのだと思う。サッカーでなくてもいい。我がチームの全員が自分の「道」を自分で「信じて」切り開いて行って欲しいと思う。
あえて茨の道を行け!
僕は、道を切り開く歳でもないので(笑)。応援するしかない。我が県のスーパー小学生たち。
- [2006/02/15 19:32]
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