2006.02.13 Mon
熱すぎるのか、僕は? そういう自分が嫌いではないが(笑)

終った瞬間よりも、昼飯を食べている時。昼飯を食べている時より、片づけをしている時。片づけをしている時より、準々決勝を見ている時。準々決勝を見ている時より、帰りの車の中。帰りの車の中より、ホーム小学校に着いた時。着いた時より、解散した時。解散した時より、コーチ陣「反省の飲み会」の時。飲み会の時より、家に帰ってから。帰ってからより、床に着く時。床に着いた時より、眠る直前。時間が経てば経つほど、「悔しい気持ち」は大きくなった。今も悔しいが昨日ほどではない(笑)。
昨日、学校に帰ってきたとき、Yコーチが、かなり憮然とした表情で車を降りてきた。帰りの車の中での子どもたちの会話が、気に入らなかったらしい。負けた時の涙が、嘘に思えるほどの騒ぎ振りに相当頭にきたそうだ。「へらへらしやがって。『世にも怖い話し』だ?笑わせるな!」とすんごく、オカンムリ。
僕は僕で。乗ったMコーチの車で。キャプテンHクンと副キャプテン・息子の僕の質問に対する答えが気に食わなくて。これまた、すごくオカンムリ(笑)。全体にヘラヘラした印象があったので、Hコーチに「先いい?」と断り、一喝した。
「今日で解散しよう!我がチーム11期生は。悔しさをもう忘れるヤツラなのか、お前たちは!」。
その後、コーチ陣は、反省会とこれからのチーム運営の相談を兼ねて、近くのお好み焼きやに。そこで飲めば、気分も変わると思ったのだが、当然、試合の話、車の中のこと、これからのことを話すわけだから、余計に悔しくなって。大人ってバカだよな~(笑)。
家に帰って、寝る前に和室に息子を呼び出し、正座をさせて。僕も正座をしてお説教をした。プレーのこと? うにゃ。それは、2人でグラウンドで話せばいいこと。車の中での会話の受け答えについて、だ。「息子、相手は強かった? 」。「ビミョ~」。「Hくんは?」。「ビミョ~」。その答えに、怒鳴りそうになったが彼らの心は察っせたので、車の中では、我慢をしてフテ寝を決め込んだのだが。夜、ゲームをしている息子にど~にも我慢ができなくなったので。正座でお説教となった。
「お父さんは。お父さんは、今日の負けがすごく悔しい。もう、どうにもならないくらい悔しい。でも、もっと悔しいのがお前の『ビミョ~』という発言だ。気持ちは分かる。『そうでもなかった』と答えれば、『じゃあ、なんで負けたのか?』と再度聞かれる、と思ったのだろう。答えること自体が面倒くさいのもわかる。悔しくて『強かった~』と言いたくないのもわかる。思い出したくないのもわかる。でも、そこで考えることをやめてしまったら、負けて泣いた意味がなくなるだろう? ビミョ~という言葉は誤魔化す言葉だ。これから、お前の人生で思う通りに行かないことはたくさんある。そんな時に、ビミョ~と誤魔化す大人だけにはなって欲しくない。いいか?負けをキチンと認めて、何をしなければならないか? を自分達で考えるんだ。変えようとするんだ。言葉で誤魔化してはいけない」。
僕に似て。涙もろい息子クンは、ウルウル泣いて。「うん。うん。僕らが弱いから負けた。誤魔化さない」。僕に似て。タレ目の目から涙をボロボロこぼして反省してくれた。
子どもだって、みんな、わかっているのだ。いかに、今日の自分たちがふがいなかったか? が。車の中のバカ騒ぎだって、暗~い雰囲気を子どもながらに気にして払拭しようと必死だっただけのこと。煽って盛り上げた子の名前を聞いたが、そういう心使いのできる優しいヤツといつも思っている子の名前だった。もちろん、怒ったYコーチも、そのくらいはわかっている。Yコーチも本当に怒っているのは、何もできなかった自分達コーチ陣についてなのだから。
今朝、息子と一緒に約1年ぶりに7時から朝練をした。学校に入って行くと校庭の向こう側の公園から子どもたちの歓声が聞こえてきた。見るとHくんとOクンとSクンと4年のNクンと、あと+2・3人で、懸命に練習をしていた。うれしくなった。また、泣いちゃった(笑)。
Yコーチ。コイツラ、ジツハケッコウ、イケテルカモシレマセン(ウレシ大泣)。
- [2006/02/13 16:09]
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