2006.01.30 Mon
蛍の光。窓の雪。

あくまでも「日記」のスタイルに僕はこだわっているので、「今日、起きたこと」を主題に書いている。そして、「一つだけ」と自分で勝手にルール付けている。今日は「お詫びと訂正」を載せてしまったので、ルールに従うと書けない(笑)。でも、「今日が一番いいタインミングの書きたいこと」が、どうしてもあるので。禁を破る。今日だけは許して~。たまにはいいよね~?
夕方のCXのニュースで、2006年度から開講される「JFAアカデミー福島」の「お受験ドキュメント」を放送していた。竜雅クンという子にスポットをあてた何回かのシリーズもので、今日が最終回。竜雅クンについて簡単に紹介する。背が、かなり小さい。皆さんが、今、思った以上に小さい。でもメチャクチャ、サッカーは上手い。皆さんが、今、思った以上に上手い(笑)。顔は、かなりの「負けず嫌い顔」。皆さんが、今、思った以上に「負けず嫌い顔」。お父さんは所属チームのコーチ。かなりコワイ。皆さんが、今、思った以上にコワイ(笑)。
おっと。JFAアカデミーとは?も書かないと話しが前に進まない。まあ、簡単に言うとサッカー協会が作ったサッカーの学校。学校自体は福島の既存の中学に通わせるらしい。サッカーはJビレッジで教えるらしい。福島といっても、いわきのチョイ上だから。黒潮の影響を受け、冬でも雪はほとんど降らない。ちなみにテストはとっくに終っている(笑)。
色んなプロセス、悲喜こもごもを経て、竜雅クンは最終選考に残った。ドキュメントにありがちな展開(笑)。で、ここで最終回にして初めて強力なライバルが登場する。これも必然の展開(笑)。
ライバルクン(名前は忘れた)もムチャクチャ上手い。細かいタッチ、ドリブルは当たり前。リフティングをしながら、倒した3本の工事用コーンを飛び越えて、さらにリフティングを続ける。得意技はロングシュート。そりゃもう、パンパン入れる。隙あらは撃つ。しかもビシッとキーパーの届かない隅に決める。必ず、だ。カラダも、そこそこ大きくて。でも、もっと大きくなりたくて牛乳を2本必ず飲むことを毎日のノルマにしている。で、顔はジャニーズ系(笑)。
特筆すべきは、ライバルクンのサッカー生活環境。自宅は京都。家は何代も続く、老舗旅館だか高級割烹だか、とにかく大金持ち。30畳は楽にありそうなリビングにマーカーコーンを並べて、いつでも練習できる。さらに、お店のビルの屋上が彼の専用練習場になっている。フットサルコートは軽く上回る広さに、高級ロングパイル人工芝が貼ってある。周りは鉄骨が組んであってネットで囲ってある。高さも充分。もちろん、ゴールも置いてある。当然のごとく、完璧な夜間照明施設も付いていて。バランスディスクや平均台、その他の器具も豊富に置いてある。そこで毎日、猛練習。親御さんはインタビューに答える。「やれることはやってあげたいので」。親としては正しい(笑)。
CXも狙ったのだろうけど。まるで、「巨人の星」の星飛雄馬と花形満っ!
お金持ちを批判する気はない。僕も金があったら、同じことをする(笑)。いや、僕の場合は「我がチームサッカー専用サッカー場」が先だなあ。おっと。んなことはどうでもよくて。お金を持っていない人はどうすればいいのか?を書かなければいけない。
マーカーコーンがなければ。空き缶があるじゃないか!専用練習場がなければ。近所の公園があるではないか!専用のゴールがなければ。ブロック塀があるではないか!(一応、その家の持ち主に使用前にお願いしてね、笑)。照明がなければ。公園の街灯の下で蹴ればいいではないか!平均台が無ければ。歩道のえん石があるではないか!(ちなみに、ウチはこれよく使う、笑)。バランスディスクが無ければ。古タイヤを拾ってくればいいではないか!
要は工夫。代用品は世の中に、いっぱいある。「買えないから~」を言い訳にしてはいけない。金が無ければないなりに。ボールさえあれば、いつでもどこでもライバル君と同じ、いや、それ以上の練習をやろうとすればできる。ちなみに竜雅クンは、さすがに、ここまではやっていない(笑)。
結果?残念ながら竜雅クンは×(ペケ)。ライバル君は○。竜雅クンは「悔しいけど。違う方法で日本代表になる。今回、合格した人と試合をして点を取ってやる」と笑顔でコメント。関東トレセンに選ばれた実力の持ち主だから。本当に実現してしまうかもしれない。
竜雅クンもライバル君も。新しい道で、どっちも頑張れっ!
- [2006/01/30 23:59]
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