2006.01.16 Mon
大会名は「ああ、上野駅CUP」でどうでしょう?

会社に行くとき、僕が乗る電車は上野駅15番線に着く。毎日ではないが、隣の14番線に「北斗星」、「カシオペア」のどちらかが停車していることがある。どちらも札幌から来た寝台特急。今日は「カシオペア」が止まっていた。この季節は車体に凍りついた雪を乗せている。それを見ると「あぁ、厳しい寒さの中を、この電車は走ってきたのだなあ~」と妙に感慨深くなる。
今年の冬は寒い。関東は、ここのところ寒さも緩み三寒四温が始まった感じもあるが北の地域の春はまだ遠そうだ。大石が昨年夏合宿に行った新潟・津南の雪害のニュースを聞くと胸が締め付けられる。津南だけではない。隣の十日町も魚沼も同じ状況だろう。富山も秋田も山形も。降り続ける雪に悩まされる日々が続いている。
雪の地域のサッカー少年たちへ。頑張れ!体育館の中でのサッカーは君たちの細かいボールタッチの一助となる。決して決して、ハンデじゃない。信じて信じてボールを追いつづけて欲しい。
雪の地域のサッカー少年の親御さんたちへ。頑張ってください!送り迎えも大変でしょう。雪下ろしも大変でしょう。僕らは何もお手伝いできないけれど、応援だけは続けます。
雪の地域の全ての人へ。頑張りましょう。もうすぐもうすぐ春が来ます。
雪が降らない関東で。いつの日か、雪国のサッカーチームを集めた大会を実現したいなあ。何年かかったとしても。それが、僕らの恩返し。夏に涼しい場所に合宿に行くチーム全体で考えなければいけない何よりの大きな大きな課題だろう。
上野駅はいい。新幹線が東京駅まで延びたことにより「北の玄関口」の役割はすっかり終えた感もあるが、特急「能登」や寝台車、新幹線の姿を見ると、そこに北陸・東北・北海道の姿がちゃんと感じられる。その電車の発着が、もともとの駅である1階の14~17番線に着くのも、とってもいい(除く新幹線)。昔から何が変わったわけでもなく線路が間違いなく「北」に続いていることが確認できるから。
「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」
そこは間違いなく啄木が「訛」を聞きに行った場所だから。
- [2006/01/16 19:20]
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