2006.01.13 Fri
アランが好きです。僕は。

「おまえ若いな。 好きだから知らないうちにいじめてしまう」。
今日の話が、これで何かわかったら、かなりスゴイ。
「わたくしは人形ではありません!」。
まだだろうなあ、フツー。ヒント①サッカーとは何も関係なし。
「わたしもまた・・・・・あなたが不幸になるならこの世でもっとも不幸な人間になってしまう」
かなりマニアックな登場人物のセリフ。人気は高い、この人。ヒント②名作マンガ。
「殺されたって、かまわない!おまえを愛している!」。
ここまで煽情的な言葉は少女マンガしか使わない(笑)。ヒント③アニメにも劇にもなっている。
「そのショコラがあつくなかったのを幸いに思え!」。
わかった人はわかったはず③おっと。「ショコラ」。何語?
「神よ、、神よ、、、!お、、お!わたしはこんなにも無力だ!」。
ホント読みながら何回号泣したことか。ヒント④マーガレットで連載されていた。
「アンドレが待っているから…」
「フランス万歳!」
もう全員がわかったはず。男の人でも。ヒント④ちなみにこの言葉は主人公の最後のセリフ。
今日、駅でボーッと電車を待っていたら、宝塚のポスターが貼ってあるのが目に入って。三井住友VISAシアターとして「ベルばら」が復活するらしい。今回の主人公はオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェではなくて、マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵らしい。1月15日からチケット発売。お好きな方はご注意を。したい話は、宝塚の話ではない。宝塚ファンの方、ごめんなさい。
お前にとってのバイブルを挙げろ!と言われたら僕は間違いなく「ベルサイユのばら」と答える。このマンガを読むまでは、歴史ってカッタリ~としか思っていなかった。100回読んで1000回以上号泣して、以後すっかり歴史好きになった。それから、本といえば歴史モノ最優先という時期が1年以上続いた気がする。おかげで、中学以降、社会のテスト(倫理社会・政治経済・地理も含め)は95点以下は取ったことがない。ちなみに数学は2点というのを取ったことがある(まあ、平均点が14点だったが)。今の自分はベルばらが作った!といってもいい。
やばい。。熱くなってしまった。言いたい趣旨は違うこと。
ワールドカップの対戦を「国の歴史」を絡めて見てみるとかなり面白くなる。数日前、オランダ皇太子妃(アルゼンチン人)の憂鬱という記事が某新聞にあったが、地球史レベルで考えれば世界なんて、もともと一つなのだ。人類は一つ、皆、兄弟(笑)。特にヨーロッパは、もうがんじがらめに絡み合ってるといっていい。因縁だらけで、「おいっ!こんないきさつがあるのだから、あの国にだけは負けるな!」のオンパレード。
民族対立、領土問題、宗教的対立をバックにした戦争の歴史を「肴」にスポーツを見るなんて最低!って?
そうではない。暗い歴史だからこそ、忘れてはいけないのだ。二度と引き起こさないために、語り継がなくてはいけないのだ。実際に戦時下真っ最中になってしまったらスポーツどころではなくなってしまう。オリンピックでは山下泰裕が泣き、瀬古が泣いた。ワールドカップではピクシーが泣いた。今大会の予選でも、イラクの選手たちが苦しんだ。語り継ぐ意味がなければ、「歴史」という学問は必要が無くなってしまう。
まあ、選手たちは国の威信をかけて闘うのだから。必死だけどね。
(見ているほうもそうか、笑)
フランス対スウェーデンになれば、マリー・アントワネットvs.ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンのプラトニック不倫対決よ?現スウェーデン王室は、ナポレオン帝政崩壊後にフランスを乗っ取ろうとしたのよ?イブラヒモビッチ(スウェーデン)とアンリ(フランス)のスーパープレー対決をそういう視点も入れて子供に「語りながら」みたら、きっと面白いと思いませんか?そういえば、エリクソン・イングランド監督もスウェーデン人だなあ。
竜馬がゆく に引き続き。今日は「ベルばら」を買って帰ろう(笑)。
- [2006/01/13 17:43]
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