2006.01.04 Wed
痛い、ヒドイ、えらい。
- 少年サッカー
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サッカーは道具の少ないスポーツだ。基本的には、ボールさえあれば楽しむことができる。本格的に始めたとしても、その数はたかがしれている。正副のユニホーム(パンツ、ストッキングも)、すねあて、スパイク、水筒にお弁当。これにボールがあれば選手は公式戦に参加できる。
たったこれだけなのに!点数にして11点なのに!子供は忘れるんだよなあ。。。
僕は忘れ物を許さない風を装う(笑)。ホントは許さないっ!と断言したいのだが、ウチ辺りのバリバリの少年団(このフレーズよく使うなあ、僕)では、まあ、そうも行かない。「コーチ、すねあてを忘れました」と言われれば、「あっそう。じゃあ、試合には出られないね。忘れるってことは出たくないっ!ってことだもんね~」程度の言葉をイヤミったらしく言い(笑)、結局は誰かのを借りさせて、出場をさせる。ただし、わざと「すねあてを忘れたための混乱」が起きるような交代をさせるようにしている。で、一言。「自分だけのことじゃない。チームに迷惑かかるのがわかるだろ?」とキツク全員に戒める。
強いチームやトレセンチームは、絶対に許さないと聞く。「試合に出さない」ではなく「帰らされる」。本当のことだ。当たり前でしょう。準備一つデキないヤツが、サッカーのプレーの準備をできるはずがない。オフザピッチの第1歩だ。フツーのことがフツーにできなければ、スポーツをする以前の問題だもの。時間厳守、あいさつ、これ全~部、同じ理由によるもの。
忘れ物がなければいいってものではない。自分で準備をして忘れ物をしない!でなければ意味がない。遠征地に行って、子供が準備をする姿を見ていて悲しくなるときがある。明らかに子供が詰めたのではない丁寧なパック詰めのユニホームを見たとき。。。「怒られたら可哀そう。。。」、「試合に出してもらえなかったらウチの子、泣いちゃうかも。。。」。親御さんの温かい思いに触れて胸がジーンと熱くなる。。。はずないでしょ!なんか今日はイヤミったらしい(笑)。
「ユニホーム持った?」、「水筒持った?」、「ハンカチ持った?」、「ちり紙(今はティッシュか、笑)持った?」もやめて欲しい。誰かが準備したり、言い含めたりして忘れ物をしないぐらいだったら思い切って「忘れ物をして」痛い目に遭ったほうが、よっぽどいい。「寒いから厚着しなさいよ~」、ちょっと乱暴だが風邪をひいてヒドイ目にあったほうがいい。子供は失敗して学習して行くのだから。何度も繰り返して叱られて成長していくことも、また真実だということをみんなが「忘れ物」している気がするのは僕だけだろうか?
「自分のことは自分でやる」。これがサッカーが上手くなる第1歩です。
嫁が昨日から実家に帰っている今日。全部、自分でやらなくては!と意気込んでパーフェクトにこなしたつもりだったのだが。社長の挨拶もある新春互礼会があることを忘れ、リーバイスとGAPのシャツという「いつも通り」の格好での出席をするはめになり「えらい目にあった」僕です(苦笑)。
- [2006/01/04 15:43]
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