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    2005年最後の上段の構えっ! 

    雨が降らない。。。ノド痛い。。。


     元日の天皇杯決勝は浦和レッズvs.清水エスパルスという「既に行政区分としての市ではない」対決となった。アルディージャが勝ってもそうだったのだけれども(笑)。チケットは売切れである!

     昨日の朝。朝練から帰ってきてグダグダしている息子への嫁の一喝から騒動は始まった。「まったく。ダラダラしているんだったら、国立でも行って“さいたまダービー”でも見てきなさいっ!」。余計な一言を言ってしまった!と後悔したらしいが、時すでに遅し。

     「行くっ!行っていいってことだよね?」。こういう時の子供の行動力はスゴイ。午後から遊ぶ予定のOクン、マッスーに電話。絶対に断らないであろう、Hくんにも電話をする。そりゃ、みんな、行くと言うに決まっている。ここで幾つか問題が。チケットはまだ売っているのか?もしくは当日券があるのか?年末で大人はみな、忙しい(僕にいたっては、今日もまだ仕事。。。泣)。引率する人がいない。果たして「A市のサル」どもが自分たちだけで国立競技場にたどりつけるのか?

     出勤前でバタバタしている僕が、ネットでチケット情報を調べる。困ったことに楽勝で切符はある。子供だけで「危険な自由席」(笑)に行かせるわけにもいかないので指定をファミマに買いに行くことに。僕はここで出勤。はてさて、どうなったのか?

     さすがは小学5年生!ちゃんと地下鉄に乗り、外苑前で下車。人波に揉まれて国立競技場に到着。恥ずかしがらずに係員にチケットを見せ、「僕たちの席はどこ?」と聞き、席まで案内させ着席。ちゃ~んと延長戦まで観戦して帰宅したらしい。わからなければ聞く、自分たちの力で何とかする。彼らの冒険は成功したわけだ。当たり前か?4月には6年生になるのだから。

     ここのところ世の中、悲しい事件が続いている。子供だけで外出させることを憚らざるを得ないような状況だ。車に気をつけなさいよ~と送り出していた時代ではない。遊びに行かせるのも親が送っていく必要がある。不審者が出ています、と学校から連絡がくれば親も気が気ではない。過保護と言われようがかまいやしない。「かわいい子には旅をさせない」が常識だ。嫁がこぼす。「長女がお使いに行きたい!と言うけれど、行かせられない。それはそれで困る。お使い一つ行けない子供になってしまう。。。」。そういえば、「初めてのお使い」って番組なくなっちゃったなあ。。。

     でも。やっぱり「かわいい子には旅をさせたい」!

     敢えて大上段に構えてモノ申す!みんなで、そういう社会を作らなければいけない。さらに上段に構えるが、僕はスポーツがその一助になると思っている。もっともっと上段に構えるが、「少年団活動」の原点はそこにあるはずだ。決してプロ養成工場ではない。みんなが安心して暮らせる世の中を構成できる大人になって欲しい。それこそが、我がチーム11期生に望む一番のこと。県大会に行くことではない。まあ、そんな立派な大人じゃないけど僕も(チョイ悪オヤジだもん、笑)。

     今朝。息子が開口一番に「元日の決勝も行きたいなあ。。。」。
     だ・か・ら!言っているだろう?売り切れなんだよっ!チケットが。

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