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    「あみん」と「ハットリ君」。 

     いよいよ「冷え込んで」きましたね~。


     自分で自分のことを言うのもヘンだが。実は「瞬間湯沸かし器」と会社で呼ばれていたりするのだが。。。40歳だし。少し大人しくしようかな~と思っていたところに。とっても勉強になるシーンに出くわした。

     またまた、Jクラブ「お教室」ネタで恐縮なのだが。一昨日に書いたように、この「お教室」では、基本的には、ゲームをしているのだが、そのゲームの最中、一度だけコーチがゲームを切った。順番で回ってくるキーパー(たまたま、ウチの子だった)がボールを持って。サイドに開いた子に手で転がしてパスをした時のこと。「した時」のことというか、それまで、ず~っと「そう」だったのだが。誰がキーパーをやっても。

     「さっきの状況に戻ろう。Rくんだけでなく、皆そうだけど。サイドに開いた子に渡すよね。フリーだからね。それはそれでいい。でも、こうだったらどうする?Hくん、もっと相手のゴール前に行って。ディフェンスを背負ってRくんの方を向いて。他の子は開く。ディフェンスは、そのマークに着こう」。

     文章にすると難しいのだけど(笑)。簡単に言うと、「海を割ったモーゼの道」のように、キーパー・RくんからHくんまで一直線の道ができた状態。当然、子供の答えは、「Hくんにパス」。コーチは「そう、正解。そういう方法もある。覚えておこう。使えるなら使ってみよう。じゃあ、キーパー変わって」。「は~い」。

     ここまでは僕もできるのだが(笑)。プロのコーチはここからがすごい。

     その後、またゲームは続いたのだが。な、なんと終了まで一度も「教えたプレー」は行われなっかたのだ。「やろう」とすればできる場面は何度もあったのにも関らず。最後に集合した時も、そのことには言及しなかった。その他のポイントは確認していたけど。そのプレーが「その日のポイント」ではなかったこともあるのだろうが。きっと、このコーチも「そのプレーがでたら」激賞しよう!と構えていたはず。しかし、出なくても「言わない、叱らない」。出るまで待つ。次回の「お教室」の時も、同じことを言って。きっと出るまで待つのだろう。待って待って、そのプレーが出た時こそ、「その日のポイント」にするのかもしれない。

     子供を「ホメて伸ばす」ことは、大きなウェーブとなって少年サッカー界に広がりつつあるが。「待つ!忍耐強く。待つ!」ことは、まだまだ浸透していない。もし、僕だったら。。。絶対、言ってるだろうなあ、「なんでやろうとしない~!やってみようよ!(半分怒り)」と。考えてみれば、「悪い事」をしようとしているわけではないのだから、「叱る」ことのほうが間違いなのだ。ん~感心、感心。

     「サッカースクール」は。コーチにとっても「サッカースクール」。素人コーチの皆さん、一度、ぜひ見学をオススメします。色んなお勉強ができること請け合いっす!

     今日、いつもなら、怒鳴り散らす後輩の仕事の失敗を。「気にすんな~」と受け流したところ。「気持ち悪いっすよぉ~」と言われた。その瞬間、「湯が沸いた」。いかん、「ニンニン」で行かなくちゃ(笑)。


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