2005.10.20 Thu
ホンヤクコンニャク~!(大山のぶ代風にね)

「To be, or not to be, that is the question…」。さあ、なんて訳す?
英語が壊滅的にニガテな僕が、こんな問題出すことは、タイヘン失礼な事であるのだけれど。「生きるか、死ぬか、それが問題だ」と答えた「シェイクスピア好き」の方。それはそれで、正解なのですが(笑)。 意地悪な言い方をすれば、「ハムレットの一節です。なんて訳します?」と聞いてない。だから、「どんな状況?」って聞いてもらわないと本当の正解は言えないのだ~(生意気いって、すいません)。
これが。大会前のコーチの心の中だったら、そういう「訳」にはならないでしょ?
もし、ハムレットの名セリフだったとしても。それが戯曲である限り、誰が脚本を書き、誰がその劇を見に来るか?で訳し方も変わってくる。戯曲家・『つかこうへい』は、この言葉を「日和る(ひよる)か、日和るめぇ~か、俺ゃ知らねぇ~」と訳した。誰に見せるか?の例えとしては、子供向け劇では「このままでいいのか、それともいけないのか、それを考えよう」と訳しているらしい。
言葉というものは、発する側の気持ちが、そのまま受け取る側に伝わるということは、非常に難しい。状況というファクター、信頼というファクター等により、受け取る側の「受け方」が変わる。だからこそ、正しく伝えるための「プラスアルファ」が必要になってくるのだ。「つか」ファンが「生きるか…」という訳を求めてないだろうし、子供に「死ぬか…」とはナマナマしすぎる。相手にキチンと意図を伝えるためには、「単純な言葉」だけでは、ちょっとツライ。伝わらなければ「コミュニケーション」とは呼べない!
少年サッカーで。「声~!」と求める場合がとても多いが。「前っ!」だけでは、これキチンと伝わらない。じゃあ、具体的に「右ナナメ前方に強く!」とでも言うしかないのか?その間に相手が来ちゃうぞぉ~(笑)。そのための「アイコンタクト」と「ボディアクション」。「見させて」状況を判断させて。手の方向で「どちらか?」を示しながら。そして「前っ!」。
ボールを受け取る側のことを考えての「エンジェルパス」と同様に、言葉を受け取る側への「エンジェルコミュニケーション」も、もっと大切に大石の子達には話していかなくちゃなあ。
それでは第2問。今日の僕にとって、「Impossible is nothing!」はどう訳すでしょうか?ヒント。11月1日から、僕は異動。そして、今日・10月20日は僕の40回目の誕生日。
答えは。コメント欄に書いておきます!
- [2005/10/20 23:30]
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