2005.10.15 Sat
「熱い泥」。
- 少年サッカー
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自分の子供に聞いてみて欲しい。「好きな日本人選手は誰?」。
おそらく、圧倒的に多いのは「シュンスケ」だろう。次に「オノ」が続きそうな気がする。で、「ナカタ」と続くのだろう。住んでいる地域にもよるだろうけど。おそらく圧倒的にMFとFWに限られているのでは?子供の「好み」の問題だから。どうこうはないのだが。これが「お母さん」に聞くとミヤモトが入ってくるだろうけど。
ウチの子は。「ナカザワっ!ナカタっ!」だそうである。世界は?と聞くと「ネスタっ!ガットゥーゾ!」。おいおい、子供(小5)にしちゃ渋過ぎじゃないか?(笑)。「なんで?」と聞くと、「絶対に負けないっ!っていう気持ちが出てる選手が好きっ!」という返事。なるほどね~。お前、ケッコウ、熱いのね。ちなみに、この4選手、僕も、かなり好きである(笑)。
得点を決め、派手なパフォーマンスを魅せるFW。自由自在に七色のパスを華麗に出し、その技術の高さを見せ付ける攻撃的MF。メディアも、そういう選手にスポットを当て、派手な得点シーンを何度も繰り返し報道する。反対にDFは?ナカザワを取り上げる時も、その「ヘディングシュート」の時のみ。ミヤモトもルックスが中心。好みの問題は別としてカジ、モニワあたりが話題になるのは皆無ではないか?
負けたときは、別として。
少年も同じ。前で軽やかにプレーをし得点を挙げるプレーヤーは、脚光を浴びる。「あの10番はウマイ!」、「あの9番はスゴイ!」、「あの11番はハヤイ!」。でも、そんな「スゴイ」プレーヤーを止め、献身的にゴールを守り、自分のチームの9番・10番・11番にボールを運ぶのは誰だ?
「点を取ってくれ!勝つために!」という泥臭い思いをボールに託して。
今日、遥かに格上の県NO2チームの6年を相手に必死で走り、カラダを張り、汗を振り乱してゴールを守る我がチーム11期生の3人のDFを見ていて、感動を覚えた。献身的にヘディングを競るR君。これでもか!とカラダをぶつけるH君。抜かれても抜かれても追い続けるM君。もっともっと見てやって欲しい、この子達の努力を。この子達の頑張りを。この子達の勝利への執念を。華麗なドリブルと鬼の形相のヘディングは同等ではないのか?絶妙なスルーパスと強引なカラダの寄せは同等ではないのか?何としでもゴールを!というシュートと何としても入れない!という気迫は同等ではないのか?
親も。コーチも。子供を選抜する関係者も。その「泥」を見て欲しい!
僕は。必死に「砂を噛み」、「泥にまみれ」、「骨を軋ませ」てゴールを守るDF、守備的MFが好きだ。ちょっと降った雨が少年達の汗と混じり、額の火傷しそうな「熱い泥」を引き立たせたから、の幻の思いではない。その泥からは、カラダの接触があるスポーツである「サッカー!」を強く感じるし、何より「男」を感じるから。もっともっと高く評価されていい、ディフェンシブなプレーヤーは。サッカーが格闘技だというならば。
胸を張ろう!全国の少年DFの諸君。胸を張ろう!その親達。
サッカーは間違いなく格闘技なのだから。
- [2005/10/15 21:20]
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