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    バスケでは反則。ハーフラインを跨いだ場合は。 

    爽やかな秋晴れ。


     先に断っておくが。バックパスの「いい、悪い」論議をするつもりはない。

     小学校5年の後半ともなってくると、試合に勝つためには、特に「点を取らせない」ためには、「戻して。大きく前へ」というバックパスは、かなり有効な手段になってくる。コーチングの教科書には、どの本を開けても、「小学生年次には常に、前に、ゴールへ、を目指させましょう!」と書いては、ある。しかし反対に、「プレーの幅」のことを考えると「後ろに戻す事も、できたほうがいいよなあ。。。」という気持ちになるのも事実。視点を変えてみれば、「しっかりした後ろからの声掛け」、「高いパスの精度」、「早いパススピード」、「ボールを受ける技術」、「受けるプレーヤーの視界の広さ」等がバックパスには必要となる。それらの技術の向上を目指すためにバックパスを取り入れることは、それはそれで、正しいのでは?と最近、「僕は」思う。

     どちらを選ぶかは、そのチームの方針だろうし、指導者の考え方である。「いい、悪い」よりは、「好き嫌い」の問題と考えたほうがシックリくる気がする。

     ちなみに。僕は「嫌い!」だ(笑)。

     一度だけ。たった一度だけ。あくまでもコミュニケーション強化の一環として、「戻して。大きく逆サイド」という練習をしたことがある。練習なので。当然、「試合で使えるなら、使ってみよう!」ということになるのだが。その後の試合で、どうなったか?というと。我がチームは「パス」自体をロクに教えていないので、もうメタメタになった(笑)。まあ、できなくて当たり前だから、驚きもしなかったのだが。「なっ?声や基本は大事だろ~?」とパス練習の導入としては充分であったのだが。

     「○○○のだが」という表現が続くなあ(笑)。

     その後。「強引さが『チームの骨』になっている我がチームにとっては、」の前提つきだが。「後遺症」が出た。「自己主張」が得意でない子にのみ出たのだが。「前が空いてるのに」戻す。「前へのパスコースがあるのに」戻す。知らずに見ていれば「ウマイ!」、「考えてる~っ!」というような器用さを伴って。しかし、僕とHコーチには、「責任放棄パス」、「楽な方を黙って選択パス」にしか、どうしても見えなくて。更に言うと、後ろのヤツも追い抜くプレーを見せずに「声」をかけて待つのみ。スピードも速攻も影を潜めて。「練習」をしたことが裏目に出たとしか、どうしても思えなくて。すごく後悔をした。。。

     しつこいようだが。好みの問題として。日本の指導者は、「バックパス」が好き!な人のほうが多いのだろうか?昨日のウクライナ戦。FWもMFも。「ポストプレー」、「収まる」とも言えるのだけれど。あれだけ「前を選択しない」A代表見ていたら、「もしかしたら自分が少数派?」と思えてきた。代表に送り出したいなら、後ろを選択しなさい!ということなのだろうか。。。

     「持ったら前へ」のアレックスを使い続けるジーコは少数派だと信じたい。

     ちなみに。我がチーム5年生チームには、今、「バックパス禁止令」が出ている。そろそろ、「呼ばれていない時のバックパスは絶対に禁止令」に変更予定だったのだが。。。考えてしまうなあ。。。

     どうしよう?



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