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    昼は野球で、夜はサッカーで! 

     てるてる坊主が家に下がっていた。明日は娘の運動会!


     「彼はみんなから愛される存在。姿形は日本人だが、精神構造は非常にラテンだね。練習にあまり気を入れないのもラテンだ(笑)」。byアンツ監督
     「彼はもう少しで日本人よりフランス人に近くなっちゃうかもね」。byボナール(チームメイト)
     「全部が好きだ。ファニーでオープンでインテリジェンス。プレーだけじゃなくて人間としてもいいヤツ」。byデメロ(チームメイト)

     「スポニチ」の終面で「五つ星」という連載やっている。有名、無名、国籍、問わず、「旬」なスポーツ選手を取り上げて紹介する記事なのだが、なかなかこれが面白い。今日7日付けは2年ぶりにA代表復帰した「松井大輔」。上のものは、そこから松井に対する「ルマンのチームメイト」のコメントだけを取り上げたものだ。

     もうちょっと続けると。<会話はまだ思うようにできないが、相手が話すことはほとんど理解できる。ただ会話力そのものよりも重要なコミュニケーション能力を備えている。練習中もチームメイトとじゃれ合う姿がよく見られる>。

     もちろん、サッカーのことも褒めているのだけど。「あれだけのクリエイティビティを持った選手はなかなかいない」と。アテネ五輪で10番を背負った男だし、サンガで朴智星と活躍しまくった男なのだから、我々日本人に言わせれば「当然でしょ?」なのだが。欧州レベルで考えれば、珍しくはないだろう。なのになぜ松井は使われるか?その答えが上のことなのだ、という趣旨の記事。

     松井は、JFAが育成を目指す「クリエイティブで逞しい」選手のお手本といっていい。

     当たり前だが、「逞しい」とは筋肉モリモリという意味ではない。「どれだけ違う環境に即、適応できるか?」、「その中でも自分を崩さずに実力を発揮できるか?」、「極度の負けず嫌いで、決してあきらめずに常に全力でプレーできるか?」、「日々の努力を怠らず、いつも『より上』を目指しているか?」、「大きな声で自分の意見をハッキリ言うことができ、とはいっても、「ワガママ」ではなく、人の意見にも耳が傾けられるリーダーシップを持っているかどうか?」。そして、「誰とでもすぐに仲良くでき、どんな時も素直で、いつも笑顔でいられるか?」。

     それがデキること=「逞しい」。

     スクールも増えてきて。環境も充実してきて。サッカーが上手い子は、たくさん増えてきた。でも、「逞しい」子は増えているだろうか?「技術、技術」、「うまけりゃいい!」に終始してきた10年前とは違う。サッカーを離れても「一人前の人」であること。実は、これがカナリ難しいことなのだ。それがデキているプレーヤーはプロにだってなかなかいない~。クリエイティブな上に、それがデキている松井はスゴイ!

     松井の「日の丸」を背負ったプレーが見たい。見せてあげたい、子供たちに。ジーコ監督、お願い!呼んだからには使ってね!



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