2004.04.26 Mon
Jビレッジで見たもの。
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春休みのある日の話。福島に子供3人連れて、里帰り中の嫁から携帯MAILが入った。
「今、J ビレッジにいます!」
はっ?ちょっと待て。何それ。ず、ずる~いっ!怒りのMAILを返信。「一家の大黒柱抜きで、そんな楽しそうなコトするな!」。すると再び、パンパカパ~ン!パッパッパッパンパカパ~ン!(MAIL着信音が20世紀FOXのテーマなのです)。「U-14トレセンとオリンピック予選を控えた女子代表が練習しています!混ぜてはもらえませんが(当たり前!)、隣の芝の上で、練習してもいいとのことなので、これからボールを蹴ります!」。「ぬわにいぃ~!そんなイイこと俺抜きでするなぁ~!」とマジな気持ちでMAILを打つも、当然、無視。日本最高峰の真っ青な芝の上、自分抜きの家族がキャッキャッと戯れる写真が次々とMAILで届く。大黒柱には、楽しいひと時の証拠として「キーホルダー一つ」がお土産として届けられるのみの結果となった(くぅ~っ!泣)。
土曜日(おととい)のオリンピック予選女子準決勝。感動ましたよねぇ~?皆さん!個人技では明らかに勝る北朝鮮に対し、女子代表は気迫でぶつかった。キッチリ決めるべき人間が決め、理想的な時間帯に追加点を取り、しつこいDFを繰り返し、再び追加点。そして勝利。まるで、「こうやって勝つのだよ~!」と男子フル代表に教えるよう。翌日の新聞に嬉しそうにウォーターファイトする姿が、その水の光といっしょに輝いていた 。
試合後のコメント。「やれることは全てやった」「だから、負ける気がしなかった」「心がひとつになれば勝てると思った」。勝ったからこそ、言える言葉とはいえ、素晴らしい言葉のオンパレード。
神様!ジーコ様、これだよ、これ。今のフル代表に足りないものは。観る者の心を打つ「ひたむきさ」。女の子の付く店に行っている場合じゃないでしょ?(気持ちはわかるけど。嫌いじゃないから。笑)。だから何だ!と言う気はないが、先制ゴールの荒川なんて普段、スーパーのレジ打ちしてるのだよ!「サッカー」だけに専念できる喜びをもっと感じて欲しいっ!男子の代表は。U-23にしろ、女子代表にしろ「ひたむき」で「貪欲」だもの、勝つことに。例え負けたとしても、国民は許してくれると思うよ~。だいじょうぶ?神様!ジーコ様!
「すっげ~コーナーキック蹴ってたんだよ、Jビレッジの練習でも。10番と7番。絶対勝つ!と思ってた」。試合をTVで観ながら「J ビレッジ一人練習君」が自慢気に解説する横で、久々涙を流しながら、サッカーを見させていただきました。ありがとうございます、女子代表の皆さん。気持ちよかった~、気分よかった~!
子供の前での涙を照れて、「川上直子(5番)、カワイイ~っ」とごまかしたら、「お父さん、プレーを褒めようぜ!まず褒めるのはキーパーだろ?」。よかった。。。コイツは親と違って絶対に女の子の付く店に行かないタイプだ(笑)。
- [2004/04/26 21:41]
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