2008.11.30 Sun
未だ1歩目。

※あくまでも、自らのチームを鼓舞するために書いたものです。その辺りを考慮して、お読みください。
我がチーム14期生(5年生)が4種新人戦県南大会進出を決めた。
選手諸君、「とりあえず」、おめでとう。
残念ながら、今日の試合は僕は見ていない。朝、会場のK総合グラウンドに控えのエントリー表を届けに行った後、仕事に向かったからだ。まぁ、僕が見にいくと負けてしまう場合が多いので、かえってヨカったかもしれない(苦笑)。おっと。保護者の皆さんに、お祝いを述べていなかった。
保護者の皆さん、お力添え、ありがとうございました。
コーチ陣だけでは、とてもここまで来られませんでした。
団のコーチの一員として感謝申し上げます。
皆さんのご協力・ご支援の賜物です。今後もよろしくお願い申し上げます。
ケガに泣いた1年だった。左のエースの腰骨疲労骨折、レギュラーバックのアキレス腱痛、等々。左のエースはギリギリ間に合ったが、まだ全盛時の動きには程遠いと聞く。レギュラーバックは夏前からのケガがまだ癒えず、ベンチにも入っていない。そんな中、代役を任された選手が奮闘した。人数の多い中、腐ることなく、地道に練習をしてきたからこその活躍。こういう子どもの活躍はコーチ冥利に尽きるはず。県南大会までにNEWスターが登場したって全然OK。みんなで掴んだ代表の座だ。試合に出られなかった子ども達も県南ではベンチに入ることを目指して精進してほしい。
ねっ? S主任コーチ、Uコーチ、そうだよね?(笑)
まだ、我が地区大会も終わったわけじゃない。来週12月6日には準決勝、勝てば決勝が待っている。驕ることなく、この1週間を過ごしてほしい。
更に言えば。選手諸君、未だ〝とりあえず〟だ。1月に行なわれる強豪ひしめく県南大会を勝ち抜かなくては、キミたちが活躍を夢見た県大会の舞台には届かない。小学3年生の2月、11期生の県大会での不甲斐ない負け試合を目の前で見て、「ここにオレたちが来て。そして、勝つんだ!」と心に誓った大会と名前は変わったが実質、同じ大会。でもカタキを討ちにいくんじゃない。自分達自身の初めての県大会への道であることを心に刻め。そして、その闘いの火蓋は切って落とされたばかりだということも再度、心に刻んでほしい。
驕ることなく。チャレンジャーとして、県大会へのイバラの道程を進んで行こう。
どんな強豪と当たったとしても。あきらめずに強い心で闘って行こう。
技術的には。まだまだ全然だ。走れていないし、連動も全くできていない。4年生の頃、多少、鍛えたドリブルも最近はサビに埋もれ、突破もままならないようだ。冬休みの間、どれだけ個人技術を磨けるか? も大きな勝負要素になってくる。できることならば、チームバランスを崩さない程度の「闘うための個人練習」の機会を年末年始に設けられれば、と思っているので、その場合には都合が付く者は参加をしてくれるとウレしい。
決して浮かれないこと。決して驕らないこと。決して自慢しないこと。
チャレンジャーとしての1月への闘いは。今日からすでに始まっている。
- [2008/11/30 23:47]
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2008.11.29 Sat
IT用語の意味の方です。

「スーパー君の見抜き方」をある方から伝授していただいたことがある。スゴイ簡単な方法だ。隠すようなことでもいないけれど、それが世の中で流行しても困るので、やり方は書かない。その時は、「我がチームあたりでは試す機会もあるまい…」と思っていた。が、低学年に「この子は、もしかして?」という感じの子がいるので、イタズラ心から試してみた。結果は…?
スーパー君ではないようだ(笑)。
スーパー君かどうか? は別にして。その子がサッカーを大好きなことは間違いない。僕は、彼がボールと別々に存在しているのを見たことがない。そのくらい、彼はサッカーと一体化している。
ホーム小学校前の駄菓子屋前でガリガリ君をカジっている時も「足元」にボールがある(自転車のカゴではないところがポイント)。息子がホーム小学校にボールを蹴りに行くと、必ずその子がボールと遊んでいるらしい。雨の日に練習を休みにして、公民館で「お楽しみ会」をやった時も室内用の3号球が「足元」に在った。友達とワーッと走り回る時もボールは「足元」(つまりドリブル)。
ん~。書けば書くほどウマく表現できない「もどかしさ」があるなぁ。キャプテン翼風に言えば、「ボールと友達」って感じなのだが、ちょっと違う気がする。「いつでもどこでもボールと遊んでいる」っていうのも、ニュアンスが正しくない。良い言い方が思い浮かばないが、つまり、その子の足元にボールがあるのは極めて〝普通〟のことなのだ。usual(ユージョアル)であり、general(ジェネラル)であり、normal(ノーマル)であり、regular(レギュラー)なこと。いや、もっと今風の言葉の方が適当かな? おおっ! この表現がピッタリだ。
「足元にボールがあるのが〝default(デフォルト)〟」。
つまり。「好き」「本当に好き」というレベルを超えて。ボールが足元にないと「ソワソワしてしまう」「落ち着かない」といった感じ。言ってみれば、息をしているようなもの。だから、「今日はたくさんサッカーして満足。おなか一杯っ!」という満足感は彼にはない。呼吸に満足も何もないでしょ?(笑)。あるとしたら「う~ん。新鮮な空気はおいしい! 気分がいい!」=「今日はいいプレーができた! 気分がいい」って感じだろう。
まさに〝デフォルト〟としか言いようがない(笑)。
この〝デフォルト〟現象は兄がいる等の家庭環境によって自然発生的に生まれるパターンが多い。我がチームの子も、そのケースだ。だが、決して先天的なものではない。誰でも、手にすることはできる。ただし、ひたすら、「待つ」ことが大事だ。子に「デフォルトを手に入れさせたいから」という親の強要はダメ。強要すると、誰かがスイッチを入れる作業が必要な機能になってしまう。
息子がその典型(苦笑)。
で、だ。小学生の場合、このデフォルト君の人数が増えてくるとチームが強くなる。世で「強い」と言われるチームは、フツーの子をデフォルト状態へ覚醒させるのが、とても上手なのだ。さらに、そのデフォルト状態を高いレベルへと昇華させ、継続をさせるとチームは「強豪」と呼ばれるようになる。今日は、そんな強豪4チームによる我が県少年団大会の準決勝・決勝が行なわれた。結果は…。
県NO1チームの優勝。
こういった強豪チームが優勝すると。「そりゃさ。平日まで使ってあれだけ練習して、土日あれだけ試合しているのだから当たり前だよ~」みたいなことを言う人が必ずいる。その意見は間違っていると〝僕は〟思う。この件に関しては、敵を作ってもいいので、敢えてハッキリ書こう。悔しかったら、チームとして同じことを〝デフォルト〟にすればいい。その努力を「できない」(僕も含めての)我々が、そのことを「とやかく」言う権利はない。指導者だけではない。保護者も同じ。「強豪チームは親の負担もハンパないからイヤっ!」と公言する人が負け惜しみを言ってはいけない! と〝僕は〟思っている。子どもも、指導者も、親も。強豪チームは、〝デフォルト〟を維持する努力がスゴイのだ。というわけで。僕がホメるのも、おこがましくてヘンかもしれないけど。ホメ上手になるためにも素直に書きます。
県NO1チームの子ども達、指導者、保護者の皆さん。
みなさんの普段のご努力の集大成の結果ですね。
優勝おめでとうございます!
電報の〝デフォルト〟みたいな文面かなぁ。
お許しくださいm(__)m
- [2008/11/29 23:15]
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2008.11.27 Thu
ホメ・ノート2。

ホメ・ノートを密かに続けている。まぁ、ここに書いているわけだから、〝密かに〟ではないか(笑)。自分で言うのもなんだが、たかだか4、5日の間でもケッコウ、ホメ言葉がサマになってきた気がする。
「難しいなぁ」と思ったのは、褒めるための言葉選びだ。「単純ホメ言葉」というのは、実はそんなに多くない。思いつくままに挙げてみようか。
「スゴいっ!」「カッコいい~っ!」「イチバンっ!」「エラいっ!」「いいね~っ!」「ウマいっ!」「やるじゃんっ!」「素晴らしいっ!」「その調子っ!」「頑張ったっ!」「天才っ!」「プロ並~っ!」「さっすが~っ!」「○○(プロの名前)みたいじゃんっ!」「最高っ!」「合格だよっ!」「あったまいい~っ!」「ステキっ!」「調子いいね~」「なるほどっ!」「面白いっ!」。おっと、流行の言葉を忘れちゃいけない。
「ぐ~ぅっ!」(笑)。
ノートを書いていて改めて気がついたのは、これらの言葉を単体で使ってもダメ~っということだ。「○○クン、いいじゃんっ!」というホメ言葉はピッチでよく聞く。が、それだけでは不十分。よく言われることだけれど「具体的にホメる」ことが大切。それを意識するだけで、グッとホメ上手になる。「○○クン、今のボールタッチ、すごくいいね~っ!」。ホラっ、よくなったでしょ? これを更に進めると、こうなる。「○○クン、今のボールタッチ、いいね~っ! C・ロナウドみたいだよぉ~」。ねっ? これだけでバリーエーションが有名プロの分だけ増えるだろう?(笑)。
考えてみれば。有名な指導者ほど、ホメ上手だ。例えば、某強豪チームの監督。必ずホメる。〝サラっと〟ホメる。自分のチームの子どもだけではない。対戦チームの子も必ずホメる。あまり上手でないプレーヤーほどホメる。そうすると、その子は、その瞬間から急にウマくなる。
さらに言うと。個人だけではない。対戦チーム全体のことも必ずホメてくれる。ヘロヘロヨレヨレ我がチームに対してだって、「いいねぇ~。今年の貴チーム~っ。プレスが速いのがイイなぁ。何よりも大事なことだよ、プレスが速いのは~」と笑いながらのホメ言葉。その顔を見ると、指導者の僕たちもウレシくなり、「そーかなー、そーだよなー、この人が言うのだから間違いないっ!」なんて〝いい意味の〟勘違いをしてしまう。そうすると僕ら我がチームコーチ陣は、子ども達に「お前たち、プレスが早くて、なかなかイイぞぉ~っ」と自分が勘違いしているとは知らずに言えてしまう。すると、
ヘロヘロヨレヨレがヘロヘロくらいに立ち直る(苦笑)。
このホメ上手の監督さんは。少年サッカー全体にプラスのホメ・スパイラルを生み出してくれる。だから、僕は。普段、そんなに近しく接していなくても、この人を尊敬してやまない。
他にもいる、ホメ上手。実は今日、別のある有名指導者と軽く飲んだ。普段の試合中に、そのダミ声を、よ~く聞いていれば分かる。〝全力で〟子どもをホメている。そりゃ、ふがいないプレーをしているプレーヤーに対しては厳しい声を浴びせはする。だけれど、魂に叶ったプレーに関しては「よくぞ! 闘った! その心意気、シカと受け取ったっ!」という賞賛を子どもに与える。残念なことに、案外、その叫びには気がついていない人が多いだけだ。そうですよね? と、その方に話すと、スゴい言葉が返ってきた。
私は、叱る時は厳しく叱りますが。
ホメる時は『アタマがハゲるほど』ナデます。
しまいにゃ、ガバッと抱きしめますっ!
シビれた…。こういう大人が、まだいるんだなぁ…と安心した。僕も含めて「オレは厳しい。でも、ホメる時はホメる」と思っている指導者は星の数ほどいるけれど。「アタマがハゲるほど」なんて〝立った言葉〟で選手をホメることができる指導者は、そうそういないよ? 元々、同じ土俵にいるなんて、あまりに失礼なので、そう思ってもいなかったけれど。
本当に勉強になりましたm(__)m
ただ。口が裂けても「参りました」とは、2人の大先輩には言うつもりは、僕にはない。言ったら、多分、「参った! なんて男が簡単に言うなっ!」と2人に怒られる(苦笑)。そういう方々だ。目標にすることはお許し願えるだろう。といわけで。僕の目標は、お二人のどちらかのようになること。いつか、〝サラっと〟もしくは〝全力で〟子どもをホメることができる指導者になりたい。実績でも…。と言いたいが。それは、今の状況だと、かなり難しいかなぁ…。でも。あきらめはしないけどね。
その時は。自分で自分ガバッと抱き締めてホメてあげよう!(苦笑)
できることならば。自分がハゲる前に何とかしたいと思う(笑)。
- [2008/11/27 23:24]
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2008.11.22 Sat
ホメ・ノート。

随分と太ってしまった。「カラダを治すため」という理由で〝食っちゃ寝〟生活を、ここ半年ばかり、送ってしまったのだ…。まっ、悔いても仕方ない。太ったのがイヤならばヤセればよい。ただ、ヤセようとして、再び〝ぶっ倒れる〟ことだけは避けなくてはいけない。「ストレスなくヤセる方法はないものか?」と会社の後輩に聞くと、「レコーディング・ダイエットっすよぉ!」と教えてくれた。
噂には聞くが…。書くだけでヤセるわけないだろう?
とはいえ、全否定していても始まらない。ネットで調べると意外なことがわかった。書くだけでいいわけではないらしい。要は『まずは、食べたものを全て書く癖をつける。その癖がついたら、カロリーを調べてそれも一緒に書く癖をつける。そうすると、食べ物のカロリーを覚えることができる。覚えてきたら初めて、カロリー制限を自分に課す。その時も、食べたいものを自分で選ぶことが大事。それを続ける〝習慣〟がダイエットの成功に繋がる』らしい。
なるほど。「小さなことからコツコツと」&「継続は力なり」の合体版かぁ。
ここで、ふと考えた。このレコーディング法って、何もダイエットに限ったことではないだろう。「信念(目的でもいい)をもって継続すれば、達成はそんなに苦労はしないはずなのに、なかなか継続できないこと」を成功させるには、かなり有効な手段のはずだ。例えば、『レコーディング・リフティング』。「毎日やれよ~」と子どもに言うだけでなく表を渡し、「ここに毎日の記録を書こうっ!」と話せばリフティングの習慣が身に付く。身に付けば、回数は増える。回数が増えれば、ボールとヨリ仲良くできる。そのうち、回数よりも部位のレパートリーに興味が移って…。結果、上手くなる。『レコーディング・ドリブルスピード』でもいいし、『レコーディング・シュート練習』でもいい。結果を記録することで、習慣が身に付けば、サッカーだって上手くならないわけがない。
指導者にも同じことが言えそうだ。例えば「褒めること」。「褒めなきゃ、褒めなきゃ」と思っていても、これがなかなか〝できない〟。特に低学年が相手だと、「褒めているはずなのに、知らない間に『叱る』に移行している」ことがないだろうか? ちなみに、僕は、褒めている最中に、話を聞けっ! と叱ってしまうことがよくある…(苦笑)。
これでは、いけないっ! というわけで。ダイエットよりも先に始めることにしたのは、
『レコーディング・アドミレーション(賛美)』っ!
平たく言うとホメ・ノートっ!
専用ノートを1つ用意して、と。「今日はこの子を褒めた」「こんな風に褒めてみた」「ここを褒めればよかったな…」etc.褒めるに関連することならばなんでもいいことにしよう。さて、褒めるぞ。思い出そう、昼間の県NO1チームとNO2チームとライバルチームとの練習試合を。
「県NO1チームの子、全員が前よりもさらに上手くなっていたなぁ」「○○番、よく声が出ていたなぁ」「○○番はカラダの使い方が抜群だった」「ベンチは『チャレンジっ!』とよく叫んでいたなぁ」「NO2チームは、2年生にして、全員が『鬼平魂』を持っていたなぁ」「○○番のヘディングは2年生レベルを超えていたなぁ」「○○番は、何よりもシュートを先に考えているなぁ」「ベンチは自チームのファウルに厳しく叱っていたなぁ」「ライバルチームの子はシッカリとボールが蹴れるなぁ」「○○番は最後まであきらめずにボールを追うなぁ」「○○番は先を読もうとしているなぁ」「ベンチは笑顔が多いなぁ」…。
うにゃ。周りが良すぎて。肝心の我がチームの子のプレーが思い出せない(苦笑)。
う~ん…。これも明らかに僕に褒める力がない証拠の1つか…。
もっともっと身近なところから、つまり普段の生活から、『レコーディング・アドミレーション』を実行しなければダメだな~。まずは家族から、だな。無理やりにでも褒める訓練をしてレコーディングしていけば、きっと立派な褒め上手になるだろう。よしっ! 善は急げ、だ。早速、〝ホメ・ノート〟に家族のことを書いてみよう。「息子、そのニキビ顔、〝青春っ!〟って感じでいいぞ」「長女、長い髪がステキっ!」「次女、最近とっても小悪魔的でカワイイよ~!」。最後は嫁か…。
「お前、最近、○○○になったなぁ~」。
うにゃ。これは最高難度ホメ言葉だなぁ…。
- [2008/11/22 23:34]
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2008.11.16 Sun
聖地巡礼。


本日もクイズ形式で行きたいと思う。以下はある場所のことを指す。いったいどこのこと?
①1997年2月造成着工式開催 ②2000年「上棟式」開催 ③エレベーター11基、エスカレーター9基を備える ④太陽光発電装置設置。発電量:8.5Kw(40w蛍光灯210本分) ⑤雨水貯水槽設置(1,625㎡×2=3,250㎡)。芝散水、トイレ洗浄水、冷却補給水に活用。
ここで正解した方は、かなりの「通」。
⑥照明:平均2,000ルクス(ハイビジョン放送対応) ⑦大型映像装置:2基(縦10m×横20m、南北サイドスタンドに設置) ⑧観客席数:63,700人 ⑨正面駐車場500台収容。北第1駐車場100台収容。北第2駐車場600台収容。東駐車場300台(大型バス100台収容)。
ここで「もしかして?」と思った方は多いはず。まだ「通」と認定しよう。
⑩住所:S市M区 ⑪東北道・IWI.C.から15分、UI.C.から10分。最寄り駅:S高速鉄道・UM駅(徒歩15分) ⑫第2・第3天然芝ピッチ、第4人工芝ピッチ、フットサルコート2面併設
我が県民は100%、全国では95%の人は分かったはず。残り5%の方にトドメのヒント。
⑬日韓W杯準決勝:ブラジルvs.トルコ開催地 ⑭アジア最大級・日本で最大のサッカー専用スタジアム ⑮ジーコが愛するサッカー場 ⑯我が県サッカー界の聖地 ⑰赤Jクラブのホームスタジアム!
正解は、「我が県スタジアム」っ!
その〝聖地〟に行って来た。メインピッチで行なわれる「平成20年度新人体育大会 兼第21回県民総合体育大会 兼第18回テレビ我が県杯争奪サッカー大会 決勝戦」を見るためだ。ん? いったい何のサッカー大会かわからないって? 平たく言えば、「平成20年度 中体連新人戦 決勝戦」。つまり、部活サッカーの新人戦・決勝だ。
対戦カードは「私立SE中vs.S市立TK中」。
公立の中学に子どもを通わせている親としてはTK中を応援しに…と言いたいところだけれど。そうはいかない。なんてったって、SE中サッカー部は、「11期生キャプテン&Hコーチの息子&息子の友達」=Hクンと「僕の親友兼飲み仲間であるTさんの息子&息子の友達」=JNクンが在籍しているチームだ。勝てば、サッカー王国・我が県の中学部活NO・1。これを見ずして何を見るっ!
頑張れ~っ! 闘えよ~っ! Hクン&JNクンっ!
寝坊して9時に起床した関係で県スタに9時58分に到着。車から全力疾走して10時のキックオフにようやっと間に合う。メインスタンドのド真ん中・前から10番目の席を確保し(空いていたからね、苦笑)、ジックリと観戦した。試合展開? まず前半、TK中が先制。前半終わり間際29分、SE中がJNクンのゴールで同点に追いつく! 前後半60分で決着はつかず、10分間の延長戦へ。延長前半の0分。TK中の鮮やかなミドルシュートが決まる。そのまま試合終了、2-1でTK中の勝ち。HクンとJNクンにとっては、残念な結果となったが、僕は2人の活躍が見れて、満足、満足。
もっと詳しく? ごもっとも…。
ただ、これでご勘弁を。実はもっと、詳しい戦況を一度は書いた。が、〝お蔵入り〟とした。どんなに冷静に書いても、読み方によっては「事実と違うっ!」ということになりかねない。そもそも、僕自身が「頑張れ! SE中」の気持ちで見ていたしね。事実としてあるのは、あくまで上記のことのみ。
元所属チームのコーチとしてHクンのプレーの感想だけは書いておこうか。ポジションはワンボランチのボランチ。まず、視野が広くなった。ボールを受ける前に必ず2度3度首を振って周囲を確認。ボールを持ってからもシッカリとルックアップ。でもって、「えっ! そこまで見えてるの!? 」という角度の広いパスを連発。かつ、「おっ! そこに出すとは!」という縦に短い決定機に繋がるパスも通す。得意のドリブルも健在、キープ力もあり、自分で行くシーンも多くシュートも打つ。
一番進歩したのは「守備」。いやぁ、闘っていた~。何度、彼がボールを奪取したことか! 運動量豊富に動き、先を読み、そして力強いフィジカル充分の守備。なんといっても「あきらめない」姿勢がサイコー。我がチーム時代は、「柔」のイメージのみだったが、「柔」はそのままに「剛」が加わった。
よかったよ~、Hクン。去年は「8番」だったけど、やっぱり君は「10番」がよく似合う。
JNクンもよかった。1点決めたし。いやいや、Hクン・JNクンだけではない。SE中もTK中も出場した全員が素晴らしかった。我が県サッカーの〝聖地〟でのゲームに相応しいプレーを見せてくれた。そして、彼ら自身が〝聖地〟のメインピッチで決勝を闘った記憶を一生忘れないだろう。自信も絶対についたはずだ。ここで闘った経験が、両チーム全員のプレーヤーにとって、「次の段階」に生きてくることは間違いない。
そこに。県スタが〝聖地〟である本当の意味がある! と「僕は」思う。
Jリーガーになれば、そのピッチに立てる。夢を掴んだ者だけが常時立てる場所、それがサッカー専用スタジム・県スタの役目ではあるのだが。僕としては、もっと「夢に向かって進む子ども達が、成長の節目節目に、その夢の道程に〝自分が間違いなくいる〟ことを確認できる場所」であってほしいと思う。そして、夢に向かって意欲を更に掻き立てる場所であってほしい。それが〝聖地〟としての役目だろう。まっ、〝聖地〟の重みもあるから、安売りはできないので「決勝」という条件は必要とは思うけれども。あ~っ! 以って回った言い方だなあ。らしくない! この際だ、言いたいことをガツンと書いちゃおう! つまり、
クラブユースの「決勝」も〝聖地〟県スタ・メーンピッチでやってほしいっ!
クラブユースがよく使う、KBN公園メインスタジアムも最上級の場所であることは分かってはいる。「ここで決勝をやりたいっ!」と子ども達が思うであろう場所では〝ある〟。我が県クラブユースの〝聖地〟と呼んでも過言ではないだろう。だけれども。県スタメインピッチには「どうあがいても敵わない」。クラブユースが使わないor使えない理由が、きっと〝大人の事情〟としてあるのだろうが…(あくまで想像です)。今の県下のサッカー事情を正視すれば、「プレミアカップ」「U14新人戦」「全日本クラブユース選手権」「高円宮杯U15」の決勝では、「子どもの夢のために」使ってあげるべきだと〝僕は〟思う。ただ…。その場合、
毎回、「赤Jr.ユースvs.オレンジJr.ユース」になっちゃうか?(苦笑)
そうならないように、他クラブ所属選手も「決勝」を目指して這い上がれっ!!
(正確にいうと、「全日本クラブユース選手権」「高円宮杯U15」は〝今のところ〟両チームは関東リーグ所属のため県予選は免除。だから、そうはならないのだけどね)
今日の県スタは、実は〝聖地〟イベントがテンコ盛り。午前中のHクン達の「中体連・決勝」に引き続き、14時から第87回全国高校サッカー選手権 我が県大会決勝「SE高校vs.市立U高校」(3-2で市立U高校の勝ち。おめでとう!)がメインピッチで行なわれた。第2・第3グラウンドでは朝から「第37回我が県サッカー少年団中央大会」の2回戦から準々決勝までが行なわれていた。つまり、高校2チーム・中学2チーム・小学生16チームが〝聖地〟で自分の位置を確認し、その薫陶を受けたわけだ。
〝聖地〟県スタ、フル回転っ! いいね、いいね~っ!
当然、観る方もフル回転。中学決勝を観た後は、少年団大会を覗きに行った。第2では「県NO1チームvs.ISWチーム」、第3では「鬼平チームvs.UOチーム」の真っ最中。どちらを観る? 両方とも観たいっ! と中央通路の植え込み越しに観戦。午後は、既に進出を決めている我が地区代表・Uチームの準々決勝に、前記2試合の勝者同士の戦い(結果、県NO1チームvs.UOチームになり、県NO1チームの勝ち)もあって、でも高校の決勝も観たいし…。
考えただけで疲れてしまった…(苦笑)。まだ病み上がりだし…。
疲れたカラダを癒やすために、そのまま帰ることにした。ゆっくり飲みながら、高校サッカーの決勝をテレビで観ればいい。時計を見ると13時。よしよし、14時には家に着く。順調に車を走らせ、10分前には「ただいま~っ」。すぐに新聞のテレビ欄を確認する…。なっ、なに~っ! 18時半からの録画放送? ナマじゃないのか…?
我が県テレビが〝聖 放送局〟になる日を願う…。
※ちなみにHクン達の試合が11月23日19時~我が県テレビで放映される。
やるじゃん!〝聖 放送局〟に一歩前進!
- [2008/11/16 23:27]
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2008.11.14 Fri
別名・臥龍先生。

「虎牢関」 「官渡」 「長坂 」 「潼関」 「定軍山」 「合肥」 「夷陵」 「陳倉」 「街亭」 「五丈原」 「段谷」…。
上記を読んで、「えっ!? 肝心なアレがないじゃん?」と思った方は、かなりスゴイ。僕? 自分としては、かなり好きな〝ワールド〟ではあるが、この「何が足りない?」問題を唐突に出されたら多分、答えられない。ヒントを出そうか。全て中国の地名である。なに? そのくらいは雰囲気でわかるって? では、ヒントその2。全て、戦場となった地名である。「~の戦い」の〝~〟の部分が 「虎牢関」であり「官渡」となるわけだ。日本で言えば「関ケ原の戦い」の「関ケ原」みたいなものである。ヒント3。全て後漢末期から三国時代に限定した「~の戦い」の場所である。ヒント4。そこでの有名な戦いを題材にした映画が今、ヒットしている。ヒント5。映画の題名は「レッド クリフ」。
漢字で書けば「赤壁」! それが答え。
その話題の映画「レッド クリフ」を観てきた。三国志を知らない人、読んだことがない人でも十分に楽しめるが、予備知識としてカンタンに「赤壁の戦い」の説明をしよう。
時は後漢末期。戦いの主役は3人。後に蜀を建国、皇帝となる劉備玄徳お抱えの天才軍師・諸葛亮。軍略にも優れた呉の大都督・周瑜。その2人の火花散らす激烈な外交の末に蜀・呉は連合軍を組むことになる。といっても、たかだか数万の戦力。向かえる相手は、もう1人の主役・魏の曹操(まだ、この時点では後漢の丞相だけれども)。その兵力は数十万(映画では80万)。決戦の地は長江沿いの「赤壁」。歴史に残る水軍戦が始まる。果たして圧倒的な力に智謀と勇気は通用するのか…。
監督・脚本・製作:呉宇森(ジョン・ウー)。アクション映画の大家が創る「三国志演義」の中の最大のヤマ場を切り取った映画がつまらないわけがない。かなり面白かったッス。歴史は興味ないけどアジアンスターは好きっ! という方は。2人の主人公、呉の大都督・周瑜=トニー・レオンと諸葛亮=金城武を見るだけでも価値がある(笑)。かなり、イメージ通りの役柄だから2人とも。ただし、肝心の「赤壁の戦い」のシーンは来年4月公開の後編までお預け~。
むっ! これは製作・配給元のエイベックス&東宝東和の策略か。
持久戦に打って出たか?(苦笑)
今回の「前編」のクライマックスは陸上戦。諸葛亮の仕掛ける「九官八卦の陣」とはいかなるものか? これから見る人のために明かさないけど、映画を見れば、「さすがっ!諸葛亮・字(あざな)は孔明っ!」と唸ってしまう。ちなみに甲斐・武田信玄が編みだしたと言われる「武田八陣形」=「衝軛(こうやく)の陣、鶴翼の陣、長蛇の陣、雁行の陣、方円の陣、魚鱗の陣、蜂矢の陣、偃月(えんげつ)の陣」も元は孔明の作った「八陣の法」=「地陣、鳥陣、風陣、虎陣、竜陣、天陣、蛇陣、雲陣」だったりする。地形、風向き、気象、兵力等の全ての条件を鑑みて最良の策を選択、それに従っての陣を敷く。諸葛孔明、恐るべし。
現代に生きていれば、システムに精通した名監督になったこと間違いなしっ!
ふぅ。やっとサッカーの話になった(苦笑)。
ただし。どんなに智に長けた監督がいても。その戦術・システムをアタマでしっかりと理解し、それを実行できる選手がいなくてはいけない。残念ながら、試合という闘いは「机上の空論」通り進むものではない。想像と現実のギャップを体感しながら、実質に沿った形を見出して作戦を遂行していくのは勇猛な選手なのだ。勇猛な選手なくして、名軍師は生きてこない。
孔明の主君・劉備玄徳の下には歴史に残る猛将がいた。関羽、張飛、趙雲、黄忠、馬超、姜維、魏延…。彼らがいたから諸葛亮は諸葛孔明になり得たし、孔明がいたから彼らが後世に名を残す猛将になれた。劉備も含めた全員がいたからこそ、孔明の「天下三分の計」に従って、小さいながらも「蜀」という国家を建設できたのだと思う。
今。極東の「JAPAN」という小さな島国のサッカーを考えると。多少ではあるが勇猛な選手は育ってきている感じがする。小さい頃からサッカーという競技を経験し、競争という闘いの中で技を磨き、勝利という褒賞でモチベーションを上げ、名のある将軍に育つ環境はできつつある(その環境が最良のものであるかどうか? は別にしてだけれども)。
でも。諸葛孔明がいない。軍師ですら、生まれる環境にはない気がする。
名選手=名監督ならず。戦場で戦かうことが苦手であっても、軍師としては輝くだろう才能の育成。ライセンス取得制度ではなく、教育としての指導者育成。前キャプテンの言った「ミッション」を現実にするためには、そんな学校の設立も民間ベースではなく、サッカー協会主導で考えてもいい時季に来ているのではないだろうか?
ただ…。サッカーどころか国のトップが「ホテルのバー巡り」をしているようでは…。
劉備は常にワラジを編み、庶民目線を忘れませんでしたよ~っ!
映画は、「県民の日で学校は休みっ! KSCもOFFっ! でも遊ぶ彼女はいないっ!」という息子を連れて行った(僕は所用で有給を取っていた)。さいたま新都心の劇場を出て、2人で氷川神社の参道を歩きながら、三国志の世界の楽しさ=歴史の楽しさを一緒に語った。机に向うばかりが勉強ではない。映画1本を見るのも大事な勉強だと僕は思っている。勉強か…。そういえば、もうそろそろ期末テストではないのか? コイツは。「オマエ、期末はいつからなんだ?」「うん? 来週だよ」「えっ!」…。映画なんて観ている場合じゃないじゃん!? いいのか? よし、ここは善意に解釈してやろう。確認もせずに誘った弱みが僕にもある。つまり、だ。息子よ、オマエは自分を追い込んでいるんだな? だとすれば、それは、
見事な「背水の陣」。おみそれしました(苦笑)。
- [2008/11/14 23:14]
- サッカー全体のこと |
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2008.11.10 Mon
紺屋の白袴。

まずは西武ファンの皆様、おめでとうございます。
昨日、今年・2008年NPB日本シリーズチャンピオンに埼玉西武ライオンズが輝いた。今朝、「結果をジックリ読もうっ!」と思い、食卓の上を眺めたが新聞がない。ったく。またサボってやがるなぁ。「お~いっ! 息子! 早く新聞を取って来~いっ!」と投げやりに叫ぶ。すると、これまた投げやりな答えが返ってきた。
「父ちゃん~。今日、休刊日だよ~」。
そうか。それは失念していた。「新聞屋の休刊日知らず」って感じか。恥ずかしいかぎりだ。
出社の際、駅で新聞を買おうとする。実はスポーツ新聞に「休み」はない。宅配が休刊であっても駅・コンビニ等の即売版は発行している。だから、働いている方としてみると休刊日という感覚が薄かったりするのだ。まっ、言い訳か。KIOSKで150円出すと、おつりが10円。「おばちゃん、おつり10円少ないよ~」「えっ? 今日の新聞って140円でしょ?」。
元旦以外は、いつでも130円です。「売店の値段知らず」ってところか(笑)。
今度は帰社時。持って帰る荷物が多いので「上野まで」と思ってタクシーを止める。会社から上野までは、ほぼ一本道。例え新米運転手さんだったとしても問題なく着く。乗るとケッコウ、ベテランっぽい運転手だ。よかった。「運転手さん、上野まで」「了解」。ところが道が混んでいる。「裏から回ろうよ」と僕が言うと「スイマセン、道を教えてもらっていいっすか?」「へっ? ベテランっぽいじゃん?」「いやぁ。最近、細い道はナビ頼みで…」。
これも時勢か。「タクシー運転手の道知らず」。
朝からこんな感じの一日だった(苦笑)。誰だって間違いはある。しかし、できることならば、自戒も含めて書くが、その道のプロはプロらしくいたいものだ。でも、きっと昔からこんなことはたくさんあったのだろう。だからタイトル以外にも、同じ意味を持つ言葉がこんなにある。「医者の不養生」「髪結いの乱れ髪」「坊主の不信心」「儒者の不身持ち」…。
なるほど。これは面白い。今の職業で考えてみた。
「WEB会社のダメサイト」。う~ん、イマイチ。「記者の文字知らず」。タクシー同様、時勢もある。パソコン頼みだからなぁ。「専業主婦のごみ屋敷」。ワイドショーで年中やっているネタだな。「政治家の年金未納」。人生いろいろでは済まないわな。「ソムリエの味オンチ」。なんかピンと来ないか。「コンビニの20時閉店」「電気屋の高所恐怖症」…。
なんか意味が違ってきてしまった(笑)。
一応、サッカーのブログだから。無理やりでもサッカーの話に持っていこう(苦笑)。「DFのクリア知らず」。おぉ! これは真逆の意味で使えるかもしれない! ある意味、バックの理想像。息子よ、お前もそうあってほしい。「キーパーの汚れ知らず」。これも良い意味で使える。誰だか忘れたけど同じようなこと言ったよね。では、最後に。予想はついているとは思うけど。日本代表を含めて日本サッカー界全体の問題で今日は締めたい。
FWのバックパス(笑えない)。
- [2008/11/10 23:41]
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2008.11.09 Sun
本日の主役。

「パパ!? 何か忘れていない?」。朝、起きてリビングに入っていくなり、長女に怒られた。笑いながら彼女に答える。「覚えてるよ~。ごめんな、遅くなって」。
お誕生日おめでとう。
カワイイ娘の誕生日だけれども。家族それぞれに日曜日には日曜日の生活がある。長女と次女は大石北小で子ども会主催の「ドッジボール大会」に参加。午前中から「行ってきま~す」。息子は、当然、KSCの練習。9時過ぎに朝飯を食べたばかりだというのに11時には早お昼を食べて、11時半過ぎに「行ってきま~す」。僕は僕で、午前中はドッジボール大会を見学して、午後からは我がチームの低学年の定期練習。12時半過ぎに「行ってきま~す」。
外は寒い。11月初旬といえども、もう冬と言った方がいいかもしれない。我がチームの子ども達もジャージやピステをみんなが着ている。手袋をしている子どももいる。小学校の隣の公園の木々も赤く色づいている。日が落ちるのも、すっかり早くなった。そうか。長女は、こんな時季に生まれたんだ。なんとなく思い出してきた。6月生まれの息子との時季違いに夫婦揃ってテンヤワンヤしたんだよなぁ。2008年11月9日。今日で満9歳。大きくなった。
お誕生日おめでとう。
日が落ちるのも、すっかり早くなった。子ども達を早く家路に着かせるためにも16時には練習終了。コーチ同士でスケジュールの確認等をしていたら、すぐに17時。おっと。早く帰って誕生祝いに備えなくては。そう思って、歩いて3分の家路を急ぐ。ただいまっ! と帰るとケーキを焼く、いい匂いがキッチンから漂ってくる。「パパ、さっさとお風呂に入って! 誕生会が遅くなっちゃうでしょ!」とコマッシャクレタ声の次女に叱られる(苦笑)。
なんだかんだで18時。ケーキも焼けて。食事の用意も整って。さぁ! 始めよう! という体制にはなっているのだが…。息子が帰って来ない…。『ちびまる子ちゃん』を大笑いしがら見ているシスターズに「始めようか?」と話を振ると…。
「だめっ! お兄ちゃんが帰ってきてからっ!」。
なんとも美しい兄弟愛だこと(苦笑)。18時30分を過ぎ、TVは「サザエさん」に突入。ん? 次女の様子がおかしい? うつらうつら、し始めている。「眠っちゃダメっ! お兄ちゃんが帰ってきたら、すぐに始めるんだから!」と今日の主役・長女が冬山の仲間のように励ます(笑)。で、結局、息子が帰ってきたのは、「お願いだから日本シリーズを見せて…」とチャンネルを替えた10分後の19時20分。
なんでも、練習は16時半過ぎに終わったが、バスがなく17時55分まで1時間以上、AクンとTクンと3人でバス停で、ひたすら待っていたとのこと。珍しいことじゃない。A市3人組にしてみれば当たり前のことだ。ん? 迎えにいってやらないのかって? よほど暇でない限り、もしくはバスがない時間でもない限り、僕ら3人組の親は迎えに行かない。「時間的に制限があるよ? それでもKSCに行く?」という僕らの問い掛けに、「覚悟の上。それで他のことができない! とは絶対に言わないから!」という約束の下に彼ら3人は入団している。KSC側だって彼らを特別扱いはしない。そう、入団は僕らが彼らに頼んだのではないし、ましてやKSCが彼らに頼んだのでもない。彼ら自身が選んだ道なのだから。多少の苦労はあって当然、言い訳にしちゃいけない。
まぁ、寒かっただろう…とは思うけれど。
そういう時間も決してムダではない。
いい思い出になるよ、きっと。
ただし、息子よ。1つだけ言っておきたい。お前の選んだ道だから、お前がやりたいようにやっていい。だけれども、自分の誕生日に「お兄ちゃん、遅いっ!」と文句の1つも言わずに「家族が揃ってから」と待ち続けた妹には感謝をしろよ。別に恩着せがましく言うつもりはサラサラないが。お前が選んだ道は、家族の応援もあって成り立っていることだけは忘れないでほしい。
「お兄ちゃん! 早く席に着いてっ! 始めるよっ! お風呂は後ねっ!」。
長女がウレシそうに叫ぶ。そうそう、今日の主役は長女なのだ。ママと次女の焼いたケーキに立てたロウソクを「ふ~っ!」と消して。♪ハッピ~バ~スデ~ トゥ~ ユ~♪と合唱して。大好物の手羽先にカジりつき、これも好物のちらし寿司に満面の笑顔。
お誕生日おめでとう。
食後にケーキを食べて、家族みんなでUNOで遊ぶ。家族みんなで…。いや、正確に言うと、1人欠けそう…。僕が脱落~。だって、朝、早く起きたから眠くて眠くて…。AND、飲んでいるから許してほしい…。
「だめっ! 他はともかく、ワタシのお誕生日なんだから。許さないっ!」。
お誕生日おめでとう…。立派な〝オンナ〟に育っているなぁ(苦笑)。
- [2008/11/09 23:05]
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2008.11.08 Sat
大志を抱け!


ホーム中学校に行ってきた。今日は学校公開日。中学生になってまで授業参観も何もあったものじゃない! とは思うけれども、学校の中がどうなっているのか? に関しては興味津々だ。まっ、せっかく土曜日に公開を設定しているのだから。覗くだけ覗くか…。軽い気持ちでジャージで出掛けた。
昇降口から上がる。2年生の教室は上の方にあるので一苦労よ~と嫁が横で話すのを聞きながら階段を昇る。確かに一苦労ではあるのだが、さほど気にならない。踊り場・踊り場に生徒の絵・版画等の作品が飾ってあるので、それを鑑賞しながら、となる。11期生のモノを見つけては、「おっ! SHクン、絵ウマイじゃん! 」、「あっ! Mクン、さっすがぁ~!」なんて言いながらだから、ケッコウそれはそれで楽しい。
息子のモノ? 残念ながら展示されていない。
まぁ、人には得手不得手があるから仕方がない(苦笑)。
2年生の教室が並ぶ廊下に来た。教室の外の壁には、所狭しと「新聞」が張ってある。ふむふむ。ん? こ、これは…「新聞」か…。どうやら一人一人全員が「自分が将来なりたいもの」を題材に新聞を作ったらしい。よりによって「新聞」かぁ~。
「新聞」に関してはウルサイよ~、コーチは(笑)。
一通り、端から端まで10クラス分、目立つモノだけだが、じっくり見させていただいた。うん。みんな合格~。各々がなりたい職業をキチンと調べて分かりやすく書いてある。色をふんだんに使っている子もいれば、レイアウトに凝っている子もいるし、スポーツ新聞風に写真を大胆に使っている子もいる。題字も工夫されている。ホントにどれも、よくできている。個性豊かだ。
フツーの「新聞」より断然、面白い(笑)。
一番多かったなりたい職業は「スポーツ選手」。まっ、そうだろう。「今」、自分がやっていることが子どもにとっては、やはり身近だ。自分が知っていることから選ぶという考え方は、すごく自然だし、正しい。経験が人を造っていくからね。で、これは、僕〝個人として〟とても残念なことなのだが…。「野球選手」に比べ「サッカー選手」という選択が思ったより少なかっ気がした。調べれば調べるほど、サッカー選手が「金銭的に」魅力的な職業ではない現実に気がついてしまったのだろうか?(苦笑)。う~ん、まだまだ「夢」を追っていい年頃だとは思うけれど…。まっ、それも僕という、どうでもいい大人の勝手な推測かぁ。
とにもかくにも。
BOYS,BE AMBITIOUS!
なかなか息子のものが見つからない。なんて書いてあるか? 早く読みたいところだが…。まっ、何になりたいか? なろうとするか? は、父が出しゃばるものではない。お前の人生だ。お前が決めろ。まあ、見なくても、きっとサッカー選手だろうけれども、自分で決めた「なりたいもの」を目指せばよい。人気の高い競争の激しい世界だからイバラの道ではあるけれど。あきらめることなく、夢に向かって真っ直ぐ歩め。
もう一度。
BOYS,BE AMBITIOUS!
おっ! やっと見つけたぞ。息子の新聞を。なかなかいいデキではないか。もう一度書くが、僕は「新聞」にはウルサイのだよ~。さてさて、愚息の一番なりたい職業は…。
「記者」!? リュウ~っ。それだけはヤメておいた方がいいかも…(苦笑)。
- [2008/11/08 23:01]
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2008.11.05 Wed
復権。

日本シリーズが面白い。ジャイアンツvs.西武というカードもいい。両チームともペナントレースの覇者だということもある(当たり前だと言ってはいけない。知らない人のために一応、書いておくが今は「クライマックスシリーズ」とかなんとかヘンな制度があって、ペナント覇者が必ずしも日本シリーズに出られるわけではないのだ…)。今日を終わって2勝2敗という「見ていて5分」という感じもいい。原監督に渡辺久信監督という〝僕らの世代〟の監督対決もなかなかいい。でも、見ていて一番面白い要素は、
有名でない若手選手が、たくさん活躍していることだ。
すごく新鮮~っ。
野球好きの方は、「それはお前が今の野球を知らないだけだろう?」と言うかもしれない。もちろん、それはそうなのだけど。でも僕だけじゃなく、「昔は野球を見たけれど、今は見ない」という人が今年の日本シリーズを見たならば、ケッコウ僕と同じ感想を持つのではないだろうか? フツーは「知らないから、つまらない~」という方向に行きそうなものだけれど。そうはならなかったのが自分でも不思議だ。知らない若手の一生懸命なプレーが心を打ったのかもしれない。ホントに若手がイキイキと大活躍している。特に西武の若手が目立ったのだが。ジャイアンツからもわりと、そんな感じを受けた。
ふ~ん。ちゃんと育っているんだなぁ~。
来年から見ようかな? また日本プロ野球を。
いまや明けても暮れてもサッカーという雰囲気の僕だけれども。これでも大学生の頃までは、後楽園・その後の東京ドーム、とチケットを自分で並んで買ってまでして、よく見に行ったのだ。そりゃそうだ、群馬のカタイナカで育ったのだもの。娯楽=テレビ=ナイター=ジャイアンツという図式がカラダの芯まで染み付いているのも道理だろう。それが、すっかり興味が失せてしまったのはなぜか? これには理由がある。ジャイアンツの大味な野球がツマラなくなってしまったからだ。
FA制度が始まって。12球団のエースが…4番が…みなジャイアンツにやって来る。最初の頃は、「おぉ~っ! いいぞ、いいぞ~っ!」と思っていたが。何度もそれが続くうちに、これが実にツマラなくなっていった。それでも松井55番がいるうちは応援もしていたのだが…。彼がヤンキースに移籍してからはホントにどうでもよくなってしまった。
僕と同じ理由で国内の野球を見なくなった人、たくさんいるでしょ?
この話。サッカーにとって、野球という対岸の火事ではない気がする。というより、野球より移籍が自由なサッカーの方が実は直面する問題なのかもしれない。自前で育てず、買い漁る…。レアルがその最たる例か。日本で言えばレッズもそうなりつつあったが、ユース「3キ」の出現によって変わりつつある予兆も見える。さてレッズはどうなるか? 来年2009シーズンで答えが出るだろう。
僕らの関わる少年サッカーの世界だって、「プロの世界の出来事」と傍観できない現状がある気がしてならない。全て自戒として書くが、「育成」という言葉を、ただのお題目にしてしまっていないだろうか? お手々つないでのゴールインは確かに絶対に間違いではあるけれど、実力主義の競争の世界なのだから当然! とばかりに子どもの可能性を否定して「上手な子」「強い子」だけを選んで「全ての試合」に挑んでいないか? 育たないことを「育たないヤツが悪い」「着いて来れないのは心が弱いから」と理由を子どものせいにしていないか? 「育たないなら、他から連れてくればいい!」と思っていないか? 常に自分の力の至らなさを反省し悔い改めているか?
少なくても僕は。上記全てに対し、自分が「できている!」と胸を張っては言えない…。
きっと。「できている!」と胸を張れる指導者がいるチームは、「いいチーム」と呼ばれるのだろうなぁ。そしてそのチームは、きっと見る者の心を熱くさせてくれるのだろう。裏を返せば、見る者の心を熱くできないチームは、いいチームではないということか。例え、そのチームが「常勝」であったとしても、だ。
遠いなぁ。いいチームを〝創る〟道は。
日本シリーズは明日6日第5戦を迎える。たまには騙されたと思って野球中継を見てみてほしい。失敗を怖れず、伸び伸びプレーをしている若手を見ることができると思う。先に王手を掛けるのはライオンズか? ジャイアンツか? それは「今」はわからないけれど。必ず見る者の心を熱くするゲームが展開されるはずだ。両チームとも復権した「いいチーム」だから、今は。
ただ…。裏番組「ヘキサゴン」→「はねとび」の方が娘の心を熱くするみたいなんだよなぁ…(苦笑)。
- [2008/11/05 23:37]
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2008.11.04 Tue
演説。

次期アメリカ合衆国第44代大統領に民主党・オバマ氏がなることが決まった。夜のニュース番組でオバマ氏の「勝利宣言」を聞いたが、実に素晴らしかった。全然関係ない日本のA市という片田舎に住む僕に鳥肌さえ立てさせてしまう演説。さすが、アメリカ大統領になる男。
世界のリーダーたるもの、このくらいの説得力が言葉になくてはいけない。
自分の身を振り返る。どうも、周りからは、「ケッコウ弁が立つよね~」と思われているらしい。が、冷静に自己分析すると、僕は弁が立つというよりは、弁を勢いで流すタイプだ。なんか、こう書くと「水洗便所」みたいだが(笑)。声の大きさと言葉の勢いは十分だけれど、言いたいこと・言霊をキチンと論理立てて「話し言葉」に込めることができない。
分かりやすい例で言うと。ハマコーみたいなものだ(笑)。
実は、先日も書いた菅平の大会で。後援社ということで閉会式の挨拶をさせていただいた。突然の指名ということもあって、アガリまくって…。あっ、これって言い訳か?(笑)。とにかく、言いたいことが全然、言葉にならなくて、聞いてる方にチャンと伝わらなかったらしい。
「らしい」というのには理由があって。この挨拶を新潟FチームのSさんが「素晴らしいっ!」とブログで取り上げてくれているのだが…。これが、見事に僕の言いたかったことと乖離してしまっている。Sさんの名誉のために書くが。これは、Sさんが悪いのではない。
僕がハマコーだからなんだよなぁ…(苦笑)。
まあ。文章にすると、僕の場合、多少は意味が通じるようになる、とは自分で思っているので…。改めてだが、「第2回 我が社旗争奪 北信越チャンピオンシップ 少年サッカー大会」に来ていた子ども達に、このブログ上で再度、メッセージを送ろうと思う。
誰か読んでくれるかなぁ…(苦笑)。
『今日一日だけですが、キミ達の試合を見させていただいて感じたことを話させていただきます。
常々、私は「サッカーって何て〝理不尽な〟スポーツなんだろう…」と思っています。考えてみてください。〝手を使ってはいけない〟のですよ? ヒトが生きていく中で一番頼りにしている「手」を使うことができない…。そんなスポーツ、他には見当たりません。「手」以外の部分でボールを止め、主に足を使ってボールを運び、シュートを打って得点をする。ねっ、そう考えると、サッカーって〝理不尽な〟スポーツだと思いませんか?
「だから、面白いんだよっ!」。
そう、その通りです。なかなか自分の思うようには進まない、行かない、自由にならないから面白い。間違いなく、その理不尽さ自体がサッカーの魅力なんです。今日のキミ達は、その〝理不尽さ〟に負けず、それを逆に楽しんでプレーをしていた。それどころか、〝理不尽さ〟から自由になりつつあるチームさえあった。手を使わずにボールを操るということが、どんなに〝理不尽な〟ことであったとしても、その〝理不尽さ〟自体を楽しみ、ウマくなろうと挑み、そして練習・努力を続ければ〝理不尽な〟ことも〝理不尽〟ではなくなる。
そのことを今日、キミ達は私に教えてくれました。
キミ達が大人になると分かることですけれども。世の中、〝理不尽な〟ことだらけです。自分の思うように行かないことだらけです。でも、大丈夫。君たちはサッカーという、とてつもなく〝理不尽な〟スポーツに対し、楽しみ、ここまで努力ができ、その結果、〝理不尽さ〟から開放さえ、されている。だから、キミ達は、世の中の〝理不尽な〟ことに対しても、逃げることなく挑み、それどころかそれを楽しみ、解決できる努力を行うことができるっ! そう確信いたしました。
今、世の中は、暗いニュースばかりで覆われています。新聞を読んでいても、この国は大丈夫なのだろうか? と毎日、考えてしまいます。でも、この国には、こんなにもたくさんの〝理不尽さ〟を苦もなく楽しめるサッカー少年たちがいることを今日、確認できたわけです。この国を、そんなキミ達に任せれば、これは安心ですっ!
だ・か・ら。日本の将来は安泰だあっ!』
それにしても。心配なのは。1000人近くの子ども達が集まる大会、しかも、そこで挨拶もしなくてはいけないことも十分考えられるのに…。なぜ、こんなハマコーな僕を出張に行かせるのだろう、ウチの会社は…。
会社の将来は安泰じゃないかも…(苦笑)。
- [2008/11/04 23:04]
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