2007.08.31 Fri
いいこと。


1年は365日。うるう年なら366日。できることならば、毎日「今日はいい日だった~」と寝る時に思いたいものだが、厳しい世の中、なかなかそうは行かない。ましてや、僕は、7月から、いや、その前の空き巣事件から、鬱屈した気持ちで過した日々の方が圧倒的に多い。
今日は夏休み最後の日。どうかいい1日でありますように!
朝起きて、柄にもなく東の空に向かってお祈りをしてしまった。祈った相手? 僕は「多神論者」だ(笑)。八百万の神、キリスト、ゼウス、アラーにヒンドゥーにお釈迦さま、終いにゃクトゥールーまで。願いを聞き入れてくれる神様なら誰でもOK(笑)。結果よければ全て良し!なのだが…。
結果…。いいことだらけの1日だった!
いいこと。その1⇒「笑っていいとも!」の名物コーナー、「テレフォンショッキング」。司会のタモリが「え~っ、それでは、お友達をご紹介してください」というと会場が「え~っ?」。もちろん、わざとなのだが、あれを言われたら絶対に悪い気はしない。一度、あの「え~っ?」を味わってみたいもんだ…と思っていたのだが…。
うふっ(鬼平風)。
高学年の朝練終了時。「それでは、今日で朝練は終了!」と僕が言うと、子ども達が「え~っ?」。オマエらぁ…(うれし泣き)。周りから見たら「絶対に客受けしていないルー大柴」が「お友達を」とタモリに言われて「え~っ?」と観客に言われたみたいなものかもしれないが…(笑)。ただ、「どの学年もすぐ試合。頑張れよ」と言ったら、「そうだよ、試合だよ!」と手の平を返していた、全員が。つまり、ルー大柴が「では、市川海老蔵さんを」もしくは「木村拓哉さんを」と言ったみたいなもの(笑)。
だけど。ケッコウ楽しみにしていた子もいたんだなぁ。素直にうれしい。
いいこと。その2⇒夕方4時半。おこちゃま3人を連れてホーム小学校へ。息子がリフティングする横で、長女は鉄棒、次女はブランコ。「と~ちゃん、と~ちゃん、この技、見て!」と息子が言えば、「パパ、パパ、こんなことできるんだよ!」と長女。ブランコからは「パッパ~、ホラ、こんなに靴が飛んだよ~」。夏の終わりのホンの5分間だけの人気者。悪い気はしない。
うふっ(鬼平風)。
いいこと。その3⇒18時に息子リュウを中央病院に連れて行く。Y先生の診察だ(この方もヒザ専門のJクラブドクター)。「うん。頑張ってるね、リハビリ筋トレ。この強さならば、十分にヒザをカバーできる。お皿の真上の小さい筋肉もしっかり鍛えられているし。この状態になったなら、手術を必要とするアスリートは誰もいない。大丈夫だ、頑張れるぞ、サッカーを。でも、また来月、見せてね~(笑)」。親子で声を揃えて、「あっした~(ありがとうございました)」。
うふっ。でも、コレばかりは、気を抜けない。努力、努力、努力あるのみ。
いいこと。その3⇒19時半。大学時代の友人2人が、わざわざA市の自宅を訪ねてくれた。学生時代、さんざんバカをやった仲。ちなみにウチの嫁も同じ仲間。息子のデカさに驚き、次女のヤンチャぶりを楽しんでくれる。長女のマジメさに話が及ぶと嫁が「たださぁ、この子が一番、『あんた、何でいつまでもウジウジしてんの!』って感じなんだよね~」と発言。それを聞いた友が「あはは、クヨクヨするのは、ダンナ似!」。って、オイッ!(笑)。多分、この2人、ブログを読んで、僕を励ましに〝も〟来てくれたんだ(もちろん、それだけじゃないけれど)。持つべきものは友。本当にありがたい。
うふっ。
挫けそうになった時、今日31日でコーチをやめると書いた。でも、今日はその時に想像した日と別の日になった。いろんな方が、情ない僕を「コラッ、起きろ」と助けてくれた。みんなが、向き合って、ヒザ突き合わせて話をしてくれた。
誰もが僕に言う。逃げるのは簡単。でも、逃げちゃいけない。
僕は、神の声より、その声に従いたい。
これからも。きっといろんなことがある。それは、僕が悪い時もあるだろうし、相手が悪い時もあるだろう。でも逃げずに正面から問題と人間にかかわっていこう。イヤなこともあれば、今日みたいなイイ日もあるのだから。いや、実は365日が全~部、本当はイイ日なのかもしれない。イヤだと思い込んでいるだけだ、クヨクヨ君の僕が。きっと。
明日から、9月1日。たくさんの友と子ども達と人生を遊んでいこう。
前を見て、明るく、楽しく。
- [2007/08/31 22:58]
- 自分と家族と生活のこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.30 Thu
皆勤賞は2人+1人。


異常気象が続いている。北極の氷はビシバシ融けて、ホッキョクグマが行き場を無くしているらしい。世界各地の氷河もありえない速度で水の川になり、その被害も甚大だという。日本でも、本来ならば生息できない毒グモが繁殖(まあ、持ち込む人が悪いのだが)したり、シュモクザメが沿岸までやってきたり…。一番、僕がスゲェ話だなあと思ったのは、海流の変化。なんと黒潮の分流が千葉・内房沖100メートルのところまで来ていて、本来なら外洋まで行かないと釣れないキハダマグロやシイラ、カジキが陸からすぐのところでバンバン釣れているのだそうだ。
そのうちに〝江戸前のシイラ〟なんて当たり前になるかもしれないなぁ。
身近なところで言うと、今年の夏休みはホント、異常なほど雨が降らなかった。夕立だってロクになかった気がする。我がチームの朝練も雨での中止はほとんどなかった。僕の記憶では、中止は2回だけのはずだ。 おかげで。〝朝〟練にも関わらず、暑さ対策と練習メニューを考えるのがタイヘンだった。
これも明らかに、異常気象がもたらした現象の1つだ(苦笑)。
僕の行なっている朝練は強制ではない。「我がチームでのサッカー」は決して習い事ではないから。趣味・遊びの範囲のものであることは、間違いないと僕は思っている(決して他を否定するものではありません。「我がチーム」では…です)。だから、朝練も、あくまで「来たいヤツが来ればいい」というスタンスのもの。朝だから、交通安全が心配という考え方もある。ご家庭でお出掛けするときもあれば、疲れているから行かないということもあるだろう。当たり前だが、お金も取っていないから、ご家庭で「もったいないから行ってきなさいっ!」にもなりえない。逆に「大金をハタいている夏季講習があるから」ということは十分にある(笑)。
「でもさ。オレは行きたい、朝練に。上手くなりたいから!」。
僕が夏休みの朝練を行なった理由はココにある。そういう思いを持っている子を大事にしたいからだ。だからこそ、親御さんにも「本人の意思を尊重してください。で、行きたい!というならば過保護にならない程度のバックアップはしてあげてください。自分で起きてこなければ来る意味はないです」と言った。
やらされないこと。自分の意志と努力で好きなサッカーをやること。
それが一番、上手くなれる秘訣だ。
と、僕は思う。
とはいえ、相手は小学生。毎朝毎朝、同じような練習メニューでは絶対に飽きる。いかに、普段と違うことを導入部分に持ってくるか? それが「明日も来よう!」という活力に繋がる。だから、それなりのメニューを持って臨んだのだが…。バスケをやろう、タッチフットをやろう、世界陸上を引っ張りに2軸を教えて50mのタイムを上げてみよう、ブレ球を蹴ってみよう、リレーをやろう、逆立ちをしてみよう…。
たまには雨が降ってくれないとアイディアも尽きる…(笑)。
今朝も5時50分に起床。外を確認する。確か、予報では雨だったはず…。細かな霧雨が見えた。微妙な天気だ。こういうときは大抵、一応行くだけ行って、子ども達が来ないことを確認することにしているのだが…。まあ、今日は大丈夫だろう。空も暗いし。とりあえず、1~3年の開始時間8時半までは寝よう。そう思って、久しぶりの2度寝を楽しんだ。気持ちよかった~。
8時半。ホーム小学校に行く。ゲッ!4~6年が7~8名いる。
ワイワイ言いながらPK戦を楽しんでいる…!
オマエラ、雨だろ?と僕が言うと「コーチ、あんなの雨じゃないよ~」との返事(苦笑)。ホント、ゴメン。コーチは君たちのやる気をナメていた。なかなかいいぞ、今、ここにいるメンバーは。やらされていない。自分の意志でやっている。その気持ちを持ち続ければ、間違いなく、絶対に上手くなる。
今日は来なくて、本当にゴメンなぁ。
あと1日。みんなで頑張ろう!特に4年Hクン、3年Yクンは休むなよ。ここまで皆勤賞なんだから。
よしっ。気合が入った。来年もやるぞ。少しづつ、やらされない子どもを増やしていこう。そうすれば、理想とする「いいチーム」に近づいていくはずだ。ただし、これから来年の夏休みにかけて、地球温暖化に歯止めを掛ける「僕レベルでもできること」をやっていかねばならない。サッカーに関係ないだろうって? うにゃ。適度な雨が降るような環境をこの地球に実現することが、来年の朝練実施の絶対条件だ。
だって、そうじゃないと、僕の体が持ちまっしぇ~ん(苦笑)。
- [2007/08/30 22:49]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.29 Wed
あてにならないもの。

朝8時半。我がチームイチ元気印の3年生が朝練にやってくる時間だ。この時間にOB・Sクンも来る。今日は来てくれるかな? 一昨日は同じAジュニアユースのYクンも来てくれた。2人いてくれると1対1の見本を見せられるから、助かるんだよなぁ~。えっ? コーチが相手すればいいじゃないかって? ダメッ、それだけは絶対にありえない。だって、
コーチが中学生1年生に負けるところを見せるわけにはいかない(笑)。
おっ? Sクンが来た。あっ!1人じゃない。誰かいるぞ? ケッコウ大きい子だ。声変わりしているが、何となく聞き覚えのあるこの声…。でも記憶の中のこの声の持ち主はそんなにカラダは大きくなかったはず…。だけど…。間違いない! 久しぶりだぁ~、元気かぁ?
Hクンっ! お前、大きくなったなぁ!
Hコーチの息子、11期生のキャプテンだったHクンは私立S中へ行った。なんと1年生ながら、強豪S中で全中県大会のメンバーに入って、準々決勝以降は先発、県大会で優勝した。監督の戦術面の好みの問題、ポジション適正などもあるから、一概にメンバーに入ったことがイコール、S中11番以内の力があるっていうわけではないが、それにしてもスゴイ。頑張っているなぁ。
顔は真っ黒に日焼けしている。時折、見せるハニカミ笑顔は間違いなくHクンなのだが、そのガッシリした体躯、男を感じさせる声は僕の知っているHクンでは、なかった。誰よりもヤンチャで、イタズラ好きで、○○○リが大嫌い。いつも、この校庭でマーカーを並べてドリブルのスピードを上げようと個人練習をしていた。横でバンバンと何の工夫もなくFKを蹴っていた息子とエライ対照的だ…と思ったのはホンの半年前のはずなのに。すっかり大人になっちゃって。
光陰矢の如し。大人の時間より子どもの時間の方が明らかに速い…。
プレーもすごく成長していた。Sクンとの1対1は圧巻だった。大きくなったといってもSクンの大きさには、まだまだ。だけど、「小さい3年生にカッコ悪いとこ見せられない」お互い本気のガチンコ対決では互角のカラダの張り合いを見せた。そりゃ、中3相手にやっているのだから当たり前といえば当たり前だけど。息子とやっても息子がフィジカルで負けるのではないか? 足元は相変わらずキレまくりの体幹のしっかりしたマラドーナのようなドリブルを繰り出すし。
スゴイよ、Hクン! オジサンは老け込む一方だ(笑)。
休憩時間にアルバイト代の替わりのアクエリを買ってやる。「ありがとっす」。それにしても、中学生ってヤツはどうしてドイツもコイツも急に大人に対してテレて無口になるんだ? この間まで「コーチ、コーチ」って誰よりもなれなれしかったのに…(苦笑)。まあ、考えてみれば自分もそうだった。これも成長の証か…なんて思いながら、チョコットだけ話す。「どうだ?夏休みは毎日練習か?」。「はい」。「休みは?」「2週間に1回くらい」。「そうかぁ、頑張れ」。「はい」。これ以上はヤボ。Sクンと2人の時間を作ってあげよう。
休みが2週間に1回か。頑張っているなあ、S中も。
今回の静岡遠征でKSCが対戦したのはクラブチームではない。初日・静岡学園中、2日目・開成館中、3日目・常葉学園橘中。以下、息子の話。「どこもいいチームだった。特に静岡学園中U-13は超強い。1-4で負けた。全員がオレ並みの体格していて、スピードもムチャクチャあって、足元も超ウマイ。オレは、B戦・2試合目(3-0)は出たけど負けた試合は出なかった。見ていてウズウズした。体感してみたかった、その強さを」(息子は最近CB)。さらに続ける。「グラウンドもスゴイ人工芝。照明もバッチリ。施設完璧。あの中で、日々、厳しい監督の元で毎日練習している。強くならないはずがない。でも、もう負けない!次ぎは勝つ!(でも3日目、長澤まさみパパには会えなかった)」。
S中も同じだよ、息子よ。Hクンが今日、それを見せてくれた。
考えてみれば、A市から行ったメンバーもスゴイ。Hクンに、KOチーム・Jクン、FチームのHクンに、Nクン。みんな県南メンバーだ。それに県NO2にK市Fチーム&Hチームに…。グラウンドも広いし、確か監督だって筑波大サッカー部の一流どころだったはず(変わったという話もあるが…)。1個上の2年生もスゴイメンバーが揃っている。
Jクラブ、他のクラブチームだけが相手じゃない。
みんなが頑張っている。中学生の誰もがみんなが頑張っている。
いいぞっ!我が県、盛り上ってきたぞ!
朝練から帰ってきて、ダイニングでお気に入りのキリマを飲む。ザッと新聞に目を通す。今日は第4水曜日か。朝日少年少女スポーツ我が県版が折込みで入っている日だ…。1面カラーの片でN市ニ中が関東大会で3位になり、全国行きを決めた記事が載っている。確か8月6日の週のことだ。まっ、2週間に1回の発行だから、多少の遅れはあるが…。
ホラ、公立中も頑張っている。頑張れ!我がホーム中学校も。
やってやれないことはないんだぞ!
中面を開けるとこれも7月最終週に行なわれたSカップの記事が出ていた。優勝はホワイトエンジェルス。Jクラブを2-0で下した試合。何々、後半はボールを支配したJクラブ…とかなんとか…。ったく、どっちも頑張ったんだから、それでいいのに。大人が論評するなって。次ぎはJクラブもプライド捨ててくる。KSCも意地を張る。だから、サッカーは盛り上る!それでいいじゃん。そういや、某BBSにも「KSCにはカラダは大きいが悲しいくらい足元がヘタな子がいた」と書き込みがあったって誰かが言ってた(多分、いや絶対に息子のこと。10分くらい出たって言ってたから。でも実際ヘタだからなぁ、笑。他人にとやかく言われなくても本人が一番知っているけど。悔しかったら上手くなろう!)。まあ、言いたいヤツには言わせておけばいい。
そもそも、物書きとか新聞ほど、あてにならないものはない!
あれっ?(笑)
- [2007/08/29 22:17]
- ジュニアユース 中学サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.28 Tue
白いぞ! K市。

2007年8月16日(木)午後2時42分。74年ぶりに日本記録が更新された。陸上? 水泳? いやいや違う。そうそう、気温。なんと40.9度。この日、この時間、名実共に「あついぞ!K市」の我が県K市が日本一暑い街になった。
同じ我が県に住んではいるが、K市が〝どんだけぇ~〟暑いか? を僕は知らない。いや、A市だって十分に暑いのだ。「この暑さに毛の生えた程度だろ?」と記録を樹立した16日に息子に聞いた。だが、その記念すべき16日に〝K市でサッカーをやっていた〟息子に言わせると「冗談じゃない!」らしい。
「おかしいんだよ。絶対にK市の暑さはおかしいと思う。どう考えてもおかしいんだよ。だって、練習を終えてA市に帰ってくると涼しく感じるもん。今日(16日)だけじゃない。KSCの練習は午前中よ? 気温が一番高いのは午後2時ぐらいでしょ? なのに明らかに〝午後2時のA市〟よりも〝午前10時のK市〟の方が暑い。グラウンドで走っているから、そう感じるんだろうって? 絶対に違う。本当にあの暑さはヤバイって…」。
そんな会話をした翌日。ウチの部の「食べちゃおう!」というページを担当する社員が「来週分(25日付分)この和食ネタで、いいっすか~?」と言ってきた。却下っ!だって3週連続和食になっちゃうじゃん。何か挟めよ~。「う~ん。暑いから、どうしてもサッパリ系に行っちゃうんですよ~。暑い時に辛いものってパターンも読み飽きたし…。暑いなぁ…。暑いとアイディアも出てこないっす。暑い、本当に暑い…」。暑い暑い、言うなって。ウチのバカ息子はこの暑い中、日本一暑い街でサッカーやっているんだぞ?それに比べたら…。
うん? それだっ!K市に行けっ!来週のネタは「雪くま」だっ!
というわけで、先週25日付けは、日本一暑い街・K市の新名物「雪くま」がドーンとメインを飾った。んっ? なんだそれって? 説明しよう。「雪くま」とはカキ氷。ただ、その名を名乗るには3つの条件をクリアしなくてはならない。①K市の水を使っていること②氷を雪のようにふんわり削ってあること③オリジナルのシロップや食材を使っていること。なのだが…。実は、僕はこの「雪くま」を一度も食べたことがなかった(苦笑)。息子がK市でサッカーやっていて、仕事でも取上げて、「でも、食べたことがない」はいくらなんでもよろしくないだろう。そう思って、
出掛けてきた!「雪くま」初体験ツアーに!
総勢7人のツアー。僕と嫁と娘2人、それに予定外のKSC我がチーム出身3人組。ツアーに行く途中、「もうK市に着くよ~」と静岡遠征帰りのバスの息子から連絡が入ったのだ。まっ、食わせてやるか。毎日毎日、日本一暑い街で汗を必死に流しているのだから。「あついぞ!K市」だけでなく、「うまいぞ!K市」を体験させてやっても、それくらいはサムライも許してくれるだろう。
ここで3人の近況を。成長痛が治まったTクンは、いい感じで活躍している。Aクンは3月生まれだから、なかなかカラダがしっかりしない。が、別に焦る必要はない。元々持っている技術はムチャクチャ高いのだ。本人も、大きくなるんだ!とサッカーを頑張りながら、食って食って食いまくっている。いいぞ、食いまくれ~Aクン!
さて、息子だ。5月にヒザを再び痛め、1ヶ月ほどボールが蹴れなかった。能天気のお気楽クンも、これにはかなり堪えていた様子。何せKSCは競争が激しい。ブランクが開けば開くほど、焦りは大きくなる。一時は「どうだ?」と聞いても悲しそうな笑顔しか返さなかった時期もあった。ただ、アイツは親に似ず努力家だ。「なんとか8月末の静岡遠征メンバーには入りたいんだ」。そう言いながら、毎日毎日30分、ケガの部分を補う筋トレを続けた。「もし、ダメだったとしても、次の目標にすぐ切り替える。とにかく3年間、頑張るんだ」。そう言いながら、必死に足にゴムチューブを巻いてリハビリを繰り返した(もちろん、今もやっている)。そして、取りあえず1試合フルで走れるようには、なった。そして静岡に行った。
もう中学生。親の言葉は届かない。カキ氷でも奢ってやるくらいしか僕には出来ない(笑)。
息子だけではない。KSC全員44人が「1人も辞めずに」頑張っている。今回の遠征に行けなかった子も「今に見ていろ」と必死でグラウンドで練習していたという。息子と同じでケガをしている子も休まず練習に来て、ボールを拾っているという。みんなが闘っている。そう。1軍、2軍、3軍(今回は、あえてこの表現を使った)なんてあくまでも「今の時点」のモノでしかないのだ。それが証拠に今だって、先発も1軍コロコロ入れ替わっている。自分を信じて頑張ること。これを全員ができるチームは強い。そういうチームは常に進化する。
がんばれ! ホワイトエンジェルス!!(KSC U-13の愛称)
さて、「雪くま」に戻る。社員が「K駅近くのS洋菓子店の『氷パフェ マンゴー』(630円)がオススメっす!」と言っていたが、残念ながら火曜日が定休とのこと。そういえば県NO1チーム・A先生が懇親会で「H百貨店に3種類の『雪くま』があるよ」と言っていたことを思い出し、そこに行く。その中から、7階レストラン街「F」を選んだ。理由? んなモノない。ホントに、なんとなくだけ~。ここの「雪くま」の名は「ハチミツかき氷」。なんとシロップがかかっていないという。果たして、それがうまいのか?
がっ。コレが美味しかった! ハチミツ味の氷の上に大量のバニラソフトが乗っていて。飾りのウェハースも非常に美味。そして、何よりシロップのかかっていない外観がいい。そう、真っ白なのだ。ウェハースが羽根に見える。
まさにホワイトエンジェルス!
Fさん。名称変更した方が、きっと売れますよ~!(笑)。
- [2007/08/28 22:11]
- ジュニアユース 中学サッカー カラダ・食事・ケガのこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.26 Sun
サッカーはサッカー。

注目のU-10県NO1チームサッカーフェスティバル。
ホストチーム・県NO1チームAの優勝で幕を閉じた。
県NO1チームAは予選ブロックで2位。同組1位はマリノスカップ優勝のバディSCさん。予選直接対決のスコアは6-3だったかな?今日の準々決勝でこのバディを破り、準決勝で県NO2チームを下して決勝に進出したのはK市Fチームさん。一方の県NO1チームAは準々決勝で奈良・高田FCを破り、準決勝で柏イーグルスを撃破。そして、決勝のスコアは4-0。
県NO1チームAの4年生諸君!優勝おめでとう。
2日間、いろんなチームを見させていただいた(今日は仕事なので準々決勝までだが)。本当にどのチームも素晴らしかった。僕の〝見た〟チームだけになってしまうが、チラッっとほんの触りだけ紹介しよう。全チーム見られなかったことが、本当に残念だ…。
一番印象に残ったのは町田JSC。予選リーグで主審をやらせていただいて、一番いい位置で見たからかもしれいが(笑)、驚いた。いやぁ、素晴らしい技術! 4年生のレベルではない。全員が華麗なドリブルをして、それが連動する。実に洗練されたサッカー。さすが、東京のチームって感じ。柏イーグルスは〝僕が〟「我がチームの4年生は4年生の時点でこうあってほしい」と思っていた形を実現しているチーム。力強いドリブルが主体ながら、要所では「コミュニケーション」によるパスが繋がる。「取られない」技術の高いドリブルを繰り返し、ボールを取られてもグイッっとカラダを入れ返して再び奪取。抜かれてもコースをカラダで消す。アタリも強く、気持ちも強い。いいチームだった。この2チームは準々決勝で激突。PKで柏が勝利。でも実力は五分。
K市Fチームさんのゲームは見ていない。が、アップと練習はジックリ見させていただいた。1つ1つのプレーが実にハッキリクッキリしている。何をやらせてもハイビジョンのように美しい。ああいう練習ができるのだから、相当やるんだろうな…と思っていたら、やはり決勝進出。さすがだ。全員カラダも大きいし。今もスゴイが、6年生になったら、もっとスゴイチームになるだろう。楽しみなチームだ。
目を引いたのは立山中央SSSさん。富山の名門〝タテチュウ〟のユニホームを初めて見たがキレーだったぁ。純白3点セットに紺文字。タテヤマレンポウと冬のライチョウをイメージさせるそのユニで高い個人技ドリブルでヒラリヒラリ。思わず見とれてしまう〝舞い〟のようなサッカーをする。見とれた(笑)。
奈良・高田FCさんは全員がディフェンスの意識が高い。鋭いアタッキングディフェンスを繰り返し、ボールを奪うと鋭いドリブルを繰り出す。準々決勝の県NO1チームA戦を見ていたが、県NO1も手を焼いていた。いいチームだ。
大阪のエグゼさん。このチームとは11期生が富士山カップで対戦している。一貫した育成姿勢のサッカーで、あの時のチームと同じ技術も高く、そして気持ちも強いプレーを全員がしていた。今後がかなり気になるプレーヤーがたくさんいた。
厚木GPさんは技術が高く、みんながサッカーよく知っている。子どもが素直で、チームとしての育成姿勢がいい。お手本にするべきチームだ。
ビックリしたのは県NO2チームだ。4年生のこの時季、NO2は、まだNO2であってNO2チームではない。たくさんの子どもが紫シャツを着ていたがパンツやストッキングは揃っていない。つまり、まだ各幼稚園の選抜チーム。チームとしての練習なんて皆無だろうし、全員が揃って上手いとはとてもいえない。でも。県NO2はやっぱり県NO2だった~。後でゲンコツを食らうかもしれないが正直に書く。予選リーグ、僕は町田JSCvs.県NO2チームはケッコウな差で町田だろうと〝勝手に〟予想した。が…。勝ったのは県NO2チーム! 全身を投げ出してボールに飛び込み、決してあきらめずにボールを追う。「オレは負けることが世界で一番嫌いなんだ!」という顔で全員がピッチに立つ。圧巻は終了間際。カウンターで2-2の同点に追いつき、最後の最後にCKを県NO2チームが得た。キレーなボールが弧を描く。ドンピシャ。4年生のこんなドンピシャのヘディングシュートは見たことがない。ボールは矢のようにゴールに突き刺さる。撃った子は決して大きな子ではない。でも全く恐れもせずに執念のヘディングゴール。
見ていて泣いてしまった。その闘う姿勢に涙が出た…。
思い出しても涙が出る…(泣)。
男だ。鬼平チームの選手は。
さて、話題のバディSC。我がチームは恐れ多くもバディさんとフレンドリーを2試合(A戦・B戦)やった(笑)。僕はB戦の主審をやって一時的にお暇をいただいたのでA戦は見ていないが、ボコボコにされたらしい(笑)。バディは実に愉しそうにサッカーをやるチームだ。練習をみているとかなりキツイこともやっているが、コーチも子どもも爽やか。後で県NO1チームFコーチが「バディにヘタな子はいない」と言っていたが、ホント。AもBも差はない。言うなれば、全ての技術が「偏差値80以上」というチーム。スゲェ。マリノス、フロンターレもこの世代はヤバイんじゃないか…。そして驕りがない。「すいません、ウチみたいなヘタレと…」と僕が言うと「何言っているんですか。試合さえできれば、ウチはありがたいんです。楽しみましょう」。
う~ん。スゴイ。
最後に県NO1チーム、と行きたいところだが、その前に我が軍について。予選は3戦全敗(柏、県NO1B、エグゼ)。今日の3・4位TはGPに勝って準決勝でFFCに負け、3決はタテチュウに負け。16チーム中12位。そうだなあ、まず意識の差が出たかなぁ。どこも今から「2年後の全少に行くんだ!」というチームの中でウチは「全少って何?」という子がAにもまだいた(苦笑)。でもね。今日ココで「全国には日本代表を目指しているスゲェ奴らがいっぱいいるんだ」ということを知ったことは大きな財産になったはず。井の中の蛙が外の世界を知ったとき、どう思うか?はコーチにはどうにもできないところ。14期生にとっては勝つこと、結果を出すことは全てではない。
AもBもない。
22人全員が何かを感じて、今後のサッカーに活かしてくれればそれでいい。
プレーにも触れよう。ちょっとだけ。柏イーグルスとのゲームがいつもできるハートが持てるといい。終了間際まで2-2の同点。しかも0-2から追いついた。そこは拍手したい。ただ、ロスタイムの失点の仕方は今回の大会の失点の仕方を象徴するもの。「人任せにせず」自分が闘おう。
全員で鬼平チームに修行に行くか?(笑)
さて。最後は県NO1チーム。このチームほど伸び伸びサッカーをやっているチームはいなかった。とにかく型にはまっていないのだ。例えば我がチームは「今はドリブル」みたいな型をチームに要求しているが、県NO1は全くない。自由に自由に自分たちがその場その場で思ったサッカーを一生懸命にやっている。もちろん、ムチャクチャレベルが高いところでそれをやっている(当然だが、我がチームのドリブルなんて目じゃないボール扱い)。勝ちたい気持ちも玉際の強さに出るし、何といっても「プライド」をAもBも関係なく全員が持っている。今のA・Bなんて平気でヒックリ返るものだし。魂こそが大事。準々決勝の県NO2対県NO1Bは魂を感じた。結果、県NO2が勝ったがその闘いは歴代の「NO1対NO2」に勝るとも劣らないゲームだった。ご父兄もその辺りを分かっていて、全員の子どもを平等に温かく応援している。
この試合の県NO1コールにも泣けた…。さすが、アツイぞ、K市!
あっ!新潟Fチームの試合、見るの忘れてた~!(苦笑)
ごめんなさい、S代表。
大会を通じて一言。今回の結果は、今回の結果だが、ただしあくまでも今回の結果でしかない。この子達の本当の勝負は約2年後。いや、そうじゃない。ずっと続くわけだ。サッカーを楽しみながらの好敵手としての闘いが。10年経ったとき、それが本当に楽しみ~。
どのチームも頑張った。
日本一暑い街の人工芝で頑張った。
それが、何より一番素晴らしいこと。
何よりもこんなステキな大会を必死で運営してくれたNO1チームのスタッフ、ご父兄の皆さん。本当にありがとうございました。細部まで届いたお心遣いは本当に心に染みました。全試合、審判をやったお父さんもいるでしょう。お疲れさまでした。頭が下がります。また、いっしょに審判を僕もやりたいです。
あ~っ!楽しかった!(笑)
M先生へ。ありがとうございました。子ども達も、指導者も、父兄も何かを感じて帰ることができました。深く感謝いたします。今回、僕も全国の強豪と試合をしたことで逆に感じたことがあります。それは「全国の強豪も。我がチームみたいな町のチームも。やっていることは、サッカー。全く同じサッカー。サッカーはサッカー。だから、どちらも一緒。強いも弱いも関係ない。みんなが同じサッカーをやっているのだから。どこと試合をやっても仲良く、明るく楽しく元気よくが一番」。しっかり地を固めて、驕ることなく一歩一歩、ウチはウチの道を確実に歩んでいきたいと思います。最後に1つご報告があります。
ウチ、3年生もなかなかです。来年まで覚えといてください~(笑)。
- [2007/08/26 23:51]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.25 Sat
スゴさの秘密。

ウチの会社に花形セクションがある。「メーカー」にとって、もちろん、中味は大事だが、魅力的なパッケージ作りは売れる商品作りの大きなファクター。これを毎日、「考え、造りだす」のだから、このセクションは社の中枢。
だから、社内でも一番発言力がある。
事実、社のオエライさんは、このセクションを必ず経験している。
なにせアーティスティックな仕事を任せられる部門だ。感性を磨かなければいけないし、アイディアも豊富でなければならない。では、美大卒や芸術学部卒の人間ばかりか? というとそんな人間は1人もいない。だいたい、ウチの会社に美大卒なんていうハイソな経歴の社員は1人もいない(笑。日芸はいます)。特にこのセクションには、メイジだ、ワセダだ、ホーセイだトーカイだという男クサイ大学の、しかも文系学部出身の人間がゴロゴロいる。ある意味、「感性」なんて言葉とは、およそ一番縁遠いムサイ奴の集団と思ってもらっていい。(もちろん、ムチャクチャ、オシャレなヤツも中には、いる)。なのに…出来上がる商品は、
ムチャクチャ、カッコよくて大胆で個性的でド派手。
しかも製作時間は1時間足らず。ハッキリ言ってスゴイ…!
その秘密は…。絶対に「教えない主義」にある。先輩が後輩に「あ~しろ!こ~しろ!」とは決して言わないのだ。もちろん、基本ルールや機械の使い方は、徹底的に教え込む。でも、やり方なんてことは一切教えない。先輩が後輩に言うことはただ1つ。
「見ろ。真似ろ。考えろ。消化しろ。そして、自分ならではのモノを創れ」。
少年サッカーも、こうあって欲しいものだが、相手は何せ小学生。これがチーム全員でできたらすぐに「全国制覇」できる。逆に言うと、「できないから」小学生のサッカーはオモシロイ。僕自身は常々、コーチとして6年生までに「考える」ところまでは、子ども達を持っていきたいと思っている。だが、いったいどうやって? が問題になる。
僕はコーチこそ「見ろ。真似ろ。考えろ。消化しろ。そして、自分ならではのモノを創れ」だと思う。
今日はたくさん、「見て」きた。もちろん、行き先は県NO1チームU-10サッカーフェスティバルだ。どれもスゴイ試合ばかりだったろうって? うん。そりゃそう。我がチーム以外のチーム全部が「カッコよくて大胆で個性的なド派手サッカー」をやっていた。
でも、僕は試合なんてろくに見ていない。僕にとってのゴチソウは各チームの練習。徹底して「見た」の全国の強豪の、それぞれの練習だ。こういう大会会場で「見せている」ものは必ずしもその強豪の強さを支えている「奥義」ではないだろうが、例えアップだけとしても、その一端は垣間見える。エッセンスは散りばめられているのだ。こんなチャンスはそうそうあるものじゃない。
もう、目を皿のようにして見させていただいた。
いやぁ、勉強になった。忘れないうちにメモメモ…というわけにも行かないので必死になってアタマを整理してフル稼働させた。どこがどう…と書くと差し障りがあるといけないので書かないが、某チームの練習は早速、ウチでもマネしてみようと思っている。その練習の本質をしっかりと見抜いて、まずは、そのままマネしてみて、でもきっと、我がチームのレベルでは易しい方向にオーガナイズしないとムリだろうから…。あ~やって、こ~やって…と考えて。最終的にウチに合った形にしていこう。
そうすればいつか、「カッコよくて大胆で個性的なド派手サッカー」ができるようになるかもしれない。常に新しいものを、と目を光らせながら「見て。真似て。考えて。消化して。そして、創る」ことを信じて続けていこう。
夜の懇親会でM先生が「オレはさぁ、他のチームの練習を見るのが大好きなんだよ。で、すぐやらせてみるのも大好きなんだ」とお話してくれた。御歳5○の先生でも、「まだまだ足りない」と思っている。さすがだ~。これが強さの秘密なのかもしれない。「でなっ、先日、某超強豪Jリーグジュニアチーム6年生の練習を見る機会があったんだよ」。うわっ!スゲェ! センセー、それ聞きたいっす。きっと、オシムジャパンよりスゴイんだろうなぁ…ワクワク! 「そのチームの練習は…な、」。そ、そのチームの練習は…?
「いつまでもいつまでも鬼ゴッコをしていた…。コレ本当」(笑)。
- [2007/08/25 23:46]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.24 Fri
長屋のクマと申します。

県NO1チーム・M先生から昨晩、電話をいただいた。当然、例のごとく、僕は直立不動の姿勢を取る。さらに体育会系を通り越して、江戸っ子気質になる自分がいる。長屋のご隠居(失礼な表現ですいません!)と話す、あわてんぼうのクマさんになる自分がいるのだ。隣の人から、「なんだ?コイツ」という目で睨まれた。
おっと、コイツは、いけねぇ!(江戸っ子風)。
特急電車の中だっていうこと忘れてた…(苦笑)。とりあえず「先生、20分時間をくだせぇ!」と折り返す旨を伝えて、ケータイを切った。何の用件だろう?と考える…。考える…考える…考える…。
おっと。コイツは、いけねぇ! お伝えするの忘れてた…復帰したことを…。
駅に着いて、すぐさま電話を掛ける。真っ先にコチラから言う。「先生、すいまっせん! お伝えするのを忘れてやした。続けることになりやした。心配ばかり掛けておきながら…。とんでもないトンチキっす、アッシは」。
「ホントだよ!(笑)」。
チゲェねえっ!でも、先生、ケッコウ、キツイっすね…(苦笑)。
「なにはともあれ。よかった。本当によかった。さっき、コメントも書いたのだけれど。続けてくれて、本当によかった。子どものことを考えれば、続けるがいいのに決まっている。でも、いろいろある。みんな、いろいろある。だから、無理強いはできない。でも、本当に続けて欲しかった。よかった、本当によかった」。
ホント、アッシみたいなコンコンチキのことをご心配いただいて。ありがたくて仕方がありやせん。チクショー、センセー、ココは海ですかいっ!? なんか塩っ辛い水が顔に付いていけませんや…。
先生は北関東弁で続ける。「で。今週は来るン? オレは土曜日なら、午後から顔を出せる。来るンならば、久しぶりに会えるかな? と思って電話をしたんだ」。
あっ!先生、アッシはその御礼を言うのも忘れておりやした。ホント、とんでもねぇトウヘンボクっすね、アッシは。ゲンコツでも食らわしてやってくだせぇ。おっと。そのキャラは別の方でした…。それにしてもいいんですかい?アッシどものようなヨワッチィチームが天下の県NO1チーム主催大会にお邪魔しちまって…。
「貴チームの4年は多少だけど、みどころあるよ。じゃ、グラウンドで会おう。グラウンドで会えることがうれしい。ホントは、この大会が『キミの最後の試合』になると思って呼んだんだけどなっ!(笑)」
おそれ入谷の鬼子母神! そこまでご心配掛けまして…。
今週末の25・26日にK市・R大学人工芝グラウンドで県NO1チーム主催の4年生大会(8人制)が開かれる。とんでもない面子の大会だ。県NO1チームA・B、EXE90FC(一昨年の全少大阪代表)、柏イーグルス、県NO2チーム、古河SS、町田JFC、GP、FC前橋ジュニア(今年の群馬代表)、高田FC(言わずと知れた今年の全少で県NO1チームに土を着けた相手)、U地区Sチーム、K市Fチーム、新潟Fチーム(4年生は先日、新潟市NO1になった)、立山中央SSS、そして超ハイレベルという噂の横浜バディSC。1000歩くらい下がって我がチーム…。
む~っ。多分、16チーム中16位は間違いない…。合計何点取られるのだろうか…。
今朝の朝練で4年生に、「でも。1点は取りたいな…。取れるかな…」と言うと、「アン?優勝だよ!」とお気楽な返事。オマエラ、世間を知らなすぎ…。でも考えてみれば、勝ち負けはともかくとして。全国レベルを子どもも、指導者も、父兄も感じられる大きなチャンス。それをA市に持ち帰って、雰囲気だけでもなんとかフツーの少年団のみんなに伝えたいものだ。我がチームだけで背負うには、あまりにもったいない…。
そして、昨晩の電話はこの言葉で終った。「それと夜はみんなで飲むぞ」。
か~っ!先生、そう来なさったか! 夜の部も我がチームは危うし…。でも、その手は桑名の焼きハマグリっすよ。今から、ウワバミHコーチにも参加するように連絡取りますから~。
でも、待てよ? 飲んだら、どうやってA市に帰ってくるんだ? タクシー? 代行? ええぃ!しちめんどくせーことを考えるのはヤメだ、ヤメだぁ~い! 宵越しのゼニは持たねぇ~ぜ! 何せ、アッシはチャキチャキの…チャキチャキの…。チャキチャキの!
群馬県桐生市出身でした…(笑)。
- [2007/08/24 22:03]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.23 Thu
どれにしようかな…神様の…


朝、起きたら雨。高学年の朝練はできない。でも、3年以下の開始時間には止むかもしれない。その間、2時間だ。さて、どうしよう…。
もう1度、寝るべきか? それとも起きているべきか?
結局、寝る方を選択。そして8時半。外を確認するとまだ降っている。会社に行くのは10時半過ぎでいい。さて、どうしよう…。
さらに、もう1度、寝るべきか? もういいかげん、起きるべきか?
今度は、起きる方を選択。嫁は次女を幼稚園に連れて行っている時間らしく家にいない。今日は雨だから酷暑ではない。でも、暑い。カンベンしてくれ…と思うほど寝汗をかいている自分がいる。ノドが乾いている。何か飲もう…。
冷たいお茶にするべきか? それとも、いつものように起き抜けのキリマにしようか?
その後も選択の連続。歩いて駅まで行こうか?それとも雨だから嫁に送らせようか?駅に着いて、モーニングを買おうか? ヤンジャンを買おうか? ヤンサンを買おうか? 頑張って普通車に乗ろうか? それとも疲れ気味だからグリーン車に乗っちゃうか?
大袈裟だが。人生は選択の連続だ。
某BBSにこんな書き込みがあった。「我がチームさんは前はもっとボカスカサッカーをやっていたように感じましたが、今大会はドリブル重視のサッカーに変わった様に思いました…」。とんでもないです。それは誤解です。
ウチは蹴らせますよ~!
5年の4種新人戦や6年生の「勝ちたい試合」の時季になったならば。6年になって、子どもの判断を優先しないで「蹴らせない」ことは、「我がチームとしては」、よし!としません。そこに判断さえあれば、「蹴る」も「蹴らない」もどっちもあり!かなぁ、我がチームの場合は。少なくても、
その蹴ったクリア一発で全国大会に行ける!となれば僕は多分、確実に日和る(笑)。
確かに、4年生に限っては、今はドリブルが大きなテーマだ。今回の大会でもパスを選択した子に「そこはチャレンジだろ~?失敗してもいいじゃん?」と僕が大声を出した場面があった。カッコイイ「正しい少年サッカーとは?」を論じる方に好まれる発言ではある。でも、次に我がチームの試合を見た時には「そこは出せ~! それが判断だろう?」って僕が言っているかもしれないよ?(苦笑)。「なぜ大きく蹴らない~?」と言っているかもしれないしね(まあ、その言い方はしない自信はあるが、笑)。
あとで、「サギだ~!」って言われても困る(笑)。
なぜ我がチームの4年生が今、ドリブルなのか?といえば、それは「選択肢」を拡げるために他ならない。3年生までに多少、ボールは蹴れるようになった。で、4年ともなれば多少の単純練習にもついて来れるようなれる。だから、基本の足技を徹底できる。〝僕ら我がチームのコーチ陣は〟「ドリブルが上手くなればプレーの幅がグッと拡がる。それができないと次のステップにいけない」と今は考えているだけ。見事、それをクリアできたら次はトラップ。そしてパス。ヘディング、オフザボール…。やることは一杯ある。そして、最後に「でっかくクリア」も全て解禁して、やっと全体の「判断」を子どもに求める(局面の判断は、その随分前から求めるけど)。例えて言うならば、ダンゴサッカーという「オッパイ」から離乳食に切り替えるときに、我がチームは「ドリブル」というメニューを選択しただけ。
それが正しいかどうか?はわからない。でも、僕らは、それを選択したから、それを頑張るのみ!
離乳食メニューがパスだろうが、キックだろうが、選ぶのは各チームの指導者の好き好き。今の時点でも「全体の判断だ!」という人もいるだろう。いろんな人がいて、いろんなチームがあるから面白い。だから、自分の価値観と違うのがイヤだ!って人は移籍をするべきだと思う。価値観が合うチームにね。子どもも、親も、指導者も。僕だって、いつ移籍するか分からないよ? 受け入れ先があったならば…だけど(笑)。もし、チーム選択という最初の選択が間違っていたとしても「入り直せば」それでいいじゃん。「どのチームにするか?」という選択肢は入団時のみならず、常に「ある」。
いいんだって。それぞれのチームにやり方があって。
いいんだって。それぞれの家庭に考え方があって。
いいんだって。それぞれを合わせるために移籍があって。
楽しくサッカーをしたい人には、我がチームもオススメ! ウマイヘタは関係ない。条件は、だた1つだけ。「マジメに。ひたむきに。元気よく」。それ以外は何も必要なし!ちなみに団費は、たった1500円(※父母会費は別途あり)。
他にもA市には、いいチームがたくさんあるよ~。
さぁ、仕事しなくちゃ。さて、忙しくなる前にメシだ。食堂に行くか? それとも出前? 出前だとしても何にする? 入社1・2年の若い社員がメモと鉛筆をもって各先輩の注文を取りに回りだす前に決めなければならない。うどん、カレー、洋風弁当、中華、ラーメン、丼モノ、スパゲティにピザ。なんでもござれ! さて、どれにする? やっぱ、家に帰ってから嫁の作った夕飯を食べよう!っと。
愛情? いや給料前だから!という「選択判断」です(笑)。
- [2007/08/23 02:21]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.22 Wed
OB。

我がチームの3年生には3人の女の子がいる。上手いか?上手くないか?と聞かれれば、上手くない(苦笑)。でも、3人ともスゴク根性がある。朝とはいえ、この酷暑の中、「コーチ、気持ち悪い~」と一度も言わずに元気に朝練に通ってくる。逆にコチラが心配してしまうが、どこ吹く風で超マイペースで頑張っている。
小学生でも。女は強い(笑)。
この3人、3人が3人とも兄がいる。兄は皆、息子と同級生の11期生だ。当然、みんな、中学でサッカーを続けている。KOちゃん兄ちゃんであるHRクンはホーム中サッカー部。TKちゃんのお兄ちゃんはKSCにいるTクン。そして、一番のド根性女・SOちゃん(僕はこの子が我がチームで一番日本代表に近い!と思っている)のお兄ちゃんは、あの息子と同じくらいメシを食うSクンだ。
今日は、そのSクンの話。
SクンはAジュニアユースの一員だ。このチームはUチームが母体。ここに昨年度のKHチームの主力、KKチームのエース、ライバルチームが誇ったSGクン、キーパー・KNクン、等が加わった。おっと忘れちゃいけない、我がチームからYクンも行った。つまり、スゲェ面子が揃っている。ちなみに、この年代はASチームもASCも評判がいい。A市を盛り上げたメンバーがバランスよく分かれた。
どこもかなりの強豪だ。今から、プレミアカップが楽しみ~。
KSCもよほど気合を入れにゃいかん。
その中で、Sクンも頑張っている。彼が我がチームに入ってきたのは、つまり、本格的にサッカーを始めたのは、5年生の時。それでも、A市イチの快足とその175cm以上、体重もそれなりの重戦車のようなカラダを活かして、卒団の頃には「なくてはならないプレーヤー」に育った。2月のライオンズ旗大会では堂々の先発を張っていた。ただ、いかんせん、始めたのが遅いだけに、まだとても「上手い」とは呼べない。
それは、Sクンも分かっている。でも、Sクンは上手くなることを諦めていない。上手くないからこそ、天狗にならずに地道に黙々と練習をしている。この夏休み、Aジュニアユースの練習は夕方からだ。では、Sクンは午前中に何をしているか?というと。なんと、我がチームの朝練に来ている。3年生の妹達、小さい子達と一緒に基本のドリブル練習を必死に懸命に、こなしている。
Sクン、Sクン!とチビッコ達にも大人気だ。
僕は彼に「来なさい!」とは一度も言っていない。あくまでもSクンは自主的に来ている。もちろん、妹の面倒を見よう!もしくは親御さんに「見てきなさい!」と言われているのかもしれない。でも。この姿勢、努力が花開かないはずがない。それを証拠に、Sクンは少しづつだが、上手くなってきている。きっと、中学生相手の練習では、まだわからないこどだろうけれど、僕の目にはボールタッチが柔らかくなってきていることが分かってきている。
がんばれ!Sクン。キミのその努力は、絶対にムダにならない!
息子もKSCが休みの日には必ず朝練に顔を出す。先週の金曜はAクンも一緒に来てくれた。中学生だから、遊びにも行きたいだろう。デートだってしたいかもしれない。何より大切なOFFなのだ。だから、僕は決して無理強いはしない(多少、息子にはするなぁ、笑)。でも、みんな嫌な顔1つ見せずに、楽しそうに小さい後輩達とボールを楽しそうに蹴ってくれる。こういうメンバーが自然と増えれば、我がチーム大強くなるかもしれない。いや、例え、強くならなくても、
誰もが羨む「いいチーム」には必ずなれるはずだ。
これは我がチームだけの話ではない。世の中に、OBが自主的に来てくれるようなチームが増えることは、日本サッカー全体のレベルが上がることに必ず繋がる。いや、日本の国、全体のレベルが上がっていくと言ったら言い過ぎか? そういうチームが1チームでも増えればいいな!と心から思う。
Sクンは今朝も来てくれた。そして、いつものように一緒に汗を流した。終了後、いつもように僕が奢ってやったアクエリアスを美味しそうに飲んだ。そして、ポツリと照れながら、ハニカミ笑顔で僕に語りかけてきた。「ヨカッタっす。コーチを続けてくれるんですね」。
ゴメンな、Sクン。お前にまで心配掛けて…(泣)。
- [2007/08/22 21:21]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.21 Tue
拓郎の名曲。

やっと。僕にも「夏休み」がやって来た。
本日、家族全員で各自の自転車に乗って、近くのスパゲッティ屋に昼食に出掛けた。ようやくの「夏休み」らしい家族の行動に2年生・長女と年長さん・次女は大喜び。たらふく、ピザとスパゲッティーを食べて満足満足。奥サマも昼間からカックラって、満足満足。息子?コイツはメシさえ食えれば、いつでも満足満足~。
土日休みの方がウラヤマシイ。
ん?なになに、「平日休みだとしても、子ども達も夏休みなんだから、いつもよりは休みが合うだろう?」。うにゃ。なにせ、ウチには〝この夏が勝負!ココで頑張るぞ〟クンがいる。で、これは本当にありがたい話なのだが、KSCは月曜日のみがOFF。コーチの皆さんがお盆返上で〝眠ったままの〟ホワイトエンジェルスを目覚めさせよう!と努力をしてくれている。その意気に、親は応えにゃならん!が、僕は手伝いにもいけない。できることいといえば、我が子に、ゲキを飛ばすくらいのことしかできない。
「男なら、その意気に応えるために、休むな! 這ってでも行けっ!」
ただ、皆勤賞ではない。嫁が「アタシは夏休みに、たった一人で暮らす母に孫の顔も拝ませない親不孝モノにはなれない!」と叫ぶので、先週の火曜日14日、泣く泣く一日だけ練習を休ませて「僕を除く全員」で、12日夜から福島に行かせた。まあ、義母の家には、亡き義父が丹精込めて息子のために作った6畳ほどの「芝ゾーン」が庭にある。そこで13日月曜は練習をしたらしい。「常磐ハワイアンセンター」(今はスパ・リゾートハワイアンズか?)にも行ったらしいが…。ただし、「息子だけは火曜日17時までに家に帰せ!」と言って、帰って来させた。ん?スパルタ過ぎだって?いやいや…、
寂しかったんだもん!僕が。休みなのに1人っきりで…(泣)。
17時からボールを2人で蹴りたかったんだもん!…(苦笑)。
ここまで読んで、疑問を持つ方もいるだろう。「今日は火曜日でしょ?KSCは?サボリ?」。いえいえ、今日はホーム中学校が「登校日」だったのだ~。いくら鬼のような僕でも「学校なんか行く必要なしっ!練習へ行けっ!」とは言わない(笑)。スパゲッティーを食べて帰って来てからは、息子は勉強(ホントにしていたかどうか?は知らない)。僕は娘2人とビニールプールで水浴び~。で、その後は次女と2人でお昼寝~。
実は。一糸まとわぬ姿で寝てしまった…(家の中ね、笑)。
夕方17時からはホーム小学校で息子とヘディング練習。マーカーを〝タップ〟にして僕が蹴り込んだボールをヘッド!先日、練習を見に行ったらあまりにヘディングがヘタだったからの練習だが、なかなかサマになってきた。よしっ!いいイメージのうちに帰るか!帰りに学校前の駄菓子屋でアクエリを買って飲んでいたら、店のオバサンが「いいですね~、親子で。いまどき、なかなか、いないですよ~」。で、二人揃って、「そ~っすかぁ~?フツーっすよぉ~?」。
やはり親子だ。思考回路は全く一緒(笑)。
娘と戯れ、息子とボールを蹴る。たった半日だったが、最高の夏休み。僕も満足満足~。
みなさんの夏休みはいかがでしたか?
- [2007/08/21 21:09]
- 自分と家族と生活のこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
2007.08.20 Mon
名称変更。

朝練は今日から再開。第1部の4~6年生の部には6年が2人、5年が1人、4年が7人。第2部の3年以下は3年生15人、2年生3人。この人数のばらつきには理由がある。6年生は8月に入ってから、ほとんど休みがなかった。だから、今の時期が「里帰り」期間なのだろう。5年もそう。
4年は、まあこんなものだろう。一昨日・昨日と灼熱の人工芝サッカー場で4年生大会があったから。「休みにしようよ」と担当のUコーチに言ったら、「負けて悔しくて来るヤツが絶対にいる。疲れただろうから、来るヤツがエライわけじゃないが、『練習するんだ!』という気持ちは大切にしてやりたい」というので実施をした。一応、疲れを考慮して、リハビリ系のメニューにしたが、すごく元気だった。
通常の練習でもよかったか?(笑)
ちょっと横道にそれるが、試合の翌日、僕は息子と必ず朝練習を行なった。もちろん、キツイものではない。ゆっくりと筋肉をほぐす感じのメニュー。疲れた翌日、カラダを動かさないことは、いいことではない。バリバリの筋肉をほぐしてやること。そして、心もリフレッシュさせてやること。これを怠るとかえって、疲れがなかなかとれない。
ご家庭でも覚えておいて欲しい。
さて4年の話に戻る。土日に行なわれた我が地区4年生大会、大石はBEST8に終った。優勝はKBサッカーさん。準優勝はドリブル上手のAチームさん。いい大会だった。暑い中、参加した全てのチームが必死に頑張った。勝った負けたに関わらず、こういう子ども達の努力、頑張りに僕は何より心を打たれる。
我がチーム的に言うと。担当コーチは「結果」が出なくて悔しかったろうが、4年以下を統括してみる僕的には充分満足の行く「内容」だった。この春からやってきたことがシッカリと成果として見えたからだ。それまでの我がチーム4年生はスピードに頼る展開が多かった。それはそれで大きな武器だが、「速いのはわかった。それはそれで置いておこう。それより先に、まずは足元。上手くなろう」。
これからも続く大きなテーマだ。
現中1の11期生は強かった。多分、実力だけならば、県内でも上位にいたと言ってていいと勝手に僕は思っている。強かったが、では、全員が上手かったか?と言われると…。疑問が残ってしまう(苦笑)。息子が言う。「KSCにいる面子はみんな上手い。県NO1チーム出身者だけじゃない。そろってみんなが上手い。もっともっと足元をやっておけばよかった…」。(まだ間に合う!と彼は必死だ)
僕とHコーチは考えた。強くはなりたい。でも、上手くもさせたい。
さて、どっちを取るか?
え~い!欲張ろう!二兎を追うぞ。ジュニアユース世代に繋げる技術を身に付けさせて、さらに強くしちゃおう。クラブチームやスクール併設の少年団に「技術」の部分で負けるのは仕方がないって思うのは止めよう。だって、あるじゃないか!我がチームにはフツーの少年団でありながら、それを全国レベルでやっているチームが。
県NO1チームにできることは。きっと、我がチームにもできるはず。
何年かかるかは、わからないが(苦笑)。
4年生で言えば、まあ、なんとか基本のキぐらいまで来たかなぁ。混沌としたマーブル状の模様が、おぼろげながら「点」にはなってきた感じ。ただ、連動がゼロだから。優勝なんてできるはずがない(さすがに、こう思っていたことは担当コーチには言わなかったが…)。これを線にして、面にして、立体にして、形を整えて、色をつけて…という作業が続く。もちろん、僕らコーチ陣が「やらせる」のではない。4年生たちが自分で判断して作っていくのだ。今の時点は、その材料自体を「身につけている」段階。方向性を明示して、それに向かっている途中。
だから、「負け」の方が、より鮮明に「足りないモノ」を考えることができる。
だから、負けたほうがいいんだって。担当コーチ殿。
今日来た4年生7人に聞いてみた。「昨日、泣いたヤツいるか?」。半分が手を挙げた。うん?コイツは泣いたろう…と思ったヤツが手を挙げない。オマエ、泣かなかったのか?と彼に聞いた。すると、
「泣けるほど、頑張ってない。僕は、あんなもんじゃないもの。納得行くプレーができなきゃ、泣けないよ」。
Yクン。オマエ、その番号を背負い続けることを許す!
いい番号だ、15番(笑)。
夏休みも残り2週間。早起きが辛くなってくる時期だけど、頑張ろう。夏を乗り超えたチームは必ず強くなる。一人一人が上手くなれば、強い強いK針サッカーに勝てる日もやってくるかもしれないよ!
まっし~も頑張って早起きを続けにゃいかん。いっそ、チームの名前替えるか?
「上尾早起きサッカー」(笑)。
※ここまで書いた時、「有名な埼玉サッカーBBSに大石の話題が…」という連絡が来た。見てみたら、ホメている内容なのでよかったけど…。なんかヤバイ方向に行く前に、思い切って、怖くて仕方ないけど「実名」で大石の話題を打ち切る書き込みをした。クマS・U-13監督以来だろう、実名は。あ~、まだ怖い…。案外、根性ないなあ、僕も(苦笑)。
- [2007/08/20 17:53]
- 少年サッカー |
- トラックバック(0) |
- コメント(0)
- この記事のURL |
- TOP ▲
- | HOME |