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    原因。 

    雨降らないよね。


     世の中には「便利な言葉」というものが存在する。この言葉を使っておけば、大抵のところ「外れない」「間違えない」「トラブルが起きない」…。例えば、「お若いですね~」と言われイヤな気分になる人はあまりいないだろう。僕など「若いですね~」と言われただけで、「ああっ!この人はなんていい人なんだっ!」と思ってしまう。群馬県人の特性か?。

     明日から皆さん、僕に「お若いですね~」と言ってくださいね(笑)。

     成長期の子どもの原因不明の痛みに対しても、そんな言葉がある。「成長痛」だ。触診して、状況を聞いて、フツーに歩ける程度ならば、どこの医者も接骨院も「成長痛ですね」というのが相場。だって、大抵の場合、「成長痛」であることに間違いはないから。言われた患者側も「あっ、成長痛なんだ~」と納得する。ヘタすりゃ、「やった!やっとウチの子にも成長痛が来たワ~っ!」って思う人もいるだろう。

     「今夜は赤飯よ!」ぐらいの勢いでしょ(笑)。

     僕にも経験があるが〝純粋な〟成長痛ってのは、「痛い」というよりは「重い」感じがする。四六時中、重痛くて、実は寝ているときが一番痛い。成長に伴う痛みなのだから、一番カラダが成長している睡眠時に痛いのは当然だろう。

     この場合は「赤飯」を炊いても、まあ許しましょう。

     ここまで読んで、「ウチの子のは、そうじゃないわよ?」という方もたくさんいると思う。その場合は、すぐに「キチンと病名を見立ててくれる」病院に行った方がいい。そもそも、「成長痛」というのは読んで字の如し、「成長期に起こる痛み」全般のことをそう呼ぶ。つまり、だ。「成長期に起こる病気・ケガによる痛み」のことも成長痛と呼ぶのですよ~。例えば。有名な「オスグット」というケガがある。これによる痛みも「成長痛」なのですよ、そこのおか~さん!大事なことを1つ書こう。「痛い」ってことはどこかに炎症が起きている証拠。それを忘れてはいけない。

     「赤飯」炊いている場合じゃないでしょう?

     今日、一部で有名な接骨院に行ってきた。リュウのケガに対する「セカンドオピニオン」を聞くためだ。ついでにTクン(クマS3人組の1人)も連れて行った。Tクンは3週ほど前から近所の接骨院のいう「成長痛」に見舞われ、練習を見学している。先生の診断は以下の通り。

     「成長痛って言われた?うん、成長痛だね。オスグットと言えば、オスグットではあります。筋肉が硬いと重度になるのですが、Tクンの場合、非常に筋肉が柔らかいからフツーは筋肉で吸収できるのです。なのに、痛む。なんでかというと…。姿勢が悪すぎっ!ホラ、立ってみて。ねっ、分かるでしょ?重心が後ろに行っている。だから、筋肉が働かないんです。じゃあ、この筋トレを今、やってみて。そう、それを3セット。あと、コレとコレを3セット。終った? じゃあ立ってみて。横から見て。治ったでしょ、立ち方が。T君、動いてみて。痛いかい?」

     「あれっ?あまり痛くない…」

     「炎症が治まれば全く痛くなくなるよ。明後日くらいにはフツーになる。この筋トレ、やり過ぎはないから、できる限りやってね。あっ、練習前と練習後は必ず。それと意識して姿勢を正すこと。集中力も変わってくるよ」。さらに続けた。

     「原因のない痛みはありません」。

     う~む。F接骨院・院長、おそるべし。さすが、バスケ日本代表の元トレーナーだ。ちなみに田臥の元個人トレーナーでもある。院内には田臥のバッシュとJAPANユニホームがサイン入りで飾ってある。院長が見て、必要とあればスポーツドクターも紹介してくれる。医者の見立てが必用なケガもあるからね。

     さて、息子の番。息子の場合は、「成長痛」ではない。キチンとレントゲン、MRIを撮った上で超有名スポーツドクターから「反復性膝蓋骨脱臼」という病名をいただいている。まあ、来た理由の気持ちとしては「藁にもすがる思い」っていうヤツ。今までの経緯を話し、見てもらい以下の「セカンドオピニオン」をいただいた。

     「MRIも撮ってH先生とO先生が『膝蓋骨脱臼』って診断したのね…。お父さんの行動、正しいですよ。まずちゃんとしたスポーツドクターに見てもらうのは常識です。ただ、リハビリメニューが違うと思う。リハビリメニューは先生の直接指示じゃないでしょう?(はい、という僕の返事を聞いて)そうですよね、大きな筋肉で保護しようとしている。全体の方向性は間違っていないけれど、まずは『お皿を直接守る』筋肉を鍛えましょう。今のメニューは続けながら、このメニューを追加してください。深刻になる程度じゃないです。これくらいなら、周りの筋肉で保護している選手は何人もいます。しっかりやれば大丈夫」。

     よし。治ったら赤飯を炊こう。それにしても、お若いですね~先生っ(笑)。



    げにまっことえい方言じゃき、教えちゃるぜよ。 

     しっかりしろって。JR。


     日本3大頑固モノと呼ばれる県民性がある。熊本=「もっこす」、津軽=「じょっぱり」、そして土佐=「いごっそう」だ。日本3大~といっても、それぞれがビミョ~に意味が違う。

     「じょっぱり」は、厳しい冬を耐え抜く「ねばり強い精神力」も持った頑固というニュアンスだ。男女共にこういう気質を持った人は「じょっぱり」と呼ばれる。

     ◆例文◆ わー、たげ  がへー じょっばりな おなごたべかな?⇒私って、そんなに古臭い強情な女でしょうか?

     「もっこす」は男に対して使う。口数が少なく頑固一徹、反骨精神に富み、武骨で純粋。そんな人を指す言葉。熊本県人は自分で自分のことを「もっこす」というが、他県の人から「もっこす」と言われることを嫌うらしい。その点はイギリスの「ジョンブル」、アメリカの「ヤンキー」と同じだ(笑)。

     ◆例文◆ あいつ、まうごつ いいばい! ばってん、もっこすたい。おれにはきつか~⇒あいつ、すごくいい人だよ。だけど頑固。おれは苦手だなあ。

     今日の主題は「いごっそう」。これも対象は男。実はこの気質を説明するのが一番難儀だったりする(苦笑)。思いつくままに羅列してみよう。

     いごっそうとは? 言い出したら聞かなくて最後まで抵抗する。口は悪いが情にもろい。人にモノを頼まれたらイヤといえず、酒好きで遊び好き、でも集中してやるときはやる、何でも「大丈夫」って言って自己流を貫く。人が好きだからいい顔で笑う。それが、いごっそうだ。ちなみに土佐の女性は「はちきん」と呼ばれ、行動・思考・容姿すべてにおいてハツラツとしている様子を表す。

     ◆例文◆ いごっそうっちなんぜよ? 言い出したら聞かんし、しまいまでもがる。口はがいなけんど、情にはまったい。頼まれたらいかん言えん~。酒が好きやきごくどうしちゅ~。まっことやらなぁいかん時はこじゃんちやる、なんでもがまんちゅ~て我が道。人が好きやき、しょうえい顔で笑う。それをいごっそう呼ぶがぁぜよ。(上のいごっそうの説明を全部「こ~ち」【平たく発音してください】の言葉にしてみた)。

     まぁ、簡単に言うと「坂本さぁ」を思い起こせばいい。

     僕の飲み友達兼サッカー指導者友達のTさんは典型的な「いごっそう」だ。上に書いてあることが全て当てはまる(笑)。そのTさんがクルマを買った。キムタクと同じクルマだ。ここでも〝派手好きな〟な「いごっそう」ぶりを発揮している。坂本さぁも「レボルバーっち言う~メリケンの銃」を持って歩いていたじゃん?(笑)。「まっこと げに えい できちゅ~クルマぜよ。いつか、おまんさぁの会社まで迎えに行っちゅう~」とTさんは僕に言っていた。僕は社交辞令と思っていたのだが…。

     いごっそうをナメてはいけなかった。Tさんは、今日本当に会社まで来た。朝、「何時に仕事終る?すっと行くき、待っちょって」とメールが来て、約束の時間チョイ前には「もうまぁ、着いちゅう」とまたメール。乗り込むときに「ありがとう」と言えば「なんちゃあないことじゃき」。(ちなみに、本当は全部標準語のMAILです、笑)

     ねっ?正しい「いごっそう」でしょ?(笑)

     何より一番の「いごっそう」らしさは、その優しさだ。Tさんは知っていたのだ。朝からJR線が止まり(ニュースでやってたよね。僕も新幹線利用で出社した)、ダイヤがグチャグチャになっていたことを。だから「今日」迎えに来た。でも、そんなことはオクビも出さずに、フツーに振舞う。情に厚く、それでいて男っぽくてカッコイイ土佐の血を感じた。

     Tさん。僕もあえて言わなかったけど。ありがとうね。。助かりました。
     まっこと、サンキューじゃき。

     「もっこす」であれ、「じょっぱり」であれ「いごっそう」であれ。もちろん、他の県であれ。僕は頑固者の持つ不器用さが好きだ。我がチームの子供たちも、もちろん息子も、不器用さを感じるくらいの「頑固な男」にサッカーを通じて成長して欲しいなぁと思う。そもそも、そのためのスポーツだろう?

     家に帰って、僕の出身県・群馬の男の県民性をネットで調べてみた。「雷とからっ風が吹く地域だけに、気性が荒い。ギャンブル好きで、衝動的で、言葉もガサツ。かなりの見栄っ張り。何より飽きっぽい。エイヤッという気合だけで進み、中身は気にせず人間的な雰囲気だけで判断をする。女好き。義理人情には厚い」。ぐがぁ…いいことは何も書いていない(苦笑)。でも、当たっているだけに何にも言えない…(笑)。とはいえ、群馬の男も、

     不器用だんべがな!(不器用だろの強調方言、笑)




    家族全員無事ではあったよ、ビリー。 

    時々 予報では降らないはずだったけど。


     ビリー・ブランクスさま。

     ゴメンね。今日は本当にゴメン。君のことが書けなくなってしまった。本当にゴメンね。実は何日も前から、君の来日の話を聞いていたんだ。だから、もう決めていたんだよ。6月21日のこの日記には、君のことを書こう!ってね。だって、おそらく人気者の君のことだから、テレビだラジオだ、と出演しまくるのは分かっていたんだ。今日だったら「ビリーズ・ブートキャンプ」を知らない人に説明をしなくても大丈夫!って楽しみにしていたんだよ。本当なんだ!

     でもね。ビリー。聞いてくれる? 我が家はそれどころじゃなくなってしまったんだ今日は…。みんなでホタル見た翌日のシアワセな朝のはずだったのに…。

     朝。6時50分。嫁が騒いでたんだ。「お財布の中が…。カラよ~」。眠気マナコで僕は起きた。「はぁ~?」。息子も起きてきた。「なんだよ~」。嫁が続ける。「お財布の中にね。1円もお金が入っていないの。ケッコウ入っていたのよ。珍しく。私のガン1年検診のあとだったから」。「知らないよ」「知らないよ」。僕たちは口々に言ったよ。嫁は「分かってる。疑っていない。そうじゃなくて。まず、いつも置いてあるココにお財布がなくて。このお釜の上にポンって置いてあったの。それで中を見たらないのよ~、1円も」。それって…?

     「泥棒だよね。これって泥棒が入ったってことだよね?」

     すぐに110番!日本では警察は110番にコールするんだ。「事故ですか? 事件ですか?」と警察。「泥棒です! 泥棒が入ったんです!」。住所を言うと「すぐに行きます。現場を保存してください」って言われて電話を切った。玄関は閉まっていた。雨戸も全部閉まっていた。あとは…。

     勝手口だっ!

     そう思って、勝手口を見た。何か陰が写っている。網戸が上下とも切られているんだ。それが折れて重なって陰を作っている。ドア自体のロックは上下ともしてあったのだけれども、スライド式のガラスのロックはしていなかったんだよ。暑かったからね。風通しがいいように開けてあったんだ。切った網戸から手を入れ上下ともロックを開けて進入したらしい。

     怖いのは、ココから。僕は1階の隣の部屋で寝ていたんだ。昨日は暑かったから、タイマーでクーラーを掛けた。クーラーは財布が置いてあったリビングにある。つまり仕切り戸を全開にしていたんだ。財布の置いてあった場所から僕のところまで3m。絶対に僕の姿を犯人は見ている。見ているからこそ、財布を持ってお釜の位置まで移動した…。すぐに逃げられる勝手口のそばまでね…。

     警察は鑑識まで来た。全部で5人の警官。すごく正義感の強いお巡りさんで憤っていた。僕が「勝手口の窓といってもロックをしていなかったウチが悪いんです…」と言ったら、「旦那さん。そうじゃない。犯人が一番悪いんです。許しちゃいけない」って言ってくれた。1月ほど前に他地区でも同様の犯行が行われたらしい。被害届を作成しながら、いろいろと話してくれた。世の中の話とその手口を。いいお巡りさんだった。

     ちなみに。犯人は知らなかったんだろう。ウチの裏、100mくらいのところは警察の独身寮。このお巡りさんはココに住んでいるとのこと。だから「余計に悔しい。ごめんなさい」って謝ってくれた。お巡りさんのせいじゃないのに。ねっ?いい警官でしょう?

     さすがに会社は休んだ。切られた網戸をそのままにするのが気持ち悪くて。ロックすれば入れないのは分かってはいるけれど。軍隊式トレーニングを考案した君なら分かるよね、ビリー。嫁の友達の実家が工務店でガラス屋さんをすぐに手配してくれた。この工務店のおじさんとガラス屋さんが、すごくいい人。「そういう事情なら、何より優先だ!」と15時までに直してくれた。

     本当に日本もまだまだ捨てたもんじゃないよ、ビリー。泥棒を除いては。

     夕方。もっとスゴイ事がわかった。被害にあったのはウチだけじゃない。半径200mくらいの間4件。手口はみんな一緒。進入して財布の中身だけ取っていく。足がつかないように余計なことしない。ズル賢い犯行。アメリカは犯罪が多いって聞くけれど。君の田舎・ペンシルバニアはきっと平和だよね。

     ロックをしていなかったウチが悪い。でも、できれば家に鍵も掛けずに近所の公園でサッカーができる世の中になればいいなぁ…とは僕は今でも思っているよ。そうならない限りは鍵は掛けなくちゃいけないのが今一番残念なことだ。

     ビリー。本当にゴメン。今日、君のエクササイズのことを書けなくて。




    8月のトマトは、もっと食べたい(笑)。 

     もう梅雨明けか?夏としか言いようのない日。


     本日、県NO1チームが第31回全日本少年サッカー大会我が県代表に決まった。3年ぶり6回目の全国大会出場となる。目指せ!2度目の全国制覇!

     おめでとうございます。
     
     実は先程、県NO1チーム・M先生から電話をいただいた。本来であれば、僕の方から「おめでとうございます」電話をしなくてはいけないのところだが、遠慮していた。たくさんの関係者、たくさんの親交チームからのお祝い電話でテンテコマイのはずだもの。僕ごときが、電話をすること自体がおこがましい。後日、落ち着いた頃に祝福の言葉を言えばいい。そう思っていたところの電話。先生いわく、「お世話になった人には御礼を言わなければ」。

     毎回のことですが。参りました。

     「あらためまして。おめでとうございます」「おおっ!ありがとう。なんとかな~」。この後、いろいろ県大会の試合の感想を聞かせていただいた。書かないけど(笑)。「ところで先生、実はこの数日間、僕は不安で不安で仕方なかったんですよ。貴チームが優勝できなかったら、マズイなぁ~と」「なんで、君がそう思わなくちゃいけない?」「だってですね、ホラ…」。

     話は水曜日に遡る。

     その日、僕は昼寝をしてしまっていた。起きたら17時40分。あ~っ、もうこんな時間か…。10分後、バタバタと息子が学校から帰ってきた。もうとっくにKSCの練習に行ったと思っていたのでビックリ!「学年代表会議があって…」とのこと。仕方がないので、クルマで送って行くことにした。

     19時ちょい前にグラウンドに着く。まっ、せっかくだからゆっくり練習を見ていくか…と思って立っていると「お~い、どうした?」とM先生から声が掛かった。普段、僕は水曜に迎え番ではないから意外だったのだろう。事情を話すと、「そうか。じゃ、そんなところで遊んでいてはダメ。手伝って!」。

     はっ? 手伝えって…?

     先生に連れられ、グラウンドの真ん中に行く。5年生が今まさにミニゲームを始めようとしているところだ。「お~い、みんな。新しいコーチだ」と先生。

     えっ?えっ?え~~っ?

     「よろしくお願いします!」。体育会系小学生の声が響く。「大丈夫。ミニゲームやらせておけばそれでいいから。おいっ、みんな3タッチ制限だからな!」「先生、いやっ、そのっ…」「じゃあ、頼んだよ~」。丁度、すぐそばを「何をしているの?」という顔でランニング中の息子が通り過ぎていく。エっ、エライことになってしまった…。どうしよう…。そう思っているところに5年生が話し掛けてくる。「コーチ、名前は?」。なっ、な、名前か~。。。えっと、えっとね、ん~、

     「キョウダケ。キョウダケだよ」。

     「キョウダケ?じゃあ、よろしくお願いします、キョウダケコーチ」。遠慮なくミニゲームが始まる。詳しくは守秘義務がありそうだから書かない(笑)。書かないけれど…。1つだけ書いちゃおう。そのゲーム、フツーのチーム内のミニゲームの「モチベーション」ではないのだ。とにかくスゴイ、マジバトル。究極の負けず嫌いが揃っている証拠だ。呆気に取られた。「…」。

     でも、「今日だけ」と言っても一応コーチらしい発言もしなくちゃならない…。コッチは百戦錬磨のオトナだ。いくら県NO1チームと言えども、子どもにナメられるわけにはいかない。途中でゲームを止めてルールをチョコっと変えてみたりした。このぐらいは許されるだろう。その上で、一番差し障りのない言葉「いいねぇ」「いいねぇ」を繰り返す。だって、ヘタなこと言えない…「いつもと違うこと」になってしまうかもしれないから…。

     「お~い、水入れろ」。やっとM先生から声が掛かった。ふ~っ。とりあえず僕も休める。緊張した~。やばかったなぁ~。心に余裕が出てくると色んなことが見えてくる。そうか、これはM先生の優しさなのだ。

     「近くで見ろ。そして感じろ。自分のチームで何をやればいいのか?を感じてみろ。そこから先はオマエが考えることだ…」。

     そんな思いが伝わってくる。ありがたい。涙が出るほど感謝感激だ。よし。思い切って、あえて調子に乗ってみよう。次はこうして、あ~して…。今、思い返すと、よせばいいのにそんなこと考えていたのが運のツキだった。水を飲んだ子ども達が帰ってきたのだが…。ん?ん?何かメンバーが違うような…。「今度はそいつらを頼むよ」と先生が叫ぶ。

     えっ?えっ?えっ?えっ?えっ?え~~~っ!? ありえない~!
     6年生、代表チームじゃないですか…(泣)

     「コーチ、名前は?」「キョウダケ」「ルールは?」「えっと。こうやって」。さっきと同じ会話が繰り返されるが…。マズイ…。この展開はヒジョーにマズイ…。この子達には、ヤバイ…。だって、今週末には、この子達が今までずっと目標にしてきた大一番が控えているのだから…。ヘタなこと絶対にできない!グラウンドの外にはズラリと父兄が並んでいる。その目が光っているみたいに見える。ヤバイよ…。目の前、暗くなってきた…。

     そこからは、よく覚えていない(苦笑)。

     だから。祈っていたのだ。「頼む!県NO1チーム、勝ってくれ~」。他のチームの皆さん、ゴメンナサイ。皆に勝って欲しかったけれど。ツマラナイそんな個人の理由があったのです。正直、ホッとした。考えてみれば、長い年月に渡って培ってきた彼らの力が、「キョウダケ・ヘッポコ コーチ」の少々の言葉で狂うはずはないのだけれど。

     でも、何となくわかるでしょう?僕の気持ちも~(苦笑)。

     「はははっ(笑)。なんだそんなことか。こちらこそ、お礼を言いたいくらいだ。1回戦が終って、1週間。その間、ずっと気張っていたら疲れちゃうだろ? サッカーやりながらでも気分を変えなければいけない。いい気分転換になったはずだ、子どもも」。

     はっ、はぁ。そんなもんでしょうか?

     「気持ちを切り換えないとな。今日だって、オレはもう切り換える作業をしたよ。県スタから帰ってきて、そのまま畑でジャガイモ堀りだ」。

     なるほど。何から何まで勉強になる。サッカーの技術はもちろんだけれども、実はこの「精神管理術」こそがココ一番の底力の秘密なのかもしれない。いや、絶対にそうだと思う。事実、今大会、ハーフタイムでガラッと県NO1チームのサッカーが変わったのを目にした人も多いはずだ。

     この域に達するには僕は、あと100年くらいかかりそうだなあ(笑)。

     最後に僭越だけれども「キョウダケ」コーチのアルバイト代くらいオネダリしてもいいかな?と思い、キヨミズの気持ちで言ってみた。「先生! その今日収穫したというジャガイモをぜひください!」。返事はOK。ラッキー!最高の報酬をいただけた。2007年6月17日、M先生収穫のジャガイモだ。間違いなく、

     埼玉イチの味がする。


     ☆選手諸君、本当におめでとう。今日がスタートです。8月は必ず日本一になってね!


    「春」という字。 

     梅雨は来ないのか?


     唐突だが古今東西の「3人組」を考えて欲しい。思いつくままに書いてみる。

     まずは、お笑い系だな…。レツゴー3匹(チョーサクで~す、ジュンで~す、みなみはるおでございますのギャグで有名)、漫画トリオ(パンパカパ~ン、ノックさんのご冥福を祈ります)、怪物ランド(コレ知っている人はかなりカルトです)、ネプチューン、森三中、かしまし娘、ボカスカジャン、B21スペシャル(僕はデビに似ているといわれたことがある、笑)、安田大サーカス(よくクロちゃんが会社近辺を歩いてます)、ダチョウ倶楽部、コント赤信号(アニキ~っって好きだったなぁ)、何人トリオ(メンバーいえます?)…。

     あっ、あと「うなずきトリオ」!(うんうん)

     アイドル系に行ってみよう。まず、キャンディーズ、その妹分のトライアングル、少年隊に少女隊、シブがき隊、いいとも青年隊。たのきんトリオにイモ欽トリオ、カミセン、トニセン、うしろ髪ひかれ隊、風間三姉妹(知っている?、笑)、御三家、新御三家、わらべに、ポケビ、パンジーにribbon(永作博美がメンバーだった)、

     あっ、あと「中三トリオ」!(♪私が読んでた~○○時代~)

     ミュージシャンはどうだろう? w-inds、ポルノグラフィティ、元のglobeに元のドリカム、THE ALFEE、トライセラトップス、ガガガSP、ブランキージェットシティ、アリス、かぐや姫、BEGINに、締めはYMO! あっ、あとフォーク・クルセイダーズ!(♪オラは死んじまっただぁ~)。それと、

     だんご3兄弟!(ミュージシャンじゃないっ!ってか?)

     ちょっと変わったところはいかが?助さん・格さん・黄門様、安・竹・宮(安だけ…と思っていたが、息子がビッと現総理に)、YKK(こちらは小泉さんだけ)、好きなところでは、幕末三舟(勝海舟、山岡鉄舟、高橋泥舟)なんてのもある。スポーツではAON(ゴルフね)、そして

     スーパーカートリオ!(高木豊の子どもは3人ともヴェルディらしい…)

     なんで突然、トリオの話かというと。。。今日のK町グラウンド、県大会前の大事な大事な県NO1チームの練習時。「お~い!そんなところで見てないでココにおいでよ~」とMセンセー。僕の右隣に座って、「(遠くのKSCの練習を見て)おっ?息子君がキーパー練習してるぞ。まあ、足が良くなるまでは、ああいうのもいい」。そして色々と話は続く。「ウチからもU-18でHだろ、U-16でG、U-14でJが…」。ん?県NO1チーム出身日本代表トリオの話かって?違う。ポイントは〝右隣〟。〝左隣〟もいるのだ。Aセンセー。「読んだよ、ブログ」(左隣)。「おぉ~オレも。面白かった。でも買わないぞ~(笑)」(右隣)。「は、はぁ…すいませんネタにして…(汗)」(真ん中)。

     いったい、どんなトリオに見えたのだろうか?(苦笑)




     ☆本当はたくさんの「ためになる」お話をいただきました。実際の子ども達への問い掛けの仕方、指示の出し方も見させていただいたことも含めて。が、大事な大事な試合の前なのでココには書きません。でも今日、お二人と一緒に椅子に座って「話をした事実」はここに書きたかったのです。後日、読み返して「聞かせていただいた話」思い出すためにも。本来このブログは僕の「日記」だから。お許しください。

     ☆☆さらにさらに。一応念のため、県大会終了後にUPしました。全国大会出場おめでとうございます。


    メンテナンス。 

     夜は代表戦、KIRINカップ


     リュウとスポーツショップに出掛けた。新しいスパイクを買うためだ。彼が選んだのは、ファルカスのSAKURA。このスパイクが出たばかりの頃、ネットで見て「白地に桜の花びらなんて。女みたいでカッチョワリ~」とかなんとか言っていたくせに。ケッコウ、ご満悦な顔をして「これが欲しい!」と言ってきた。「白いスパイクは汚れているとみっともないぞ。しっかりと磨いてくれ」と僕。さらに続ける。

     「ケアしてあげよう。大事な道具なんだから」。

     6年生以降、息子のサッカー関係の買物に関しては、「1人で」もしくは「友達と」行かせている。当たり前だ、何でも親掛かりは極力避けるのが我が家の方針。もちろん、本人もその方がいいに決まっているし。でも。今回は一緒に出掛けたかった。今日は、KSCがお休みになったので、火曜日の4年生「ドリブル突破塾」を明日に延期してでも一緒に出掛けた。

     ケアしてあげたかった。息子の心を。

     実は、まだヒザが痛いらしい。「どうなの?」と僕が聞くと、本人は「ん~。まだちょっと。でも焦っていないよ」と言うが。内心はかなり、「焦っている」ようだ。聞いてもいないのに「焦ってない」だもの(苦笑)。また、ちょっと心配なのは、今までは絶対に言わなかったような負け惜しみ・文句の類のニュアンスが言葉に滲むこと。特にケガを再発した試合のことになると不満があるらしく、言葉が歪む。

     普段であれば、んなこと言ったら、僕はハンパじゃなく叱る。「文句言うなら『弱い自分』に向かって言え」「そもそも、そんな暇があったら、練習しろ!」。それを分かっていながらも、滲ませてしまうのだから、その焦りは相当なのだろう。考えてみれば、「練習したくても練習できない」「試合に出たくても出られない」「頑張りたくても頑張れない」のだ。そんな中、ライバルたちは確実に実績を積み上げていく。

     ある意味、焦る方がフツーだ。

     そんなことを思っていた日曜日、教育テレビ名番組「あしたをつかめ」の再放送を見た。今回の内容は「スポーツトレーナー編」。セレッソのユース年代トレーナー中山氏が紹介されていた。ドキュメンタリー構成で番組は進む。冒頭の試合シーンでDFがケガをする。この子のケガに対してのケアの仕方が番組の柱だ。

     このケガをした選手は「準レギュラー」。激しくポジション争いをしている最中でのケガ。本人は焦る。「今やらなければ!」の思いが強い。しかし、中山さんから練習参加の指示がもらえない。地面を殴って自分のケガを悔やみ、恨む選手…。

     ただし、中山さんはこの選手を放っておかない。
     時間のある限り、「話し掛ける」。

     ケガが長引き、リハビリが続くと、選手は満足に練習もできず精神的に落ち込んでゆく。自暴自棄になって「サッカーをやめようか」と考え始めるときが、選手が最もつらいときだ、と中山さんは話す。選手とコミュニケーションをとりながら向き合い、精神的に落ち込んだ選手の心のケアもする。カラダのケアしながらも精神的な支柱になってあげなければならない。「個々の選手の心と体にじっくり付き合えるのが醍醐味」だと中山さんは言い切った。

     そう。鋼(はがね)の強さを求められるけれど。
     人の心は歪むこともある。
     だから、心の歪みを正すため、ケアが必要なときもある。

     ましてや、息子は中学1年。そして、かなり強い心を持っているだけに。より強くするために!と鋼に「ヤキ」を入れ過ぎれば心がポキリと折れてしまうかもしれない。厳しさだけでは耐えられないだろう。これが小学生なら、なおさらだ。ケガをした、しないだけでなく。試合に出してもらえない、出ても文句ばかり言われる、下手だから…とほっておかれる。そんなことしたら、鋼になる前に溶けてしまうかもしれない…。

     叱って、ケア。おだてて、ケア。公平に、ケア。しっかりと個を見つめてあげて、ケア。コミュニケーションを取って、ケア。強い弱いでなく。教え上手、教え下手でなく。そういうことをキチンとしてあげられるのが、「いいチーム」「いいコーチ」の条件なのかもしれないなぁ。そうありたい、僕は。

     心のケアしてあげてますか?

     今日、僕は。行きの道中と、買い物中はなるべくサッカーのことには触れなかった。頑張れ!の一言も言わないようにしていた。なるべく、彼の琴線に触れないように。でも元気付けているのがわかるように。丁寧に丁寧に。会計を終って、さて帰ろうか?という時に息子の方から言ってきた。「ありがとね。オレ、頑張るから」。涙が出そうになった。言葉を返そうとした時に息子が続けた。

     「だからさ、父ちゃんが落ち込むなって」。

     普段、よっぽどウルサク言っているわけね、僕は(苦笑)。






    母。 

    のち 明日はペンキ塗り…。


     ご存知の通り、昨日、東京6大学野球で「佑ちゃんのいるワセダ」が優勝を決めた。で、本日(6月4日)付のスポーツ新聞の1面を見比べた。ニッカン「佑ちゃん 胴上げにビックリ」。スポニチ「斉藤胴上げ ! 1年生で舞った」。サンスポ「斉藤V舞い」。報知「優勝!佑ちゃん舞った」。デイリー「胴上げ王子だ 〝佑〟勝投手」。トーチュウ「優勝 佑ちゃん舞った舞った舞った」。

     ん~。キレーな揃い踏み。予想通りだけど(笑)。

     「1紙ぐらい違ってもいいんじゃない?」「変えた方がビジネスチャンスだろう?」。正論だ。しかし、わかっていてもやらねばならぬ時がある。商売よりも昨日の1番のニュースを優先させるのが「使命」だったりもするのだ。

     だからこそ。記事の「視点、文章自体の上手さ、手法、構成」やレイアウトの大胆さなどで差別化を図ることになる。なのだが。今日はなんと、「手法」の部分でもキレーに報知を除く5紙が揃ってしまった。まあ、使い古されたものとはいえ、揃ってしまった「手法」も「王道」だから、これもいたし方ないだろう。報知だって「使わなかった」のではなく、「使えなかった」のだと思う。その手法とは…

     「手記」だ。

     トーチュウ=「早大主将・田中君 独占手記」。デイリー=「早大・應武監督 独占手記」。サンスポ=「兄・聡仁さん 独占手記」。スポニチ=「ハンカチパパ 寿孝さん独占手記」。で、ニッカン=「『母が見た佑ちゃんの成長』 手記」。

     すっごい争奪戦だったんだろうなぁ(笑)。

     まあ、トーチュウとデイリーは困った挙句の選択だろう。やはり、家族がいい。サンスポの「兄」から、やっと読みたい感が出てくる。確か、お兄ちゃんは、佑ちゃんが早実時代、一緒に暮らしていたはずだから。どうでもいいことだが、このお兄ちゃんは僕の高校の後輩だったりする。ついでに言うと、負けた慶應の相場監督は先輩だ。僕が1年の時の3年生。夏の県予選の応援に行ったなあ…。

     おっと、話を戻そう。スポニチは、かなりいい。スポーツ紙の読者はオトコが大半だ。そのオトコの僕からすると、これが一番読みたいと思う。興味あるじゃないですか!父がどんな英才教育を施したか、を。新聞で読む「○げ○よ日記」みたいなものだ(笑)。

     で、ニッカン=「母が見た佑ちゃんの成長 手記」。父よりどうなの?と思ってはいけない。各新聞社が最初に狙うのは「母 手記」なのだ。まず、母しか知らないエピソードはすごい。必ずグッと来る。読みたいかどうか?は別として。読者のハートを揺さぶるのは父手記ではなく、間違いなく母手記だ。

     母の思いに勝てるものはない。

     「…前略…まさか1年春から4勝できるとは…中略…周りの期待が大きく、勝って当たり前というか、そういう雰囲気の中で、本当によく頑張ったと思います。…中略…常に話しているのは『佑樹らしく常に謙虚さを持ってやっていくんだよ』ということです。…中略…4月に入寮してから精神的にも大変だったと思います。…中略…でも私が聞くと、答えはいつも「大丈夫」。…中略…今は料理も作ってあげられません。…中略…『まぐれでもいいから打って』と祈っていました。…ウイニングボールは寮の部屋に置いてあると思います。「お父さんやお母さんにプレゼントする必要ないからね」と前もって話しておきました。入学直後の大変な時期に苦しみながら挙げた勝利は重みがあると思います。佑樹がそれを見て、今後の野球人生の励みにしてほしいと思います。…中略…私たち親の前では「子どもの頃の佑樹」のままです。…中略…母の日にカーネーションが郵送で届いてビックリしました。こっそり送ってくれたことを思うとホロリときちゃいました。…中略…佑樹の野球人生はまだ始まったばかりです。…中略…技術だけでなく人間的にも成長して欲しいと願っています」。(ニッカンより抜粋)

     泣いた。かなり泣いてしまった。

     本当は全文掲載したかったのだが。200行(1行=12文字)以上あるので勘弁してほしい。長いのも母手記の特長(ちなみに他は60行くらいだった)。読みたい人はコンビニに走って。まだ売っている(笑)。新聞では「ほとんど話のまま載せた」とのこと。謙虚で地道で愛ある「斉藤しづ子さん」が感じられる。

     母親ってスゴイ。子を思う心は誰にも負けない。

     このブログを読んでいるサッカー少年の母の皆様。息子は必ず、母の思いを知っています。佑ちゃんみたいなスーパースターになれなかったとしても。レギュラーになれなくても。トレセンに選ばれなくても。どんなに勉強しなくても。どんなにナマイキかましても。絶対に息子は「母の思い」にいつかきっと何かの形で応えてくれます。必ずです。だって、アナタの可愛い息子なのですから。だから。

     たくさん応援してあげてくださいね。
     サッカー頑張れるように。

     父の思いはどうか?スポニチから、ちょっとだけ紹介しよう。「…(かなり前略)…親の視点で言えば今後、佑樹に期待することは野球と勉強の両立。自分を磨かなければ指導者の言うことも理解できず、応用することもできない。とにかく1日1日をしっかり積み上げて愚直にやってほしい」。

     ん?レベルは違っても、どっかで聞いたような…(笑)


    使い道。 

     すげぇ暑かったっす…。


     アルバイトをした。時給1125円。A市辺りにしては、かなりの高給だ。ただし、交通費は出ない。賄いもない。場所?色んなところに派遣される。今日、僕が行ったのは、住所で言えばA市の外れだろう。

     この高給バイト、採用には幾つか条件がある。市販のものでかまわないので、制服を自分で買って着なければいけない。作業のための道具も自分で揃えなければならない。まあ、使う人ならば、結構な頻度で使うものだから、初期投資としては高いものではない。精神的に強いことも条件だろう。取引先の見るからに屈強な若者にクレームを入れられる場合もある。それにへこたてれてしまう人は向いていないだろう。毅然とした態度で跳ねのけるのが理想だ。職場の先輩達もケッコウ、キツイかも(苦笑)。そして、何よりかなりの肉体労働。時給1125円と言えども、1日では1500円以上は稼げないと思ったほうがいい。

     高校サッカーの主審。40分ハーフ、計80分で1500円だ(笑)。

     単純計算したから1125円だが。正確に言えば、8時半に会場のA市T高校に行って、11時半に家路についたから3時間拘束。そう考えると時給500円(笑)。好きじゃなければできない。まあ、少なくてもコレで金を稼ごうとする人は皆無だろう。

     本来は、僕の場合でいうと、お金を払わなくてはいけない立場だ。だって、僕は「生徒」なのだ。あくまでも今日の主審は「授業」の一環。先生は、A市サッカー協会審判部長Wさん(2級審判員、インストラクター)と2人の3級審判。もし、その辺のカルチャースクールで換算したら、

     ビックリするような授業料を取られるのは間違いない(笑)。

     他の地域ではどうなのか?は知らないが。A市で3級を取るためには高校生、社会人の試合をケッコウな数、こなさなければならない。もちろん、主審も副審も。その上で、3級マイスター達から「ここがダメ~」「ここ直して~」「まっ、ここはヨシとしよう」等の意見を毎回いただきながら、「打たれ強く」育っていく(らしい、笑)。今日も「なんでアソコでイエロー出さないの?」と叱られた。そうなんだよな~なんで出さなかったんだろう?(笑)。まあ、この手の叱咤激励には慣れている。我がチームは審判育成に力入れてるからね。

     で。最終的に「まっ、とても『3級に相応しい』とは言えないが。試験だけは受けさせてやるか?」というレベルに届けば。3級試験の推薦をいただけることになる。その期間がどれほどか?は分からない…。そこをクリアすると、今はペーパーテストとクーパー走(12分間走)のみ。一昨年までは実技試験があって、ここでボコボコ落ちたらしい。「そう考えたら、今はチョー楽よ!」とお歴々は言うが…。数え42歳のデスクワーク従事者が、80分間、今日のこの暑さの中を高校生とタメはって、走ることを想像してみて欲しい。

     今、会社にいるが。ヒザはガクガクだ(苦笑)。

     とはいっても。全然イヤじゃない。道は険しいが、具体的な目標を持ってサッカーにかかわりあえることが、とても楽しい。「おっ?胸のワッペンの色が変わったね」なんて言われて颯爽と笛を吹ける日を夢見て頑張ろう。メタボ街道まっしぐらの体型も元に戻るかもしれないし~(笑)。

     我がチームの子ども達が自慢できるような審判になれたらサイコーだ。
     「ウチの審判カッコイイだろ?」

     さて。肉体労働対価の1500円を何に使おうか?今日は1回目だから、自分にお疲れさん!と帰りはグリーン車に乗って(750円)、2本くらい電車で飲んじゃうか? いや、待て。それじゃあメタボに逆戻りだ…。そうだ、5回分くらい貯めてadidasホイッスルを新調しようか? でもこの前、違う笛、買ったばかりだし。やっぱ、娘2人にお土産買おうっと。きっと、彼女達は言ってくれるはずだ。

     THANK YOU!(笑)