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    止めて、蹴れて。歌って、踊れて。さらに…。 

    のちところにより ヘンな天気。


     ウチの会社は、ケッコウ、知られている会社だ。名前を言えば「見たことはある」「聞いたことはある」と答えが返ってくる会社ではある。

     ある…。あるはず…。あるはずなのだが…。

     社員の文章レベルは疑問符が付く。さっきも1人の社員に思わず懇願してしまった。「頼む。上手く書けとは言わない。せめて、分かる日本語で頼む…」。本当は「小学生からやり直せ!」と言いたかったがグッとガマンした。なぜなら、小学校からやり直しても、

     肝心の小学校で、ちゃんと日本語を教えてくれないらしいから~。

     3日連続「国語」の話題で申し訳ないのだが、許して欲しい。これは忌々しき問題なのだ。だって、日本人が日本語を「使えない」のよ? まあ、だからテレビで「日本語クイズ番組」が流行るのだけれども。大袈裟に言えば、日本語をしっかり学ばない=使えない人間が増加すれば、この先、文化の崩壊に繋がって行くかもしれない。

     国語は。サッカーでいえば、「止めて。蹴る」の部分だ。

     中学以降の勉強で考えてみよう。

     例えば。小学校では、副詞、助詞、助動詞なんていう品詞の部分は、「て・に・を・は」の使いかた以外はあまり教えないという。。「必要ないじゃん!」といってはいけない。これを知らないと英語の文法授業に入れないはずだ、本当は。品詞という知識が充分にないところにいきなり、「onは前置詞、allは副詞、canは助動詞」と詰め込まれる恐ろしさを考えて欲しい。だから、「何となく分かるでしょ」という感覚の部分に頼るしかない。知っていればスンナリと簡単に「文法の考え方」は理解できるのに…。

     同じ英語の長文読解では、必ず知らない単語が出てくる。これは主題する側がワザと出すのだ。文章を読む力があればその単語の意味を「類推」できる。「こういう話の流だから!この意味はこうでなければならないはずだ。よってもって、問いの答えは…になるはず…」。国語力が試されているのだ。長文は80%、国語の力で解けるといっていい。

     数学で考えてみよう。「三角形ABCと三角形DEFが合同であることを証明せよ」なんて問題が中学では普通にあるわけだ。これをキチンと筋道立てて論理的に解答を書かなければ正解にはならない。「辺ABと辺CDは、…という理由で同じ長さ。また、角Aと角Cは…という理由で同じ角度にならねばならない。さらに角Bは…だから、角Dと同じ角度になる。つまり、三角形ABCと三角形DEFは1辺の長さとその両端の角度が等しい。よって合同となる」。

     多分、今の子どもは「形として」、この文章を覚えていくのだろう。論理的にモノを考えられても、論理的に文章を組み立て、分解することは「教わっていないから」不得意なはずだ。この程度ならば、「形」は覚えられても。果たして、この先は…。きっとパニックで思考停止になる。

     もっと簡単な例を挙げよう。「時速を求めよ」という問いに対し、与えられた数字から答えを求めると分速が導き出されるにもかかわらず、時速に変えずに回答欄に書いちゃった! なんてことがよくある。これを「ケアレスミスして!もったいないでしょ?」ということなかれ。明らかに問題文が読めていない証拠。国語力の問題だ。

     社会に行こう。地理の問題。「日本のほぼ中央に位置しており、面積は約1万621平方キロメートルで。7つの県に囲まれた数少ない内陸県の一つ。人口は1983年に200万人を超え、平成17年現在では210万7226人(男102万570人、女108万6656人)。日本の総人口の1.6%を占め、全国第17位。さてこの県は?」。もちろん漢字で「ぎふけん」と書かなければ正解ではない。次は歴史。「豊臣秀吉が農民に対して行った政策とその理由を100字以内でまとめよ」。モロ国語でしょ?

     続いて理科。「夕日はなぜ赤く見えるのか?地球の自転という言葉を使って200字以内で説明せよ」。もちろん、太陽が赤いからは×。そもそも、太陽の光は赤くない。もし赤かったら昼も赤く見えるはず。このあたりがヒントだが。答えがわかっても、200字以内にまとめる力がないとツライ。

     「いいよ、国語なんて。オレ、サッカー選手になるから」。OK。わかったよ。では、君がナショナルトレセンに行ったとしよう。必ず課せられることがある。トレーニングレポートの提出だ。その日にやった練習を的確に書き、自分の長所・短所を織り交ぜながら、明日にどう活かしていくのか?をしっかりと書かねばならない。カラダで覚え、アタマで理解することがTOPレベルでは問われることになる。

     引退して代表の監督にでもなったらタイヘンだ。テレビのインタビューに答えなければならない。雑誌の取材を受けなければならない。新聞に評論を書かなければならない。どうする?全部、「ヤバイ」じゃすまないぞ?(笑)。

     別に難しいことを要求するわけではない。必要最低限の国語力を身につけて、「自分の言葉」でキチンと話せて、書ければそれでいい。多分、それだけで中学以降の各科目、間違いなくテストの点が10点はUPするよ~。

     ケッコウ、マジで。水曜日が暇だから、小学生国語塾でも開こうか?(笑)

     「オレ、そうはいっても…。国語が大嫌いなんだよなあ…。サッカー選手も国語ができないとダメとなると…困ったなあ…。国語がダメでも大丈夫な職業ないかなあ…」。そんな君にうってつけの職業が1つだけある。大丈夫、実際に君みたいな人がいっぱい働いているから。君にだけ教えよう。ナイショだよ?それはね…。

     わが社の社員!(みえみえのオチか…苦笑)



    ヤッくんの芸風。 

     朝はシトシト。夜はザーザー。


     A市の隣にI町という〝勢い〟のある街がある。スッゴイ〝勢い〟で1戸建てが増え続けている街だ。〝勢い〟のある学校(I学園)も存在するし、〝勢い〟のあるサッカーチームも存在する。

     今日は、そのI町の〝勢い〟のある美味しい店に中華を食べに出掛けた。

     中華といっても、横浜にあるような超高級中華料理店ではない。言い方は悪いが、ラーメン主体の街のフツーの中華屋さんだ。でも。僕は好きなのだ、こういう店が。カンカンカンカン、〝勢い〟のある中華ナベの音が店内に響く心地よさ!多分だが。嫌いなオトコはいないと思う。オヤジさんとオバチャンがやっている中華屋さんは、まず、

     オトコの心を裏切ることはない。わかるでしょう?

     行ったのは、〝勢いだけ〟の、我が家と〝勢い〟のあるTさん一家。我が家は息子も出席。雨でKSCがお休みだったから。ケガのこと両立のこと、難しいことは全部忘れて、オトコならば無心で中華を食えっ!こういうところ、ウチは切り替えが早い。家庭は息抜きの場だからね。というよりも、息子自体が「嫁似で」全然深刻に考えない。それはそれで問題だが(笑)。

     Tさん一家はママ以外は全員出席(お昼が遅かったらしくお腹一杯とのこと)。バリバリ・エネギッシュ、正しい中華好きのオトコ=Tさんと3人のプチ・正しいオトコの3人息子。長男Jクンは中1。11期生Hクンと一緒の私立S中サッカー部。なんと麻疹(はしか)が学校に出て、今日から1週間「学級閉鎖」とのこと。麻疹の〝勢い〟は止まってほしい。次男Kクンは6年生、県トレ候補。一度走り出したら止まらない〝勢い〟のあるドリブラーとして近隣に名を轟かしている。3男Tクンは小3。兄2人に負けない〝勢い〟のあるヤンチャ君。当然、サッカーをやっている~。

     総勢9人で。中華を食べまくった!その〝勢い〟は台風並み(笑)。

     子供たちのおしゃべりも〝勢い〟がつく。久しぶりに会った同級生=息子とJクンがお互いの学校のこと、サッカーのことをじゃべりまくる。「S中に県NO2チームの子がいて、ムチャクチャ上手いんだよ~」「KSCにも2人いる!オレ、ケッコウなかよし!で、やっぱ2人ともメチャクチャ上手い!」「この間、帝京FCと試合やったよ」「オレラ、ジェフとレッズとアントラーズ・ノルテとベルマーレとやった」「スゲェ、出たの?」「ちょっとだけどね~。Jクンは?出た?」「出たよ、俺らケッコウ強いよ~」「楽しい?S中?」「スゲェ楽しい!KSCは?」「楽しいよ!最高っ!」…。

     ったく。普段、親が聞いてもろくに答えもしないくせに(苦笑)。

     その間もバンバン料理は運ばれてくる。それを上回る〝勢い〟で皿は空いていく。正しいプチ・オトコどもがガンガン食べるからだ。「ねっ、この広東メン!ヤベェ!ヤバ過ぎっ!」「この塩ヤキソバも。ヤバクね?」。お兄ちゃん達だけでなく、弟2人も言い続ける。「父ちゃん、チンジャオロース、ヤバイよ食べてみて」「ヤベェ、ヤバ過ぎ~」「この店、ヤバ過ぎ~っ! 全部ヤバイ!」…。

     久しぶりのテンションと美味しいテンションが相乗効果を生み、さらに会話に〝勢い〟がつく。

     「そういえば、ホーム中学校さぁ。給食がヤバイ…。仕方ないから食べているけど」「S中もかなりヤバイ…。小学校の時の方が良かった」「そっちも?ヤバイんだよなあ…。なんで中学の給食ってヤバイんだろう?」

     ちょっと待て。オマエラ、〝勢い〟に任せるのはいいが。言葉がメチャクチャ過ぎないか?

     言葉は文化だ。世代世代で進化もする。だから「ヤバイ」の連発を僕は否定はしない。ただニュアンスだけに頼るのは危険だ。美味しいものは「美味しい」と表現してから「ヤバイ」を付ける。例えば「ウメェ!ヤバ過ぎっ!」でもいいから。不味いものは「不味い」を表現してから「ヤバイ」を付けろって。「ゲロマズ~。ヤバクね?」でも構わない。基本的に「わかる」言葉でモノを表現しないと、ボキャブラリーは増えていかない。なんでも同じ言葉で言い表すことは、カッコイイかもしれないが間違いなく「おバカ」への第1歩よ? 普段、使っていない言葉が「作文」「読解」のなかで活きてくるはずなかろう?

     だから、国語ができなくなるんだって!

     と、言いたかったが。今回は〝勢い〟をソギそうだから止めたっ!せっかく友達同士で盛り上がって中華好きの正しいオトコに成長しようとしているのだから。今日は、その〝勢い〟を大事にしてあげよう。何でもかんでも叱るのもよくないし。今日は、パ~っと弾けちゃおう。

     Tさん、我々も〝勢い〟で行くか?大人だけに許された、正しい勤労者のあの飲み物を飲っちゃわない? オバちゃん、あれ2つ。来た来たっ、そうそう、コレコレ。さぁ、Tさん、グイっ!と〝勢い〟よく飲ろうよ!

     プハ~っ!やっぱホッピーって。ヤバクねっ?(笑)。


    両立。 

     夜は寒いよ。


     怒り その1=バカモン!言い訳から入るとは何事だ!KSCからの帰り道。アツシとタイチが乗っていることを忘れて思わず怒鳴ってしまった。

     息子の中間テストの結果が返ってきた。僕が彼に出した条件は1つ。「範囲も狭いのだから。5教科全て○○点以上。クリアできなかったら、サッカーを考えなくちゃいかん!」。半分本気で半分ウソ気(少なくても『半分冗談』という言葉は使えない)で言った。国語だけが条件に適わなかった。

     「あのね、国語、すごく平均点が低かったんだよ。クラスでも△△点以上の子はそんなにいないと思う。○○点以上は本当に少ないと思うよ。だから、さ、いいよね?ね?」。

     素直に「ダメでした!次回は頑張ります!」とナゼ言えない?(怒)。
     テストの結果云々よりも。そっちの方が問題だっ!

     怒り その2=バカモン!なぜ、考えない!必死さが足りないから疑問を持たんのだ!家に帰ってからの嫁と息子の会話を聞いて、また怒鳴ってしまった。

     「かあさん。コーチがね、まだ決まっていないから好きにしていいよって」。「何のことだ?」。「夏季講習の話」。「?」。「KSCの予定を聞いて来いって。塾の夏季講習に申し込むから」。

     これは嫁がかなり悪いが。ロクに考えずに息子に聞かせたのだろう。ただ、何も考えずに「わかった!聞いておく!」と素直にコーチに聞く、オマエも相当のバカモンだ!

     1・2共通の怒り=だから、国語ができないのだ!
     もっと「自分で考えろ」って。

     中学生といっても、まだ1年生。小学生に毛の生えた程度ということは、わかっている。だが、なぜ考えない? 勉強もサッカーも頑張って両立させよう!というのは正しい考えだ。それは、父さんも母さんも望んでいることだ。ただ。お前自身は、どうなんだ? どっちを優先させたいんだ? サッカーだろ? だったら、なぜ自分の意志でサッカーを優先させない? 夏季講習が優先でお前は本当にいいのか!

     半分本気で半分ウソというのは、こう考えて欲しいからだ。「好きなサッカーを『自分の選んだKSCで』一生懸命やるために。僕はサッカーよりもあまり好きではない勉強もちゃんとやる…。少なくても『遠くまで行っているから仕方がない』ということは絶対に言い訳にはしないよ…」。サッカーできれば、どこでもいいとは「お前が」言わなかったのだから。そして、今でもKSCでやりたい!と思っているのだろう?だったら、必死でやらなければ。「KSCでサッカーをやるために勉強を」。実際に全教科で父さんの言った点数を取れたかどうかは2の次。そういう思いで、勉強したかどうか?が大きな問題。言い訳するくらいなら、辞めていいよ。サッカーも勉強も。

     それがサッカーと勉強を両立するということ。

     もう1つ理由がある。サッカーは、「個」が大切とは言うけれど。チームだろう? それをお前は「夏季講習に行くから、KSCの練習には行けません!」って言えるのか? 勉強は、特に「塾」の部分は完全なる「個」だ。「個」である限り、「個」の努力でどうにでもなる部分だろう。寝ずにやってもいい。移動の電車の中で必死にやってもいい。夏季講習で言うならば、いつも行っている塾以外の夏季講習に行ってもいいんだぞ? 探してやるよ、100%サッカーの時間に邪魔にならない夏季講習を。学校のテストは仕方がない。これは学校という「チーム」の部分だから。お前の都合で定期テストは動かせないよな?

     逆に言えば。勉強のためにサッカーをやってもいいんだよ。「いい学校に入るためには、運動をやっていなければ評価してもらえないから。サッカーをする」でも間違いではない。それがお前の意思ならば、尊重しよう。それはそれでけっして間違いではない。でも、その場合のチームはKSCではないだろう。必死でやっているホーム中学校サッカー部でもない。それをお望みであれば、こちらも探してあげるよ、そういうチームを。まあ、フツーはないよ、そういうチームは。学校以外の個を優先するならば、辞めた方がいいかもよ。サッカー自体を。

     どちらでもいい。それが個とチームの両立だ。

     いずれにしても。大切なのは「お前がどうしたいか?」だ。簡単に両立とは言うけれど。どちらも「主」の場合は多分、〝一兎も得ない〟可能性が高いよ。いいんだって。サッカーのために、で。やれるよ!だって、大好きなサッカーのためなんだから。そこで頑張りきれないのならば、サッカーへの思いがそこまでだったってこと。泣くなって。知っているよ、お前がサッカー好きだからこそ、必死で両方頑張れるってことは。

     必死でやって。論理的に考えれば。サッカーも上手くなる。国語もできるようになる!

     ムチだけでなく飴も用意してあげたいのだが。もし学校のテスト以外でサッカーを犠牲にすることなく全教科100点を取ったならば。買ってあげよう…。おっと。これ以上は今はちょっと書けない。だって、この部分を安請け合いすると、お前の母さんに、怒り3を思い切り父さんにぶつけられるから~。

     その場合、父さんはあまり頑張れそうもない(苦笑)。


     ☆えっと。ここのところ、言い訳が多いのですが(苦笑)。これは、我が家の場合は…です。決して、全家庭がこうあれ!というわけではありません。各家庭それぞれの考え方があっていいと思います。でも。みんなが頑張ってサッカーと勉強を両立して欲しいなあ…とは思っています。


    僕は「モンロー」が好きで、「千鳥」が得意。 

     風が冷たい。


     ニッカンスポーツに「ヒューマンJ」という不定期コラムがある。普段、あまりスポットが当てられないJリーグ選手の人となりを伝える内容でコレがとても面白い。いつ載るか?いつ終ってしまうかわからないけど。何とか続けて欲しい!(笑)。

     特に今日付けの「大宮DF 西村」は秀逸に面白かった。タイトルは「究極健康マニア」。かいついまんでニッカンより抜粋しよう。

     アルディージャ・西村は豊富な運動量と激しいオーバーラップが売り。そして「健康マニア」。だから体脂肪率は5%を維持、レッズから大宮移籍後は大きなケガもない。遠征先にはふくらはぎの筋肉をほぐすために万力(図工で使うやつ)を持参。普段はゴルフボールを踏み、足を鍛える。また、上半身ハダカでハダシでピッチを歩く(新聞はこの姿の写真付き)のも日課。歩き方にもこだわりがあって、デューク更家仕込みの歩き方らしい。チーム内では「卓郎ウオーク」と呼ばれているとのこと。本人いわく、「大学(国士舘)の時、ケガでロクにプレーできなかった。だから人と違った方法で人一倍気を使う。ねんざ、肉離れ、足の指の骨折は事前に防げる」。

     記事は面白おかしいが。サスガ、プロ。見事な自己管理だ。

     懸念していた息子の足は大丈夫そうだ。今朝、話を聞いたら、「もう大丈夫」と言っていた。少なくても去年の11月みたいに「階段も昇れない」「ジョギングも走れない」というものではないらしい。医者に言われているのは、「痛くなるまでは『やって』大丈夫。痛くなったらすぐに止めること。で、その痛くなるまでの時間を筋トレで伸ばしていこう。今が20分なら、1ヶ月後は25分。2ヶ月後は30分。半年経てば、50分。1年経ったら80分。それは筋力で伸ばしていくしかない。だから、絶対、筋トレをシッカリやること」。息子の話によると、「後半15分くらいに痛くなった」というから45分までは大丈夫になったのだろう。

     ただ~し。果たしてヤツが最近「シッカリ筋トレをやっていたかどうか?」は疑問が残る。

     少なくても。復帰しよう!と頑張っていた頃に比べれば、最近は?だったことは確かだ。さらに言えば、先週の木曜・金曜は定期テストだった。大会前だ!ということならば、「行けっ!」とKSCに行かせたが、今回は「人生初めての中間テスト」だということもあり、火曜から休ませた。その間、多分アタマが「勉強モード」になって筋トレをサボっていたのではないか?と密かに疑っている(笑)。1日サボれば5日後退するのが筋肉。その代償は大きい。

     さらにさらに。土曜はかなり暑かった。だから、アップを〝いつもと同時間〟やったかどうかも疑問だ。僕は彼に「みんなと一緒のアップのほかに、時間を掛けて臀部とヒザ周りのアップを入念にやること。特に臀部は試合前に意識して動かすこと」と普段から言っている。でも、暑ければ「ほぐれた」感をいつもより早く感じてもおかしくはない。アップが足りない中でプレーをすれば、そりゃ痛くなる。また。土曜日は準ホームGでの試合だった。ここは多少、「硬い」と聞いている。その辺りもビミョーに影響しているのだろう。まっ、何のことはない。昨日は「運」がなかったと書いたが、よくよく考えてみれば、

     「必然」だっつ~の!オマエが悪いっ!

     究極とは言わないから。「健康オタク」になろうよ、息子よ。いくら良くなってきているとは言っても、完治したわけではないのだから。「爆弾」を抱えていることには変わりはない。もう小学生ではないのだから。シッカリ自分のことは自分で管理をしよう。食事のことを考えたり、しっかり健康管理をしたりすることも、いい選手の条件。なんなら、万力とゴルフボールを買って渡そうか?(笑)。

     よしっ!今度、「卓郎ウオーク」を見てこよう。で、筋トレに加えて歩かせよう。歩くという作業は実はすごく足腰のメンテナンスに大事なこと。岩元が「東海道53次ウオーク」を番組企画でやったら、長年痛めていた腰が完治したのは有名な話だ。もちろん、息子も西村を見習って上半身ハダカは必だろう。その場合、KSCで、

     「息子 ウオーク」と呼ばれるかなぁ?(笑)。


    正式名称 東京優駿。 

    府中の芝もキレーだった。


     第74回日本ダービーが行われた。初観戦となる皇太子殿下、安倍首相が見守る中、見事に③番ウオッカが抜け出し、2着に3馬身の差を付けゴール。3歳の頂点を極めた。牝馬の優勝は1943年のクリフジ以来、実に64年ぶり。四位騎手は初のダービー制覇。さすが「牝馬の名手」だ。

     その昔、ダービーは「最も運のある馬が勝つ」と言われていた。91年まで30頭近い「多頭数」が出走できて、スタートで馬込みを捌けなかったり、道中とんでもない大回りを強いられたりすることがよくあって、「運」で左右される場合が多かったからだ。ちなみに皐月賞は「最も速い馬が勝つ」と言われる。距離が2000mだからね。菊花賞は「最も強い馬が勝つ」。距離が3000mになり、持久力と勝負根性の要素が強くなるのがその理由。

     そんなダービーも今は18頭がフルゲート。1番人気が勝つケースが多く、「強い馬が勝つ」レースに変貌をしている。

     ただし。「運」も必用。古くは名馬シンザンの子・ミホシンザン。皐月賞を大楽勝し、ダービー制覇のみならず親子2代の3冠は間違いなし!と言われたが、骨折でダービー出走できず。今年で言えば、ココナッツパンチという馬。もしダービーに出ていたならば、「もしかしたらもしかした」。残念ながらデビューが遅く、登録はしたものの賞金が足りずに「抽選」で競走除外。オーナー、調教師もよっぽど悔しかったのだろう。ダービー当日の今日行われた古馬レース(5歳以上も出られるレース)のG2・目黒記念に登録、なんと古馬相手に2着に入った。

     ミホシンザン、ココナッツパンチは「運」が足りなかったわけだ。

     運も実力のうち!だから、それはそれで仕方がないという見方もある。無事是名馬がダービー馬の大前提だとすれば、ケガで未出走・デビューが遅れた等の体質自体がダービー馬の資格がなかった、ともいえる。だが、ここで競走生活が終るわけではない。ミホシンザンはケガを治し、秋・菊花賞を制した。ココナッツパンチは、既に今日から秋への戦いを始めた。一生に一回のダービーは走れなかったが。一生に一回の菊花賞を勝ってやる!と。

     実は昨日、息子がまた左ヒザの痛みを訴えた。ケッコウ、ここまで順調な〝調教〟で来ていただけに本人としてはかなりのショックみたいだ。3月には少年2試合がこなせるようになっていたし、KSCでも「走れる!」と言っていたし、サッカー自体も「オレ、イケル!」と感じていたみたいだから余計だろう。で、明日は遠征に来ないで様子を見ろと言われ2重のショックを受けたらしい。「ベルマーレ戦、見るだけでも見たかった…」。

     まっ、「運」がなかったんだな、今回は(笑)。

     「見たかった」、その意気やよし! ただ、焦ることはない。果たして今日の試合がKSC U-13にとってのダービーなのか? といえば、それは間違いなく違う。中1にとってのメーンレースはJFAプレミアカップだろうし、その先にはU-14クラブ選手権もあるし、U-15もあれば高円宮杯もある。それに出られなかったとしても、個人としてもっと長い目で見れば、高校・大学と続いていく。もし、全くの「未勝利馬」で終ったとしても、一緒にサッカーやった仲間との絆や経験は必ず人生の中で活きていく。むしろ、親としては、全然そっちの方が大切だと思っている。

     少なくても息子はサッカー選手としては優駿ではない。
     でも、人としての優駿には充分になれる思っている。
     アハ、僕もバカ親だね(笑)。

     息子だけに限らず。全国のケガを抱えている子やデビューの遅れているサッカー少年全員にエールを送りたい。焦らずに。でもいつか来る「自分のダービー」のために。今はサッカー頑張ろう。やれることを頑張ろう。頑張っていこうじゃないか!時が熟すれば「運」もバッチリ向いてくるはずだよ!

     T調教師が率いる「我が県U-13ダービー候補」は人工芝という良馬場での平塚・新馬戦でも4-1と3馬身差の勝利を飾ったようだ。44という〝多頭数〟を管理する調教師もタイヘンだとは思いますが。未来ある44の新馬たちをこれからも、どうかよろしくお願いいたします。「速さ」も「運」も「強さ」も併せ持った3冠馬に育ててください。あっ、そうか、安心していいんだ!なにせTコーチ自身が、

     〝出馬〟には慣れているのだから~(笑)。


     ☆今回は、日本ダービーの話の流れで、子どもを馬に例えたりコーチのことを調教師などの表現をあえて使いました。本来、『人格ある子どもを大人が「教える」ことはあっても、調教することは絶対にあってはならないこと』と僕は考えています。今回の表現をどうぞ大きな心でお許しください。



    イチオシ。 

     毎度のことだが。ホーム小学校の水はけは素晴らしい。


     このブログを始めたばかりの頃、あるチームをホメたことがある。AHチームさんだ。その時、後で、AHチーム(ここからは、敬称略にします。すいません)関係者から「ありがとうございます」と言われた記憶がある。別にオベッカ使ったわけでもないし、純粋に素晴らしいチームだな!と思ったからホメただけなのだが。「ありがとうございます」と言われるとコチラも悪い気はしなかった(笑)。

     なんで突然、こんなことを書いているかというと。今回もAHチームをホメる話だからだ。先に断っておくが、もう1度、「ありがとうございます」と言われたいからではないですから~(笑)。言わないでくださいね。

     今年の全日本少年サッカー大会埼玉県予選我が地区大会の決勝はライバルチームvs.AHチームだった。スコアは5-0。スコアを見るとライバルチームの圧勝だが。AHチームははムチャクチャ頑張ったらしい(もちろんライバルチームも素晴らしいサッカーを見せたから、このスコアになったのだが)。代表権獲得はならなかったが、見事な準優勝。ダイブ遅くなって申し訳ないのと、「ホントは優勝したかったのだから、その言葉は違うでしょ?」とお叱りを受けてしまうかもしれないが。素直な気持ちで僕は言いたい。

     準優勝、おめでとうございました。

     6年生は、去年トレセンで息子が「アイツ、スゲェ」と言ったM君(県トレ候補らしい)を中心に「みんなで頑張る」チーム。僕も1度見たことがあるが、一人一人の技術レベルも高く、見ていて清々しくなるチームだなと思った。僕はAHチームを応援したい。

     5年生も我が地区前期大会3位。コチラは1度も見たことはないが、「いいサッカーをしてるよ」という噂は耳に届いている。機会があれば、ぜひみたいな!と考えている。4年生は先日の本部長杯で我がチームとやった試合を見た。強くはないけれど、「チームとして何をやるか?」「個人としてゲームの中で課題を持つ」が徹底していたと思う。ラスト10分くらいは、1対1の局面で我がチームの子が負ける場面が多数あった。必ず5・6年、いや今秋には相当の力を持ったチームになることを予感させた。

     そして今日。主審をしながら3年生チームを見させていただいた。

     エクセレント!ファンタスティック!トレビアン!ベリーグッド!全員がボールをキチッと蹴れる。そして持ったら全員がゴールを目指してドリブル。周りの子もキチンと動き出す。そして、シュートの意識もヒジョーに高い。とにかく、とにかく、だ。素晴らしいチームだった。特に6番。この子が6年生になった時を早く見てみたい。こういう特定の子をホメるのはどうか?とも思うのだが「書かずにはいられない」ほどのプレーヤーなんだもん…。

     とにもかくにも。これまでの団全体の「育成の努力」が確実に実になってきている。いいぞ!AHチーム。

     このチームを語る時、忘れてはいけないのがK団長。「コーチ、聞いてよ…。オレ、うれしくってさ…。準優勝だよ…。涙出ちゃうよ…」と目をウルウルさせながら、先日僕に抱きついてきた(笑)。この方、一緒にいる人を「楽しい気分にさせる」天才。「オレ、人がいいからさ、損ばかりするんだよな」なんて、ご自分で言うが、そんなことはありません。その損の100倍の得をしていると思います。そんなKさんの人柄に子供たちもきっと応えているのですよ。

     ちょっとホメ過ぎか?(笑)。

     でも、これだけは確か。本当に気持ちのいい少年団。これからも、仲良くしてくださいね。そして切磋琢磨させていただけると幸いです。心からお願い申し上げます。

     そういえば。K団長は団の頑張りに対して、なんと、ポケットマネーで全コーチを招いて「肉の万世」で最上級の肉をサカナに「ご苦労さん会」をやると言っていたなあ。多分、もうやったのだろう。僕も呼んで~と言っておいたのだけれど。

     呼んでくれなかったことだけは、ホメない(笑)。



    申請理由。 

     いいお天気~。


     今日は火曜日。なのだが、息子が家にいる。木・金が中間テストなのでKSCを休ませていただいたのだ(土日は行った)。家族揃っての食事に娘2人は大興奮。

     というわけで。久々の団欒~。

     我が家の今日の夕食メニューをご紹介しよう。大量のオニオンスライス(新紫タマネギ)、タマゴと絹サヤと新タマネギの鶏肉炒め(油少なめ)、アサリと小松菜の煮浸し、カブとキュウリの浅漬け、カブの味噌汁。どれも優しい味に仕上がった。ウチの嫁さん、青い目のグラマーではなく、平安顔でペッタンコだが。

     料理だけはかなり上手い。。

     調理も上手いが、素材がいい。まずアサリ。ウチの女ども3人で東京湾に潮干狩りに行き、捕ってきたもの。場所だけ考えれば「江戸前」だ。といっても、多分、中国産のものを会場主が早朝に撒いておいたものだとは思うけれども。それでも、娘2人が一生懸命掘ったアサリだもの。純正たる江戸前よりも遥かに美味い。

     家族で食べたいと詰まった思いがダシに出ている。

     続いて。野菜類。キュウリ以外は、全部土曜日のいただきものだ。カブを食べた瞬間、息子が言う。「甘~い、このカブ。うめぇ~」(マジ)。小松菜も絹サヤも新タマネギもシャキシャキ。歯応えがいいし、味が濃い。「ホントは、いただいた日に食べたら鮮度が違うからもっと美味しいのだけれど。みんなで食べるほうが美味しいかなと思って、今日まで延ばしたのよ。それでも美味しいわね。うん、最高」と嫁。

     ホントだ。野菜の作り手の思いが味に出ている。

     いただきものの御礼の電話を掛けさせていただいた時に「野菜作りの極意はなんですか?」と聞いてみた。ブログのネタにするのはミエミエの質問だったが、キチンと答えていただいた。「私の場合の話だよ。それが悪いという話じゃない。そういうやり方もあるし、選ぶのは人それぞれだから。私は化成肥料は使わない。だから、大量に取れたり、早く取れたりしないけれど。いいものはしっかりできる。ウチの畑は鳥が来るんだ。ミミズもたくさんいる。化成を使うとそうじゃなくなる場合がある。あせることなく、ちゃんとした土で手間隙掛けて育てればいいんだよ。サッカーに通じるかもな。でも同じだとは言わないよ。これもいろんなやり方があるから」。

     なるほど。では、僕はどのやり方で行こうか?やはり、焦らずじっくりと土作りから始めようかな? 即効性のあるやり方よりも、一人一人の個性を見極め、手間隙掛けてじっくりと「勝手に育つ」のを待とう。周りの雑草くらいは手で抜いてあげることはあったとしても。話し合って、ケンカして、涙流して。ワンパターンのマニュアル主義大量生産のやり方は僕には向いていない気がする。もちろん基本は大事だけどね。

     まあ、難しく考えるの止めよう。なんでもかんでもサッカーに繋げることもいいわけじゃない。今は食事を楽しもう。いい素材を。いい調理して。みんな揃って笑顔で食べる。当たり前のことだけど「おいしい」食事の原点だ。食事がおいしければ、また明日も頑張れる。それでいいじゃん。おっと。これだけは忘れちゃいけない。生産した人にも。捕ってきた人にも。料理してくれた人にも。楽しい時間を一緒に過してくれた家族にも。

     ごちそうさまでした。
     おいしかったです。
     ありがとうございました。

     「あとね、チンゲン菜があるのだけれど。それは明日。鳥ササミ揚げの中華風みぞれあんかけのチンゲン菜敷きってところかな。いいものはメニューの考え応えもあるわ~」と嫁。「ん~。このタマネギで肉ジャガが食いたい」と僕が言うと、「新タマネギには新ジャガなの!わかってないわね。あと1ヶ月ガマン!」と言われてしまった。

     む~。では、今から1ヵ月後の有休申請をするか?
     申請理由は「家族で肉ジャガ食べるため」(笑)。


    enjoy 

    夕方から飲みたかった~。


     「子どもの試合を楽しめる」指導者はホンモノだと思う。子どもはサッカーを楽しんでいても大抵はベンチの方がそうはいかない(苦笑)。でも、中にはいるのだ。「楽しめる人」が。僕? 僕は…。自分の子どもがいなくなりダイブ、客観視はできるようになってきたが、まだ「すべてを楽しむ」域には達していない。まっ、アツイといえば聞こえはいいが。基本的には、

     小心者なのだ。こうみえても(苦笑)。

     僕の周りにも、あまりいない。一番身近な人間だとHコーチだろう。HコーチはPK戦をも楽しめる人。そういえば、県大会がかかった試合でさえ、楽しんでいた。「だって、しょせん引き分けよ? 次のステージに行けるかどうか?のくじ引きみたいなものでしょ? もちろん、蹴る技術・キーパーの高い技術で結果は左右されるけれど。一定のレベルまで行けば、基本的には入って当たり前。見て楽しむくらいの気持ちでいなくちゃ。勝てばラッキー、負ければアンラッキー。応援はするけれどね」。

     僕は必ずPK戦の前に必ず胃薬を飲む(マジ)。

     もう1人いる。ライバルチーム6年コーチのKさんだ。今日、そのKさんと飲んだ。飲み友達Tさんにフラレ(笑)、家で飲もう!と思いながら駅の階段を下りていると、横に中年のヨッパライがいた。「Kさん!」と声を掛けると「おおっ! 軽く1杯、飲(や)っていきません?」。こういう時、僕が断るはずがない。

     何せ小心者だから(笑)。

     駅前の飲み屋でカンパイ。6年生、素晴らしいチームになりましたね~。県大会がんばって!と僕が言うと、「楽しんできますよ~。ハラハラドキドキ、どんなプレーが飛び出して誰がヒーローになるのか、今から楽しみです」と笑う。息子さんがヒーローになるといいっすね!と返すと「いやいや。自分のチームの子じゃなくてもいいんです。相手チームの子でもOK。僕ら大人を唸らせるプレーが飛び出して、それが見られれば楽しいじゃないですか!」。グラスをグッと空けて話す。

     いやぁ~心が広い。大人だ~。

     話は一昨日、昨日のA市本部長杯Aクラスに移る。実は昨日の決勝はライバルチームvs.我がチームだったのだ。予選同組で一昨日は0-4。フラットに見て、そのくらいの実力差はあるとは思う。ところが、決勝は違った。2-2。延長でも決着着かずにPK戦。しかもサドンデスまで行った(結果はライバルチームの勝ち)。

     僕は、聞いてるだけで胃が痛くなってきた(笑)。

     「楽しかったですよ~。お世辞でもなんでもなくて、一昨日の貴チームと昨日の貴チームは全然、別のチームでした~。もう楽しくって楽しくって。たった1日ですよ?ウチがヘタレた?違う、違う。明らかに貴チームが違った。子どもってスゴイですよね~。たった1日で変わっちゃう。2点目なんてウチが先に取られちゃって。イヤミじゃなくて、なんて楽しい展開なんだ~ってね。どうするどうする?ってワクワク見てたら追いついて。で、PK戦っすよ?もう最高のエンターテインメントっすよ」。

     Kさん。胃薬持ってない?胃が痛い…僕…。

     「ウチのボウズが入れれば勝ち!って場面で不謹慎ですけど『外せば、次がヒーローになれるんだよなぁ』なんて考えたら、キーパーがスーパーセーブ見せて。もうシビレましたよ~。サドンデスまで行くと普段は順番が回ってこない子にまで順番がお互いにいくじゃないですか? 『さあ、ガンバレ。どちらのチームも。お互いどっちも決めたらヒーローだぞ~、今日は家族でお祝いだぞ~』って思っちゃうんですよ、僕は~」。

     僕は胃がシビレてきました…。

     「楽しいですよね~。子どものサッカー。っていうか、遊びはなんでも楽しい。かんばって真剣にやっているから楽しい。僕らだって自分でやっているときは苦しかったけど、思い出すと楽しいじゃないですか。サッカーだけじゃない、子どもの頃の真剣な『遊び』って絶対に覚えてる。この厳しいシーンが彼らの記憶の1ページに刻まれるわけですよ。覚えてるなあ、僕も。そうそう、僕ね、ヨーヨーチャンピオンだったんですよ!できます?『東京タワー』『星』『ブランコ』…。今でも宝物です、チャンピオンの証・赤いアポロキャップ…」。

     なんでも楽しめるKさんは、間違いなくホンモノの指導者だ。
     なんか僕も楽しくなってきた~♪ 胃が痛いの治まった~。

     全16代表が出揃った県大会。いずれ劣らぬ強豪揃い。栄えある我が県代表の栄冠を勝ち取るのは、たった1チームだけれども。出場選手全員が楽しんで欲しい、県大会の舞台を。

     6月10日は僕も「楽しみに」行こう。胃薬持って。

     Kさんは、ベンチで赤いアポロキャップだったりして(笑)。
     


    決意。 

     いい天気。嫁とピーとマイは潮干狩りに~。


     「どうする? コーチが決めることじゃない。オマエラが決めることよ?」。

     鼻を折られに出掛けた翌日の今日。我がチームの4年生はホーム中学校で午前中の練習になった。昨日の夕方までは午後の予定だったが、ちょっとした行き違いがあっての練習時間の急遽の変更だ。僕にとっては、超ラッキー。午前ならば練習が見られる。鉄は熱いうちに打ったほうがいい。おっと。ブログでの報告が遅れた。僕は5月から我がチームのU-10全体のチーフコーチになった。ちなみにU-12はHコーチだ。

     練習を始める前に。全員を集め、S4年監督とMコーチと3人で子どもと一緒に座る。こういう時に、大人も子どももない。本音で話しをするときは、「対等」でなければならない、と僕は思っている。だから、必ず同じ目線を持つために座るのだ。

     まずは問い掛ける。「コーチは最後までいられなかったけど。どうだった県NO1チーム?何でもいいから感想を聞かせて」。「全員がドリブル上手かった」「全員が速かった」「ドリブルで簡単に抜かれた」「シュートもすごかった」「パスも上手かった」「声がスゴク出ていた」…。「そっか。でも、オマエラも頑張ってたとコーチは思うよ。○○は試合中でも大きな声で『頑張ろう』って言ってたし」。「……」。子ども達は分かっている。

     分かっているからこその「……」だ。

     「じゃあ。コーチが感想を言おう。コーチはもっと簡単。『すっげ~強かった』。そう思わなかった?」。「思った」「思った」「僕も思った」「思った」「僕も思った」…。「多分ね。日本全国で100万人くらいサッカーやっている小学4年生がいて。その中で、県NO1チームの子は全員が上手い順に数えて500番以内には入っていると思う。チームで言ったら、10番以内には入っているよ。だから、ボロ負けしたからって、そんなに落ち込む必要はない」。「すっげ~」「すっげ~」「すっげ~」…。「スゲーよな? で。オマエラはどうするか? だよ。これから、ね。県NO1チームみたいになりたいのか? それとも今のまま、ノンビリとやるか?今からならば、ギリギリ6年生の時に間に合うかもしれないよ?」。

     そして冒頭の言葉だ。

     子どもだから、答えは1つとわかっていたけれど(笑)。「なる!」「なりたい!」「なるよ!」…の大きな声での言葉の渦、大洪水。横でS監督がウルウルきている。まだまだ、これからよ?本気かどうかの見極めは。

     S監督、早いって、ウルウルは(笑)。

     「オッケー。でもタイヘンよ?県NO1チームは平日も練習している。でもオマエラは平日練習できないよね。これはオマエラのせいじゃない。コーチたちも見てあげたいけれど、仕事がある。ごめんな。でも、その分はどうする?」。「自分でやるよ」「みんなで集まって練習するよ」「一人でもやるよ」「みんなでやろうよ」…。S監督、またウルウルきてる。

     まだ。我慢よ、S監督。ウルウルは。

     「オッケー。じゃあ、練習を始めよう。疲れているだろうから、まずは、この広いグラウンドを歩いて2周しよう。1周目は『みんなでおしゃべり』しながら周ること。何でもいい。好きな食べ物のこと、学校のこと、好きな女の子のこと。何でもいいよ。リラックスして話して歩こう。2周目はおしゃべりはヤメ。その代わり、1人1人が大きな声で『サッカーのこと』を叫びつづけよう。Jリーガーになる!日本代表になる!ドリブルがムチャクチャ上手くなりてぇ~!…。何でもいいよ。ただし、歩いている間、必ず最後まで叫びつづけること。これが約束。さあ、行こう!」。

     1週目。キャハキャハ笑いながら歩いている。ペースはゆっくり。隣に歩く者同士、ふざけあってるヤツもいる。2周目に入る。「ちょっとペースを上げよう!早足で歩きながら、叫んで~!」。途端に言葉がほとばしる。「Jリーガーだぁ!」「Jリーガーになるぞ~っ!」「県大会に行くぞぉ~!」「絶対に強くなるぞぉ~」…。向正面に行っても、威勢のいい言葉の勢いは落ちない。この間、僕らコーチ3人は子ども達に何も言っていない。全部、彼らの「意思」による言葉。「やらされないこと」はここから始まる。

     S監督、ダイブ、ウルウルきている。まだ、早いって(笑)。

     最後の直線に入ってくる。次第に声が揃ってきている。んっ。いい感じ~♪。しつこいようだが、僕等は何も言っていない。一番のヤンチャ君が大きな声を出す。「みんなで声を揃えようぜ!」。「おーっ!」。「絶対、勝つぞぉ~!おーっ!」。一番の負けず嫌いが叫ぶ。「絶対、県NO1チームに勝つぞぉ~!」「おーっ!」。

     S監督、ホラ、今こそウルウル解禁よ?(笑)

     実際に、勝てるかどうか?、追いつけるかどうか? は別として。そんなことはある意味、どうでもいいのだ。大切なのは、自分たちでハッキリと選んだわけだ、進む道を。僕等コーチ陣はあとは言い続ければいいだけ。「自分たちで『なる』ことを選んだんだろ~!」。自分たちで決めたことの責任は取らなきゃいけない。いいのか?ここからは、ケッコウ、イバラの道よ~?

     というわけで。M先生、また懲りずにお伺いしてもいいでしょうか? もちろん、多少、力が付いたと僕が思った時になりますが。その時は、また相手にしてやってください。できれば、またケチョンケチョンをお願いします。

     さて。子どもの中に入って、一緒に汗を流そう。僕らコーチも、県NO1チームのコーチに追いつかなきゃいけない。子どもにやらせるんじゃなくて、子どもと一緒に目指さなきゃ。コチラも、なれるかどうかは別にしてね。いつかはなれると信じよう。ホラッ、笑って子どもと楽しもう、サッカーを。ホラッ、ホラ、

     ウルウルは、もう終わりだって、S監督(笑)。



    封印。 

    時々のち 不安定な天気。


     裏口から入ってしまった。相手ベンチの前にいきなり出る。誰も座っていないピクニックチェアーがズラリと並んでいる。緑がすっかり濃くなったサクラの木陰に、だ。椅子のヌシ達は、グラウンドの準備に余年がない。ラインを引く人、残っている体育の授業で使ったであろう学校のラインを高ぼうきで消す人。お母さん達はワサワサとレジャーテーブルの組み立て作業に勤しむ。サッカー文化の根付きを感じる。

     参りました。1回目。

     県NO1チームのホーム小学校に行ってきた。3年生と4年生の練習試合のためだ。公園の並びの自然と静寂の中に、サッカー関係の声だけが響く。落ち着いた何とも雰囲気のある学校だ。グラウンドが校舎より1段低いところにあるので、階段に座れば、ちょっとしたスタジアム気分に浸れる。

     ここが県NO1チームの秘密基地かぁ。

     NO1チームの4年生の子ども達はコーチに促されることなく、それぞれが思い思いのアップをしている。歩きながらのリフティング、浮き球トラップ、2人1組になっての呼びかけながらのドリブル&パス…。大きな声を出すわけではない。揃ってやっているわけでもない。いうなれば、Jリーグのアップ。各人が必要なことを自分で考えやっている。考えさせる指導が行き渡っている。

     参りました。2回目だ。

     グラウンドの奥を見ると、小さい子がボールを追っている。若いコーチとガッチリ体型のコーチが一緒にサッカーを楽しんでいる。1年生だろう。やはり、そんじゃそこらの1年生より上手い。この雰囲気の中で育っていけば、そりゃ自然と上手くなっていくだろう…なんて考えながら、ガッチリ体型コーチにアイサツするため近づいていく。Fコーチ。昨年度の6年監督だ。今年は4年のサブとのこと。

     「今日はよろしくお願いします。最近ブログが更新されてないじゃないですか?」。僕の姿を認め、笑いながらFコーチが話し掛けてくれる。「家に帰って見てください。昨晩、5~6本、UPしましたから。こちらこそ今日はお願いします。全く相手にならないだろうから、本当に申し訳ないのですが…」と僕。「そんなことありません。楽しく試合ができれば、それでいいのです」とニコニコ笑うFコーチ。しばらく談笑。別れ際に「上手いですね、1年生」と聞くと「コイツラ、年長です」とのこと。

     参りました。3回目~。

     9時半。4年のゲームが始まる。10秒で結果は想像できた。個の力が違いすぎる。身に付いている技術が違う。我がチームの子どもはうろたえている。こんなはずじゃない…。そんな思いが表情から滲んでいる。隣に座る我がチーム・4年S監督からゲキが飛ぶ。が、その場その場の「声掛け」でどうにかなる実力差じゃない。付け焼刃が効く相手ではないのだ。1試合目は5-0。我がチームの撃ったシュートは0本。2試合目、3試合目も完敗。

     参りました。4回目。

     次は3年生の試合だ。この日、県NO1チームの3年生の主力は別の大会に行っている。申し込んだ時、「それでもいいか?」とM先生に言われていた。「もちろんいいです」と僕。県NO1チームを体感できれば、それでいい。「逆に、我がチームも習熟度に関わらず、18人全員を使っていいですか?」と聞くと、「当たり前だろ?みんな出せよ」との温かいお言葉。そして試合結果は2-2、1-3、1-3。

     参りました。5回目~。

     試合の合間の練習もシッカリと「やらねばならぬこと」をやっていた。ゲームの中で「満足できなかった」ことのおさらい。次のゲームでやってみよう!をシッカリと確認している。相手が「弱い我がチーム」であっても、「強い○○」であっても、県NO1チームのやることは、あくまでも『今やらねばならぬこと』。そこにブレはない。

     参りました。6回目。

     関係者、父兄の皆様、子ども達に厚く御礼申し上げます。本日はありがとうございました。本当に勉強になりました。今後ともよろしくお願いいたします。

     僕は4年生1試合と3年生1試合を見て、仕事のためお暇をいただいた。K駅から新幹線に乗る。東京に向かう列車の中で、考える。

     糧にしなければならない。試合は全てがそうだが。特に今日のことを糧にできるかどうか?で今後の我がチーム全体の方向性が大きく違ってくる。僕は始める前から「参る」ことを分かっていた。いや、来る前から分かっていた。「こうなる」からこそ、来たといっていい。父兄と子どもに分からせたかったのだ、現実を。分からせたかったのだ、全国レベルを。その上で、問い掛けねばならない。

    「どうする?目指す?」「どうします?目指させます?」。

     その上で、「我がチームのコーチを信じてくれますか?」も確認しよう。例えば、「蹴る」ことを暫く封印したならば「勝てない試合」が続くかもしれないからだ。順番として、チームよりも全員の個を優先しなければならないときもあるだろうし。我慢が必要な場面も多々出てくる。もし、子どもと父兄が「目指しません」と言ったならば、それはそれで尊重をしなければならない。

     逆に。もし、「目指す」ことになったならば、僕も含めたコーチ側は「参りました」という言葉を封印しよう。「参った」ままでは、目指せない。泥を噛もうが、砂を齧ろうが。「もう1回!お願いします」と言い続けねばならないだろう。目指すのだからこそ、「参った」という白旗だけは揚げられないことを肝に念じよう。

     参りました。7回目は封印だ。

     会社について暫くすると、M先生からの携帯電話が鳴った。「今、会場に来たのだけれど。お前は試合に来ないのか?オレの作った野菜を持ってきたぞ~」。わざわざ6年生の会場から駆けつけてくれたらしい。細かいお心遣いありがとうございます。そのお気持ちに、参りました~。

     あっ!早くも言ってしまった…7回目(笑)。

    団欒。 

     今日も市内を歩いた。


     昨日、次女に「嘘つき~!」と泣かれた。練習から帰ってきて、「パパ、一緒にゴハン食べれる?」と聞かれ、「うん」と軽く返事をしてしまった。6時からパッと食べればいいと思ったからだ。ただ、嫁にそのことを言うのを忘れたので、準備が間に合わなかった。息子の迎えの時間になり、出掛けようとしたら冒頭の言葉。

     次女、ゴメンなぁ…。

     今日は絶対に次女と夕食をともにしなければならない。かつ、メニューは彼女の好物でなければならない。というわけで、嫁に「餃子」をリクエストした。「え~っ?面倒…」とブツブツ言われながらも押し切った。で、次女にも餃子を包ませて、「おいしいね~」といただいた。彼女もとっても満足そう。長女が一言。

     「これでお兄ちゃんがいれば、最高なんだけどね」。

     残念ながら、我が家では、今は「家族全員揃っての夕食」を取ることができない。僕の休みは火曜と水曜。仕事の日は帰ってくるのも0時前。リュウは火水木が練習、月金が塾。21時前に家にいることはない。だから、妹2人にとって見れば「土日はお兄ちゃんとゴハンが食べられる日。火・水曜はパパとゴハンが食べられる日」なのだろう。一番大変なのは嫁だ。日に3回ご飯の準備をしなければならない日があるわけだから。

     ヨメ、ゴメンなぁ…。

     みなさんは家族と週に1度は夕食をともにしているだろうか?子どもと話をしているだろうか?その時は、テレビを消してその日一日あったことを子どもと語らって欲しい。それがサッカーのことなら最高だ。それが一番、サッカーが上手くなる早道かもしれない。その場合、ホメなくてもちゃんと子どもの言い分を聞いてあげて欲しい。ウザイだなんだと高学年は言うかもしれないけれど。本心からは思っていない。ウザイと言いたいだけのお年頃なんです、その頃は(笑)。

     よしっ!決めた。明日から早起きして朝食は家族一緒に必ず取ろう!

     21時。ピーとマイの就寝時間。2階に上がって、3人で布団を敷いて。電気を消して、「今日はどんな日だった?」と聞く。長女は「餃子、おいしかった~」。次女は「パパとゴハンが食べれてうれしかった」。よしよし。いい子だ。おやすみ~。さて。息子も待っていよう。ご苦労さん、頑張ってるか?くらいは言ってやろう。でも、まだ時間があるぞ?飲むか?

     しまった。飲んだら。寝てしまった…(笑)。

    竹の生長は早い。 

     日焼けした。


     昨日、今日でA市4年生大会が行なわれた。4年生といっても、この間まで3年生だった年代だ。「どんぐりの背比べ」を卒業しても、まだまだ「竹の子の背比べ」状態ではある。

     そんな中で、何人かシッカリとした技術を身に付け闘う「伸びてきた竹の子」も出てきていた。Uチームのキーパー、ライバルチームの5~6人、OEチームの数人に、Aチームの3~4名。さらに数チームにもチラホラ。彼らは必ずや6年生の時には、市を代表する小学生プレーヤーになるだろう。頑張って欲しい。また、その他の選手も、まだまだ努力をすれば充分に間に合う時期。弱い自分に負けることなく、楽しくサッカーを上達していって欲しい。

     優勝はライバルチームさん。おめでとうございます。

     我がチームは2チームエントリーをした。4年生14期生も22人と大所帯だからだ。少しでも多くの子に公式戦を味あわせてあげたい!と4年カントク・SコーチとUコーチが考え、団全体でバックアップ。審判も単純に2倍必要だからね。ケガや休みとのことも考えて3年生からも数人をあげて。あと4人入れば、完全に4年だけで2チームできる。いいチームないかな?と考えている4年生、ぜひ我がチームを一度のぞいてみてください。試合には出られますよ~。

     結果は、12チーム中、①が3位で②が6位。担当コーチ陣は不満だろうが(そうじゃなきゃ困る、笑)、火曜に1時間だけ彼らを「ドリブル突破塾」で見ているボク的には①も②も「まあまあ」だと思った。

     ①は、3年生の頃、僕には「蹴っていた」印象がある。この子達は「蹴れる」のだ。蹴れると蹴ってしまう。だが、今の段階で蹴る必用があるのはシュートのみ。いかに「前が開いていたら絶対に、開いてなくても行けると判断したならドリブル」ができるかこそが今の大きなテーマ。予選1試合と決勝T1試合しか見ていないが、「やろう」という意識は出ていた。まだまだだけど、ね。まっ、慌てることはない。ゆっくりと時間を掛けて、いろいろな「毎回のテーマをやろうとしていることをやっていく」を積み重ねていけばいい。

     ②の子たちは、気持ちが前に出てきた。最大のテーマである「負けず嫌いであれ」がプレーに出ていたことはとてもいいこと。技術的にも「おっ?」というプレーが随所にあったし。前向きに前向きに頑張ろう。今、上手いことには何の価値もない。「将来も上手い」「将来は上手い」に価値はある。「小学生の時、あまり上手くなかった…」というJリーガーはたくさんいるよ。まずは練習をしっかりやること。これがすべてといってもいい。

     どちらにせよ。しっかりとM-T-Mで創っていこう。

     とても応援したいチームがあった。Nチームだ。この大会も11人揃わずに、下級生も入りながらも懸命に闘っていた。残念な試合もあったみたいだが、腐らずに前を向いて頑張って欲しい。決して力が劣っているわけではない。我慢して我慢して練習すれば、必ず花開く。このチーム、4月末に行なわれた3年生大会でも、かなり才能を感じるプレーヤーが2人いた。試合が終って、悔し泣きしている子供にお母さんが「負けるな!相手は強いけど、次、勝てるように頑張るのよ。それが大事」と話していた。

     相手もキチンとリスペクトしている、こういう親子の会話があるチームは、大丈夫。陰ながら(全然陰じゃないか、笑)、応援しています。次に見たときの成長を楽しみにしています。

     8月の我が地区4年生大会の時には、A市尾全チームの「若竹の背比べ」を期待したい。おっと。我が地区全チームだよね。どうも最近、アタマが固くなっていけない。もう歳だもんなぁ。。。

     「枯木の背比べ」の域に僕も入ってきた(笑)。

    風刺が肝。 

     上尾市内を歩いてみた。


     CX「とくダネ!」で川柳がブームだと特集をしていた。新聞でも川柳が流行っていることを読んだことがあるから知ってはいたが、あらためて他媒体で見ると「なるほど~」と再度、思う。いろんな企業がいろんなテーマで川柳を募集している。本当に流行っているんだなあ。

     いちばん有名なのは、第一生命のサラリーマン川柳。今年で20周年になるこの川柳大賞は本当に世相を反映していて面白い。いくつか抜粋しよう。最後の作品などはハッキリとバブルを感じる(笑)。

    2007年大賞 「脳年齢 すでに年金 もらえます」
    2006年大賞 「昼食は 妻がセレブで 俺セルフ」
    1996年作品 「上ファジー 下デジタルで 我なやむ」
    1994年作品 「ナタデココ どこを切るのと 聞くオヤジ」
    1991年作品 「とこや行く 金・ひまあれど 髪がない」

     TOTOのトイレ川柳なんてのもある。これも最後のものなどは、我が家では今、その状態。娘2人がいるからね(笑)。

    「格付けは トイレでします ホテル通」
    「銀行で 借り放題は トイレだけ」
    「おぼえたね 九九に漢字に 世界地図」

     ブラ川柳なんていうのもある。こちらも10年の老舗。主催はトリンプ。なんか、オトコが読んじゃいけない気がするし、少年サッカーのブログでどうなの?とも思うがまあ、オモシロイということで許して欲しい。

    「ABC ここにもあるぞ 格差社会」
    「冬ソナを 勝負下着で 観てる母」
    「わが胸も 寄せて上げれば 80へぇ」

     調子に乗って、せっかくだから、まだ行くか? 一応サッカーが主題なのだから、サッカーにしようか? スポーツナビでは世界蹴球川柳なるものをやっていた形跡がある。今もやっているかどうか知らない。コチラ、ケッコウマジメな川柳が多いので、おもしろさはイマイチなので、やっぱ止めとこう。気になる方は検索を。もう一度言うが、かなりつまらない。替わりにこんなのどうだ?「ほろよい川柳」。

    「つぶれても 寄り添う男は 選んでる」
    「酔ってても ちゃんと間に合う 終電車」
    「ワリカンが 計算できない 酔っ払い」

     ウィキペディアによると柄井川柳(からいせんりゅう)という方が創始して、今年の8月で川柳生誕250周年だそうだ。なるほど~。小中学校で習った知識だと江戸時代に庶民が世を風刺したり、おもしろがったり、はかなんだりしたものだ、という遠い記憶がある。5・7・5の音だと川柳で5・7・5・7・7だと狂歌だったと思う。例えば「役人の 子はにぎにぎを よく覚え」は川柳。「泰平の 眠りを覚ます 上喜撰 たった四杯で 夜も眠れず」は狂歌。僕もよく覚えてるなあ(笑)。
      
     長くなった。簡単にいうと、世に対する風刺もこういうお遊びにすると、柔らかくなってそんなに怒られないということが言いたいだけ。だってお遊びだもの~。こういうものが流行るというのは江戸時代も今も「不満が渦巻いている時代」だという事実だけは忘れずに。最後にサッカー川柳と狂歌を読んで、今日は締めよう。

    「MTM 始めてみたら MMM」
    「高学年 MMMで ケガばかり」
    「低学年 TTTで つまらない」
    「審判に 指導者登録 まだ足らぬ 次の名目 なければ作れ」
    「PK戦 外した相手に 大拍手 父兄のモラルは コーチの責任」

     あくまでも。お遊びです(苦笑)。



    しあわせ色。 

     温かかった。


     「これ。この色がいい。この自転車。かわいいでしょ?」。長女と彼女の新しい自転車を買いに行った。サイズは26インチ。でも子ども用だからサドルとハンドルが大人用よりは近い設計になっている。足も届くし、充分乗れる。店先に並ぶ何色もの中から彼女が選んだものは、ピンクでも赤でもなかった。2年生にもなるとその手の色はもう選ばないのだろう。選んだものは、

     黄色い自転車。ピカピカだ。

     長女が乗っていたものがダメになったのではない。マイのものが小さくなって、今、長女が乗っているピンクのものを次女にあげることになったのだ。新しいものを次女に買ってあげる手もあるが、当の次女が「お姉ちゃんのピンクの自転車がいい!」とうので長女が漁夫の利を受けた(笑)。まあ、親的にも経済的なことだから。大歓迎だ。で、そんな話をしているところに、今日、ちょーど学校にお巡りさんがきて「自転車チェックをしよう」というプリントを長女がもらってきた。「じゃあ、買いに行っちゃえ!」となったわけ。

     「じゃあ。どうせなら乗って帰るか?」と長女に言うと「うん」と黄色い声。嫁を車で帰し、僕は歩き出す。長女は誇らしげにまたがり漕ぎ出す。久しぶりの長女と2人だけの時間。最初はいきなりサイズの上がった自転車に戸惑い気味。でも、そこは子ども。すぐに慣れる。インチが大きいから、スピードもそこそこ出る。

     黄色い自転車。走り出す。

     ついていかなくちゃ!と僕も歩くスピードを上げる。でも、追いつかない。仕方がないのでジョギングに切り替える。「パパ、次女ちゃんのスポーツクラブを見ていかない?」と長女が笑って言う。そうか、今日は次女の幼稚園のスポーツクラブの日だ。「いいよ!」と答え、そのまま走る。住宅街を抜け、幼稚園に到着~。

     黄色い自転車。ゆっくり止まる。

     2人で幼稚園の園庭を眺める。手前ではビブスを着た男の子がドッジボールに興じている。奥を見ると丁度、次女が逆上がりをするところ。お見事!に決めて得意そう。先生からもホメられている。「でもね。握りを変えるともっといいよ」。さすがAジュニア先生。矯正の仕方もホメたあと。ん。みんなに教えられて、伸び伸び育て。さあ、行こう。

     黄色い自転車。再び出発。

     「どうせなら、公園を通っていくか?」。「うん」。新緑の大きな公園の中に入る。「あっ!長女ちゃん、新しい自転車だ!」と友達から声が掛かる。「うん!」。誇らしそうな、はにかんだ返事。でも嬉しそう。「パパ、この自転車、とっても気に入った!」。そうか、と頷きランニング。とっても疲れてきているが顔には出さない。「さあ、早く帰ろう」。「うん」。ホーム小学校の前を通り、川沿いにちょっと走れば家が見えてくる。

     黄色い自転車。自宅に到着~。

     サッカーはよく自転車に例えられる。大人になってから自転車に乗ることを学ぼうとすることはタイヘン~。それと同じで小学生のうちに技術を習得しないと、大人になってからは長い時間が掛かる、と。まあ、それはそうだが。何もサッカーと自転車に限ったものでもない。勉強もそうだし。そして、こういう親や友達との思い出も子どものこれからの人格形成上、「今やっておかねばならぬ」とても大事なこと。長女もきっと忘れない。

     黄色い自転車。パパとの長女小2の思い出。

     そういえば。息子が小2の時は、2人で夏休みに自転車で僕の田舎に行った。5時間くらい掛かった記憶がある。アイツ、覚えているかなあ。まあ、忘れているとは思えないが。もし忘れているようならば、思い出させるためにも、K市まで自転車で行かせよう。

     黒いママチャリ。アップに最適(笑)。


    初めてのお迎え。 

     朝から暇でした。


     ポロシャツとジーンズの出で立ちで。息子のジュニアユースの練習を今日始めて見にいった。ぼんやりと5分くらい(笑)。まあ、何とかついていけていることだけは確認ができた。ヨシとしよう。

     KSCの平日練習は火水木。行きは電車で行かせているが、帰りは迎えに行っている。甘い? 仕方がない、K駅までのバスが終わってしまっているから、帰れないのだ。A市から片道約40分のクルマの道のり。まあ、許容範囲ではある。火曜はA家。水曜は我が家。木曜はT家のローテーションでお迎えを回している。だからフツーに考えると、すでに4回は見ているはずなのだが。なんと、4月中の水曜は全部、雨で練習中止。2年・3年もしくは1年生も後半ならば、雨でもやるのだろうけれど、今はまだスタート時期ということもあり中止になるのだろう。つーわけで。一度も迎えに行かなかったので、見る機会がなかったのだ。

     5月に入って、A家と話して火曜・水曜を入れ替えた。A家の仕事の事情が理由。雨が理由じゃない(笑)。ただ、僕としては、ある理由があって。喜んで火曜担当に変わった。だから今日が初出勤。もちろん、練習終了に合わせての9時着ではなく、早めに7時に着くように出かけた。で。見たわけだ。リュウを5分くらい。他の時間は…。

     県大会前の県NO1小学6年生を見させていただいた。

     そう。水曜は小学生の練習はないが、火曜はある。僕にとって、息子なんざ、どうでもいい(笑)。放っておいても、チョー上手い周りのプレーヤーがアイツを鍛えてくれる。1年生~6年生の県NO1チームの練習の方がよっぽど気になる(苦笑)。使えそうな練習は我がチームでやれるし。とは言っても、元のレベルが違うからなかなかそういう練習がないのだけど(笑)。でも、

     すごく勉強にはなる。

     スパイ行為? M先生からは「いつでも見ていけ」と承諾をいただいているから大丈夫。県NO1チームがどうだったか? は書かない。微妙な時期だからね。去年に比べてどうか?といえば、同等いやそれ以上かもしれない。特に…。いや、書くまい。

     見てのお楽しみ~。

     練習が終わり、M先生にご挨拶をとも思ったが、各年代のコーチ陣とミッチリお話をされていたので、邪魔にならぬよう帰ることにした。車の中で、我がチームからのKSC組3人と久しぶりに話す。「オマエラの目で見てウマイのは誰だ?」「何試合もすでにやっているけれど、感想は?」「自分で何は勝負になって、何が足りないと思う?」「コーチからは何を言われている?」等々の話をじっくり聞かせてもらった。息子1人だとなかなか口を割らないが(笑)、3人いればよく喋る。内容?これも書くまい。始まったばかりなのだから。今は考えながら、

     焦らず。驕らず。必死になって練習をするのみ、だ。

     お迎えも。案外悪いものでもない。県NO1チームの練習も見られるし、3人とも話ができる。春夏秋冬の県NO1チームの成長と春夏秋冬の3人の成長をしっかりと邪魔にならない程度に確認できる。これから、毎週火曜日が楽しみだ。でもなぁ、タダ見は申し訳ないから…。

     審判くらい手伝える格好で来週は行こう!(笑)。



    2番の歌詞、知ってます? 

     コイがいっぱい泳いでた~


     ♪はしらのきずはおととしの~。

     と、いうわけで今日は日本全国「子どもの日」。みんな、柏餅を食べた~?僕は、といえば、「子どもの日ぐらい、休ませろ!」と上司に直談判したところ、なんと今日明日と連休をもらえた。「さあ、イヤってほど少年サッカーに明け暮れるぞ~!」と意気込んだが、そんな時に限って我が我がチーム全クラスとも試合がない…。まあ、OFFは大事だからね。日本全国「子どもの日」なわけだし…。

     ♪5月5日の背比べ~。

     んじゃあ、息子の試合でも「どのくらい成長したか?」見に行くか!と思ったが、KSC一年生もこの日は、試合なし!だという。 「なんだよっ!案外、KSCて甘いじゃん!」と息子に文句を言うと、「今日は3年生の応援なの!全日本クラブユース予選の大事な試合だから。見るのも練習!って父ちゃんだっていつも言っているじゃん!」との答え。そ、それはそうなんだけど…。だって、父ちゃん、せっかくの休みなんだもん…。

     ♪ちまき食べ食べ兄さんが~。

     嫁と娘2人は、とっとと朝早くから友達と出掛けていた。どこに行ったかというと、隣の市の公園。子どもの日のイベントでたくさんの屋台が出ていたり、ゲームができるらしい。途中でMAILが入った。「隣の市のサッカー4チームが合同で『やきそば』売っているよ~。すごく美味しい。こどもの日は『焼きソバ』だね、これからは。で、看板があって、『全団、団員募集中!』って書いてあるよ~。我がチームもここで団員募集すれば~?」。あのね、我がチームはA市のチームなの!隣の市でそれをやってはいけないルールはないけれど、信義にかなわないでしょ?ファウルじゃないから何やってもいいってわけじゃない…フェアプレーの精神から外れるじゃないか。焼きそば1000個買ったら許してくれるかもしれないけど(笑)。行きたいけど行けない。せっかくの休みだけど…。

     ♪はかってくれた背の丈~。

     そういえば、Aチームがホーム小学校で練習しているんだっけ。プラプラと出掛ける。校庭に着くと「こんにちは~!」と元気な声をかけられる。おおっ!コイツラ、元気になったなあ。ちょっと前までは、何となくドンヨリして楽しそうにサッカーをやっていなかったけれど。今は、楽しくて仕方ない!って感じになっている。「秋に向けて!」の気持ちがグラウンドに満ちている。無理な背伸びではなくて、今の自分の背を認識して、秋に向って背を伸ばそうと努力をしている。うん、よしよし。僕はキーパーM君の後ろに入って、勇気づけし続ける。M君の明るく真剣な眼差しが5月の若葉を感じさせる。背も大きくなったし。がんばれよ、M君!

     ♪昨日比べりゃ何のこと

     ここで4年Uコーチからケータイが鳴る。「早くおいでよ!何やってんの?」。あ~っ!そうだ!今日は4年生が近くの公民館を借りてBBQをやる予定だった。忘れてた!何だ、僕、やることあるじゃん!昨日、Uコーチに「行くよ~」って返事したばかりじゃん。よく思い出せば何のことなかったのに(笑)。自転車に乗り、急ぐ。そこからは、おいしい肉と楽しい会話と飲みを4年生ご父兄からゴチソウになった。みなさん、本当にありがとうございました。

     ♪やっと羽織(はおり)の紐の丈

     3時過ぎにおいとまをする。家に帰ると息子が帰っていた。たまには2人でボールを蹴るか?というと「うん!」。せっかくだからと、11期生のメンバーも呼んだ。卒業して、たった2ヶ月だけど。みんな、大人びた。すっかり中学生の風格を帯びている。なんか、近寄りがたいなあ…なんて思っていると、向こうから「コーチ、久しぶり!」。あはっ!中身は何にも変わっちゃいない。楽しくボールを蹴りだす。5号球を使う彼らは、やっぱり成長していた。ほんの少しだけど。これからも、ひもの丈ほどの成長を繰り返し、積もり重ねて大きくなっていくんだろうなあ。半年に一度くらいは、こんな遊びサッカーをみんなとやるのも楽しいかもしれない。

     今日は日本全国、子どもの日。
     みなさん、子どもと触れ合いましたか?




    ☆2番の歌詞
    柱にもたれりゃすぐ見える 遠いお山も背比べ 雲の上まで顔出して てんでに背伸びしてみても 雪の帽子を脱いでさえ 「一」はやっぱり富士の山


    サッカー仲間。 

     いいお天気~。


     
     今年から今日、5月4日が「みどりの日」になった。もともと「国民の休日」という名前で「お休み」の日だったが、キチンと名前を与えられての祝日への昇格。おめでとう!5月4日クン。

     我がチームで言うと、祝日というのは大事な大事な活動日だ。土日の校庭開放は大人のソフトボール3団体、女子ソフトボール、少年野球2チームとウチで時間と場所を分け合って使っているが、祝日に限っては皆さんのご理解をもらいながら、またオープンマインドで話し合いをしながら、サッカーで一日全面使用の日をもらっている。サッカーという競技特性上、どうしても試合をするには大きなスペースが必用(練習は狭い方がいいくらいだが)。地元の小学校のグラウンドでサッカーを楽しめるシアワセは最高のもの。

     みなさん、本当にいつもありがとうございます。

     というわけで。新・みどりの日の今日は3年生以下がホーム小学校で試合をした。相手は、仲良しであり、コーチ陣同士も酌み交わし、子ども同士も認め合う、ライバルチームさんだ。思えば、息子たち11期生も3年生くらいの頃、ここでたくさんライバルチームさんと試合をした。卒業式の日、思い出深くゴールを触っていたのも頷ける。チームそれぞれに良さは存在するが、地元の純粋な少年団(野球もソフトもバスケも含めて)の良さは、強いとか弱いとか上手いとかヘタだとか、そういうものを超越して、こういうところにあるのかもしれない。

     おっと。話を戻そう。そうそう、ライバルチームさんとの試合だ。フツー、試合というと一日使って4チームくらいでグルグル回すものだが。今回は、試合は午後からの半日にして(試合にはO地区Hチームさんにも来ていただいた。ありがとうございました)、午前は「合同練習」を実施してみた。これは、ライバルチームのコーチと「これから、卒業まで長い付き合いになるのだから。今から、仲良くさせる機会を持とうよ。ついでにいうと、親同士も仲良くなってもらい、コーチ同士ももっと仲良くなっちゃおう!」と話し合って企画したもの。ちなみに4月にはKBサッカーさんと同じことをやって、盛り上った。

     子ども達は、なかよくしろ~!なんて言わなくてもすぐに仲良くなる(笑)。ゴチャマゼになって、一緒にチームを組んで、ドリブルの練習をして競争をして。ボールの奪いっこのチーム戦をして。練習の最後には、子どもの方から、「今のビブス分けチームで試合をしたい!」なんてことも言い出した。

     ホント、子どもは、大人と違ってオープンマインドの天才だ~。

     「オープンマインドであれ!」ということはJFAも、いや世界的に指導者に最初に求めることなのだが。意外にも〝サッカーを知っている〟指導者ほど、案外、オープンマインドじゃなかったりする。「合同練習なんて、やって何の意味がある?」「ウチはウチでやりたいことがあるから」「何も他チームに秘密を見せる必要ないでしょ?」ウンヌンカンヌンウンヌンカンヌン。まあ、それはそれで否定はしない。各人にそれぞれの「思い」「考え」が存在するわけだから。でも。

     楽しいよ~。違うチームとなかよくすることは!

     これは個人的意見だが。どうも最近、「勝つ」こと、「上手くなること」だけに異常な執念を燃やすチームが増えた気がする。それは、それで大事なことだし、僕も常に「勝つためには」「上手くさせるには」を考えてはいるけれど。もともとの「子どもの成長のために」の部分がおざなりになりすぎではないだろうか? その部分があって、次の段階で「競争」があるはずだ。最初の部分が欠落しての「強さ」や「技術」は何の役にも立たない。(あくまで個人の意見)。少なくても技術の部分はともかく、ハートの部分では、

     人に頼らず見ず知らずの選手、誰とでも仲良くできるかどうか?が大事ではないか?

     まぁ、難しいコリクツは考えずに「サッカーを通じて」「サッカー以外でも」他チームと仲良くしていく、個人レベルでも仲良くする、そんな個人でありたい、と僕は思う。さて。6月は。どこと合同練習やろうかなあ?

     あっ!6月は祝日がない…(笑)。

    見事な産み分けでは、ある。 

     やっぱ北小の試合はいい。


     久しぶりに、5年生(13期生)のサッカーを見た。みんな上手くなっている。何よりイイのは、「やらされていない」。まだまだ、〝試合に限り〟だが、「自分たち」でサッカーをやろうとしている。決して「強く」ないけれど、持ったらドリブル、バックラインでも蹴らずに組み立ての意識が子ども全員にある。担当コーチが粘り強く「我慢比べ」をしていることが実になってきている。

     9番なんて声も出てるし、いい感じ♪ この先が楽しみだ。

     このチームには11期生のキョーダイが2人いる。ちなみに12期生にはいない。14期生にもゼロ。15期生には4人いる。16期生にもいない…。おかしい? フツー、もっといるもんだろ?キョーダイプレーヤーって。そう思いません?でも、これが現実。どうしてか? というと…。

     みんなキョーダイが女の子だから~。

     正確に言おう。弟クンが少ないのだ。列挙してみよう。2番⇒妹。3番⇒野球をやっている兄。4番⇒妹。5番⇒9期生にいた兄と妹。6番⇒妹。7番⇒妹。8番⇒2人の姉。9番⇒妹。10番⇒8期生の兄。11番⇒妹。12番⇒兄と姉。13番⇒妹。14番⇒弟。15番(息子)⇒妹2人。16番⇒4?期生の兄。17番⇒兄。18番⇒妹。19番⇒兄と弟。20番⇒1人っ子。21番⇒姉。22番⇒妹。23番⇒妹。26番⇒姉。27番⇒弟。28番⇒妹。29番⇒兄と姉。30番⇒妹。31番⇒1人っ子。(ただし、弟1人と妹1人が転校)。

     弟、3人。妹、15人!(笑)。

     えっ?計算が合わない?11期生に2人、15期生に4人ならば計6人がオトコだろうって?そう、女の子が入団しているのだ。しかも4人!そのうちの1人がこの5年生チームにいる。

     彼女、ケッコウ、スゴイ。
     カラダを張って、ボールを奪う。奪ったらド・リ・ブ・ル!
     兄そっくり。

     お父さんと今日、久々に話をした。お父さんはH2コーチ。4種と5種(女子)は2重登録ができるから、最近、S市の女子チームにも入れたとのこと。でも、練習はコッチで男の子とやる。その方が、「強く」なるからね。持ち前のガッツで「なでしこ」目指して頑張って欲しい。もしかしたら、今、日本代表に一番近いのは彼女かもしれないなあ。

     考えてみれば。妹が全員入れば、我がチーム版「なでしこ」チームができる。現に4人いるわけだし。マジで立ち上げるか?とも思ったが、これは現実的ではないだろう。1回でいいから、女の子だけの試合をしてみようか?これは、かなり現実的だ。入団しなくても、保険さえ入れば1回だけの試合ならできる。これなら、女の子にサッカーなんて…と2の足踏んでいるママたちもOKくれるかも。なにせ、1回だけなんだから。

     どこか強くなく、遊びで試合のできる、
     似たような事情のチームありませんかぁ?

     カントクはケンカになりそうだから、ここはH2コーチにお願いしよう。ユニホームは古いバルサで済むし。ストッキングとパンツはお兄ちゃんのを使えばいい。ポジションは、あ~して、こ~して…。審判もママさんたちにやってもらって、と。パパだたちは観客で応援しよう。ベンチに入るとウルサイから、きっと(笑)。問題はキーパーだな…。根性持ってて、負けず嫌いで、カラダ張りまくって、オトコみたいなサバサバした性格の子がよい。と、なると、1人しかいないぞ!?

     次女~!キミ、適任っ! ただ、まだ幼稚園生なんだよね~(笑)。



    カルチャースクール。 

     カツオが食べたい…。


     娘2人が今日からジイチャンの家にお泊りに出掛けた。つーわけで、家には僕と嫁と息子のみ。夕方、ブログ改造用のトップ写真撮影し(コーンを並べて白パンモデルが立っている写真です。リロードして探してみてください)、家に帰ると嫁が丁度、夕飯の準備に入るところだった。亭主関白を気取る僕だが、一応の優しさは持ち合わせている。

     おごってやるから、3人で外に食べに行こう! 
     嫁が反論するわけがない(笑)。

     出掛けた先は、駅前の飲み屋。「たまには、アタシもガッツリ飲みたい!」という嫁のリクエストに応えた選択だ。今の大手チェーンというのは、家族連れも意識しているから、息子もキチンと食事を取れるから問題ない。逆にファミレスみたいに単品オーダーではなく、たくさんのメニューを持っているから栄養学的にはコッチの方がいいくらい。とはいえ。中1だから。公序良俗的には好もしくもないことも事実。まあ、年に1回くらいはいいだろう。

     「生と。タコワサとお新香盛り合わせと。あとね…」。嫁がメニューを見てオーダーをする。続いて息子。「明日、試合だから炭水化物…むかしなつかしナポリタン。鶏肉が脂肪が低く、高たんぱくって言ってたな…砂肝とネギマとモモ。あと、チーズもいいんだよな…もっちりチーズ豚。肉よりも魚の方がホントはいいし、酢は疲労回復にいいから…マグロのカルパッチョ。でも好きなものも食べたいな…さいころステーキ。油はよくないけど、ニンニクはいいから…一口餃子。あと、野菜…生は本当はよくないんだけど、まあいいか…シーザーサラダ。あっ!あとは、ごはんセット!」。

     おごってやるのだけど。
     お父さんは、お小遣い亭主って知ってる?(苦笑)

      なんで、ヤツの食事への意識が急に上がったかというと、昨日はKSCの栄養学勉強会があったからだ。〝飲む点滴〟を生み出した製薬会社の方が来て、母達とプレーヤーにレクチャーをしたのだ。千晶ちゃんの会社じゃないけれど、Jクラブをを持つ会社なのだから、スポーツ選手の栄養面もお任せ!だ。

     おごってやるのだけど。
     飲み屋で40品目は、カネがかかりすぎ(苦笑)。

     愚痴は置いてといて。栄養学セミナーのあとは、ナショトレ・KSCエースのR君パパによる、ストレッチ講座があったらしい。Rパパは高校の保健体育の教諭とのこと。ついでに足の速くなる正しいフォームなどの話もしてくれたらしい。そりゃ説得力がある。なにせ、ご本人は県だったか、市だったかの未だに破られない短距離の記録保持者とのことだ。Rクンの圧倒的なスピードも理解ができる。

     今や、どこのジュニアユースもクラブチームも少年団でさえも、「サッカーだけ」教えていればいい時代は終った。「サッカーはもちろんのこと、サッカーに関わる全てのこと」を教える環境になければ、そのチームは例え強いチームとしても、「いいチーム」とはいえない。まずは。カラダの接触のあるスポーツなのだから、カラダ作りとケガ予防は基本中の基本。国際化も踏まえれば、外国語をしっかり教えるスタッフがいてもいいだろう。専門家を呼ぶコネもカネもないのなら、インターネットもあるし。小学生の指導者たるもの、「ご家庭に話さねばならぬこと」をしっかりと把握をして勉強しなければならない。

     マジに。来月から父兄を対象にした「講座」を開こうか?

     何も1人で全部「知っている」必要はない。誰かが知っていればいいし、それを上手く利用すればいい。我がチームで言えば、Yコーチは小学校の体育の先生。コーディネーションに実に詳しいから「思ったようにカラダを動かすためには?講座」。H2コーチは陸上の専門家だから、Rパパと同じで「ストレッチ講座」だなあ。Hコーチによる「正しいトレセン理解講座」なんてのもいい。照明関係に詳しいUコーチの「健康にいい照明講座」だって僕は聞きたいぞ。ベテランママによる「サッカー応援講座」もいいなあ。もし、足りない部分があるならば、他チームと組んでやれば、無限に勉強機会が広がっていく気がする。

     そう考えると、僕が一番使えないなあ…(苦笑)。

     「作文講座」じゃダメだし。「学級新聞の作り方」…、ダメだなあ。「芸能ウラ話講座」…サッカー少年団には必要ないし。「チラシによるクーポン生活」…違うなあ。「正しい釣り教室」…どんどん離れていくぞ?あっ!コレどう?

     家族にメシをおごれる!正しいお小遣いの使い方!(笑)



     
     ☆おことわり あくまでも日記のオチですので、「秘密情報教えろ!」といってもムリです(笑)。んなものあったら、ウチの社員全員が大金持ちです(笑)。

    条件。 

    のち 15時半ごろ晴れた…。


     「負けず嫌い」にはネタ元がある。ワリと有名な話なので知っている方も多いだろう。そう、「山本昌邦流/サッカー理論」だ。マイアミの奇跡を西野朗と引き起こし、アテネ五輪では監督としてU-23日本代表を率いた。さすがDF出身という感じで、キチンとサッカーを理論的分析して捉えようとする。

     監督としての手腕は別にして。僕の好みのタイプの指導者だ。

     その山本さんが負けず嫌いの2つの条件を挙げている。

     僕は考える。2つの条件には大きな違いが存在する。負けず嫌いは多分に先天的な部分が大きく占める(もちろん、鍛えていくこともできるが)。そして、2番目の条件「人の話をよく聞ける」は、後天的な部分が明らかに大きい(もちろん、遺伝的要素も大きいとは思うけれども)。だから、少年サッカーのコーチはサッカーの技術はもちろんだけれども、この「人の話をよく聞ける」能力も鍛えてあげなければならない。

     ん~。本日はなかなか理論的だ。山本昌邦になった気分(笑)。

     では、どう鍛えるか? 「クレイジーケンバンド」ではダメ。「オレのハ・ナ・シを聞け~!」ではダメなのだ。これは逆に「聞かなくなる」。馬の耳に念仏状態に突入することは間違いない。なぜ知っているのかって?そりゃ経験済みだからに決まっているじゃないですか(苦笑)。もちろん、「問い掛けもヤメて放っておく」ことがアイディアを生み出すことに繋がるから、100%ではないけれど。少なくても選手を集めて話すときは、もう徹頭徹尾、問い掛ける。すると選手は答えなければならないから、「考える」。考えるためには、普段、コーチが言っているヒント(答えそのものでもいい)を聞かなければならない。つまり、 「聞こう」とするのではなく「聴こう」とする環境を作ってあげることが大事なのだ。

     ん~。銀ブチ眼鏡、キラリ☆の気分。我がチームキッテの理論派Hコーチをも凌駕できるかも?(笑)

     今日の「コーチのドリドリル」には天気がビミョーということもあって6人の4年生しか来なかった。裏を返せば、そんな中でも来るのは、ヤル気あふれるヤツラ(愛情込めてヤツラとあえて書きます)だ。「今日のテーマ」に沿った練習しながら「そもさん!」「せっぱ!」と問答が繰返された。ヤツラ、ケッコウ、アタマモイイ。ん~、なかなか見所あるぞ。そうそう、ドンドン考えて。そして、シッカリとカラダにも染み込ませると間違いなくウマクなる。がんばれ~!時を忘れてタップリ1時間、サッカーを楽しんだ。

     家に帰ると。嫁がいない。長女と次女しかいない。机の上には1万円。ん? ママは? ん? このお金ナニ? 長女が答える。「今日はお兄ちゃんの栄養セミナーに行くって言ってたじゃん、さっき。お金置いていくから3人でゴハン食べて!ってママが言って、パパは『わかった~』って言ってたじゃん?」。

     あっ!だから僕は一流になれなかったのね~(笑)