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    ◇日本国民ダースベイダー化計画◇ 

     霧雨が冷たく降る、一雨ごとに暖かくなるのかな?


     「うほ~い」。なんか、くぐもった変な声に地下鉄の中で話しかけられた。誰?と不審に思い、見ると元の部署の先輩。マスクをしている。だから、「お~い」⇒「うほ~い」に聞こえたのかぁ(笑)。

    「おはようっす。風邪っすかぁ?」
    「うにゃ。○○ぐぁ、ひんふるえんだぁでぇ、くぁいしゃほやすんどぇいうから。こどぅもぐぁ、ずぇけんすぇなのどうぇバスクうぉすていうくぇ」。
    通訳すると、
    「うにゃ。○○がインフルエンザで、会社を休んでいるから。子供が受験生なのでマスクをして行く」。

     豪快がウリ!の先輩が、あまりにキャラと違うことを言うので思わず笑ってしまった。ちょっと待て。いやっ、笑っていられない。今年ばかりは僕もインフルエンザにかかるわけにはいかない。会社に罹患した人間がいるということは、こりゃ要注意。駅に着くとすぐに、コンビニに直行。マスクを買って、着用して出社。

     「ほはよ~っす」(おはよ~っす)。マスク語族の仲間入り(笑)。

     考えてみれば、ウチの会社は、インフルエンザの喜びそうな環境下にある。決して清潔とは言うことのできない狭いビルに多人数が押し込まれている。そして24時間ツナギッパの大量のPC群による社内温暖化と乾燥化。人の出入りも激しいし、出張者は全国へ旅立ち、帰ってくるの繰り返し。まさに「人間渡り鳥」なのだから、始末におけない(苦笑)。

     教師が職業のYコーチによると、県内では今年、とうとうインフルエンザによる「学級閉鎖」ではなく「学校閉鎖」が行われた地区もあるらしい。学校全体が休みになるって何割くらいがかかったのだろう? こういうウィルス性の伝染病で一番困るのは、「ルールを守らない」人がいること。「3日間は学校に行かないように」と言われても、「もう大丈夫そうだから。行かせちゃえ!」という人いませんか?「学校は休ませるけど。塾のテストは学校よりも大切。行きなさい!」という人いませんか?ダメです。深く、深く反省してください。

     外で働いているパパさんたちも。外でマスクをするのがイヤならば、逆に家に帰ってからマスクをしてはどうだろう?そうすれば、家でウィルスを撒き散らす心配は無い。ただし!もし罹患したならば、外でもマスクをするのがルールです。

     花粉症であれだけの人がマスクをするのだから。その前から皆でマスク族になってもいいのでは?

     みんなで「コーホー」言おう(笑)。


    蛍の光。窓の雪。 

    晴れ。いきなり春がやってきた感じ~っ。


     あくまでも「日記」のスタイルに僕はこだわっているので、「今日、起きたこと」を主題に書いている。そして、「一つだけ」と自分で勝手にルール付けている。今日は「お詫びと訂正」を載せてしまったので、ルールに従うと書けない(笑)。でも、「今日が一番いいタインミングの書きたいこと」が、どうしてもあるので。禁を破る。今日だけは許して~。たまにはいいよね~?


     夕方のCXのニュースで、2006年度から開講される「JFAアカデミー福島」の「お受験ドキュメント」を放送していた。竜雅クンという子にスポットをあてた何回かのシリーズもので、今日が最終回。竜雅クンについて簡単に紹介する。背が、かなり小さい。皆さんが、今、思った以上に小さい。でもメチャクチャ、サッカーは上手い。皆さんが、今、思った以上に上手い(笑)。顔は、かなりの「負けず嫌い顔」。皆さんが、今、思った以上に「負けず嫌い顔」。お父さんは所属チームのコーチ。かなりコワイ。皆さんが、今、思った以上にコワイ(笑)。

     おっと。JFAアカデミーとは?も書かないと話しが前に進まない。まあ、簡単に言うとサッカー協会が作ったサッカーの学校。学校自体は福島の既存の中学に通わせるらしい。サッカーはJビレッジで教えるらしい。福島といっても、いわきのチョイ上だから。黒潮の影響を受け、冬でも雪はほとんど降らない。ちなみにテストはとっくに終っている(笑)。

     色んなプロセス、悲喜こもごもを経て、竜雅クンは最終選考に残った。ドキュメントにありがちな展開(笑)。で、ここで最終回にして初めて強力なライバルが登場する。これも必然の展開(笑)。

     ライバルクン(名前は忘れた)もムチャクチャ上手い。細かいタッチ、ドリブルは当たり前。リフティングをしながら、倒した3本の工事用コーンを飛び越えて、さらにリフティングを続ける。得意技はロングシュート。そりゃもう、パンパン入れる。隙あらは撃つ。しかもビシッとキーパーの届かない隅に決める。必ず、だ。カラダも、そこそこ大きくて。でも、もっと大きくなりたくて牛乳を2本必ず飲むことを毎日のノルマにしている。で、顔はジャニーズ系(笑)。

     特筆すべきは、ライバルクンのサッカー生活環境。自宅は京都。家は何代も続く、老舗旅館だか高級割烹だか、とにかく大金持ち。30畳は楽にありそうなリビングにマーカーコーンを並べて、いつでも練習できる。さらに、お店のビルの屋上が彼の専用練習場になっている。フットサルコートは軽く上回る広さに、高級ロングパイル人工芝が貼ってある。周りは鉄骨が組んであってネットで囲ってある。高さも充分。もちろん、ゴールも置いてある。当然のごとく、完璧な夜間照明施設も付いていて。バランスディスクや平均台、その他の器具も豊富に置いてある。そこで毎日、猛練習。親御さんはインタビューに答える。「やれることはやってあげたいので」。親としては正しい(笑)。

     CXも狙ったのだろうけど。まるで、「巨人の星」の星飛雄馬と花形満っ!

     お金持ちを批判する気はない。僕も金があったら、同じことをする(笑)。いや、僕の場合は「我がチームサッカー専用サッカー場」が先だなあ。おっと。んなことはどうでもよくて。お金を持っていない人はどうすればいいのか?を書かなければいけない。

     マーカーコーンがなければ。空き缶があるじゃないか!専用練習場がなければ。近所の公園があるではないか!専用のゴールがなければ。ブロック塀があるではないか!(一応、その家の持ち主に使用前にお願いしてね、笑)。照明がなければ。公園の街灯の下で蹴ればいいではないか!平均台が無ければ。歩道のえん石があるではないか!(ちなみに、ウチはこれよく使う、笑)。バランスディスクが無ければ。古タイヤを拾ってくればいいではないか!

     要は工夫。代用品は世の中に、いっぱいある。「買えないから~」を言い訳にしてはいけない。金が無ければないなりに。ボールさえあれば、いつでもどこでもライバル君と同じ、いや、それ以上の練習をやろうとすればできる。ちなみに竜雅クンは、さすがに、ここまではやっていない(笑)。

     結果?残念ながら竜雅クンは×(ペケ)。ライバル君は○。竜雅クンは「悔しいけど。違う方法で日本代表になる。今回、合格した人と試合をして点を取ってやる」と笑顔でコメント。関東トレセンに選ばれた実力の持ち主だから。本当に実現してしまうかもしれない。

     竜雅クンもライバル君も。新しい道で、どっちも頑張れっ!



    溶けるのは温暖化の影響? 

    いいお天気。サッカー日和。


     深夜に帰ってきて。食卓に見慣れない器が置いてあった。煮た芋でも入れるような大きさの器。大きさは、だ。世の奥様方のご多分に漏れずにウチの嫁も雑貨好き!だから、新しい器があること自体は珍しいことではないのだが。。。それにしても何用なのか?は不明というようなモノ。煮物入れにしちゃあ、デザインが渋くないし。。。

     「ん? 気になるの? 息子の新しい『ご飯茶碗』」。

     爆笑っ!なるほど~。だったら納得。って、おいっ! これは、どっちかというと『ご飯茶碗』というよりは、『ドンブリ』と呼ばれる類のモノだぞ?小5にしてドンブリか? の問いに、だって~、2回も3回も「おかわりっ!」するんだもん!大きい方がいいのかな?と思って。とのこと。嫁さんを弁護すると、面倒だからではなくて、単純に大きい方が喜ぶだろうと思ってのことらしい。事実、「おかわりっ!」って声の頻度が減って寂しいと後悔もしていた(笑)。

     いい嫁をもらった(笑)。その後悔は正しい。と僕は思う。

     食べるときには「いただきます」。もう一杯なら「おかわりっ!」。食べ終えたなら「ごちそうさま!」。ウチでは当たり前のことなのだが。。。そうじゃない方も世の中にはいるらしいことは数日前に知っていた。もしかして、僕の方が異常なのか?とちょっと不安になったりもしたが(大嘘っ、笑)。安心、安心。よかった~、どのブログを見ても、みんなが僕と同意見。安心した。

     「いただきます」論議に呆れる前に「不思議」と言う気持ちが先に来る、僕は。「言わない、言わせない、言う」という論議をすること自体が僕には理解ができない。。。言わない人がいることさえ、この問題が起きるまで知らなかったから。宗教上の問題で牛、羊が出た場合は「いただけません」と発言するなら、十分に理解ができるのだが(笑)。

     某新聞に書いてあった。「日本が溶けていく」。
     
     1000000000000000000000000歩ほど譲って。「金をはらっているのだから、いただきます不要」論を認めはしないが、しぶしぶ、憲法上の「自由」の1つとして、ホントにイヤイヤながら、仕方な~く、許すとしても。それを全体論にするのだけは、カンベンして欲しい。イヤなら、その人だけ言わなけりゃいいのだ。逆に、全員が「言わない」派になったとしても、僕は自分の子には言わせ続ける。それも「自由」。生きている限り、心だけは守っていきたい。僕一人になったとしても。

     違う人がいたら、大変申し訳ないのだが。サッカーも。「サッカーが何より一番大切。サッカーやっているのだから」という気持ちには、僕はなれそうもない。間違っている!と言われても「サッカーを通じて学ぶ」方が優先。グラウンドにも、審判にも、相手にも、応援してくれる父兄にも。まずは感謝の気持ちを持って欲しい。強制はしないが、教えてはあげたい、その気持ちを。日本を溶かさないためにも。あくまでも、「僕は」だ。しつこいが、「僕は」ね。

     なるべく説教臭くならないように、怒りを滲ませないように書こう!と思ったのだけど。ムリだった(笑)。最後は明るく締めくくろうっ!

     元気な「おかわりっ!」の声を聞くために。ドンブリは息子が中学生になるまで封印決定!(笑)。


    昼間にカステラも食べた上で。 

    風は冷たいが。寒さは緩んでる、確実に。


     「キットカット つぶつぶ苺」(ネスレ)、「苺」、「asse<ストロベリー&モカ>」(以上、森永製菓)、クランキー<ストロベリー>、「Ghanaクリスプスティック<苺フォンデュ>」(以上、ロッテ)、「LOOKクオリティ~3種のベリー~」(不二家)。以上を駅前のアンパン(ampmのことね、笑)で、お買い上げして昨日は帰宅。

     たまに早く帰れた日だから。カワイイ娘たちに、おみやげを。いつも、サッカー・サッカー・またサッカーでゴメンね!お前たちのことも考えているよ~、パパは!と主張するために。というのは、タテマエ。本当は、「自分が食べたかった」から(笑)

     実は、甘いものが大好きっ!。こう言うと、大抵の人から「え~っ!以外~っ!」と言われるのだが、本当のことなんだもん。会社でも夕方になると、かりんとうを買ってきて一人でカリポリと食べていたりする。まっ、ラウンドケーキ1個ぐらいはカルイ(えばってどうする?、笑)。ちなみに。どうやら、僕は人には「飲める人」に見えるらしいのだが、実は弱い。

     「ただいま~っ!」と帰って、「おみやげだよ~」というと。当然のことながら、ガキども3人で争奪戦。すべてチョコで「いちご」だもん。「ちょっと待てっ!パパも食べたいっ!ママにもあげなきゃ、ねっ?」と言い、「みんなで少しづつ!整列っ!」と号令。自分の分は取り分けて、ヒナ鳥たちに食わせて、「歯を磨け~!」と再び号令。「おやすみ~」と寝かせた上で、自分でコーヒーを入れて。ん~、至福の時間…。

     季節限定商品やご当地限定商品を作るメーカーの努力には頭が下がる。ポテチメーカーもインスタント麺メーカーも同じ。ね、6年Mコーチ?(笑)。まあ、マーケティング手法でいうと、普段買わない人に買わせて、本ブランドに落とし込むという古典的な方法なのだけど。コンビニという多チャンネルのショップが定着した今は、こういう商品自体も大きな利益を生み出すようになっているのだろう。

     いくら「好き」なものでも毎日、食べてりゃ飽きる。いくら「好き」なサッカーでも毎日、同じ練習していりゃ飽きる。工夫して工夫して。おもしろ限定練習も入れて。最後は、サッカー自体をもっと好きにさせなくちゃあ。。。いちご味のキットカットを食べながら思った。

     季節限定練習は、ともかく。ご当地限定練習がありましたら、教えてください(笑)。

     チョコの論評?お子様たちは「苺」がお気に入り。真ん中に本物のドライされたイチゴが入っていて、練乳クリームで包まれ、イチゴ味チョコでコーティングしてある。練乳好きの方にはオススメ。僕は「asse」が良かった。モカのコーヒー風味とビターチョコと甘いエアリーイチゴチョコが口の中で溶けて。リラックスできた。

     今日は「いちご大福」を買って帰ろうっ!消費の神様(嫁は僕をこう呼ぶ)は今日も行く(笑)。


    呪文っ! 

    何か日差しに春の息吹を感じた。。。


     世の中に「女性をその気にさせる呪文」が存在するらしい。
     呪文? いったい、どんな呪文なんだ?(笑)
     そう言えば、フィンガー5の歌に「恋の呪文」ってあったなあ。。。

     やっぱり、呪文は気になる(笑)。

     女性をその気にさせる呪文は知らないが。子供をその気にさせる呪文は知っている(笑)。大事な試合の前に僕は子供によく、この呪文を言う。催眠術をかけて意のままに子供を動かしているわけではない(笑)。そんなことができたら、違う職業についている、つぅ~の!(どんな職業や。。。笑)。この呪文を唱える対象は、たいていFWの子供。もしくはGKが多い。息子にも言うかな? 割と。個別に呼び出して言うことが多い気がする。あっ!全体に向かっても言うなあ、そう言えば。

     呪文、気になるでしょ?

     僕は簡単に、その呪文を教えます。その呪文お教えしよう。ちなみに、どの催眠術本にも書いていないし、魔女も陰陽師も使っていないし、ヘンな新興宗教では決してないので安心を。では、行きま~す!せぇ~のぉ、

     「ウィンガーディアム レヴィオ-サー!」

     ハリー・ポッターかよっ? (さまぁ~ず・三村風に読んでね!)。違うっつ~のっ!これじゃあ、空中を浮遊してしまう(笑)。もちろん「アブラカタブラ…」ではない。「ヒラケ、ゴマっ!」、「チチンプイプイノプイ」でもない。え~っと、「デテコイ シャザーン!」でもない。「ベホイミ!」でもないし、「ジュゲムジュゲム、ゴコウノスリキレ…」でもない。「テクマクマヤコン、テクマクマヤコン…」でもないし~。しつこいか?(笑)。正解は。。。

     『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』。

     FWに。「こんなプレッシャーのかかる試合で、高速ドリブルシュートを決めたとしたら。。。『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』」。GKに「PKを止めたとしたら。。。か・な・り、『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』」。バックの子に。「大きな声で宮本みたいに全体を統率したら。。。スッゲェ~『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』」。MFに。「なぜ? そこにお前が?って動いたら、そりゃもう、『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』」。「ミドルをビシッと決めたら。。。注目されて、『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』」。

     お前らっ!あ~んな強い相手に勝ったら。。。ものすご~く、『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』。

     かなりの確率で。たいていの子供を「その気」にさせられるっ!(笑)。目を見ながら、半疑問形でその呪文を唱えて、「頑張れよ!」と強く念じながら、抱きしめることがコツといえばコツかな?さあ、みんなで呪文の練習をしてみよう!せぇ~のぉ、

     『カァ~ッコいいぜぇ~っ!?』。

     ハーレムは作れないけど。少年サッカーには、ケッコウ効くみたいよ? ウチはね!(笑)。


    「好きよ、キャプテン」byリリーズ 

     寒いなあ。。。


     新聞のスポーツもの連載は、スポーツ新聞よりも圧倒的に一般紙のほうがオモシロイ。日経しかり、朝日しかり。理由は「かけられる時間の差」。それと「スポーツに対する姿勢の差」。スポーツ新聞にとってスポーツは「ニュース」=主観は入れない、一般紙は「エンタテインメント」=主観もOK。でも、今日のニッカンのロードtoドイツ面は久々にじっくり読めるものだった。秀逸。

     見出しは「天性の主将」。宮本恒靖の話。今回は上。いつ下は掲載するのだろう(笑)。

     いつもと変わらず、記者の主観は一切ナシで事実とツネの言葉だけでまとめてあるのだが。でも、「なるほど~。ツネは子供の頃から、見たまんまのツネだったわけね~」と非常に感心してしまった。興味のある人はお近くのコンビニへどうぞ。もう、売ってないか(笑)。

     誰をキャプテンにするのか? もしくは誰がキャプテンになるのか? というのは少年サッカーでもケッコウ重要な問題である。4年生くらいまでは、「交代キャプテン制」が有効な気がするけど、5年以降になれば、固定のキャプテンは必要だと思う。では、どういう子がなればいいのか? と聞かれるとこれがなかなか難しい。

     またまたマンガの話で恐縮なのだが。大昔、読んだ少女バスケマンガに(たしか「藍より青し」ってタイトルだった気がする。。。)男子チームのキャプテン決めをめぐるイザコザのエピソードがあって、それを、よ~く覚えている。先代のキャプテンが引退するときに、新キャプテンを指名して。それが「エ~っ?」という人物で。誰もが「キャプテンに一番ふさわしい人物」と認める子は、それが面白くなくて。ギクシャクしたいたが、大事なゲームで新キャプテンの「走れっ!」という言葉と何よりプレーでチームを引っ張る姿を見て、「ふさわしい子」も「なるほど…」と仲直りをするというストーリー。

     どうしてもキャプテンというと強いリーダーシップが第一条件に上がってしまうが、僕は違う。藍より~ではないが、プレーで引っ張るタイプの方が個人的には好きだ。まあ、プレーも!リーダーシップも!が一番いいに決まっているけど。そういう意味では、バランスを取るツネよりも自分にも周りにも厳しいヒデの方がキャプテンマークは似合う気がする。代表クラスになると全体のキャプテンとゲームキャプテンを分ける手もあるけどね。

     ちなみに。我がチーム11期生はプレーで引っ張るキャプテンです。

     宮本の第2弾「下」の話が楽しみだ。


    サッカーの街の底力っ! 

    晴れらしい。今、午前3時だから~。帰ってきた。やっと。


     「トシ、サッカー好きか?」。

     今の学校の図書館というのは何でもあるらしい。息子がマンガ「シュート! 番外編~久保嘉晴の伝説~」を借りてきた。風呂で、久々に読んで泣いてしまった~。。。ホリエモンのことなど完全に忘れた。ここでシュート!の話しを書くと長くなるので止めるが。。。冒頭の言葉は、世紀の天才・久保キャプテンが主人公に語りかける言葉。まあ、簡単に言えば「ウマイ、ヘタではないよ、何よりも、どれだけサッカー好きか?だよ~」という趣旨の言葉だ。

     僕もそう思う。どれだけ好きか?が一番大きな問題。どこのチームでやるか?、どのポジションをやるか?なんてことは二の次だ。まずは自分がどれだけ好きか?が始まり。

     ただ。子供はサッカーが好きなのに、周りがその「好きっ!」という気持ちを「つまらない~」、「嫌いだぁ~」に変えてしまうことが多々ある。天に向かってツバを吐こう(笑)。「なんだ、そのプレーは!」と叱り飛ばす親とコーチ。審判に向って文句を堂々と言うベンチ。ベンチ同士のケンカ。いっつも、同じポジションしか子供にやらせないコーチ様。あ~っ、ツバが顔に降りかかる~。

     もっと最悪なのは。子供を試合に出さないコーチ。もしくは、出そうと努力をしないコーチ。試合が一番楽しいし、何より一番の練習だから。ただ、この問題は複雑で、全員を均等に考えると「そこそこのレベル」の子が「つまらね~」になってしまう。そうならないために、「そこそこ」ばかりを使うと「習熟度が遅い子」が「つまらね~」になってしまう。この場合、親も二つに分かれる。みんな、自分の子がカワイイもの~。当たり前のこと。理想は全員が均等に、かつ、皆が技術も努力も「そこそこ」であること。そうじゃないところが人間のおもしろいところだし、人の長所は「サッカーに秀でている」ことだけではない!のだけど。サッカーチームである限り、ここが一番難しい。あ~っ、顔がツバで冷たい。。。

     優秀なコーチとは、このバランスがキッチリ取れる人。または、いかに取ろうか? と努力をする人。何より大切なのは「サッカーが好き!」という気持ちを子供に持たせ続けること。持たせ続けようと努力を惜しまないこと。全員に!対して、だ。そういう意味では、僕ら11期生のコーチ陣は全然、ダメである。あ~っ、顔がツバでベトベトになってきた。。。

     新人戦県大会の登録メンバーは20人。何をゼイタクなっ!とお叱りを受けることを承知で書くが、20人以下だったら、どんなに楽なんだろう。んで、これも正直に書くが、勝負になる子は14~15名。勝とう!と思ったら全員は使えない。。。んで、もっと正直に書くが、子供全体のモチベーションを上げるために20人枠に実力で言ったら27番目くらいの子もあえて入れている。。。全員に「チャンスあるんだよ~」とわからせるために。

     何とか「サッカーが好きっ!」でいさせたいから。でも、まだ足りない。。。これじゃあ。。。

     そう思っていたところに。S市U地区の某チームからお誘いを受けた。「A市Oチーム(我がチームのこと)さんは、いっぱい人数いますよね? 普段、あまり試合に出られない子のための大会をやるのですが、来ませんか?」。いやぁ!思わず泣きそうになった。。。「いっ、行きますっ!絶対に行きますっ!何があっても行きますっ!」。みんながサッカーを好きでいられるために。何をすっ飛ばしても、行かねばならぬ。この大会だけは。まあ、ウチは2チーム組める人数がいるので試合には出している方だけどね。ありがとうございます!

     これが、S市U地区の底力っ!さすが、「サッカーの街」はダテじゃない。聞けば、U地区では、こういう大会はフツーに行なわれているらしい。驚いたことに公式戦もあるらしい。恐るべし、U地区。逆に、FCを選抜しても、大した文句も出ず(そこそこはあるらしいが)、U地区の「誇り」と胸も張れる。素晴らしき、U地区。道理で、どこのチームも強いし、ちゃんとしているわけだ~。地元Jサポの心意気はこういうところが根源なのだろうなあ。U地区の人100人に「サッカー好きか?」と聞いたならば、答えは一つに決まっている。

     2月26日。県大会にエントリーできなかった10人が先発で。ピッチに立てなかった数人をスーパーサブとして。県大会メンバーも応援のみ要員(絶対に出さないっ!)として全員引き連れて。我がチーム11期生は一つのチームだから、ね。胸を張って行ってきます!我がチームにとっての「もう一つの県大会」に。今から、その日が楽しみだ!素直に。すごくウレシイ。

     「みんな、サッカー好きか?」。
     いい返事が聞けると思う。きっと。絶対に。

     一歩でも。U地区に近づきたいものだ。我がA市も。


    モテる要素ではないが(笑) 

    快晴。しかも午後は風もなくポカポカ。


     僕はあきらめが悪い。あきらめがいいのは、「振られたとき」だけである(ホントか?、笑)。特に子供のサッカーに関しては、もうどうしようもなくムチャクチャあきらめが悪い。子供に「あきらめるな~!」と言ってる手前、見本を見せなくちゃならないじゃん(笑)?

     この土曜日、実は我が地区では、「新聞社旗 争奪サッカー大会」BEST8以上の試合が行われる予定だった。日曜の今日は、その予備日。土曜は当然ダメ。で、今日は昨日のうちに中止の連絡。まあ、あれだけ雪が降ったのだから、賢明な判断といえる。昨日は「完全な休み」にしたが、今日は、中止が決まった昨日から「何かできないか?」と、ず~っと考えていた。

     昨日と書いてることが違うって?あんまりにも天気が恨めしくって、自分の心をなだめるために昨日の日記を書いたの!わかって~、この性格(笑)。

     6時に起きて。まず天気予報のチェック。問題ない。あとはグラウンド。歩いて2分のホーム小学校に向かう。む~っ。ちょっと無理っぽい。まだ雪がある。。。9時にHコーチに電話。「勉強会やりましょう!」。OKをもらって、すぐに連絡網で回す。場所は?こんなこともあろうかと、昨日の晩に公民館を予約済み(笑)。でも。まだサッカー自体をあきらめたわけじゃない!

     10時から、A市体育館で「以降の新聞社旗大会どうする?いつやる?会議」にHコーチと出席。終ったのが11時ちょい前。ケータイが鳴る。6年Kコーチからだ。「今、北小にいるんですが。できますよ、練習っ!雪は全くありませんっ!水溜りもなしっ」。実にKコーチもあきらめが悪い(笑)。取りあえず、練習はできる!「練習やりますっ!」と連絡網を回す。公民館もキャンセル。

     まだまだっ!こんなことでは満足しない。2日分を取り戻さなくてはならないのだから!ホーム小学校を数学年で使うより、もっといいところはないか? 5年がいなくなれば、低学年もゴールを、たっぷり使える。。。
     
     Hコーチと2人で6年が大会をやるはずだったグラウンドへ。「もしかしたら…」と思って行ってみたが。。。やっぱり!右は雪が残るが左の「砂面」は大丈夫。時計を見ると11時半。すぐに連絡を再び回す。さらに。「ここだったら、試合できるじゃん!」とチームFの5年Mコーチに「試合やろうよ~」と連絡。さすがにここまでは上手くいかなかったけど、笑。

     たっぷりと5年生だけで。たっぷりとM-T-M形式で。たっぷりと練習ができたっ!ん~満足~っ。どこか他のチームも来るかな?と思ったけど来なかったことだけが、残念。。。来たら、試合がしたかったのに~。。。

     よかった~!あきらめが悪くて(笑)。


    逃げはしない、サッカーは。 

     それにしても。一日降ってたなあ。


     昨日の夜、ケータイに見かけない電話番号からの着信があった。誰だろう? と思いながら出ると11期生のH2クンだった。家の電話、パパの携帯は登録してあるからママのケータイからかけて来たのだろう。

     H2クンはH2コーチの息子。ポジションは左DF。華やかな攻撃陣ばかりクローズアップされるが、我がチームの成績はコイツが支えていると言っていい。カラダを張りまくり、相手のエースを必ず封殺する。読み、反応、気持ち、どれもが1級品。鋭いオーバーラップも見せる自慢の選手だ。

     ウチでは出欠の連絡は、「子供が自分で、キチンと理由を話して」僕に電話をしてくることになっている。親に頼らず、全てを自分で、自分の言葉で話す習慣付けのためだ。余談だけど、理由を言わせるのは、「いい・悪い」をコーチが判断するためではない。それもちゃんとコミュニケーションを取る練習と考えているからだ。「おばあちゃんの家に行きます」、「イチゴ狩りに出掛けます」、「塾です」等、色んな理由があるが断トツの理由は「かぜ」である。

     H2クン、だいぶ苦しそうな声で、 
    「ヨーレンキンの検査で明日と明後日の試合に行けません。県大会前にホント、すいません」。

     なるほど。敵はインフルエンザのみならず!なのね~。「君がいないのはイタイけど、早く治そう。ゆっくり休んで。お大事に」と電話を切った。

     強豪チームにとってインフルエンザの予防接種を受けることは、当たり前のことらしい。10月末~11月の頭には全員が済ませると聞いている。我がチーム? 強豪チームじゃないから~(笑)。ただ、さすがに県大会行きを決めた12月に今年ばかりは、親御さんにお願いして打ってもらった。もちろん、予防接種すれば大丈夫! なんて単純なものではないことは熟知しているが、罹患する確率が1%でも減るのならば、という思いからのお願いである。

     ヨーレンキンに手足口病に、ノロウイルスに、夏限定だがプール熱。僕らの子供の頃には、聞いたこともなかった病名の病気が流行り、子供を襲う。困ったものだ。いったいどこから、その病気は入ってきたのだろう。僕らの時代にもあったのかもしれないが、すべて「カゼ」で済ませていたのかな?

     世の中に、「有害な細菌・ウイルス」が存在する限り、誰でもその病気にかかってしまう危険性を持つ。まずは予防だけど。きちんと手を洗って、うがいをして。簡単なことだけど高学年になると案外、これができていなかったりする。「自分のカラダは自分で守る!」。あたりまえのこと。それでも、かっかてしまったら? 何が何でも休んで欲しい。その子のためだし。何より、治らずに学校に来たり、サッカーに来ることは「他人に迷惑」をかけることに他ならないから。中途半端を繰り返すことによって、「抗体をもった菌」は生まれてくるのだ。「遅れちゃう、勉強が。サッカーが」。「お前がいないとチームが勝てない!」。んな、個人の理屈じゃなくて地球規模で考えないと、100年後にはとんでもないことになりかねない。鳥インフルエンザも同じような経緯で生まれた病気なのだ。

     注射を打っとけば大丈夫っ!じゃなくて。休む時は、思いっきり休む。サッカーのために、チームのために、そして自分のために。地球のために。負けたっていいじゃない?喜んで負けましょう!それで負けるようならば、まだまだチームの力がついていない、つまりは僕らの責任なのだから。ゆっくり休もう。H2クン。

     今日は雪。まさか、こんなに降るとは思っていなかった。この降り方じゃ、明日も晴れたとしても、グラウンドは使えそうもない。ポジティブに考えて。インフルエンザが猛威を振るう前に、疲れている子供たちを休ませようとの、神様のイキな計らいなのかもしれない、この雪は。

     サッカーは、いつでも、できます。



    2月12日 午前10時キックオフ! 

    のち 明日は雪らしい。 


     新人戦県中央大会は1回戦から、県NO1チーム vs. 県NO2チームの戦いが実現した。しかも大会初日の、朝イチの試合である。昨日も書いたが、確率は1/10あったわけだから、不思議ではないのだが。しかし、ねえ?、よりによってだろう(笑)。お互いに意地とプライドがあるわけだから、バリバリの本気モードのゲームを観客に見せ付けてくれるだろう。

     昨日の抽選会で、この組合わせが決まった瞬間に会場が「おおっ~!」とどよめき、あまりほめられた行為ではないのだが拍手をした人までいたそうである。「そうである」という言葉から、わかるように伝聞なのだけど(笑)。

     そう、会場には入らなかった。入れなかった、ではなくて「入らなかった」。使用された会場は、「小ホール」という名の割と大きなホール(笑)だったので、入っても怒られなかったと思うが「2名まで」というルールがあるわけだから僕はそれを遵守した。実際、3人以上入ったチームもあったらしい。まあ、それはそれ。人は人だから。

     ロビーに一人。寂しかったろうって? 遵守したからって、大人しくしているわけないじゃん! ホールの扉に耳をつけて「デバガメ」状態だった(笑)。途中、お茶を運ぶ役員や、抽選結果をコピーに走る役員にイブかしい目を向けられてバツが悪かったけど、ルールは守ったわけだから(笑)。抽選が終って、結果を読み上げる役員さんの声を必死に聞いて関係各位にメールした(笑)。しかも我がチームのことではなくて県NO1 vs.県NO2のことを(笑)。だって、そっちのが「ニュース」なんだもん!

     ありていに言えば「事実上の決勝戦」の、このゲームが大会に与える影響は大きい。何せ開幕第1戦。「当たるかも?」ではなくて、当たることが時間も含めてハッキリしているのだ。多くの観客動員が予想される。僕も見たい。子供のUPを放ったらかして見ていようかな?と半分冗談で帰りの飲み屋作戦会議で言ったら、他のコーチも「あっ!先に言われた」と笑った。さらに。今朝、息子に話したら、「見たい!」。おいっ、おまえ自分のことは、いいのか?次の11時からの試合だぞ?(笑)

     我がチームの抽選について?各地区の代表なのだから全てが強豪。県NO1チームを引けなかったのは残念だけど、どこが相手だろうが、ウチはウチのサッカーをして頑張るだけ。まずはS市Sチームさんとの対戦に集中するだけだ。とにかく頑張ろう!

     いずれにせよ、観客は増えそうだ。皆さん、我がチームの試合もついでに見ていってください(笑)。


    あとはリゲインを飲めば完璧っ! 

     晴れっ!ただし、寒~い。正しい関東の冬の典型。


     去年の「この日」の日記を覚えていらっしゃるだろうか?⇒ココ

     ご覧の通り、昨年は出席もしていないのに、かなりテンパっていたことがわかる(笑)。そりゃそうだ、我がチームにとっての初めての県大会の抽選だったわけだから。では今年は?ハッキリ言うが、去年よりも更にテンパっている(笑)。困ったものだ。

     そう。今日は新人戦県中央大会の抽選日。18時半~!。

     まあ、運を天に任せるしかないのだが。あまり知られていないのだが、東西南北の同地区のチームは1回戦では当たらない。ドロー表は実はすでに作られており、南部のチームは北部とが1、東部とが2、西部とが2に割り当てられている。つまり我がチームは、1/5の確率で北部と当たることになる、イコール、1/10の確率で県NO1チームと当たることになる。

     で、個人的な思いで言うと。県NO1チームを引きたいっ!と思う!昨年の「知らないチームに負けてる。。。すいません、お宅、なんてチームですか?」の恨みは大きい(笑)。今年こそ、監督さんと名刺交換するためにもイキナリ、県NO1を引かねばなるまいっ!

     僕は、県南以上の大会の抽選会に行くのは初めてではない。昨年の夏、「後学のために」と6年コーチに無理を言って夏の県南大会の抽選会場にお邪魔させてもらった。予想と違ったのは、ホトンドの人がジャージ姿か普段着であったこと。よ~く考えてみればわかることなのだが、強豪チームは、みなサッカーが職業の方々なのだ。だから、仕事着である「ジャージ」で来ることは当然のこと。普段着の方は「休み」を取っているのだろう、抽選会のために。気合が入っている証拠である。スーツ姿で来ること=強くないチーム関係者および気合が入っていないと言っていいかも(笑)。僕?もちろん、昨年はスーツ姿で行った。営業だったもん。今は、かなりいい加減な格好で会社に行っている訳だから、今年はスーツ姿で行く必然は無い。リーバイスだろうが、adidasのジャージだろうが、完全なる私服で抽選に行くことは可能である。

     がっ!しか~しっ!現在16時00分、もう、そろそろ会社を抽選会のために辞そうという僕の格好は、2カ月半ぶりのスーツ。しかも、思いっきり、ドレスアップしてみた。T字の細かい織りの入った薄い水色のシャツを粋に着こなし(た、つもり、笑)、黒地にさらに黒のストライプの入ったシングル3つボタンのジャケットに、パンツは細身のノータック、シングル。靴はプラダと行きたいが、真っ黒のadidasスニーカーでカンベンして貰って。ネクタイも、黒地に1cmほどの太さの銀ラインが間隔を空けて走る、お気に入りの小粋なレジメンタル。銀縁眼鏡をかけて。昨日まで伸ばしていた無精ヒゲをキレイにあたって。普段、全くつけない整髪料だが、今日はムースとワックスで整えて固めて。トレンチだとウサン臭くなるので、真っ黒のビジネスユースのダウンを羽織って。もう、バリバリの「24時間、戦うサラリーマン」を演出っ!

     そう。自分の頭の中のイメージはエリクソンっ!もしくはモウリーニョ!ジャージ組、普段着組に気合で負けるか!っつ~の!(笑)。日本サッカー界は支えられなくても日本経済を支えているビジネスマンの心意気を見せてやるっ!考えてみれば、何も今はビジネスマンじゃないんだから普段着でいいんだよなぁ~(笑)。

     気合だけは万全なのだが。今年から会場に入れるのは2人。団長とHコーチに入ってもらう予定なので。この格好でロビーで待ちます(笑)。大丈夫かなあ。。。Hコーチはクジ運、弱いからなあ。。。

     さて。16時15分。この日のために必死で根回しをして、早く帰れる状況は万全。抽選会場にいざ、出陣っ!気合を入れたが、寒いんだよね~、スーツって(笑)。

     結果は明日っ!お楽しみに~。


    中学時代は先生の分も食べて怒られたことアリ。 

     曇りのち晴れ。朝は寒かったが。昼からは暖かい。


     今朝、歯を磨きながら。嫁に聞こう、聞こうと思っていたがウッカリ失念していたあることを思い出した。「おいっ。息子の給食の献立が見たいんだけど。ある?」。んなもの、邪魔なだけだから捨てたわよとツレない返事。見たかったんだけどなあ、献立が。。。

     ここまで読んで、「あっ、今回は栄養学の話しだね!」と思った人っ!ハズレです(笑)。

     1月7日に遠征に出掛ける車の中で。乗せている子供たちと給食の話しになった。

    「コーチは何が好きだったの?」。
    「ん~、焼きソバとカレーかなあ。おおっ、思い出した!プリンはその辺で売っている味と違うもので、なかなかウマかったぞ。ヨーグルトサラダっていうのも好きだった。ソーセージスープというのも大好きだったわけではないが覚えているなあ」。
    「ふ~ん」。
    「お前らは何が好き?」

    「タコナゲッド!」

     「タコナゲッド」?いったい、それは何の食い物だ?想像するに、チキンナゲッドの形をしていて、中がタコなのか?タコを油で揚げてあるものなのか?その後、どんなものなのか?を聞いても全く要領をえない。たこ焼きみたいなもんだよ、というヤツもいれば、さつま揚げみたいなもんだよ、というヤツもいる(笑)。最後は、お決まりの「いいんだよ~、とにかくウマイのっ!」と開き直りをされてしまった。

     家に帰って息子に聞く。「タコナゲッドって、うまいのか?」。「俺は嫌い~。食べるけど。どうでもいい食べモノ」。じゃあ、何が好きなのか?と聞くと、返事は「納豆ごはん」。聞いた僕がバカだった(笑)。

     当然なのだが。僕も給食は大好きだった。先に好きだったと書いた焼きソバは、今考えると、とても焼きソバと言えるシロモノではなかったが、ウマかった。長さが1~2cmほどの細いソバの集合体で異常に青ノリと細かいニンジンが妙にシナってなって全体に柔らかみを与えて、ウマかった。好きな女の子が給食当番で「ちょっと多めにしてあげる」なんて言われて、またまたウマかった。6年生にもなると歯に青ノリが付くのがイヤだから食べない。。。という女の子を探して、「○○の分は俺の分っ!」と4人前ほど食べていたこともあった。。。これまたウマかった。。。あっ!ソフト麺の世代ではありません(笑)

     あ~っ!もう一度、「学校給食」というものが食べたいっ!

     今回のタコナゲッド騒動で、一番うれしかったこと。給食というのは、今も昔も男の子にとって毎日の「学校最大行事」であるということ。ちょっと、安心っ!思う存分、給食をエンジョイしてくれっ!
     
     それにしても。タコナゲッドって、どんな食いモノなのだろう?


    ヒムロよりホテイだろ? 

    のち 寒い中にもちょっと変化が。。。


     商売柄、ウチの会社はテレビがたくさんある。たくさんあった上で、ほぼ24時間、ず~っとスイッチが入っている。イメージとしては画面が電気屋の店頭みたいにズラッと並び、各テレビ局の放送が写っている図を想像すると思う。残念ながら、違う(笑)。あの状態のものは中枢にあるだけ。あとは各部署に1台~2台。で、各部署のチャンネル権はその日の「責任デスク」が持つ。と、どうなるか?というとホトンドのテレビが同じチャンネルが写っていることになる。その日の、その時間の一番「注目のニュース」がチャンネルとして選ばれるから。

     今日の14時~16時までは、スゴかった。社内中にH社の社長があふれていた(笑)。みんな手元で基本的にはパソコンと戦っているから、ボリュームもデカイ。「ちょっと、トイレ」と思って、社内を歩くとステレオ多重で社長さんの声が聞こえ、あの顔が目に飛び込んでくる。前後左右あらゆる角度から、「控えさせていただきます」。大迫力(笑)。

     やったことはヒドイし、絶対に許すべきではないが。あのキャラは秀逸っ!被害者に対する保障を全額支払って、世の中的に完全に誰もが「許す!」という状況になったならば(あり得ないだろうけど)、ぜひ悪役専門俳優としてデビューして欲しい。「水戸黄門」で越後のちりめん問屋・光衛門に退治される悪代官にはピッタリだと思う。

     悪人顔=悪人ではない。逆に善人顔=善人でもない。僕なんか、典型的な悪人顔のダミ声オヤジよ?自信を持って言います、悪人ではありません!「ちょいワル」かもしれないけど(笑)。顔で判断してはいけない。「好み」かどうか?は「いい」・「悪い」とは別の問題。人の顔だもの~。いろいろあっていい。まさに個性の問題。悪人顔の人がいなければ時代劇・火曜サスペンス劇場は成り立たない!(笑)

     悪人顔の例えから、子供のサッカーに持っていくのはツライ作業なのだが。。。(笑)。最近、「個性」を大事にしていないなあ。。。と反省している。こういう場合はこうしろ、ああしろ、やれ、プレッシャーが入っていないときはヘッディングじゃなくてトラップしろ、と完全にオーバーコーチングになってしまっている。もちろん、自然に「教えたいこと」を盛り込んで、そういう場面を作り出し、「なっ?だからこうだろ?」になるようにはしているのだが。。。それさえ、果たしてどうなのか?さらに言えば、インサイドキックはこう蹴れ、インステップはこうだ、2軸がいいだ、コーディネーション能力を高めろ、左が蹴れなきゃダメ、ウンヌンカンヌン、ウンヌンカンヌン。。。足で扱うという理不尽さを楽しむスポーツだからこそミスが多いのがサッカーで、そのミスを少なくすることが間違いなく上達に繋がることではあるけれど。

     蹴り方で言えば間違いなくいえることは、「ベストプレーをしたときがベストフォームだ!」ということ。これは一人一人が違う。全員が同じ構造のカラダを持っていても、何もかもが全く同じではない。ベストフォームは一人一人違っていい。僕らがやらねばいけないことは、各個人の個性にあったベストフォームにたどり着く時間を早めてあげることではないか?

     その他のことも同じ。できないことがあってもいいじゃないか。できることがよりうまくなればいい。カラダの大きい子はその大きさを活かしし、小さい子は小ささを活かす。足の長い子は足の長さを活かし、短い子は短さを活かす。足の速い子は速さを活かし、判断の速い子はその速さを活かす。その子供にあったBESTなサッカーを組合わせて、そのチームのサッカーを楽しめばいい。科学的という隠れ蓑を着た統計学ではなく、一人一人にあった科学が実践できればいいなあ。目標にしよう。

     個性的な人に、個性的なプレーヤーに。悪人顔でもセクシーならカッコいいぜぃっ!」
     

    大会名は「ああ、上野駅CUP」でどうでしょう? 

     夜に雨が降るらしいが。。。ホント?


     会社に行くとき、僕が乗る電車は上野駅15番線に着く。毎日ではないが、隣の14番線に「北斗星」、「カシオペア」のどちらかが停車していることがある。どちらも札幌から来た寝台特急。今日は「カシオペア」が止まっていた。この季節は車体に凍りついた雪を乗せている。それを見ると「あぁ、厳しい寒さの中を、この電車は走ってきたのだなあ~」と妙に感慨深くなる。

     今年の冬は寒い。関東は、ここのところ寒さも緩み三寒四温が始まった感じもあるが北の地域の春はまだ遠そうだ。大石が昨年夏合宿に行った新潟・津南の雪害のニュースを聞くと胸が締め付けられる。津南だけではない。隣の十日町も魚沼も同じ状況だろう。富山も秋田も山形も。降り続ける雪に悩まされる日々が続いている。

     雪の地域のサッカー少年たちへ。頑張れ!体育館の中でのサッカーは君たちの細かいボールタッチの一助となる。決して決して、ハンデじゃない。信じて信じてボールを追いつづけて欲しい。
     雪の地域のサッカー少年の親御さんたちへ。頑張ってください!送り迎えも大変でしょう。雪下ろしも大変でしょう。僕らは何もお手伝いできないけれど、応援だけは続けます。
     雪の地域の全ての人へ。頑張りましょう。もうすぐもうすぐ春が来ます。

     雪が降らない関東で。いつの日か、雪国のサッカーチームを集めた大会を実現したいなあ。何年かかったとしても。それが、僕らの恩返し。夏に涼しい場所に合宿に行くチーム全体で考えなければいけない何よりの大きな大きな課題だろう。

     上野駅はいい。新幹線が東京駅まで延びたことにより「北の玄関口」の役割はすっかり終えた感もあるが、特急「能登」や寝台車、新幹線の姿を見ると、そこに北陸・東北・北海道の姿がちゃんと感じられる。その電車の発着が、もともとの駅である1階の14~17番線に着くのも、とってもいい(除く新幹線)。昔から何が変わったわけでもなく線路が間違いなく「北」に続いていることが確認できるから。

     「ふるさとの 訛なつかし 停車場の 人ごみの中に そを聴きにゆく」
     そこは間違いなく啄木が「訛」を聞きに行った場所だから。


    アランが好きです。僕は。 

     くもり。やっぱ、お日様がでないと寒いなあ。


    「おまえ若いな。 好きだから知らないうちにいじめてしまう」。
     今日の話が、これで何かわかったら、かなりスゴイ。

    「わたくしは人形ではありません!」。
     まだだろうなあ、フツー。ヒント①サッカーとは何も関係なし。

    「わたしもまた・・・・・あなたが不幸になるならこの世でもっとも不幸な人間になってしまう」
     かなりマニアックな登場人物のセリフ。人気は高い、この人。ヒント②名作マンガ。

    「殺されたって、かまわない!おまえを愛している!」。
     ここまで煽情的な言葉は少女マンガしか使わない(笑)。ヒント③アニメにも劇にもなっている。

    「そのショコラがあつくなかったのを幸いに思え!」。
     わかった人はわかったはず③おっと。「ショコラ」。何語?

    「神よ、、神よ、、、!お、、お!わたしはこんなにも無力だ!」。
     ホント読みながら何回号泣したことか。ヒント④マーガレットで連載されていた。

    「アンドレが待っているから…」
    「フランス万歳!」

     もう全員がわかったはず。男の人でも。ヒント④ちなみにこの言葉は主人公の最後のセリフ。

     今日、駅でボーッと電車を待っていたら、宝塚のポスターが貼ってあるのが目に入って。三井住友VISAシアターとして「ベルばら」が復活するらしい。今回の主人公はオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェではなくて、マリー・アントワネットとフェルゼン伯爵らしい。1月15日からチケット発売。お好きな方はご注意を。したい話は、宝塚の話ではない。宝塚ファンの方、ごめんなさい。

     お前にとってのバイブルを挙げろ!と言われたら僕は間違いなく「ベルサイユのばら」と答える。このマンガを読むまでは、歴史ってカッタリ~としか思っていなかった。100回読んで1000回以上号泣して、以後すっかり歴史好きになった。それから、本といえば歴史モノ最優先という時期が1年以上続いた気がする。おかげで、中学以降、社会のテスト(倫理社会・政治経済・地理も含め)は95点以下は取ったことがない。ちなみに数学は2点というのを取ったことがある(まあ、平均点が14点だったが)。今の自分はベルばらが作った!といってもいい。

     やばい。。熱くなってしまった。言いたい趣旨は違うこと。

     ワールドカップの対戦を「国の歴史」を絡めて見てみるとかなり面白くなる。数日前、オランダ皇太子妃(アルゼンチン人)の憂鬱という記事が某新聞にあったが、地球史レベルで考えれば世界なんて、もともと一つなのだ。人類は一つ、皆、兄弟(笑)。特にヨーロッパは、もうがんじがらめに絡み合ってるといっていい。因縁だらけで、「おいっ!こんないきさつがあるのだから、あの国にだけは負けるな!」のオンパレード。

     民族対立、領土問題、宗教的対立をバックにした戦争の歴史を「肴」にスポーツを見るなんて最低!って?

     そうではない。暗い歴史だからこそ、忘れてはいけないのだ。二度と引き起こさないために、語り継がなくてはいけないのだ。実際に戦時下真っ最中になってしまったらスポーツどころではなくなってしまう。オリンピックでは山下泰裕が泣き、瀬古が泣いた。ワールドカップではピクシーが泣いた。今大会の予選でも、イラクの選手たちが苦しんだ。語り継ぐ意味がなければ、「歴史」という学問は必要が無くなってしまう。

     まあ、選手たちは国の威信をかけて闘うのだから。必死だけどね。
    (見ているほうもそうか、笑)

     フランス対スウェーデンになれば、マリー・アントワネットvs.ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンのプラトニック不倫対決よ?現スウェーデン王室は、ナポレオン帝政崩壊後にフランスを乗っ取ろうとしたのよ?イブラヒモビッチ(スウェーデン)とアンリ(フランス)のスーパープレー対決をそういう視点も入れて子供に「語りながら」みたら、きっと面白いと思いませんか?そういえば、エリクソン・イングランド監督もスウェーデン人だなあ。

     竜馬がゆく に引き続き。今日は「ベルばら」を買って帰ろう(笑)。


    みななろう! 

     晴れ。山中湖村のライブカメラの不二はキレー。。。


     木曜付けのニッカンスポーツの人気ページの1つに「ウォーキング」面がある。内容を紹介すると、売れない・もしくは昔売れてた(笑)芸能人が「写真に耐えられる」風景の土地に出掛けて行き、ウォ-キングするというもの。この記事自体はたいしたことない(笑)。人気があるのは、上に配置されている表。ウォ-キングに適した山が難易度別に紹介されいる。毎週、目的別に変えられており、先々週は「初日の出を見に登ろう」、先週は「初詣に登ろう」。この表を見たくて木曜は買う!という人もいるらしい。

     そして今日12日付けは「富士山を見に行こう」。

     表の中の一つを紹介しよう。「栃木・佐野 三かも山 229メートル 富士見台から関東平野を隔て丹沢と奥多摩の間に富士山が頭を出す。山頂へ足を伸ばせば奥日光や筑波山も望める。雪はない。入門向き。徒歩2時間」。富士山を見に、三かも山に行きたくならない?(笑)。なんで栃木?を紹介したかというと入門向きを選んだだけ。埼玉は難易度の高い、奥武蔵と奥秩父が紹介されている。さすがに今回は静岡・山梨・神奈川が多い。ビックリしたのは富士吉田市の問い合わせ先。「富士山課」。さすが~(笑)。

     富士山は関東地方からは、大抵のところで見ることができる。今の時期、または季節を問わず空気の澄んでいる朝は、よりクッキリと見ることができる。A市からだと、朝、川向こう方面に向けて橋を渡るときにかなりキレイに見える。高さ3776mにしろ、美しさにしろ間違いなく日本一の山だから、その人気は昔から絶大。どこの地域にもある「富士見町」という町名の由来は、その昔、その地区で一番富士山がキレイに見えたから。ちなみに全国に富士見町がいくつあるのか?ネットで調べたが、わからない。。。その町にサッカーチームがあると「富士見サッカー」になるわけだから、その数もきっと凄い。
     
     ん?ライバルチームのHPみたいになってきた(笑)。

     僕も、日本人だから、かなりの富士山好きである。新幹線で富士山が見えると、「うわぁ~!」と声が出るし、車を運転していて「富士山だ!」と誰かが言えば「どこどこ?」と真剣に探す。一日1回は富士山近辺の市町村のHPに行って、「今の富士山」を見るし。ただし、現地には行ったことはない(笑)。近辺も山中湖、河口湖、西湖まで。登ってみたいなあ、富士山に。

     山はいい。山には、その地方の顔があるから。AWAYに行って、その地方の山をバックに試合をすると気持ちがいい。行きたいなあ、色んな山のある土地に試合をしに。赤城山に南アルプス、磐梯山、鳥海山に岩木山。そして桜島。各県の皆様、お誘いいただけませんか~?我がチーム11期生は山さえあればどこでも行きます!こんなこと書くとHコーチに怒られちゃうかな?

     最終的には富士山。でっかい富士山をバックに11期生の試合を見てみたい。子供たちも感動するぞ~、きっと。富士山カップ(県NO1チームは行っているんだよね~)にアタックしちゃおうかな?

     霊峰・富士は不二の山。そして不死の山なのです!日本人にとって。


    ティナ タナー! 

     今日も風が無かったので体感温度は高かった。


     高校サッカーは滋賀県・野洲高校が優勝を飾った。明日のスポーツ新聞には、たくさんの野洲賞賛記事が出るに違いない。セクシーフットボールの話、レスリング出身の監督の話、中高一貫サッカー教育の話。今日のテレビ放送で披露された小学生時のリフティング回数1万500回の話。どれもが、新鮮だし新たな高校サッカーの1ページを飾る話であるはずだ。

     メディアとメディア好きの人たちは、新しモノ好きだから。「技術」の大切さは、もうバンバン、各メディアに踊り、色んなブログに書かれるだろう。

     でも、ちょっと待って。フィジカル、そして心の逞しさは伝えられなくいいものなのか?

     この大会を通じて、野洲のサッカーで確かに目立ったのは、今日の見事なヒールパスに代表されるような目を見張るようなパス回しと華麗なフェイントを入れたドリブルであったことは事実なのだけど。少なくても今日の決勝を見る限り、一番の勝因は「食い下がって、食い下がって、カラダを張り続けたディフェンス」にある。

     僕が見ていて、「野洲、スゲぇ」と思ったのは、基本忠実にカラダを張り続けながらも、心を折らずに勝利を追い求め、技術に裏打ちされたピンポイントのクリア・ロングフィードを送り続けたことだ。どんなに苦しい状況、態勢であっても。華麗なパス回しばかりが話題になるが、こちらのほうが遥かに難しいこと。野洲のサッカーを誤解すると10年前の日本サッカーに戻ってしまう。

     昨日、駅伝から帰ってきての練習で。ヘディングをしなければいけないシーンでエースFWのTくんが首をすぼめてしまった。Hコーチが怒る。「負けていいってことだよな、そのプレーは。周りも何も言わないずに許すってことは、全員が負けていいって思っていることだよな!」。もし、Hコーチが言わなかったら、僕が同じことを1文字の狂いもなく言った、間違いなく。自分で変わろう!弱い自分から脱却しよう!という意識なしでは、技術は身につかない。

     根性論?小学5年生でリフティング1万回は明らかに「集中力と根性」の実証数字に他ならないでしょう?

     今日の練習試合、見事にTくんはヘディングを2本キチンと打った。その後の、動きはキレキレになった。その顔は自信に満ち溢れていた。

     そこから始まるはずなのだ、サッカーは。どんなに機能的な設備や豪勢なインテリアがあっても、シャブコンを使って鉄筋の数が少ないマンションには暮らせないのと同じ理屈。「技術、技術」、「フィジカル、フィジカル」という同じ言葉の繰り返しは「コスト、コスト」に相通じませんか?

     心の逞しさとフィジカルと技術の三位一体の確立こそが、日本のサッカーに今、一番求められていること。そして、プラス自由!

     その意味で、野洲の優勝は革新的ではある。三位一体までは行っていないが、3つの柱がやっと見えてきた。自由もある。鹿児島実業のフィジカルと野洲の技術が融合したチームの出現こそ、未来が見えてくる気がする。少なくても。世界最強のブラジル代表はそういうチームなのだから。

     セクシーでは飽き足らないので。我がチーム11期生は「セクシーダイナマイツ サッカー」を目指します!



    目指せ!箱根。 

     晴れ。スタンドは温かった。無風だからね。

     
     今朝、出掛ける前までは、正直、「冗談じゃねえよ!」と半分怒っていた。「ウチは少年サッカーチームだぞ?何で駅伝に出なきゃいけないんだ?」。駅伝さえなければ、K市の某チーム主催の練習試合に参加できたのだ。大事な大事な初交流になったのに。。。K市との。悔しい。。。そんな思いで一杯だったのは事実。

     自分でも予想できたし、周りのママさん方もそう思っていたらしいのだけど。やはり。行ってみたら燃えてきた(笑)。どうやら、僕も正しい日本人らしい。異常なほどの「駅伝」好きだもの。タスキを次に繋ごう!前の走者の思いを背負って走ろう!気が付いたら、いつもより大きな声で選手たちに声を掛けている自分がいた(笑)。

     A市のスポーツ少年団駅伝レースは3回に分けて行われる。野球、バスケ、バレーボールにテニス等のほとんどの少年団が参加(エントリーしていない団もあったが当然、指導者が手伝いには来ている)。1レース目は女子。2レース目は出走登録順の偶数男子。3レース目は奇数男子。我がチームは6年生で1チーム(奇数)。5年生で1チーム(偶数)の2チーム出し。Nチームは6年で1チーム、5年で2チーム出していた。何チーム出してもいいらしい(その代わり役員をチーム数分、出さなくてはならない)。選手は6人、補欠が4人の10人1単位で申し込みをする。一人1600メートル。1走だけが2000メートル。今年は、競技場内トラックを1周し、外周を周り、再び帰ってきてトラックを1週という道程。

     我がチームの5年生は学校のマラソン大会の結果を受けて、僕が適当に選出した(笑)。今日になって選手登録の2人が欠席。まあ、事前に聞いていたし、勝手に僕が淡い期待を抱いて登録しただけだが(一人は足のケガ。一人は家庭の事情)。結果、1走・2走・3走・4走・5走・6走。補欠も含めてアップ。応援の子はお気楽だが、選手は皆、表情が硬い。かなり緊張しているみたい。

     さて、レース。偶数組はサッカーOチームが飛ばす。ライバルチームが追うも、そのスピードはケタ違い。速い。見ていてビックリ。ちょっと次元が違う。

     そんな中、我がチーム1走も頑張る。9位くらい。5年でその順位は立派。タスキを繋いで行く。全員に共通しているのは、出だしのトラック走が硬いこと。後で聞いたが、極度の緊張のためらしい。帰ってきたトラック走はいつもの走り。そして最終走者が無事ゴール。見事に全員完走。走り終えたヤツは全員がぶっ倒れている。サッカーでは倒れるまでやらないのに(笑)。

     これはいいっ!(笑)。

     息子が言う。「俺さ、今すぐは嫌だけど、またやりたい。駅伝おもしろい」。「俺も」。「俺も」。「俺も」。「俺も」と4人。アンカーだけが「もう絶対に嫌だ。やるとしてもアンカーだけは嫌」!

     これはいいっ!

     奇数組はHチームがダントツの1位。タイムもかなり速い。2位は我がチームの6年だが、ゴールしたときは400メートルトラック1週の差がついていた。2つのレース結果をタイム順に並べ直し、総合順位を決定。1位はOチーム、2位はHチーム、3位ライバルチーム、4位我がチーム6年。我がチーム5年は14位。驚いたことにほとんどがサッカー。全体の1位は県大会切符が与えられるらしい。頑張れ県大会!Oチーム。区間賞も6人中3人がOチーム。だいたい6分を切るくらいのタイム。明らかに1・2位は駅伝の練習をしていた。走り方、タスキの受け渡し方が違ったもの~。

     後で記録をもらって見たが全選手の区間記録と区間順位も出ている。記録係りさんご苦労様です。我がチーム5年の平均は6分50秒くらい。あと1年で一人平均50秒詰めれば、優勝できる。5分間走の記録を見れば実力を出し切れていないことは明白。今すぐでも一人30秒短縮は可能。キチンと練習すれば来年までに軽く1分は詰められる計算。あくまで「取らぬ狸~・・・」だが(笑)。6年の秋の大会が終ったら、サッカーの練習をせずに駅伝にターゲットを絞ろう!(笑)

     駅伝でも県大会に行くぞぉ~(笑)。

     あとで聞いた話だが。優勝しなくても申し込めば県大会に行けるらしい(笑)。でも、どうせなら、A市チャンピオンの称号を持って行こうぜ、県大会に!ちなみに昨年の県大会優勝は市内サッカーチームということは皆が知っているが、市内Kチームが4回・HIチームが5回優勝しているらしい。A市のサッカーは駅伝の名門なのだ!伝統は守らなければいけない(笑)。

     まっ、少なくても来年11期生で3チームエントリーは決まりだな!


    負け上手。 

    底冷えしていた。審判していても寒い。。。


     今日、県NO4チームと隣県Tチームに負けた。新春早々の2連敗。さぞかし悔しいだろうって?とんでもない。内心ウキウキで思わずニヤリと、ほくそ笑んでいる。これで堂々と気合が入れられる(笑)。

     もう何回も書いているが、僕は「勝ち負け」にこだわる。勝負じゃなくて「勝ち負け」だ。もっと言うと「負け」にこだわる。普段から、どうやって負けるか?を考えたりする。こんな言い方すると、まるで森 元監督、野村楽天監督みたいだけど(笑)。そんなタイソウなものじゃないけど、ね。

     敗因の分析というのは、しやすい。なぜなら悔しいから。次に勝とう!と思うから。

     勝因の分析もできるだろうって?いや、勝った時は誰もが有頂天。本来、反省すべき点も「勝ったのだから、いいじゃん!」ということになりやすい。そもそも勝った時には、素直に喜べばいいのだ。勝って兜の緒を締める位だったら、負けちゃったほうが遥かに楽である。

     特に子供はその傾向が強い。筋繊維みたいなものである。負荷がかかれば切れる。しかし、前より強くなって再生する。そして、次は勝つ。また、負ける。そして勝つ。その繰り返し。これが続けば最後は全国制覇できる(笑)。時間さえあれば、ね。まあ、間違いなくその前に卒団してしまうけど。

     一番良くないのが、引き分け。これは、ピントが大ボケしてしまうのでよくない。1回も負けずに予選リーグ敗退すると心の底からは悔しがれないのだ。コーチが「負けだ」といったところで、子供は「負けてないもん!」になってしまう。引き分けで子供を叱ってもこれは無駄どころか逆効果に近い。実はウチはこのパターンが多いんだけど。。。

     少年サッカーで、もっと大人は負けを歓迎しよう。子供達を捲土重来、臥薪嘗胆の気持ちにさせればいいのだ。大人がその気持ちになってしまったら、進歩はなくなる。大人は切磋琢磨の気持ちになればいい。大人は子供のために負けを楽しもう。そりゃ、「横綱相撲」ができるようなチームが理想だが(笑)。それじゃつまらない。燃えてこないもの(笑)。

     学校に帰ってきて。「まだまだ、だな。ほら、隣県Tチームは強かったろ?強いところはたくさんあるだろう?頑張るしかないなっ!」。そう言葉を掛ける僕を、60個のキラキラしてメラメラした挑戦的な目が見つめる。「次は勝つっ!」。その目はそう訴えかけてきた、間違いなく僕に。新春2連敗。4月の全少に向けて最高のスタートを切ることができた。

     今年もいっぱい負けたい!


    心によくて、頭にいい。 

     晴れ。でも寒い~っ!


     僕の両親がエライ!ところは、子供の頃の僕に徹底的に、半ば強制的に読書の習慣を植え付けてくれたことだ。夏休みになれば目の前に、ドーンと僕の前に本を20冊以上おいた母。まあ、もちろん名作ばかりだけど(笑)。父は、厳格な人でいつも怒っていたが(今は違う、笑)“本さえ読んでいれば”決して文句を言うことはなかった。さらに2人ともスゴイのは、僕が読んでいる本にケチをつけることは全くしなかった。そりゃ、与える本は前述のような本ばかりだったが、親父の本棚にある宇能鴻一郎の官能小説だろうが、大藪春彦のバイオレンスだろうが、月刊小説宝石だろうが読むことに関しては絶対にダメとは言わなかった。「世の中に知っちゃいけない知識はない!」が父の口癖だった。

     おかげで、濫読・量読小僧、そしてかなりのマセガキに順調に育った。小学校の図書館の本は、ほとんど読み尽くして学校の側にあった市立図書館で毎日のように本を借りに行った。1時間以上歩く「越境通学」時に、友と別れてからはズッと本を読んで歩いていた(危ないよなあ~)。勉強なんて、ほとんどした記憶がない。今と違ってゲームなんてものはなかったから(中学生になるとスペースインベーダーが登場する)、友達と遊ぶ以外は、暇さえあれば本を読んでいた。中学生1年の時に「青春の門」を読んだのと、栗本薫(中島梓)に憧れて“ワセダに行こう!”と思っていたなあ、そういえば。

     小学5年生くらいになるとサッカー少年の親御さんたちは、「成績」が気になってくるらしい。我が県辺りだと「お受験」組もケッコウいるし。今まで「サッカー命」だった子が「塾のテストがあるので試合に行けません」なん言ってきたりする。僕はそれも否定しない。これも前に書いた。どこで頑張るか?だもの。小学生の時に勉強すれば、その先、楽なのも確か。人ぞれぞれでいい。ウチは違うけど(笑)。

     僕の教育論は「読め!書け!」。小学生の時に絶対やらなきゃいけない勉強なんて「九九」と「漢字の書き取り」程度(と僕は思う)。理科?社会?んなもの、み~んな本に書いてある。ニュートンとアエラでも読めばいい。実証の意味での見学・実験・観察は必要だけど。算数?九九ができりゃな何でもできる。あとは知らなきゃいけない定理・公式を覚えればいい。それだって、教科書を100回読んでりゃ、嫌でも頭に入ってくる。

     ドラゴン桜ではないが、鍛えなきゃいけないのは「国語力」。中学・高校で勉強ができる子に共通しているのは「読む力」のある子(僕の経験上)なのだ。数学の問題を出題者の意図にを考えて解くには「読む力」が必要。英語も「話す」ことは別だが、長文読解と英作文は多少の単語力さえあれば、「読む力」で満点が取れる。知らない単語、構文があっても「読む力」で「こうじゃなきゃ話がおかしくなる」と推測すりゃいいのだ。ちゃんと問題はそう作ってある。

     勉強とはなんぞや?それは、「できなきゃいけないことを減らすこと」ではなくて、「知らないことを減らすこと」。知っていることを駆使して自由な発想で考えられる人が「勉強のできる人」なのだ。そのために小学生のうちに必要な勉強の要素は、「知識を増やす習慣をつけること」と「自由な発想力を失わないこと」と「自分で考える力をつけること」。読書には、その要素の全てが含まれる。「竜馬がゆく」を読破すれば少なくても、江戸末期の歴史を知り、自分だったらどうするだろう?と考えるだろう。決して缶詰めで勉強してテストを受けることでは、そう考えないし、その力は養われない。

     しつこいようだが、「と、僕は思う」(笑)。

     塾もテストもいいけれど。決して否定はしないけど。「心と頭にいい本」を読む。そして自由な発想をしながらサッカーをして、一つの目標を苦楽を共にしながら作る友達が小学生には一番大事な気がするのは、僕が古い人間だからなのかなあ。「んな、甘いもんじゃない!」お叱りを受けちゃうかなあ。。。
     
     まあ、塾も子供の社会だし。そういう時代だし。結論はあやふやがいいかも。

     「竜馬がゆく」が読みたくなった。買って帰ろうっと。


    痛い、ヒドイ、えらい。 

     晴れ。今日は寒い。。。 

     
     サッカーは道具の少ないスポーツだ。基本的には、ボールさえあれば楽しむことができる。本格的に始めたとしても、その数はたかがしれている。正副のユニホーム(パンツ、ストッキングも)、すねあて、スパイク、水筒にお弁当。これにボールがあれば選手は公式戦に参加できる。

     たったこれだけなのに!点数にして11点なのに!子供は忘れるんだよなあ。。。

     僕は忘れ物を許さない風を装う(笑)。ホントは許さないっ!と断言したいのだが、ウチ辺りのバリバリの少年団(このフレーズよく使うなあ、僕)では、まあ、そうも行かない。「コーチ、すねあてを忘れました」と言われれば、「あっそう。じゃあ、試合には出られないね。忘れるってことは出たくないっ!ってことだもんね~」程度の言葉をイヤミったらしく言い(笑)、結局は誰かのを借りさせて、出場をさせる。ただし、わざと「すねあてを忘れたための混乱」が起きるような交代をさせるようにしている。で、一言。「自分だけのことじゃない。チームに迷惑かかるのがわかるだろ?」とキツク全員に戒める。

     強いチームやトレセンチームは、絶対に許さないと聞く。「試合に出さない」ではなく「帰らされる」。本当のことだ。当たり前でしょう。準備一つデキないヤツが、サッカーのプレーの準備をできるはずがない。オフザピッチの第1歩だ。フツーのことがフツーにできなければ、スポーツをする以前の問題だもの。時間厳守、あいさつ、これ全~部、同じ理由によるもの。

     忘れ物がなければいいってものではない。自分で準備をして忘れ物をしない!でなければ意味がない。遠征地に行って、子供が準備をする姿を見ていて悲しくなるときがある。明らかに子供が詰めたのではない丁寧なパック詰めのユニホームを見たとき。。。「怒られたら可哀そう。。。」、「試合に出してもらえなかったらウチの子、泣いちゃうかも。。。」。親御さんの温かい思いに触れて胸がジーンと熱くなる。。。はずないでしょ!なんか今日はイヤミったらしい(笑)。

     「ユニホーム持った?」、「水筒持った?」、「ハンカチ持った?」、「ちり紙(今はティッシュか、笑)持った?」もやめて欲しい。誰かが準備したり、言い含めたりして忘れ物をしないぐらいだったら思い切って「忘れ物をして」痛い目に遭ったほうが、よっぽどいい。「寒いから厚着しなさいよ~」、ちょっと乱暴だが風邪をひいてヒドイ目にあったほうがいい。子供は失敗して学習して行くのだから。何度も繰り返して叱られて成長していくことも、また真実だということをみんなが「忘れ物」している気がするのは僕だけだろうか?

     「自分のことは自分でやる」。これがサッカーが上手くなる第1歩です。

     嫁が昨日から実家に帰っている今日。全部、自分でやらなくては!と意気込んでパーフェクトにこなしたつもりだったのだが。社長の挨拶もある新春互礼会があることを忘れ、リーバイスとGAPのシャツという「いつも通り」の格好での出席をするはめになり「えらい目にあった」僕です(苦笑)。


    新タイトル獲得っ!(笑) 

    のちのち 仕事が休みに!夕方から北小でYくん、Rくん、Hくんで初1対1!


     昨年10月末から11月下旬まで、ホントに我がチーム11期生はツイていなかった。前にも書いたが、Kくん、Iチャンの手の小指の骨折、Hくんの盲腸、Tくんの股関節痛、Sくんのアキレス腱炎、手が治った!直後のKくんのくるぶしの剥離骨折。息子の喘息発病、そして、後で骨折とわかった、これまた息子の左足親指痛。とにかく無理をさせないと思っても次から次に襲い掛かる災厄。僕の家とYコーチの家は玄関に、盛り塩。やっと落ち着いてきたのは12月に入ってから。

     ブログに書いた通り、神頼み、コメントいただいた佐野厄除け大師に行ったかって?11月中は行ってないんだなあ、コレが。何でか?それは11月が「神無月」だからだ。

     神無月には、近くの神社には神様はいない。八百万(やおよろず)の神様達は、みな出雲大社に行ってしまう。お近くの神社には神様はいなくなってしまうのだ。だから、神無月と言う。ちなみに、出雲では11月のことを「神有月」というのだ。これ、ホントのこと。11月に神頼みをするには、出雲まで出向かわなければならない。 七五三を11月15日に行なうけど、実はいないんですよ~、八百万系の神様は。八百万系以外の神様はいるけれど。(旧暦で考えればご在宅中です、全神様が)。まあ、「お大師」さまはお寺だから、行ってもよかったのだけれどね。

     今は師走・12月も過ぎ睦月・1月。もうバリバリに神様はお近くの神社に「ご在宅」中(笑)。ここぞ!とばかりの「神頼み」のチャンス。年末からじっくりと計画準備をして。その殊勝な心意気を神様も酌んでくれたのか、仕事も急遽、休みが取れることに。行ってきました初詣!

     朝9時に11期生有志がホーム小学校に集合。何せお正月だから、来られる子だけだけど。子供は10人が集まった。大人は4人。行き先?県・一の宮まで行ってもいいのだけれど、これまた正月だから無理はしない。みんな家族の予定があるもの。だから行き先は、準ホーム小学校の裏にある「地元神社」。ここなら、歩いて行ける。なんだそこ?ご利益あるのかって?。村の鎮守様を馬鹿にしてはいけない。その地域の神様が地域の子供達を一番面倒をみてくれるのは道理でしょ!ホントかウソかわからないけど、A市の高校が甲子園に行った時は、この神社にお参りしたそうだ(じゃあ、毎年お参りに行けばいいのに…笑)。

     鈴を鳴らして。お賽銭を入れて。2礼2拍手1礼して帰ってくるつもりだったのだが、行ってみて気が変わった。ちゃんと上殿してお祓いを受けてお札までもらおう!としちゃったわけ。そこそこ荘厳感のある鎮守様だし。アルバイトの巫女さんに5000円を支払い、全員で社(やしろ)に上がる。ん?神主さんがいない。作務衣を着たオッサンが一人。神主さん、昨日はいたのだけれど今日はいないらしい(泣)。

     ここから茨の道が始まった(苦笑)。このオッサン、いやオッサンなんて言ってはいけない、前の区長さんが、相当の講釈師。いやぁ~仕切る仕切る(笑)。社殿への上がり方、靴のそろえ方から始まって、座り方にまで言及。玉串の持ち方に15分、礼の仕方を10分、拍手(かしわで)の打ち方に15分。暖房の入っていない社殿の中で、一人一人がそれぞれを練習し、さらに一連の流れのリハーサルを。さて本番!となっても、「今の拍手はダメっ!もう一度!」、「腰をもっと浮かして!頭を下げすぎない!」、「やり直しっ!」。サッカーよりも猛練習(笑)。お参りに行ったというよりも、「正しい神社のお参り作法講座」を受けた感じになってしまった(笑)。

     あまりに「拝んだ感」が薄かったので、下殿してから子供だけでもう一度。鈴を鳴らしてお賽銭を入れお願いと2礼2拍手1礼をさせた。「コーチ、10円でいい?」に対し「ダメダメ、10円は遠縁だろ?御縁があるように5円をつけてがいい。最もいいのは45円。始終御縁があるように」。答える僕に横でオッサンは楽しそうに頷く。

     最後にオッサンが一言。「大会が終ったらまた来なさい。お礼参りを忘れずに」。はいっ、わかりました!(苦笑)。これはこれで楽しい勉強になりました。ありあとあしたっ!

     たぶん、いや絶対に。県NO1チームよりも県NO2チームよりも。今日一日で我がチームが県下で一番「神社作法の上手い少年サッカーチーム」になれたぞぉ!(笑)。もしかしたら日本一かもしれない!これからは試合前に拍手を打つか?(笑)

     あまりに嬉しいので(笑)。そして再度の実戦練習のために。午後は、冷たい雨に打たれても県・一の宮に家族で2礼2拍手1礼をしに行ってしまった。。。


    星に願いを。 

    元日。群馬は晴れ。国立は曇り。レッズが天皇杯優勝!


     あけましておめでとうございます。皆様、本年もよろしくお願いいたします。今年は超注目の女子フィギュアが行なわれるトリノ冬季五輪、そして何よりも僕らが楽しみしているドイツW杯イヤー。日本選手、強いメンタルで試合に臨んで欲しいものです!        

     2006年午前0時過ぎ。息子と二人で除夜の鐘を撞いてきた。行ったお寺は、実家から5分の田舎寺。山の上にあるお寺なので、坂と階段を上りきった時には息がもう上がりまくり。隣で息子はケロッとしている。現役選手には敵わない(笑)。でも、この坂で20人以上を抜き去ったので、0時を迎えてから出掛けたのにもかかわらず、98番目・99番目の鐘をゲットできた。

     最初に撞いたのは息子。直前に手を併せてお祈り。「………」。勢いよく紐を引き、鐘を撞く。青のadidasのニットキャップにアルゼンチンモデルのハーフコートを着て手袋を着て。靴も当然トレシュー。ユニホームは着ていないけど完全なサッカールック。


    「ゴー~~ン~~~~~~~~………。。。」。


     もう一度。手を併せ熱心にお祈り。ニコッと笑い、勢いよく鐘撞き堂の階段を走り降りる。周りにチョビット残る雪と同じように吐く息は、真っ白。「ちゃんとお祈りしたよ!」。


     続いて僕。「ゴー~~ン~~~~~~~~………。。。」。


     二人で無料で振舞われている甘酒をいただく。「何をお祈りした?」と僕。「一生懸命に練習しますので、どうか県大会で優勝させてください、だよ」と息子。ふむ。一生懸命…が付いているところに心の成長が感じられる。そうだよな、単なる仏頼みではなく、自分がどうするか?をちゃんと仏様に伝えられれば、ちょっとは可能性は上がるかもしれない(笑)。「父ちゃんは?」。「3つ。家族が全員、健康でいられますように。我がチームのみんながケガなくサッカーをできますように。そして、いい抽選が引けますように!」。

     帰りはゆっくりゆっくり歩く。明かり一つない山の星空は、まるで降ってくるよう。空を見上げながら、あれが天の川、カシオペア、北斗七星、北極星、すばると冬の星と星座を確認しながら親子で歩く。

     「キレイだね」。「キレイだな」。二人で、もう一度。手を併せて、星に願いを。頬が切れそうな冷たい空気に、まだ鐘の音が響く。記憶に残るいい新年が迎えられた。息子よ。君もいつか子供と鐘を撞き、星空を語って、願ってくれ。

     午後。お年玉を片手に「オモチャ、オモチャ!」とウルサイ娘二人を連れて、ジイちゃんバアちゃんと初売りへ。女の子らしい華やかなオモチャを買うと、店員から「抽選をどうぞ!」と言われる。息子と娘が引くと、なんと3000円の商品券をGET。

     やばい。。。ここで、いい抽選を引いてしまった。。。(笑)

     今年は、いい年になる気がするぞ!頑張ろう。