2004.02.12 Thu
ベンチ見りゃわかる?

「♪よ~く考えよう、○○○は大事だよ~♪」というCMがある。上の娘が、このCMが大好きで、よく口ずさんでいる(親としてはどうか?と思うが…笑)。まあ、アヒルが風呂に入るシーンが好き!という理由なので、安心はしているが(4歳から○○○に固執されたら、たまらないよね、笑)。あのCMを見る度に思うのは、「○○○じゃなくて、よ~く考えるのが大事なのになあ…」ということである。
昨日(11日)、我がチーム3年生が練習試合を行った。県庁所在地・某サッカーさん、隣の市のチームさん、そして永遠の好敵手チーム(向こうはそう思っていないか?、笑)さんを招待しての交流試合である。スコア?まあ、スコアは置いといて。すごく印象に残ったことがある。それは県庁所在地チームさんとライバルチームさんのベンチの様子。
ベンチを見れば、そのチームのレベルがわかるというけれど。それは本当なんだなあ…と実感しまくりの一日になった。
まず、県庁所在地チームさん。試合中、ホントに静かなのだ。ほとんど指示を出さない。じ~っと試合を観ているだけ。これは僕などに言わせると「凄い!」ことである。
一度、試合が始まればプレーをするのは選手。コーチといえども所詮は外野。下手すりゃ野次馬(笑)。外からヤイノヤイノ指示を出すことなく子供の自主性に任せる。それが自分で「考え」、ひいては各々の判断力のUPに繋がる。それは分かっているのだが…。これがなかなかできないことなのだ。つい、「H君~!出せ~っ!」「我が息子、ファーストタッチぃ!」「M君、ドッカン蹴るなあ!」(これでもダイブ大人しくなって、怒ることはなくなったのですよ、笑)等、ついついトルシエ張りの大声を出してしまう。ただ、昨日は途中から恥ずかしくなり、我慢した(笑)。 県南のチームは「ベンチの静かさ」が徹底されていると聞いていたが、実際見たのは始めて。県庁所在地チームの子供達は伸び伸びと自分達で「考える」サッカーをエンジョイしていた。
で、ライバルチームさん。こちらは我がチームに負けず劣らずウルサイのだが(ゴメンなさい、笑)。何が凄いか?というと、その指示のレベルの高さ!
「ホントに3年?」という指示がベンチから飛び、それをキチンと実行する子供たちを見て、「ホントに3年?」ともう1回思う(笑)。ライバルチームの3年生が凄いのは、全員が「次の次のプレー」くらいまで「考えている」こと(そう鍛えているのだろうけど)。コーチもそれが分かっているから、当然、求めるプレーが高いものになる。Hコーチの長男(6年)が、ライバルの3年生のプレーを見て目を丸くしていた…。
「考える」ということ。それが熟考であれ、瞬間的な判断であれ、今の子供たちに欠けていることではないか?と思う。少なくても、我がチームの3年生には今後、「考える」ことを徹底させていきたい。プレー中はイマジネーションたっぷりに「考える」。ゲーム終了後は反省も含め、「次の試合どうするか?」を「考える」。言われたことを実行するだけでなく、自分達で「考える」習慣を持ったチームは必ず強くなるし、一人一人の人間的成長も期待できることは間違いない。
んで、昨日の我がチーム。まだまだ、目の前のボールを懸命に追いかける泥臭いサッカーなのだけど。視野も狭く、個人技もまだまだの3年生チームなのだけど。「考える」芽は育っていました。隣の市のチーム戦(このチームも声の出ているNICEチームです!僕は個人的にこのチームが大好きっ!)。その試合でCBを務めるのK君が相手ゴール前に。「うにゃ?」(コーチ全員)。見事にトラップ、パスして難なく1点。試合終了後、「なぜ、お前があそこにいたんだ?」と聞いたところ、「もう1点を取るために、R君(この試合のもう一人のCBでした)と相談して、僕が上がることにした!」とのこと。アハハっ!いいよぉっ!もう、コーチ陣は用済みかもしれないなあ…(笑)。
練習試合に参加してくれた各チームの皆さん!
また、楽しく「考える」サッカーをやりましょう!
- [2004/02/12 21:53]
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2004.02.06 Fri
アディラー症候群。

最初に書いておきますが、今回は全く中身がありません(笑)。読んでいて腹が立つ人がいるかもしれない…。何卒、お許しを。
adidasという会社がある。みんなが知っている会社である。創業者はアドルフ・ダスラー。アドルフは通称「アディ」なので、アディ・ダスラー。陸上選手だったらしい。弟のルドルフ・ダスラーと「ダスラー兄弟社」を設立し、その後アディ・ダスラーの名からアディダス社となった。ちなみに弟・ルドルフは独立してpumaを創立。兄弟なのですよ、adidasとpumaは(わりと有名な話なので知っている人は多い)。ちなみに日本では10年位前までデサントがライセンスを持って、製造販売していたが、その後adidasジャパンが創設され、現在に至る。最初の社員はほとんどデサントから引き抜かれた。ワールドカップオフィシャルサプライヤー。サッカー日本代表のオフィシャルサプライヤー。個人契約選手多数。早稲田大学ラグビー部オフィシャルサプライヤー(笑)。
前も書いたが、僕は「アディラー」である。いつから?覚えていないが、昔からadidas好きだった。もしかしたら、「勝利を呼ぶ三本線」のコピーにヤラレタのかも知れない(このコピーも35歳以下は知らないだろうなあ)。もう一回言う。僕は「アディラー」である。どのくらい?いや、もう全て。生活に必要なモノでadidasというブランド名が刻んであるモノは絶対に手に入れたいと思っている(マジ)。なんでも鑑定団!に出てくる級のコレクターというわけではないのだが、笑。気が済まないのだ、なんとなく。どのくらい気がすまないのかというと…、
・ adidasのユニホームを着用しているサッカーチームでないと好きにならない! (稲本を応援するためにフルハムの試合を去年は放送があれば、観ていたが、今年は見る気も起きない。←今年からpuma。日本代表のユニホームが変わったら、代表戦さえ観なくなるかもしれない、笑)
・ ふと子供の筆箱を見たら「puma」だった…。いてもたってもいられなくなり、文房具屋20件ほどadidasの筆箱を探して1日かけて回ったことがある。(結局、売っていなかった…。昔はあったのだが。今はどのメーカーも商標を買ってないらしい)
・ 先日、イトーヨーカドーに行ったらadidasブランドのランドセルと学童用の傘が売っていて、思わず子供に買ってやろう!と思ったところ、「バカじゃないの?子供が4年になる時にランドセル買い換えるバカは日本中にアナタしかいない!」とマジに嫁に強くたしなめられ、渋々あきらめた。(傘は「そのうち買ってやるぞ…」と密かに目論んでいる、笑)
・ 正月、隣の県のプレミアムアウトレットの「adidasショップ」に行った時、「1万5千円以上お買い上げの方に、adidasロゴ入りオイル缶プレゼント」キャンペーンをやっており、なけなしの小遣いを使い果たしてオイル缶を手に入れた。
・ 審判用の腕時計に!と誕生日に嫁さんからadidas SFX100を買って貰った。うれしかったが、自分の全身を見回して、左の腕時計だけがadidasではないことが悔しくて仕方なかった。どうにも我慢できず翌日には、有楽町ビックカメラでadidas時計を買った(これには後日談あり。聞きたい人は直接どうぞ)。
・ 我がチームのコーチジャージがpumaなことが実は悔しくてならない(笑)。きっと5年後くらいに新しいモノを作るだろうと信じ、今から団内の根回しに走っている。
・ 子供がクリスマスプレゼントに「イタリア代表のレプリカが欲しい」と言ったのを「えっ?んなもの、絶対ダメ!」と必死に説得(今はpumaなんだもの)。しかし、失敗。涙を浮かべながら、お台場のグランドームで買ってきた。
もう、病気である(笑)。ちなみに手帳もadidas。普段着もadidas(最近、ジーンズも出たが、これは別のこだわりでLevi'sです)。ファミリーマートのadidasコーナーさえチェックを怠らない(これだけadidasという文字をワードで叩いていたら幸せな気分になってきた♪)。実は今日、新しい日本サッカー協会のビル内にあるフットボールミュージアムに展示してあるW杯フランス大会で岡田さんが使用した時計(当然、adidasブランド)を見に行って大感動してしまった。
ただし、仕事ではそれを明らかにしていない(笑)。それを言ったら日本最大の国産メーカーM社のM部長及び宣伝担当に出入り禁止を食らってしまう(笑)。
そのうち、ここでadidasショップガイドでもやろうかな?(そうなると軽井沢と御殿場に行かなくては!という気持ちになってきちゃう、笑。)
- [2004/02/06 21:57]
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2004.02.05 Thu
超一流!

予算期である。会社では、やたらと会議。そして、その為の書類を作らされている。あまりに多くて「もうイヤっ!」を通り越して、集中力なくボォ~ッと会議に参加する日が続いている(疲)。今日もそう。(眠い…)と思いながら、トータル会議時間、4時間。もう拷問である(笑)。最後の(あくまでも今日の、です…)会議で、あ~でもない、こ~でもないと話し、何気なく握っている鉛筆に目が行った。三菱鉛筆。
「三菱鉛筆って、僕らが子供の頃、ドリフをキャラクターに使った人形プレゼントキャンペーンをやってたよね?」と何気なく発言したところ、大反響を得た(笑)。もう会議そっちのけで、そのキャンペーンの話になった(キャンペーンの名前はあえて書かないです)。「全種類持ってた」、「一番人気はカトちゃんだった」、「机の中が使いもしない鉛筆だらけになって母親に怒られた」等、議題とは全~然っ、関係ない話で盛り上がり、30分ほど昭和40~50年代・懐かしグッズ話に花が咲いた。
何が言いたいか?というと、『記憶とモノは繋がっている』ということ。
年末、イチローが日本に帰ってきて、「野球教室」をやったのをテレビのニュースで見た。最後に、お決まりの質問コーナー。「どうやったら、イチロー選手みたいに上手になれますか?」。イチローは答える。「道具を大切にしよう!」。ここまでは普通。僕も普段から言っている(笑)。超一流はここからが違う!(いや、決して僕が一流という意味ではないです、念のため)
「キレイな道具を使った良いプレーは記憶にハッキリ残る。そのイメージでプレーが次もできる。道具が汚いと絶対、記憶に残らない!記憶が拒絶する」。
深~い。かつ、判りやすい!さすが超一流!思わず唸った。「モノは大切に!」「道具を大切にしないヤツは上手くならない!」。「じゃあ、なぜ?」って子供に聞かれたら、イチローみたいに答えられますか?(結構、みんな答えているのかなあ…)。僕には無理。というより無理だった(次の日から、さっそくイチローの言葉を借りました、笑)。「感謝の気持ち」「買ってもらえた有り難味」の部分も大切だし、分かってもらわなければいけないことだけど。どうしてもその方向に走ってしまいがちだけど。全ては自分のために。自分が上手くなるために。記憶がモノに確実に繋がっているメカニズムを上手く利用して。凄く、科学的です。そして何よりも。キレイなボールとスパイクは、やっぱ気持ちいいよね。
で、会議。いいアイディア出たかって?我々も、さすがは、超三流!所詮は記憶も「鉛筆からドリフ」のメンバー。盛り上がるだけ盛り上がって、何の進展もなく終わりました。明日も、会議で~す…。(誰かそのキャンペーングッズを持ってたりしません?そしたら、また盛り上がれるのだけど…笑)
- [2004/02/05 22:00]
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