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    生ベッカム! 

     曇り時々晴れ


     僕の会社は東京にある。通勤時間は「行ってきま~す」と言ってから約1時間半。毎日が小旅行みたいなものだ。だから、会社のある駅に付く頃には「だりぃ~」という気持ちでいっぱい(笑)。夏の時期は、はっきり言って、もう地獄だったりする。今朝。30度を超えると天気予報で言っていたので、いつもよりも、もっとタラタラしながら駅に到着。階段を上りきって、ふと横をみるとパトカーが20台以上並んでいるではないか。「何があったんだ?」。何年か前に同じような光景を、この駅で見たのは「例の宗教事件」の時。「まさか…」。とにかく会社に着いてから…と思い会社に急ぐ。すれ違った、どこかの制服OLの声が聞こえた。「小学校にベッカムが来るんだって!」。

     David Beckham?元スパイスガールズのビクトリアといつも手をつないでいる、ベッカム?ファーガソンにスパイクぶつけられて、仲悪くなって、レアル移籍が決まった、あのベッカム?ひぇ~!いいなあ、この小学校の子達は。どうして息子が通っている小学校じゃないんだ?などとバカなことを考えながら会社に着くと、もう社内はその話題で持ち切り。やれ11時半からサッカー教室が始まる、やれ11時にホテルを出る、どっちの入り口から小学校に入る…。特に女性陣はもうたいへん!ビクトリアは青山に行くはずだ、だからベッカムは一人で来る、とかなんとか。もう、ベッカム夫妻のスケジュールに凄く、皆、やたらと詳しい(笑)。

     11時半になったので、じゃ、近いのだから見に行くか!と会社を出た。いやぁ~ビックリした。すっごい、人、人、人。なんか凄い事になってきた、と思いながら学校のフェンス前の、もう、何十分も待っているであろう、お母さん軍団の後ろに並んだ。待っている間、前の子供は暑さでビィービィー泣くし、OLに足を踏まれるし…。さんざんな目にあった。待つこと約1時間。やっと出てきました、サムライヘアBECKHAMが!見えたのは一瞬。そのあと、後ろのOLの突撃を喰らい、危険を感じて、すぐ会社に戻った。

     会社でテレビ中継を見ながら思ったのこと。もし小学校の中でサッカーをやっている子がいたとしたら、もう夢見心地だったに違いない。明日からの練習へのモチベーションも急上昇に違いないだろうと。ベッカムの今回の来日は、エステ屋さん「TBC」と電話屋さん「ボーダフォン」とお菓子屋さん「明治製菓」が企画したもの。広告会社の電通・博報堂も入り乱れ、えっらい、巨額のマネーが動いているはず。大人になると、どうしても、そういう目で見てしまう。でも、小学校の生徒はそんな目でベッカムを見ずに、世界のスーパースターに会えたことでサッカーをより好きになったはず。そう考えると、日本代表もこういうことを、もっとやってくれないかな?と思う。中田さ~ん、中村さ~ん、稲本さ~ん、中山さ~ん!全国の小学校はいつでも貴方たちの来訪をお待ちしていますよぉ~!

    サボる=フトる。 

     くもり。
     

     僕は太りやすい体質で、放っておくと「あっ!」という間に太る(笑)。甘いものが大好き!ということもあるのだが、本当に「どどっ!」と太る。現在の体重は72kg。今から8年くらい前は90kg。油分控えて、運動して今の体重に落ち着いた。この地に引っ越してきてからは、毎朝6時に起きて40分ウォーキング。歩かないと太るから(笑)。ところが眠くて、5月の末から今日まで一日も歩いていない…。このままではヤバイ…と思っていた矢先の話。

     おととい、14日の低学年チーム本部長杯決勝大会。「なんかウチの息子いつもにも増して動きがニブくないか?」。もともと機敏なタイプではない。はっきりいって鈍い方。でも、今日は特別ニブい…。「こ、これは…」。不安的中。3試合目になると足が完全に止まっている。走れない。家に帰ってきて、寝る前に体重を量らせたら「ゲゲッ!」というところでデジタル表示は止まった。

     ここで、ちょっとウチの息子の紹介。デカイ。その表現がピッタリ。縦にも横にも大きい。生まれた時4320g。当然、帝王切開。生まれ出た時の医者の言葉は「こりゃ、無理だ。出て来るはずがない」。以来、そのままデカイ。低学年チームのユニホームを着るとチビTを着たグラビアアイドルみたいになるので、仕方なく6年生からユニホームを借りている。
    「大きい」=「いいこと」ではない。筋肉・骨の成長などは他の子といっしょ。だから、他人よりも重い体重を支えることはカラダに無理強いをすることになる。と言って今の時期に筋トレなんかさせるわけに絶対行かない。成長期の子供に食事によるダイエットなんか、論外。とにかく人一倍食べる!(昨日も餃子15個にチャーハン一皿、スープにサラダを食べていた)。歩くことが一番いいのだが、幸か不幸か「学校」が近い。

     そんな理由で、仕方がないので朝6時に起こして一緒に歩いていた。「サッカーのために凄いわね」なんて言われるが、そんな星一徹じゃあるまいし(笑)。単にカラダのためだけです。功を奏して、少しスリムになって動けるようになってきていたのに、ここのところ。僕が朝起きられなかったばっかりに…。僕が太る前に、息子が太ってしまった(笑)。反省。明日から、起きようっと。7月のチビッコ大会では、もうちょっとスリムな息子をお見せできると思います。
     
     ただ雨が降ると歩けないんだよなあ…梅雨だしなあ…。

    子は親の鏡 

     大雨!季節外れの「台風」余波。

     
     負けちゃいましたね。昨日、日本。きっと昨夜は、渋谷・青山あたりは若者たちのサッカー談義の声でいっぱいだったことでしょう.。勝っても負けても、サッカーが沢山の人の話題に上がることはいいことだ♪。ウチでも家族全員で見てました。嫁もフル代表戦ともなると気合が違います。息子(小3)には代表レプリカを着せ、長女(3歳)にはスヌーピーが代表ユニフォームを着ている絵が書いてあるTシャツを、次女には(1歳)取りあえず、青い服(笑)、自分は昨年キリンのキャンペーンで当てた「勝ちT」を着てのTV観戦。「行けぇ~!」だの、「打てぇ~!」だの、大盛り上がりでした。

     専門的解説は評論家及びメディアにまかせるとして、ウチの中で子供に思いされたことを一つ。小3ともなるとTVに向かってコーチングを始めます。以下、そのコーチング実況中継。

     「ダメだよ、シュート打たしちゃあ!しつこくマークしなけゃあ!最後に足出せよぉ~!」(うん、その通り)
     「打てるじゃん 、シュート打たなきゃ点入らないぞぉ~!」(うん、うんその通り)

     「オガ○○ラ、もっと回り見ろよ~っ。逆サイ待ってるぞぉ~!持ちすぎなんだよぉぉぉ」
    (まあ、そうだな)
     「プレス遅いよ~。一人は誰か行かなきゃぁ~、すぐに!」(うん、うん、うん、その通り)
     「韓国の中盤しっかり、プレスかけてんじゃん!しかも3人で」(おおっ!そこまで判るか!)
     「サイド振れっ!韓国の方が広く使っているぞぉ~!」(うん、うん、うん、うんその通り)
     「ア○ジョ○ファ○、ユニホームをちゃんとパンツにしまえぇ~!」(そうだよな、うん?)

     「オフサイじゃないよ~、今の。よく見ろよぉ~」(中山の飛び出しを見て)(まあ、ビミョーだったな…、あれっ?)

     子は親の鏡。これは全部、普段僕が大声で言っていることなのです、きっと。コワイなあ~、やっぱ影響されるんだなあ、わかってはいたけれど。特に最後のフレーズなんかは、ハッキリ言って審判への批判です。「審判に逆らっちゃダメだよ」「審判のいうことは絶対だよ」等、普段から言っているくせに、知らず知らずのうちに出ているんだろうなあ、そうとも取れる発言が。素直に反省。しかも、こう読み返してみても、プレーに対しての批判的発言ばかり。誉め言葉がないっ!結構誉めているつもりなんだけど。。。やっぱり、1:9くらいの割合でもっともっと誉めてやらねば。うん。
     
     と、いうわけで日本は負けたけど、僕にとっては非常に意味のある日韓戦でした。僕もがんばんなきゃ。代表もガンバレ!ついでに河原も(終了後、日テレにしたら、また打たれていた…。嫁さん大喜び←阪神ファン、というより星野仙一ファン、笑)。